JPH02125296A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPH02125296A
JPH02125296A JP63278686A JP27868688A JPH02125296A JP H02125296 A JPH02125296 A JP H02125296A JP 63278686 A JP63278686 A JP 63278686A JP 27868688 A JP27868688 A JP 27868688A JP H02125296 A JPH02125296 A JP H02125296A
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雅浩 中西
Daisuke Mori
大輔 森
Katsuyoshi Fujii
藤井 克芳
Masahiko Hatanaka
正彦 畠中
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は楽器の発音メカニズムを数式とテーブルで表現
したアルゴリズムをディジタル電子回路を用いて実現し
た電子楽器に関する。
従来の技術 近年ディジタル技術の進歩により、電子ピアノやシンセ
サイザのようなディジタル電子回路を応用した電子楽器
が数多く開発されている。その中において楽器特にクラ
リネットの発音メカニズムを解析し、これをディジタル
電子回路に置き換えて実現した電子楽器が提案されてい
る。以下図面を参照しながら、上述したような電子楽器
について説明する。
第5図は従来の電子楽器のブロック図を示すものである
。第5図において、51は口内圧力データPnと発音開
始信号を送出するコントロール部152はディレィ部5
3から送出されたデータとコントロール部51から送出
された口内圧力データPnにもとづき演算されたデータ
をディレィ部53に送出する演算部、53は演算部52
がら送出されたデータをメモリに書き込むと共に、予め
設定された時間遅延の後に前記書き込まれたデータを読
みだし演算部52に送出するディレィ部、54は演算部
52から送出されたデータのディジタルアナログ変換を
行うディジタルアナログ変換器、55はディジタルアナ
ログ変換器54から送出されたデータにもとづき所望の
楽音信号を得るサウンドシステム、56はコントロール
部51から送出された口内圧力データP、と乗算器57
の出力値との加算を行う加算器、57はテーブル58か
ら送出されたデータと加算器59から送出されたデータ
との乗算を行う乗算器、58は加算器59から送出され
たデータをアドレスとして予め格納されたデータの読み
だしを行うテーブル、59はコントロール部51から送
出された口内圧力データPMとディレィ部53から送出
されたデータとの加算を行う加算器である。
第6図はディレィ部53の回路図を示すものである。第
6図において61はカウンタ62が送出するアドレスカ
ウンタ値をアドレスとして読みだしたデータをANDゲ
ート63に送出すると共に演算部52から送出されたデ
ータを吉き込むディレィメモリ、62はコントロール部
51から送出された発音開始信号によりリセットされる
と共にシステムクロックCKの発生タイミングでアドレ
スカウンタ値を1ずつインクリメントし更にアドレスカ
ウンタ値が最大値(ディレィメモリ61の語長mに等し
い)に達した時点でキャリー信号CYをRSフリップフ
ロップ64に送出するカウンタ、63はディレィメモリ
61から送出されたデータの各ビットのリセットをRS
Sフリラグフロツブ6から送出された信号により行うA
NDゲート、64はコントロール部51から送出された
発音開始信号によりセットされると共にカウンタ62か
ら送出されるキャリー信号CYによりリセットされるR
Sフリップフロップ、65はANDゲート63から送出
されるデータをラッチ信号LAによりラッチするラッチ
である。
第7図はディレィ部53の動作を表すタイムチャートで
ある。
第8図は従来例の電子楽器のモデルであるクラリネット
のB点を空けて吹いた場合の状態図である。第8図にお
いて81は演奏者の口唇部、82はクラリネットの断面
図である。
以上のように構成された電子楽器について以下その動作
について説明する。
押鍵操作によりコントロール部51から口内圧力データ
PMと発音開始信号が送出される。まず発音開始信号が
ディレィ部53に送出されカウンタ62をリセットし、
アドレスカウンタ値0がディレィメモリ61に送出され
る。ディレィメモリ61はアドレス0に格納しているデ
ータP n 、 IlをANDゲート63に送出する。
ここで発音開始信号はRSフリップフロップ64のS入
力にも入力されているのでRSフリップフロップは信号
I+ )(i g1]”をANDゲート63に送出しA
ND63はディレィメモリ61からのデータの如何に関
わらず値0を出力することになる。ANDゲート63の
出力データはラッチ65でラッチされバス2を介して加
算器59に送出される。加算器59ではラッチ65の出
力データとコントロール部51からの出力データP、の
反転値との加算が行われ、加算結果がテーブル58と乗
算部57に送出される。
テーブル58に送出されたデータをアドレスとしてテー
ブル58からデータが読みだされ、乗算器57において
加算器59から送出されたデータとの乗算が行われる。
乗算器57の乗算結果はコントロール部51から送出さ
れた口内圧力データP。と加算器56において加算され
、加算結果がディレィ部53にバス1を介して送出され
る。そしてディレィメモリのアドレスOに加算器56か
ら送出されたデータが書き込まれる。以降、以上の動作
を第3図のタイムチャートに示すようにサイクリックに
行う。更にカウンタ62はカウンタ62の最大値即ちデ
ィレィメモリ61の語長mに達した時点でキャリー信号
CYをRSフリップフロップ64のR入力に送出するた
めANDゲート63でのリセット動作は、発音開始信号
が発生してからカウンタ62がアドレスカウント値をO
−m −1をカウントする間である。即ちディレィメモ
リのイニシャルリセットに相当する。ここで第8図はク
ラリネットのB点のトーンホールを空けた吹いた場合の
モデルであるが、口唇部81内の圧力PMは第5図の口
内圧力データP7に相当し、管内の進行波の圧力P、・
は第5図の加算器56の出力データ、管内の反射波の圧
力Pb−は第5図の加算器59の入力データに相当する
。またA点からB点までの距離1の2倍21は第6図の
ディレィメモリ61の語長mに相当する。
以上の動作により得られた楽音信号はシステムクロック
をfHzとした場合、 f/(mX2) の音程となる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような従来の構成では、ディレィメ
モリの語調の制御ができないため、平均律に応じた音程
変化を実現できないという問題点を有していた。
本発明は上記欠点に鑑み、平均律に応じた音程変化が実
現できる電子楽器を提供するものである。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の電子楽器は、演算部
から送出されたデータをメモリに書き込むと共に、指数
変換部から送出されたディレィ長制御データによって制
御される時間遅延の後に演算部から送出されたデータを
メモリから読みだし再び演算部に送出するディレィ部と
、コントロール部から送出された音高データを前記ディ
レィ長制御データに変換する指数変換部とを備えたもの
である。
作用 この構成によって、例えば鍵盤の位置に対応した音高デ
ータを指数変換部で指数変換し、指数変換結果であるデ
ィレィ長制御データをディレィメモリの語長とすること
により、簡単に実際の楽器に類似した音程変化が実現で
きる。
実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。
第1図は本発明の一実施例における電子楽器のブロック
図を示すものである。第1図において、11は口内圧力
データPMと発音開始信号とディレィ長制御データを送
出するコントロール部、12はフントロール部11から
送出された音高データを1旨数変換し指数変換結果であ
るディレィ長制御データを送出するt旨数変換部、13
は演算部52から送出されたデータをメモリに書き込む
と共に、指数変換部12から送出されるディレィ長制御
データにより制御される時間遅延の後に前記書き込まれ
たデータを読みだし演算部52に送出するディレィ部で
ある。その他のブロックは従来例と同様である。
第2図はディレィ部13の回路図を示すものである。第
2図において21はカウンタ62から送出されるアドレ
スカウンタ値と指数変換部12から送出されるディレィ
長制御データの比較を行い、一致した時に比較一致信号
をRSフリップフロップのR入力とORゲート22に送
出する比較器、22はコントロール部11から送出され
た発音開始信号と比較器21から送出された比較一致信
号の論理和をとり、出力信号をカウンタ62のR入力に
送出するORゲートである。その他のブロックは従来例
と同様である。
第3図は指数変換部部12の回路図を示すものである。
第3図において31はOオクターブの12音階に対応し
たOオクターブディレィ長制御データを指数系列状に格
納した指数テーブル、32はコントロール部11から送
出された鍵盤の位置に対応した音高データをノートデー
タ(1オクターブ内の12音階を区別するデータ)とオ
クターブデータ(オクターブナンバを1旨定するデータ
)に変換する音高データ変換テーブル、33は指数テー
ブル31から読みだされたOオクターブディレィ長制御
データを音高データ変換テーブルがら読みだされたオク
ターブデータでシフトし、シフト出力をディレィ長制御
データとしてディレィ部13に送出するバレルシフタで
ある。
第4図(A)は音高データ変換テーブル32に格納され
たノートデータとオクターブデータの値を示した表であ
る。
第4図(B)はシステムクロックを64kHzとした場
合の0オクターブの12音階に対応した0オクターブデ
ィレィ長制御データの値を示した表である。
以上のように構成された電子楽器について以下その動作
について説明する。尚全体の概要動作は従来例と同じで
あるので、従来例と異なるフントロール部11と指数変
換部12とディレィ部13の動作のみについて説明する
押鍵操作により口内圧力データPMと発音開始信号と音
高データが送出される。音高データは指数変換部12に
音高データ変換テーブル32のアドレスとして入力され
、音高データ変換テーブル32に格納されたノートデー
タとオクターブデータが読みだされる。ノートデータは
指数テーブル31のアドレスとして入力されOオクター
ブディレィ長制御データを読みだす。読みだされたOオ
クターブディレィ長制仰データはバレルシフタ33に入
力され、音高データ変換テーブル32から読みだされた
オクターブデータによりシフトされる。
その結果バレルシフタ33から所望のディレィ長制御デ
ータが出力される。
ディレィ長制御データはディレィ部13の比較器21に
送出されカウンタ62の送出するアドレスカウンタ値と
の比較動作が行われる。比較動作により比較一致した場
合、比較一致信号がRSフリップフロップ64のR入力
とORゲート22に送出される。RSフリップフロップ
のR入力に送出された比較一致信号はRSフリップフロ
ップの出力信号をリセットしその結果ANDゲート63
のリセット動作を禁止する。即ち発音開始信号がコント
ロール部11から送出された時点からカウンタ62がア
ドレスカウンタ値をO〜(ディレィ長制御データの示す
値)になるまでANDゲート63の出力データのリセッ
ト動作を行うことになる。またORゲート22に送出さ
れた比較一致信号はカウンタ62のR入力に入力されア
ドレスカウンタ値をリセットする。即ちカウンタ62は
アドレスカウンタ値をO〜(ディレィ長制御データの示
す値)の間、サイクリックに変化させることになる。こ
こでディレィメモリの最大語長をm1ディレィ長制御デ
ータの最大値をkとすると、m≧kが条件となる。
次に第4図(B)に示す指数テーブル31に格納された
Oオクターブデ・イレイ長制御データの値はシステムク
ロックを84kHzとした場合の半波長骨のディレィ値
を表し、例えば音階C@については 64kHz/ (7A5hX2)  =  18Hzの
式から16H2の音程の楽音信号を発生できることがわ
かる。同様にしてOオクターブ内の全音階について平均
律音階が実現できる。更に第4図(A)に示す音高デー
タ変換テーブルに格納されたノートデータは全オクター
ブについて同じ値であることから、オクターブデータ(
オクターブナンバに等しいとする)でOオクターブディ
レィ長データをシフト(オクターブデータをOCTとす
ると2−OCTシフト)することにより、全音域につい
て平均律音階が実現できることがわかる。
以上のように本実施例によれば、例えば鍵盤の位置に対
応した音高データを音高データ変換テーブルでまずノー
トデータとオクターブデータに変換し、ノートデータを
指数テーブル31を用いて指数変換し、更に前記指数変
換により出力された0オクターブディレィ長制御データ
をオクターブデータでシフトすることにより所望のディ
レィ長制御データが得られる。更に前記ディレィ長制御
データとカウンタ62の出力値であるアドレスカウンタ
値との比較動作を実行することによりディレィ長制御デ
ータがディレィメモリの語長に等しくなり、結果として
平均律音階に応じた音程変化を実現することができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、指数系列のデータを格納
した第1のメモリと、コントロール部から送出された音
高データをノートデータとオクターブデータに変換する
テーブルを格納した第2のメモリと)第1のメモリの出
力値をオクターブデータにもとづきシフトするバレルシ
フタからなり、バレルシフタの出力値をディレィ長制御
データとしてディレィ部に送出する指数変換部とを備え
、ディレィ長制御データをディレィ部のディレィメモリ
の語長とすることにより平均律音階に応じた音程変化が
実現でき、その実用的効果は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における電子楽器のブロック
図、第2図はディレィ部の回路図、第3図は指数変換部
の回路図、第4図(A)は音高データ変換テーブルに格
納されたノートデータとオクターブデータの値を示した
対応図、第4図(B)はンステムクロツクを64kHz
とした場合の各音階に対応したディレィ長制御データの
値を示した対応図、第5図は従来の電子楽器のブロック
図、第6図はディレィ部の回路図、第7図はディレィ部
の動作を表すタイムチャート、第8図はクラリネットの
B点を空けて吹いた場合の状態図である。 11・−・コントロール部、  12・・・指数変換部
、13・・・ディレィ部、  21・・・比較器、  
22・・・ORゲート、  31・・・指数テーブル、
  32・・・音高データ変換テーブル、  33・・
・バレルシフタ、52・・・演算部、  54・・・デ
ィジタルアナログ変換器、  55・・・サウンドシス
テム、  56.59・・・加算器、  57・・・乗
算器、58・・・テーブル、61・・・ディレィメモ1
ハ  62・・・カウンタ、63・・・ANDゲート、
  64・・・RSフリップフロップ、  65・・・
ラッチ。 代理人の氏名 弁理士 粟野 重孝 はか1名芯 第 図 (A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 口内圧力データと発音開始信号と音高データを送出する
    コントローラ部と、前記コントロール部から送出された
    音高データをディレイ長制御データに変換する指数変換
    部とからなり、データDをメモリに書き込むと共に、指
    数変換部から送出されたディレイ長制御データによって
    制御される時間遅延の後に前記データDを前記メモリか
    ら読みだすディレイ部と、前記コントローラ部から送出
    された口内圧力データを反転したデータと前記ディレイ
    部から送出されたデータDとの加算を行い、前記加算に
    おける加算結果をアドレスとしてテーブルから読みだし
    たデータと前記加算結果との乗算を行い、前記乗算にお
    ける乗算結果と前記コントローラ部から送出された口内
    圧力データとの加算を行い、前記加算における加算結果
    を前記ディレイ部に送出する演算部と、前記指数変換部
    が指数系列のデータを格納した第1のメモリと、前記コ
    ントロール部から送出された音高データをノートデータ
    とオクターブデータに変換するテーブルを格納した第2
    のメモリと、前記第1のメモリの出力値を前記オクター
    ブデータにもとづきシフトするバレルシフタからなるこ
    とを特徴とする電子楽器。
JP63278686A 1988-11-04 1988-11-04 電子楽器 Expired - Lifetime JPH0760315B2 (ja)

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JPH0760315B2 JPH0760315B2 (ja) 1995-06-28

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH096352A (ja) * 1996-06-28 1997-01-10 Yamaha Corp 楽音制御装置
CN109559724A (zh) * 2017-09-27 2019-04-02 卡西欧计算机株式会社 音阶转换装置、电子管乐器、音阶转换方法和存储介质

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH096352A (ja) * 1996-06-28 1997-01-10 Yamaha Corp 楽音制御装置
CN109559724A (zh) * 2017-09-27 2019-04-02 卡西欧计算机株式会社 音阶转换装置、电子管乐器、音阶转换方法和存储介质
CN109559724B (zh) * 2017-09-27 2023-08-18 卡西欧计算机株式会社 音阶转换装置、电子管乐器、音阶转换方法和存储介质

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JPH0760315B2 (ja) 1995-06-28

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