JPH02125871A - 磁気記録媒体製造用スパッタリング装置 - Google Patents

磁気記録媒体製造用スパッタリング装置

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JPH02125871A
JPH02125871A JP1167749A JP16774989A JPH02125871A JP H02125871 A JPH02125871 A JP H02125871A JP 1167749 A JP1167749 A JP 1167749A JP 16774989 A JP16774989 A JP 16774989A JP H02125871 A JPH02125871 A JP H02125871A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、基板上にスパッタリングによって金属又は半
導体の薄膜を形成させるために用いられるスパッタリン
グ装置に関する。詳しくは、基板上に磁性薄膜層及び保
護薄膜層を順次スパッタリングによって形成させて磁気
記録媒体を製造するのに好適なスパッタリング装置に関
する。
〔従来の技術〕
近年、コンビエータ等の情報処理技術の発達に伴い、そ
の外部記憶装置に用いられる磁気ディスクなどの磁気記
録媒体に対し、高密度記録化への要求がますます高めら
れている。
現在、長手記録用磁気ディスクに用いられる磁気記録媒
体の磁性層としては、スパッタリング等によりCr下地
薄膜上に、エピタキシャル的に成膜されたCo系合金薄
膜が主流となってきている。しかして、このco系合金
薄膜磁性層についても、高密度記録化への要求に対し、
磁気特性としてより高い保磁力を付与することが必要と
されており、従来より、その特性についての報告が、数
多くなされている。(例えば、”New longit
udinal recording media Co
xNiy Crz from high rate 5
tatic magnetron sputterin
gsystem” IEEE Trans、Magn。
Mag−:12 、 Nak 、 (/ 9 g乙)、
 33q;特開昭63792.73号公報;特開昭、4
.、?−799Ag号公報。) 〔発明が解決しようとする課題〕 従来報告されているように、CO系合金薄膜磁性層の保
磁力は、Cr下地薄膜の膜厚とともに増大する。しかし
ながら、ある上限値を超えると飽和特性を示し、それ以
上の高保磁力化は困難である。例えば、特開昭443−
7q9A号公報には、Cr下地層薄膜の膜厚がl5OO
A以上では磁性層の保磁力がそれ以上上昇しない飽和傾
向が認められ、それ以下では磁性層の保磁力が著しく低
下し、実用上問題があることが示されている。
また、この保磁力は、Co系合金薄膜の膜厚の低減によ
り増加する。しかしながら、膜厚の低減は再生出力値の
低下につながるため、実用上、所定の膜厚以下に薄(す
ることは困難である。更に、磁性層の成膜時における成
膜ガス圧力、基板温度などのスパッタ条件の選択により
、ある程度の保磁力の向上は可能であるが、その向上効
果は小さいものである。
また、上記磁性層の保磁力を向上させる方法として基板
に負のバイアス電圧を印加させた状態でスパッタリング
する方法も知られているが、基板が移動する連続式製膜
装置においては移動する基板に負電位を印加させるため
に装置が複雑となり、且つ、ターゲット近傍のみでなく
、広範囲に負電位を印加させる必要があり、このため異
常放電が発生し、製膜装置の損傷につながる等、工業的
製膜装置としては種々の問題がある。
本発明は上記従来の問題点を解決し、著しく高い保磁力
を有する磁気記録媒体を製造するのに用いられるスパッ
タリング装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者等は上記従来の状況に鑑み、磁気記録媒体の保
磁力を更に向上させるべく鋭意検討を重ねた結課、基板
に対向して設けられたターゲットの近傍の特定位置に正
の電位を印1加させる中間電極を設けたスパッタリング
装置を用いて、該中間電極に正の電位を印加した状態で
基板上にコバルト系磁性金属薄膜をスパッタリングによ
って形成することにより磁気記録媒体の保磁力が著しく
向上することを見出し、本発明を完成するに至った。
既ち、本発明の要旨は基板上にスパッタリングによって
薄膜を形成させるスパッタリング装置において、基板に
対向して設けられたターゲットの近傍の位置にターゲッ
トのスパッターエロージョン端部の外周部の少なくとも
1/2を取り囲む形状の中間電極を有し、且つ該中間電
極に正の電位を印加させるための電源を有してなること
を特徴とするスパッタリング装置に存スる。
以下に本発明のスパッタリング装置につき、図面を参照
して詳細に説明する。
第1図は本発明のスパッタリング装置の一例を示す概略
構成図である。図中、/はターゲットであり、これに対
向した位置に基板ホルダコが設けられており、基板ホル
ダー2上には基板3が装着されている。基板ホルダー−
は基板3を連続的に成膜できるように移動可能とされて
いる。このターゲット/、基板−との間のスパッター放
電空間を取り囲む形で、詳しくは、ターゲット/の近傍
の位置にターゲット/のスパンターエロージョン端部の
外周部の少なくとも1/2を取り囲む形で中間電極グが
設置されている。5はターゲット/と中間電極グに接続
されるスパッタリング用電源である。6は成膜装置本体
の接地部と中間電極グに接続される中間電極用電源であ
る。7はターゲラ)/のスパッターエロージョン部を示
す。
これらスパッタリング用電源S及び中間電極用電源乙と
しては直流電源が好ましいが、RF電源も使用できる。
スパッタ装置としては、通常のDCマグネトロンスパッ
タ装置又はRFマグネトロンスパッタ装置等が採用され
る。
第2図は第1図のスパッタリング装置の詳細図である。
ざはマグネトロン用磁石、ワはDCマグネロンの陰極、
10は成膜装置本体、//は成膜装置本体10の接地部
である。
第3図は中間電極ケの位置及び形状の例を示す断面図の
一部であり、(A)〜(F)はすべてターゲット/のス
パッターエロージョン端部の外周部の少なくとも1/2
を取り囲む形状とされている。該中間電極グはターゲッ
ト表面を基準として基板方向にターゲット表面と基板と
の距離の173、好ましくは1/4の距離離れた位置か
らターゲット表面を基準として基板と反対方向に30r
an、好ましくは20ran離れた位置の範囲内に少な
くともその一部が設けられ、且つ、ターゲットの平面方
向に対し、ターゲットのスバノターエロジョン端部の外
周部から該外周部を基準としてターゲットの外周方向に
200mrn好ましくは/30箇、さらに好ましくは/
20trrm離れた位置までの範囲内に、ターゲットの
スノくツタ−エロージョン端部の外周部の少なくとも1
/2、好ましくはターゲットの外周部全体を取り囲む形
で設けられている。該中間電極は特にターゲット表面を
基準として基板方向に30聾の位置からターゲット表面
を基準として基板と反対方向に20間の位置に、且つ、
ターゲットの外周部から該外周部を基準として外側方向
に7.20聾の範囲内でターゲットの外周部全体を取り
囲む形で設けられているのが好適である。
上記中間電極グの位置が上記範囲外では磁気記録媒体の
保磁力の向上効果が著しく低下するので好ましくない。
また、中間電極グの形状はターゲットlの外周部を少な
くとも1/2取り囲む形状、例えば、リング状、筒状、
板状等が用いられる。該中間電極がターゲット/の外周
部を1/2未満取り囲んでいる場合には保磁力の向上効
果が小さ(なるので好ましくない。
さらに中間電極の材質としては通常、ステンレス、アル
ミニウム、銅等の金属が用いられる。
以下、本発明のスパッタリング装置を用いて、磁気記録
媒体の磁性層薄膜を製膜する場合につき説明する。
第1図において、基板3としては、一般に金属、特にア
ルミニウム又はアルミニウム合金のディスク状基板が用
いられ、通常、アルミニウム基板を所定の厚さに加工し
た後、その表面を鏡面加工したものに、第1次下地層と
して硬質非磁性金属、例えばN1−P合金を無電解メツ
キ或いは陽極酸化処理により形成し、しかる後、次2次
下地層としてCrをスパッタリングしたものが用いられ
る。基板としては、上記第7次下地層を形成せずに、鏡
面加工したアルミニウム基板上に直接下地層としてCr
をスパッタリングしたものを用いることもできる。
ターゲット/としては、種々の金属又はその合金、特に
Co−Cr、Co−Cr−X、C。
−N i−X、Co−W−X等で表わされるC。
を主成分とするCo系合金が使用される。ここでXとし
てはLi、Si、B、Ca、Ti、V。
Cr、Ni、As、Y、Zr、Nb、Mo。
Ru、Rh、Ag5Sb、Hf、Tas WlRe、O
s% I r、Pt、Au、La、Ce。
Pr、Nd、Pm、Sm及びEuよりなる群から選ばれ
る7種又は2種以上の元素が用いられる。
第1図及び第2図に示すスパッタリング装置を用いて、
磁気記録媒体を製造するには、まず、上述の如き基板3
を装置の基板ホルダーコに取り付け、前記Co系合金の
ターゲット/を用いて、Ar等の希ガスの存在下でスパ
ッタリングを行なうが、この際、中間電極グに、スパッ
タリング装置本体の接地部に対して正の電極、例えば、
10OOV以下、好ましくは、to−so。
V、更に好ましくはlθO−1/、OO■の電位を印加
した状態でスパッタリングを行ない、基板3上にCo系
合金の磁性金属薄膜を形成する。
本発明において、スパッタリング条件としては、通常、
磁気記録媒体の磁性層を形成させる際に採用される条件
を採用することができる。
例えば、真空排気したチャンバー内圧力を/×10 ”
f’orr以下、Ar等の希ガス圧力を0.3×70−
3〜2X10−2TOrr1望ましくは/×l0−3〜
5×/−3TOrrの範囲で、基板温度な一1〇− 730℃以上、望ましくはコoo〜3oo℃の範囲の条
件下でスパッタリングを実施することができる。
このようなスパッタリングにより形成する磁性合金薄膜
層の膜厚は、残留磁性密度(Br)と磁性合金薄膜層の
膜厚(1)との積(Br−t)が300〜t00Q・μ
mとなるような膜厚とす装置のその他の好適な例を示す
概略構成図及び詳細図である。
〔実施例〕
以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をより具体的に
説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の
実施例に限定されるものではない。
なお、以下の実施例及び比較例においては中間電極の位
置及び形状を特定するために図面中にa ”−eの符号
を付して示した。bはターゲット外周部から中間電極ま
での距離を示しているが、以下の実施例及び比較例にお
いてはターゲットのスパッターエロージョン端部とター
ゲット外周部が同一部分であることにより、bはターゲ
ットのスパンターエロージョン端部の外周部から中間電
極までの距離を示していると言える。
実施例/〜7、比較例/ 第1図及び第2図に示す装置を用い、下地層としてCr
薄膜(膜厚/θθθA)を形成したアルミニウム基板3
および、Co−Cr−Ta合金ターゲット/を用いて、
中間電極ヶに基板に対して第1表に示す正の電位を印加
した状態で且つ、Arガスの存在下にチャンバー内到達
圧力/X10’Torr以下、アルゴンガス圧力qxi
o ’Torr 、基板温度コ10°Cの条件下でスパ
ッタリングを行ない、該基板上にgt、原子%Co −
/ 2原子%Cr−,2原子%Ta磁性層(tiooG
・μm)を形成した。得られた磁気ディスクの保磁力を
試料振動型磁力計で測定した結果を第1表に示す。実施
例より中間電極に基板に対して正の電位を印加した状態
でスパッタリングした場合には得られる磁気ディスクの
保磁力が大幅に向上することが判明した。
第1図及び第2図において、中間電極の位置及び形状は
以下の通りである。
a=/ 5mm+ b=50mn+ c=52van+
 d=Jm+n+e=g J順 形状:ターゲットの外周部全体を取り囲む形状筒  /
  表 13一 実施例g−/2、比較例λ 第グ及び第S図に示す装置を用い、下地層としてCr薄
膜(膜厚10oOA)をスパッタリングにより形成した
アルミニウム基板3及び、Co−Cr−Ta合金ターゲ
ット/を用いて、中間電極ヶに、基板3に対して第2表
に示す電位を印加した状態で、チャンバー内到達圧力l
×1O−6Torr以下、アルゴンガス圧カコ×10 
”Torr、基板温度コSo℃の条件下でスパッタリン
グを行ない、基板上にg6原子%C。
−/2原子%Cr−2原子%Ta磁性層(ss。
G・μm)を形成した。
得られた磁気ディスクの保磁力を試料振動型磁力計で測
定し、結果を第2表に示した。
第9図及び第S図において、中間電極の位置及び形状は
以下の通りである。
a=3rmn + b=5mm + c=3+nnr 
cll’ 3rran、 e=g Jmm形状:ターゲ
ットの外周部全体を取り囲む形状実施例/3〜ig、比
較例3 第グ及び第5図に示す装置を用いアルミニウム基板3に
Crターゲット及びCo −Cr −Ta合金ターゲッ
トを用いて中間電極グに基板3に対して第3表に示す電
位を印加した状態でチャンバー内到達圧力/X1O−6
Torr以下、アルゴンガス圧力、2×10 ”TOr
r 、  基板温度25θ℃の条件下でそれぞれ順次ス
パッタリングを行ない、基板上にCr層(膜厚1000
A)及びg6原子%Co−/2原子%Ta磁性層(S!
;θG・μm)を順次形成した。
得られた磁気ディスクの保磁力を試料振動型磁力計で測
定し、結果を第3表に示した。
第  2  表 第 表 実施例/q−2ヶ、比較例q 第6図に示す装置を用い、下地層としてCr薄膜(膜厚
1000λ)をス・くツタリングにより形成したアルミ
ニウム基板3及び、Co−Cr−Ta合金ターゲット/
を用いて、中間電極弘に、基板3に対して第9表に示す
電位を印加した状態で、チャンバー内到達圧力2X10
 ’Torr以下、アルゴンガス圧力2×1O−3TO
rr%基板温度コSO℃の条件下でスパッタリングを行
ない、基板上にg6原子%Co −/ 2原子%Cr−
2原子%Ta磁性層(ssOG−11m)を形成した。
得られた磁気ディスクの保磁力を試料振動型磁力計で測
定し、結果を第7表に示した。
中間電極位置及び形状は以下の通りである。
a=3m+ b=5mm+ c=7 /mm、 d=/
 00ttrm+ e=g 3ran形状;ターゲット
外周部全体を取り囲む形状箱  t  表 実施例23−2A、比較例S 第7図に示す装置を用い、下地層としてCr薄膜(膜厚
10OOA)を形成したアルミニウム基板3及び、Co
−Cr−Ta合金ターゲット/を用いて中間電極tに第
5表に示す電位を印加した状態で、チャンバー内圧力/
x10−6Torr以下、アルゴンガス圧力2×10 
”Torr。
基板温度230℃の条件下でスパッタリングを行ない、
基板上にg6原子%Co−/2原子%Cr −2原子%
Ta磁性層(,1,1θG・μm)を形成した。
得られた磁気ディスクの保磁力を試料振動型磁力計で測
定し、結果を第夕表に示した。
中間電極位置及び形状は以下の通りである。
a ”’ J 朝+ b二/ 021rW+ r C−
311’ 7Mn + d−J tRm r e−g 
3Wml形状;ターゲット外周部全体を取り囲む形状第 S 表 実施例27〜2g、比較例6 第g図に示す装置を用い、下地層としてCr薄膜(膜厚
10OOA)をスパッタリングにより形成したアルミニ
ウム基板3及び、Co −Cr−Ta合金ターゲット/
を用いて、中間電極ヶに、基板3に対して第6表に示す
電位を印加した状態で、チャンバー内到達圧力/X10
6Torr以下、アルゴンガス圧力2X10’−3To
rr基板温度2り0℃の条件下でスパッタリングを行な
い、基板上にg66原子Co −/ :l原子%Cr−
2原子%Ta磁性層(SSθG・μm)を形成した。
得られた磁気ディスクの保磁力を試料振動型磁力計で測
定し、結果を第6表に示した。
中間電極位置及び形状は以下の通りである。
a=31mn、 b二に配+ C””!r gnnn 
+ d−/ 001+ml + e””g 3晒形状;
ターゲット外周部全体を取り囲む形状筒  6  表 実施例2q〜3/、比較例7 第9図に示す装置を用い、下地層としてCr薄膜(膜厚
1000A)をスパッタリングにより形成したアルミニ
ウム基板3及び、Co −CrTa合金ターゲット/を
用いて、中間電極ダに、基板3に対して第7表に示す電
位を印加した状態で、チャンバー内到達圧力/×10 
’Torr以下、アルゴンガス圧カコ×lθ−3To 
r r。
基板温度2SO℃の条件下でスパッタリングを行ない、
基板上にg66原子Co−12原子%Cr−2原子%T
a磁性層(!;!;OQ・μm)を形成した。
得られた磁気ディスクの保磁力を試料振動型磁力計で測
定し、結果を第7表に示した。
用いた装置の中間電極位置及び形状は以下の通りである
a=/ 7m+n + b−/ 0WIn + C−/
 J WII+ + d ”” / J tmm +e
=g3叫 実施例2q及び30;ターゲット近傍外周部を取り囲む
形状 実施例3/    ;ターゲット近傍外周部の6θ%を
囲む形状 第 表 実施例32、比較例g より形成したアルミニウム基板3及び、Co−Cr −
T a合金ターゲット/を用いて、中間電極ダに、基板
3に対して第3表に示す電位を印加した状態で、チャン
バー内到達圧力/×10’−’Torr以下、アルゴン
ガス圧カコ×lθ−3Torr、基板温度250℃の条
件下でスパッタリングを行ない、基板上にg66原子C
o−/22原子Cr −2原子%Ta磁性層(ssoa
・pm)を形成した。
得られた磁気ディスクの保磁力を試料振動型磁力計で測
定し、結果を第3表に示した。
中間電極位置及び形状は以下の通りである。
a=/ 3rrrmr b=53+am 、 c=3r
trtrr d=52rrrrrxe−ざ31Jm 形状;ターゲット下方外周部全体を取り囲む形状第  
g  表 比較例9〜IO 第1/図に示す装置を用い、下地層としてCr薄膜(膜
厚10OOA)をスパッタリングにより形成したアルミ
ニウム基板3及び、C。
Cr −T a合金ターグツ)/を用いて、中間電極グ
に、基板3に対して第9表に示す電位を印加した状態で
、チャンバー内到達圧力/×/θ−6Torr以下、ア
ルゴンガス圧カコ×10 ’Torr、基板温度2Sθ
℃の条件下でスパッタリングを行ない、基板上にg66
原子Co −/22原子Cr−2原子%Ta磁性層(s
soG・pm)を形成した。
得られた磁気ディスクの保磁力を試料振動型磁力計で測
定し、結果を第7表に示した。
中間電極位置及び形状は以下の通りである。
a=35m+ 1)=70mm+ c=/ 3ran、
 d=/ 3n++n。
e=g3tran 形状;ターゲットと基板の中間部領域を包囲する形状第
  9  表 比較例1/〜/2 第72図に示す装置を用い、下地層とじてCr薄膜(膜
厚1000A)をスパッタリングにより形成したアルミ
ニウム基板3及び、C。
−Cr−Ta合金ターゲット/を用いて、中間電極4(
K、基板3に対して第1O表に示す電位を印加した状態
で、チャンバー内到達圧力l×IO’Torr以下、ア
ルゴンガス圧カコ×/θ−3Torr、基板温度2り0
℃の条件下でスパッタリングを行ない、基板上にg66
原子Co−/、2原子にCr −2原子%Ta磁性層(
SSθG・μm)を形成した。
得られた磁気ディスクの保磁力を試料振動型磁力計で測
定し、結果を第70表に示した。
中間電極位置及び形状は以下の通りである。
a=/ 7mm、 b=/ Ora、 c=/ 3ra
n、 d=/ 3℃mBe=g3輔 形状;ターゲット外周部近傍で該外周部の30%を囲む
形状 第 表 グ 〔発明の効果〕 本発明のスパッタリング装置を用いて基板上にCo系合
金の磁性金属薄膜層を形成することにより、高密度記録
に好適な高い保磁力を有する磁気記録媒体が得られるた
め、工業的に有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のスパッタリング装置の一例を示す概
略構成図であり、第2図はその詳細図である。図中、/
はターゲット、コは基板ホルダー 3は基板、グは中間
電極、左はスパッタリング用電源、6は中間電極用電源
、7はターゲット/のスパッターエロージョン部、gは
マグネトロン用磁石、9はDCマグネトロンの陰極、l
Oは成膜装置本体、//は成膜装置本体の接地部を示す
。 第3図は、中間電極ダの位置及び形状の例を示す断面図
の一部である。 第7図〜第72図は本発明の実施例及び比較例で用いた
スパンタリング装置を示す概略構成図及びその詳細図で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板上にスパッタリングによつて薄膜を形成させ
    るスパッタリング装置において、基板に対向して設けら
    れたターゲットの近傍の位置にターゲットのスパッター
    エロージョン端部の外周部の少なくとも1/2を取り囲
    む形状の中間電極を有し、且つ該中間電極に正の電位を
    印加させるための電源を有してなることを特徴とするス
    パッタリング装置
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