JPH02126157A - ヒトトランスフォーミンググロースファクターβの免疫学的測定方法 - Google Patents

ヒトトランスフォーミンググロースファクターβの免疫学的測定方法

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JPH02126157A
JPH02126157A JP27738288A JP27738288A JPH02126157A JP H02126157 A JPH02126157 A JP H02126157A JP 27738288 A JP27738288 A JP 27738288A JP 27738288 A JP27738288 A JP 27738288A JP H02126157 A JPH02126157 A JP H02126157A
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JP
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antibody
monoclonal antibody
labeled
growth factor
transforming growth
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Kuniyo Inoue
國世 井上
Tadashi Hara
正 原
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Tosoh Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ヒトトランスフォーミンググロースファクタ
ーβ(Transrorming Growth Fa
ctor  β。
以下 T G F  βとする)を特異的に認識するモ
ノクローナル抗体を使用し、た試料中のヒトTGFβの
測定方法に関するものである。
ヒトTGF  βは、112個のアミノ酸残基で(!〜
成されるポリペプチドの2量体で、分子量23000〜
25000の蛋白質であり、ガン細胞、肝龜細胞、(共
推芽細胞、T細胞、B細胞、血青内皮細胞など多種の細
胞増殖に関して負の制御因子として機能している。また
ヒトTGF  βは、血管形成を誘導17結合組織を増
殖させ、またコラゲーンの生産を増強し骨形成を促す作
用もある(1ンoberLs、A、B、ct al、、
Proc、Natl、Acad、Sc1.USA。
8:L4167−4171.1980)。さらに近年ヒ
l−T G F  βは、細胞増殖に依aしないで動脈
硬化症を引き起こす原因物質の可能性も考えられている
(星宏良実験医学、G、0.73−74,1988)。
一方、癌患者尿中にβタイプのヒl−T G Fか多量
に1ノ1.泄されているとの報告もある( N15hf
+ura、R,at al、、jpn、J。
Cancer I?cs(Gann)、77.560−
567.1986) o従って尿中あるいは血i(k中
に遊離したヒトTGF  βを測定することにより、癌
等の病理診断へ適用できる可能性かある。
(従来の技術) ヒl−T G F  βの測定法としては、ヒトTGF
の有するN RK 49細胞、AKR−2B細胞及びB
a1b/c3T3細胞のコロニー形成能に基づいて行う
方法が知られている( As5otan、I?、に、e
tal、、NaLure、309,804−806.t
984;Massaque、J、etal、  J、l
3io1.Chem、2G0.4551−4554.1
985;VonZoelcn、lE、J、et al、
、J、Biol、Chem、、2G1.5003−50
09.198G;Morlta、H,ct al、、G
ann、75,403−409゜1984)。
(発明が解決しようとする課題) 従来知られたヒトTGFのコロニー形成能に基づく測定
方法においては、繁雑な操作を必要とし定量性に欠ける
問題がある。
本発明者らは従来技術の課題を解決し、操作性が簡便で
測定感度の高いヒ)TGF  βの測定方法を提供する
ことを目的とするものである。
(課題を解決するための手段及び作用)本発明者らは上
記課題について鋭意検討したところ、モノクローナル抗
体を使用することでこれら課題を解決することを見出し
、本発明を完成させた。
即ち本発明は、ヒトTGF  βを特異的に認識するモ
ノクローナル抗体で、 ・固相に固定化されたモノクローナル抗体(1)・j票
+liされたまたは標識されていないモノクローナル抗
体(II) 及び標識されていないモノクローナル抗体(II)を使
用した場合には、モノクローナル抗体(II)を持5°
(的に認識する標識された抗体を試料と反応させ、固相
又は液相の標識を直接的または間接的に検出することを
特徴とする試料中のヒトTGFβの測定方法にある。ま
た本発明は、ヒトTGFβを特異的に認識し、固…に固
定化されたモノクローナル抗体(1)、標識されたヒト
TGF  β及び試料とを反応させ、固相又は液相の標
識を直接的または間接的に検出することを特徴とする試
t−1中のヒトTGF  βの′A−1定方法にある。
本発明方法において、用いられるモノクローナル抗体は
、それ自体公知である方法(G、Koh l e r&
C,Mi l s t e i n。
Nature、256,495.(1975))に準じ
て作製することができる。
以りの方法により、ヒトTGF  βを特異的に認識す
る複数種のモノクローナル抗体を得ることができた。そ
れぞれの抗体は、]]0−7〜0−11という結合定数
の高いものが得られた。
従ってこれらのモノクローナル抗体を使って、ヒトTG
F  βをサンドイツチ法。競争法などにより定量的に
免疫学的に4(す定することが可能となった。
例えばサンドイツチ法の場合は、抗体及び試t31の添
加順序には特に限定はなく、又、固相と液相との分離回
数にも制限はない。即ち、試料、モノクローナル抗体(
1)、(TI)を順次反応させても、同時に反応させて
もよい。モノクローナル抗体(II)は、標識されてい
てもいなくてもよい。
標識されている場合は、反応後、その標識を同相又は液
相において検出すればよい。標識されていない場合は、
モノクローナル抗体(II)を特異的に認識する抗体を
添加し、その標識を検出すればよい。このときの抗体は
、例えば抗1gG抗体なと′かあけ゛られる。まt二、
ヒトTGF  βは2皿f本I、X1.5をとっている
ため、モノクローナル抗体(i)、(II)は同じ抗原
決定部泣を認識するものであってもよいか、異なるもの
の方が好ましい。
また競争法の場合、固相に固定化されたモノクローナル
抗体(1)に々・■し、標識されたヒトTGF βと試
料とを同時に反応開始させる必要がある。そのため、も
し標識されたヒトTGF  βと試illとを同時に添
加できない場へは、先に加えたものか反応しない工夫を
するべきである。例えば、一方を加えた時点で凍結乾燥
すればよい。
本を明方法に用いられる抗体を固相に固定化する方法は
、公知の方法を採用でき、同相としては例えば、ポリス
チレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネ
ー1= 、セファ0一ス粒子。
ラテックス、アガロース、セルロース、ポリメタアクリ
レートなどが使用される。また抗体の標識化の方法とそ
の検出方法もなんら限定されるものでなく、公知の方法
により標識化および検出することができる。標識として
直接的に検出されるものとしては、たとえば放射性物質
、蛍光物質などがあげられ、間接的に検出されるものと
しては、例えば酵素などがあげられる。酵素として具体
的には、ペルオキシダーゼ、β−D−ガラクトシダーゼ
、アルカリホスファターゼ、ウレアーゼ、カタラーゼ3
 β−グルクロニダーゼなどがあげられ、3   12
5   131 I 放射性物質と17では、 H,I。
、−か、蛍光物質としては、例えば、フルオレスカミン
、フルオレッセンチオシアネート、テトラロダミンイソ
チオシアネ−1・等があけげられ、常法によりモノクロ
ーナル抗体に結合される。
競争法で用いられる標識されたヒトTGF  βのJj
Ij方法も、公知の方法に1.たがって化学的にQ、1
76させればよく、標識物質として例えば上記で説明し
たものが使用できる。しかしながら、標識物′はは」二
足物質に何ら限定されるべきものではな(1゜ 測定に使用される試薬は、上記物質以外にも、)λ質、
溶解剤、緩衝剤、洗浄剤1反応停止剤等の公知の試薬が
用いられる。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように本発明によれば、(1)
試料中のヒトTGF β濃度は、0.1〜32 (1n
 g / m lの範囲内で′A11l定することがで
き、(2)従来法に比べて極めて簡便な操作で短時間に
、かつ感度よく多数の検体の測定が可能である。
(実鞭例) 以下に本発明の詳細な実施例を説明する。しかし、本発
明はこれら実施例のみに限定されるものではない。
実施例1 (八)抗原感作動物細)13の調製 Ba1b/aマウス(♀)をヒI−T G F  βで
免疫した。免疫は、マウスの腹腔にフロイントの完全ア
ジュバントとヒトTGF  β100μg/匹とを乳化
させた試料100μlを投与した。2週間後に追加免疫
と1.てヒトTGF  β100μg/匹をフロイント
の不完全アジュバントと乳化させたちの100u lを
マウス腹腔に投与した。
1週間後最終免疫としてヒトTGF  β100B g
 /匹をリン酸緩衝化生理食塩水(0,85%NaCI
含イ’j’0.01%リン酸緩衝液、pH7,2:以下
PBS)に溶解したもの100μmを腹腔内に投しノシ
た。3日後この処置マウスの牌;1・aを無菌的に取出
した。15%子牛脂児血清(以上1’59.;FC8と
省略する)を含むDMEMIOm lを注射器で吸い取
り27ゲージの注射針をつけた。肺臓を氷冷しておいた
デイツシュに入れ、l+ !1・j針で故か所穴をあけ
た。注射針を差し込み還流し肺臓細胞をデイツシュに流
出させた。流出液をナイロンメツシュで濾過し遠心チュ
ーブに入れ、11000rpで〕O分間遠心分離して上
澄をすてた。細胞ペレット中の赤血球を0.15M塩化
アンモニウム溶i&(1mMエチレンジアミン4酢酸−
2ナトリウム塩(以下EDTAと省略する)を含む0.
01M炭酸緩衝液、pH7,2)で溶血させ遠心分離し
、さらに細胞ベレットをDMEMで2回同様に遠心洗浄
して肝細胞とl−た。
(1ミ)骨髄腫細胞の調製 ・;゛j髄肺肝細胞してはB a l b / Cマウ
ス由来の8−アザグアニン耐性株として、S P 21
0Ag1.4(以下5P210と省略する)を使用した
。細胞融合を行う1週間前まで20 B g / m 
1の8−アーザグアニン、15%FC3を含むDMEM
で培養し、その後細胞融合日まで15%FCSを含むD
MEMを使用した。細胞融合直前に、S P 210は
無菌的にD M E Mで1100Orpで10分間遠
心洗浄を2回繰り返l−調製(7た。
(C)細胞融合 」二足(A)で調整した11A!臓細胞と上記(B)項
で調製lまた骨髄腫細胞を5:1の割合で混合遠心(1
000rpm、10分)し細胞ベレットを集めた。遠心
チューブを軽くたたいて細胞ベレットを壁面にうずく広
げた。その中に37℃に暖めておいた5 096 P 
E G (M E RK社製ポリエチレングリコール4
000)を含むDMEM溶液0.5mlを遠心チューブ
を回12ながら少しずつ滴下した。]−9分ゆっくりと
遠心チューブを回転させ混合した後、30秒に1mlの
割合で遠心チューブを回転しながら37℃に加湿してお
いたDMEMを10回加えた。つぎにFe2を2mlゆ
っくりと入れ、1.000 r p m 、  10分
間遠心した。細胞ペレットを1596FC3とlXl0
   Mヒポキサンチン、4X10   Mアミノプテ
リン。
1.6X10   Mチミジンを含むDMEM (以下
HAT培地と省略する)で2回遠心洗浄(1000rp
m、10分間)した。この培程液を06well  p
late (Falcon#3042)に5×105細
胞個/ウェルになるように200μlずつ分注した。3
0目ごとにHA T培地を1007zl/ウエル交換し
た。3週間後からは、1.X10   Mヒポキサンチ
ン。
16X10Mチミジンと1596 F CSを含むDM
EM (以下HT培地と省略する)を培地交換に用いた
(1))ハイブリドーマの選択 96ウエルブレー1・に細1泡コロニーが認められる1
0日[]前後から固+11酵素免疫/III定法を行い
、培養上清に抗ヒトTGF β抗体が存在するかどうか
調べた〇 96ウエルイムノプレート平底(インターメッド社製)
に、ヒトTGF  β2 μg / m 1を50μl
/ウエル分注し、37℃で1.5時間静置した。ウェル
に残っている溶液を除去し、PBSに0.04%ツイー
ン(tween)−20を含んだ溶液(以下PBS−T
)で3回洗浄した後、0、+9.’;ウシ血清アルブミ
ン(以下BSA)を溶解17たPBS−T溶液300μ
lを各ウェルに加えて、37℃で1.5時間ブロッキン
グ処理した。
つぎに各ウェルに上記培養」ニ清を100μlずつ分注
し37℃で1.5時間静置した。これらのウェルをPB
S−T溶液で3回洗浄した後、ペルオキシダーゼ標識ラ
ビット抗マウスIgG抗体(ジャクソン社製)4000
倍希釈を50μl/ウエルずつ分注し、37℃で1.5
時間静置した。PBS−T溶液で3回洗浄したのち、基
質溶液(1,2952,2−アジノジ−(3−エチルベ
ンズチアゾリン硫酸)−ジアンモニウム塩(ABTS)
及び0.01%過酸化水素(H2O2)を含ri t 
ル0 、  I M ’y エン酸緩1ift(pH5
,1))を呂ウェルに100μm添加した。30分間室
温で放置し、200mMシュウ酸溶液を100μmを加
えて酵素反応を停市させた。415n口1での吸光度を
測定し、酵素活性が認められたウェルに抗ヒトTGF 
 β抗体を産生ずるハイブリドーマが存在することがわ
かった。以上のようにして、抗体11iの強い抗体産生
/%イブリドーマを取j1、Iした。
(+7)コンデンヨニングメデウムの調整26ゲージの
+4−、射針をつけた注射器に10m1の冷蔵しておい
た0、34Mザッカロース溶液を吸い取った。B a 
l b / cマウス(♂)をを椎脱臼させ、無菌的に
腹腔内に上記溶液を注入した。
注入後5分以内に左側腹部に18ゲージの注射針をっけ
氷冷しておいた注射器にて腹腔内溶液を回収した。水冷
しておいた遠心チュー・ブに上記回収液を流し込み、1
000 r p mで5分間遠心分離した。遠心後上清
を廃棄し、細胞ベレットに15背δFC3−DMEMを
加え攪拌しプッシュに入れた。37℃、5%炭酸ガス濃
度+ 959o湿度で−晩培i$シた。培養」1消を集
め、0.2211mのメンブレンフ、イルターで濾過し
、これをコンデショニングメデウムとした。
(Iご)クローニング 抗体産生を認めるハイブリドーマについて限界希釈法を
用いて単一クローンにした。上記(E)項で作製したコ
ンデショニングメデウムを1ml含むHAT培地20m
1を用意した。クローニングしたいハイブリドーマ細胞
を各ウェルに1個になるように上記培を液中に調製し、
200μl/ウエルずつ06ウエルプレート(Falc
on# ’3042 )に分注した。培徨10日目前後
から!(It Ill m口二一が認められるウェルに
ついて、上記(1))に記載した固用酵索免疫alll
定法に僧じて抗ヒ1− T G F  β抗体産生ハイ
ブリドーマを選択し、さらに111度クローニングを繰
り返し単一ハイブリド−マを樹立した。
(G)抗ヒl−’r G F  β抗体の精製Ba1b
/cマウス(♂)6〜10週令の腹腔にブリスタン(2
,6,10,14−テトラメチルペンタデカン)を0.
5ml/匹投与した。2週間後上記(P)で?1すられ
た抗ヒトTGF β抗体産件ハイブリドーマ株をマウス
腹腔内に各クローンについて2×106細胞個/匹移植
した。10111]前後に生成した腹水を、18ゲージ
の注射針を腹腔に差し込み、1/20量の0.2M−E
DTAをいれた遠心チューブに滴下させた。遠心チュー
ブを4000rpmで10分間遠心し、上清を集めた。
採取した上清を50%硫酸アンモニウム沈殿分画法にし
たがって粗精製し、0.05%アジ化ナトリウムを含む
PBS溶液に透析後、イオン交換クロマトグラフィー、
ゲル濾過をおこない精製した。メルカプトエタノール還
元下での12%5DS−ポリアクリルアミド電気泳動で
1本の重鎮と1本の軽鎖の2本のバンドになったことて
抗体の純度を確認した。
(1]〉抗ヒトTGF  β抗体の固定化未処理マイク
ロタイタープレート(96ウエル・ヌンクプレート、イ
ンターメッド社製)の各ウェルに0.1M炭酸ナトリウ
ム緩衝液(pH9,6)に溶解した3μg / m l
のマウス由来の抗ヒ)TGF  β抗体(名称Aとする
、結合定数10  )の溶液200μlを加えて、4℃
−夜インキユベートした。次に、各ウェルの溶液を除去
し、リン酸緩衝化生理食塩水(0,85%NaCI D
 M Olo 19o リン酸M d+r i&、pH
7,2:以下PBS)に0.04%ツイーン(twee
n)−20を含んだ溶液(以下P B 5−T)で3回
洗浄した後、Ol】96ウシ血清アルブミン(以下BS
A)を溶解したPBS−T溶液300μmを各ウェルに
加えて、4°Cでブロッキング処理しそのまま保存した
(1)西洋ワサビペルオキシダーゼ(以下HRP)標識
抗体の調製 0.3M!r!炭酸ナトIJ ウムWThj液(pH8
,1)に溶解したH RP溶液(5m g / m 1
 )に1%1−フルオロ−2,4−ジニトロベンゼンの
エタノール溶li&0.1011を加え、室温にて1時
間反応させた。その溶液に0.06M過ヨウ素酸ナトリ
ウム1.Omlを添加し30分反応させた。未反応の過
ヨウ素酸ナトリウムを0.16Mのエチレングリコール
1.Omlを加えて除去した後、0.01M4iシ酸す
トリウム緩衝液(pH9,5)て透析した。次に、マウ
ス由来抗ヒl−T G F  β・モノクローナル抗体
(モノクローナル抗体Aとは異なる抗原部位を認識する
もの、結゛合定数10  ” O)5mgを加えて5〜
6時間反応サセす。水素化ホウ素ナトリウム5mgを添
加して4°C中で一夜放置した。この後、未反応の水素
化ホウ素すl・リウムを除去するため、0.85%塩化
ナトリウムを含む10mMリン酸ナトリウム緩衝液(p
H7,1)に対して4℃で一夜攪拌しながら透11r 
l、た。上記反応物をT S K−ゲルG−3000S
W(東ソー株式会社製、商品名)を用いて高速液体クロ
マトグラフィーにて精製し、HRP標識抗体とした。
(J)試11中のヒl−T G F  βの定量本実施
例中の(11)で記述した方法で作製したマイクロタイ
タープレートを室温にもどし、PBS=T溶液で洗浄し
た後、ヒトTGF βを含む標亭試料を各ウェルにそれ
ぞれ20μl加えた。っぎに本実施例(1)で得たHR
P標識抗体をPBS−T溶1tJi、で希釈し、各ウェ
ルに2001!1ずつ嵩加した。そのまま室温で3時間
インキュベートした後、溶−液を除去しPBS−T溶液
で3回洗浄した。それに、1.2% 2,2−アジノジ
ー(3−エチルベンズチアゾリン硫酸)−ジアンモニウ
ム塩及び0.01%過酸化水素(H2O2)を含有する
0、1Mクエン酸緩衝液(pH4,1)から成る基質溶
液を各ウェルに200μl添加し、室温で30分間酵素
反応させた後、200mMシュウ酸溶dkを100μm
加えて酵素反応を停止させた。上記マイクロタイタープ
レートの各ウェルについて、波長415%m、対照波長
492nmの吸光強度を自動マイクロタイタープレート
リーダー(東ソー株式会社製、MPR−A4、商品名)
で71!lI定した。結果を表1に示す。表から明らか
なように、試料中のヒトTGF  βは0.323〜3
20 n g / m +の範囲で定量できることが確
認された。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヒトトランスフォーミンググロースファクターβ
    を特異的に認識するモノクローナル抗体で、・固相に固
    定化されたモノクローナル抗体( I )・標識されたま
    たは標識されていないモノクローナル抗体(II) 及び標識されていないモノクローナル抗体(II)を使用
    した場合には、モノクローナル抗体(II)を特異的に認
    識する標識された抗体を試料と反応させ、固相又は液相
    の標識を直接的または間接的に検出することを特徴とす
    る試料中のヒトトランスフォーミンググロースファクタ
    ーβの測定方法。
  2. (2)ヒトトランスフォーミンググロースファクターβ
    を特異的に認識し、固相に固定化されたモノクローナル
    抗体( I )、標識されたヒトトランスフォーミンググ
    ロースファクターβ及び試料とを反応させ、固相又は液
    相の標識を直接的または間接的に検出することを特徴と
    する試料中のヒトトランスフォーミンググロースファク
    ターβの測定方法。
  3. (3)モノクローナル抗体が、ヒトトランスフォーミン
    ググロースファクターβに対して10^−^7〜10^
    −^1^1の結合定数を有するものである請求項(1)
    または(2)に記載の方法。
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