JPH02122866A - 自動車車体の部分塗装方法及びその方法に用いられるマスキング材 - Google Patents
自動車車体の部分塗装方法及びその方法に用いられるマスキング材Info
- Publication number
- JPH02122866A JPH02122866A JP63276100A JP27610088A JPH02122866A JP H02122866 A JPH02122866 A JP H02122866A JP 63276100 A JP63276100 A JP 63276100A JP 27610088 A JP27610088 A JP 27610088A JP H02122866 A JPH02122866 A JP H02122866A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- section
- coating
- painted
- masking material
- visor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000576 coating method Methods 0.000 title claims abstract description 29
- 230000000873 masking effect Effects 0.000 title claims abstract description 28
- 239000000463 material Substances 0.000 title claims abstract description 26
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims abstract description 23
- 238000010422 painting Methods 0.000 claims description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 13
- 238000007592 spray painting technique Methods 0.000 claims description 6
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 3
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000005507 spraying Methods 0.000 abstract 1
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 8
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は自動車車体の部分塗装方法及びその方法に用い
られるマスキング材に関する。
られるマスキング材に関する。
(従来の技術)
自動車の走行に伴いタイヤが巻き上げた小石等で塗膜が
傷つくのを防止する目的で自動車車体の下部にストーン
ガードコーティングと称する厚膜塗装が施される(昭和
62年6月20日社団法人自動車技術会編集・発行新編
自動車工学便覧筒9m1−71頁参照)。ストーンガー
ドコーティングのような部分的に施される厚WJ塗装の
方法を第2図に示す自動車用フード1の先端部に実施し
た場合について、第2図のA−A′faに沿う断面図で
ある第4図(δl、 (bl、 (9)を参照して説明
する。
傷つくのを防止する目的で自動車車体の下部にストーン
ガードコーティングと称する厚膜塗装が施される(昭和
62年6月20日社団法人自動車技術会編集・発行新編
自動車工学便覧筒9m1−71頁参照)。ストーンガー
ドコーティングのような部分的に施される厚WJ塗装の
方法を第2図に示す自動車用フード1の先端部に実施し
た場合について、第2図のA−A′faに沿う断面図で
ある第4図(δl、 (bl、 (9)を参照して説明
する。
第4図(alに示すようにフードlの塗装部1aと非塗
装部1bの境界vA(見切り′1IA)lCに沿ってマ
スキングテープ2を貼り着け、塗装部1aと非塗装部1
bを画定し、マスキングテープ2に設けられた養生紙3
により非塗装部1bをマスキングし、次にfblに示す
ように塗装部1aに塗装を施し、塗膜7を形成する。塗
装を施した後マスキングテ−プ2及び養生紙3を取り除
き、(C1に示すように塗装部1aと非塗装部1bとを
境界線1cに沿って明確に区分している(例えば実公昭
54−41172号公報参照)。
装部1bの境界vA(見切り′1IA)lCに沿ってマ
スキングテープ2を貼り着け、塗装部1aと非塗装部1
bを画定し、マスキングテープ2に設けられた養生紙3
により非塗装部1bをマスキングし、次にfblに示す
ように塗装部1aに塗装を施し、塗膜7を形成する。塗
装を施した後マスキングテ−プ2及び養生紙3を取り除
き、(C1に示すように塗装部1aと非塗装部1bとを
境界線1cに沿って明確に区分している(例えば実公昭
54−41172号公報参照)。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら従来の塗装方法にあっては、単にマスキン
グテープを境界線に沿って貼設し、塗装後マスキングテ
ープを取り除くことによって塗装部と非塗装部との境界
線を形成しているので、特にストンガードコーテングの
ような厚塗膜のものにあっては、塗装部の境界線である
塗膜の端部と非塗装部に明確な段差が生じ、外観上好ま
しいものでなく、またその塗膜の縁部を研摩によって滑
らかに仕上げることは困難である。
グテープを境界線に沿って貼設し、塗装後マスキングテ
ープを取り除くことによって塗装部と非塗装部との境界
線を形成しているので、特にストンガードコーテングの
ような厚塗膜のものにあっては、塗装部の境界線である
塗膜の端部と非塗装部に明確な段差が生じ、外観上好ま
しいものでなく、またその塗膜の縁部を研摩によって滑
らかに仕上げることは困難である。
従って本発明の目的は、厚塗膜の塗装において境界線で
ある塗装部の端部と非塗装部との段差を滑らかに連続す
る塗膜が得られ、外観上好ましい自動車車体の部分塗装
方法及びその塗装方法に用いられるマスキング材を得る
ことを目的とする。
ある塗装部の端部と非塗装部との段差を滑らかに連続す
る塗膜が得られ、外観上好ましい自動車車体の部分塗装
方法及びその塗装方法に用いられるマスキング材を得る
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明は自動車車体の非=X部をマスキングし、塗装部
を塗装する部分塗装方法において、所定の厚さを有する
帯状体の−F方縁に庇状の突起を有するマスキング材を
その突起が塗装部の境界線付近の塗装部の上面を所定の
間隔をもって覆うように境界線に沿って貼設し、塗装部
に吹付塗装を施すようにしたことを特徴とする部分塗装
方法である。
を塗装する部分塗装方法において、所定の厚さを有する
帯状体の−F方縁に庇状の突起を有するマスキング材を
その突起が塗装部の境界線付近の塗装部の上面を所定の
間隔をもって覆うように境界線に沿って貼設し、塗装部
に吹付塗装を施すようにしたことを特徴とする部分塗装
方法である。
また前記部分塗装方法に用いられる本発明のマスキング
材は、所定厚さの帯状体の上方縁に庇状の突起を設け、
帯状体の下面に貼着部を設けたことを特徴とする。
材は、所定厚さの帯状体の上方縁に庇状の突起を設け、
帯状体の下面に貼着部を設けたことを特徴とする。
(作 用)
帯状体の上方縁に庇状の突起を有するマスキング材をそ
の突起が塗装部の境界線付近を所定の塗装部より間隔を
もってマスキングするように境界線に沿って貼設し、塗
装部に吹付塗装を施すことにより庇状の突起の先端より
塗料が廻り込み、塗膜の厚さが境界線に近づくに従って
順次減少し、塗装部と非塗装部との段差の少ない、滑ら
かな塗装面が得られる。
の突起が塗装部の境界線付近を所定の塗装部より間隔を
もってマスキングするように境界線に沿って貼設し、塗
装部に吹付塗装を施すことにより庇状の突起の先端より
塗料が廻り込み、塗膜の厚さが境界線に近づくに従って
順次減少し、塗装部と非塗装部との段差の少ない、滑ら
かな塗装面が得られる。
(実施例)
以下本発明の自動車車体の部分塗装方法及びその方法に
用いられるマスキング材の一実施例を第1図乃至第3図
に基づいて説明する。なお第1図乃至第3図において第
4図に対応する部分には説明の便宜同一符号を付する。
用いられるマスキング材の一実施例を第1図乃至第3図
に基づいて説明する。なお第1図乃至第3図において第
4図に対応する部分には説明の便宜同一符号を付する。
第1図は本実施例のマスキング材4の断面図であって符
号5は帯状のスポンジ等からなる所定の厚さ11を有す
る帯状体である。帯状体5の上面には硬化ポリフィルム
等からなる庇部材6が接着して設けられていて、帯状体
5の上方縁より庇状の突起6aが帯状体5より所定幅1
2だけ延設されている。更に庇部材6には吹付塗装の際
非塗装部1bをマスキングする養生紙3の端縁が接合さ
れている。また帯状体5の下面には帯状体5を塗装物で
あるフードlに貼り付ける貼着部としての両面テープ8
が設けられている。
号5は帯状のスポンジ等からなる所定の厚さ11を有す
る帯状体である。帯状体5の上面には硬化ポリフィルム
等からなる庇部材6が接着して設けられていて、帯状体
5の上方縁より庇状の突起6aが帯状体5より所定幅1
2だけ延設されている。更に庇部材6には吹付塗装の際
非塗装部1bをマスキングする養生紙3の端縁が接合さ
れている。また帯状体5の下面には帯状体5を塗装物で
あるフードlに貼り付ける貼着部としての両面テープ8
が設けられている。
以下、以上のように構成されたマスキング材4を用いて
第2図に斜線で示す自動車のフード1の塗装部1aを非
塗装部1bとの境界線1c沿って第2図のA−A線断面
図である第3図(alに示すように両面子−ブ8によっ
てマスキング材4を貼り付りることにより庇部材6及び
養生紙3により非塗装部1bをマスキングする。
第2図に斜線で示す自動車のフード1の塗装部1aを非
塗装部1bとの境界線1c沿って第2図のA−A線断面
図である第3図(alに示すように両面子−ブ8によっ
てマスキング材4を貼り付りることにより庇部材6及び
養生紙3により非塗装部1bをマスキングする。
非傅装部1bをマスキングしたフード1の2g部1aに
吹付塗装を施す。ストンガードコーティングのように約
2鶴の厚膜塗装を施すと、第3図+b)のように塗装部
1aは塗装されるが、境界線lc付近は庇部材6によっ
て遮られ塗料が充分に付着せず、庇部材6の先端部6b
を迂回して廻り込んだ塗料が塗装部1aより境界線1c
に近付くに従って順次減少し塗膜7の厚さが次第に薄く
なる。
吹付塗装を施す。ストンガードコーティングのように約
2鶴の厚膜塗装を施すと、第3図+b)のように塗装部
1aは塗装されるが、境界線lc付近は庇部材6によっ
て遮られ塗料が充分に付着せず、庇部材6の先端部6b
を迂回して廻り込んだ塗料が塗装部1aより境界線1c
に近付くに従って順次減少し塗膜7の厚さが次第に薄く
なる。
塗装が完了すると、マスキング材4は取り除かれ第3図
(c)に示すようにフート1の塗装部laに厚膜の塗膜
7が得られ、境界線1cに近づくに従って滑らかに塗膜
の厚さが減少し、塗装部laと非塗装部1bとが緩やか
に連続する塗膜が得られる。
(c)に示すようにフート1の塗装部laに厚膜の塗膜
7が得られ、境界線1cに近づくに従って滑らかに塗膜
の厚さが減少し、塗装部laと非塗装部1bとが緩やか
に連続する塗膜が得られる。
なおマスキング材4に設けられた庇状の突起6aの幅1
2及び帯状体5の厚さplを適宜変えることにより、突
起6aの先端6bより廻り込む塗料の量を調節すること
によって塗装部1aと非塗装部1bとの段差及び塗装面
の変化を変更することができる。
2及び帯状体5の厚さplを適宜変えることにより、突
起6aの先端6bより廻り込む塗料の量を調節すること
によって塗装部1aと非塗装部1bとの段差及び塗装面
の変化を変更することができる。
以上説明では自動車のフードにストンガードコーティン
グを施す実施例について記載したが、ホイルアーチ、ド
ア下部等に部分的に厚膜塗装を施す場合等に適宜適用し
得るものである。
グを施す実施例について記載したが、ホイルアーチ、ド
ア下部等に部分的に厚膜塗装を施す場合等に適宜適用し
得るものである。
(効 果)
帯状体の上縁部に庇状の突起を設けたマスキング材を境
界線に沿って貼着して、吹付塗装を施すことにより庇状
の突起の先端より塗料が廻り込み、塗膜の厚さを境界線
に近付くに従って順次減少するようにしたので塗装部と
非塗装部との段差の少ない滑らかな塗装面が得られ、外
観上好ましく、高品質の部分塗装が得られる。
界線に沿って貼着して、吹付塗装を施すことにより庇状
の突起の先端より塗料が廻り込み、塗膜の厚さを境界線
に近付くに従って順次減少するようにしたので塗装部と
非塗装部との段差の少ない滑らかな塗装面が得られ、外
観上好ましく、高品質の部分塗装が得られる。
第1図は本発明の自動車車体の部分塗装方法に用いられ
るマスキング材の一実施例の断面図、第2図は自動車の
部分塗装部を示す説明図、第3図は本発明の部分塗装方
法の説明図、第4図は従来の部分塗装方法の説明図であ
る。 ■・・・フード、1a・・・塗装部、1b・・・非塗装
部、lc・・・境界線、3・・・養生紙、4・・・マス
キング材、5・・・帯状体、6・・・庇部材、6a・・
・突起、8・・・両面テープ 代理人 弁理士 1)代 蒸 治
るマスキング材の一実施例の断面図、第2図は自動車の
部分塗装部を示す説明図、第3図は本発明の部分塗装方
法の説明図、第4図は従来の部分塗装方法の説明図であ
る。 ■・・・フード、1a・・・塗装部、1b・・・非塗装
部、lc・・・境界線、3・・・養生紙、4・・・マス
キング材、5・・・帯状体、6・・・庇部材、6a・・
・突起、8・・・両面テープ 代理人 弁理士 1)代 蒸 治
Claims (3)
- (1)自動車車体の非塗装部をマスキングし、塗装部を
塗装する部分塗装方法において、所定の厚さを有する帯
状体の上方縁に庇状の突起を有するマスキング材をその
突起が塗装部の境界線付近の塗装部の上面を所定の間隔
をもって覆うように境界線に沿って貼設し、塗装部に吹
付塗装を施すようにしたことを特徴とする自動車車体の
部分塗装方法。 - (2)塗装部は約2mmの厚膜塗装である請求項1の方
法。 - (3)帯状体の上方縁に庇状の突起を設け、帯状体の下
面に貼着部を設けたことを特徴とする自動車車体の部分
塗装用のマスキング材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63276100A JPH02122866A (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 | 自動車車体の部分塗装方法及びその方法に用いられるマスキング材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63276100A JPH02122866A (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 | 自動車車体の部分塗装方法及びその方法に用いられるマスキング材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02122866A true JPH02122866A (ja) | 1990-05-10 |
Family
ID=17564802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63276100A Pending JPH02122866A (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 | 自動車車体の部分塗装方法及びその方法に用いられるマスキング材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02122866A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5962367A (ja) * | 1982-09-30 | 1984-04-09 | Mazda Motor Corp | マスキング塗装法 |
JPS6295175A (ja) * | 1985-10-18 | 1987-05-01 | Nitto Electric Ind Co Ltd | マスキング方法 |
-
1988
- 1988-11-02 JP JP63276100A patent/JPH02122866A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5962367A (ja) * | 1982-09-30 | 1984-04-09 | Mazda Motor Corp | マスキング塗装法 |
JPS6295175A (ja) * | 1985-10-18 | 1987-05-01 | Nitto Electric Ind Co Ltd | マスキング方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0745000B1 (en) | A sealing strip and method of sealing | |
US3930069A (en) | Refinish painting method | |
WO1992018253A1 (en) | Masking methods using flexible strip | |
CA2109609C (en) | Masking profile for use in painting car bodies | |
JPH02122866A (ja) | 自動車車体の部分塗装方法及びその方法に用いられるマスキング材 | |
CA2325623A1 (en) | Foam strip for masking and method for masking a gap | |
US6171434B1 (en) | Separation layer method for the flat coating of smooth surfaces (straight or curved) with self-adhesive foil | |
JP7452493B2 (ja) | 車両構造 | |
JP4550212B2 (ja) | モール材用マスキングテープ | |
JP3120273B2 (ja) | 自動車用バイザー | |
JPH06269708A (ja) | 塗り分け塗装方法及び塗装用マスキングシート | |
JP2006212564A (ja) | 車両の塗装時に使用するカバーシート及び車両の非塗装部のカバー方法 | |
JPS5919644Y2 (ja) | 車両用ウエザストリップ | |
JPH049016Y2 (ja) | ||
KR101880498B1 (ko) | 도장용 커버링 테이프 | |
JPS6295175A (ja) | マスキング方法 | |
GB2241907A (en) | Masking | |
JP3678271B2 (ja) | 塗装構造 | |
CA2183162C (en) | A sealing strip and method of sealing | |
JP3016664U (ja) | マスキングテープ | |
JPH0459448A (ja) | 表面層を有するシール部材とその表面層形成方法 | |
JPH0213467Y2 (ja) | ||
JPS59222269A (ja) | 多色塗装方法 | |
JPH05245436A (ja) | 多色塗装法 | |
JPS6241795B2 (ja) |