JPH0213467Y2 - - Google Patents

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JPH0213467Y2
JPH0213467Y2 JP1984199047U JP19904784U JPH0213467Y2 JP H0213467 Y2 JPH0213467 Y2 JP H0213467Y2 JP 1984199047 U JP1984199047 U JP 1984199047U JP 19904784 U JP19904784 U JP 19904784U JP H0213467 Y2 JPH0213467 Y2 JP H0213467Y2
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JP
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adhesive
cutting
base sheet
adhesive layer
cutout
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は目切り用の貼着体に関するものである。
従来、例えば二種の異なる塗料を使用して上下
二段に色分けして塗装するには、塗料の色変り部
分(境の部分)、即ち目切り部を挾んで、何回も
塗料が塗られるために、この部分が他の部分に比
較して層厚になり、見た目も悪いし、触つた感触
もよくなく、充分に満足の行くものではない。
本案は上記の如き欠点に鑑みなされたもので、
本案は目切り部に使用される特殊構造の目切り用
貼着体に関するもので、目切り部に従来の如き層
厚部を生ぜしめず、外見、触感のよい塗装が極め
て容易にできるものである。
以下本案を実施例について説明すると、紙、プ
ラスチツクシート、金属箔、布帛若しくはこれら
の複合体等で形成された適当な幅、長ちの基材シ
ート1の側縁部区帯に一方の縁部1bに沿つて一
定幅でこれと平行するような内端縁3aを形成す
るように粘着剤層3が設けられている。上記内端
縁3aが目切り部に沿うように粘着剤層が既塗装
部に貼られるが、この基材シートにはこの内端縁
を越えて未塗装部分に伸びる粘着剤の存在しない
余白部2が設けてあり、未塗装表面との間に隙間
9を生じるようになつている。この余白部は塗料
の性質等により適当に選択して形成できるが、通
常5〜10mm程度の巾にしてよい場合が多い。上記
基材シートは適当な腰があつて、これを塗装面に
施用したさい未塗装面と余白部の間に均一な隙間
を生ずるものが好ましい。又基材シートの余白部
にはその未塗装面と対向する面にアルミニウムそ
の他の金属箔若しくは金属蒸着層を設けると、腰
が一層強くできると共に塗面との剥離性もよくな
る。余白部に接して設けられる粘着剤層はその内
端縁の部分によつて目切り線(部)を形成すると
共に基材シートを目切り線を介した既塗装部分に
定着するものであり、該粘着剤層の表面は剥離性
保護紙4が貼着される。又保護紙の代りに基材シ
ートの背面に剥離処理を施こし、巻芯等に捲回し
てもよい。
上記では目切りと基材シート保定用の粘着剤層
3を基材シート上に設けたものについて述べた
が、粘着剤層3の代りに目切りと保持用を兼ねる
粘着剤層3を有する目切りテープ31を、前記基
材シート1の余白部2の下縁に沿つて該目切りテ
ープ31の粘着剤3が塗装面側になるようにして
粘着剤その他の接着剤5を介して貼りつけ、前記
同様の目切りと保持用の粘着剤層3を有する前記
同様に使用できる目切り用貼着体6が得られる
(第3〜4図)。このように形成されたものは余白
部2と塗面との間の隙間が生じ易く、目切り部に
おける塗装の仕上りが一層よくできるばかりでな
く、目切り兼保定用粘着剤層の形成も、予め前記
所要目的に応じて作成された目切り用等の粘着テ
ープを余白部2の下縁(目切り線)に合わせ、例
えば両面粘着テープ等を介して接着して簡単にで
きる。
第5図には、紙製基材シートの余白部にアルミ
ニウム箔7を貼り合わせ、粘着剤層は、第4図同
様に形成したものが示されている。このものは余
白部が塗面から一層剥離し易くなる。
本考案は、上記の如き構成で、これを例えば壁
面などの塗装面の中間部に目切り部(境目)を存
して二色の塗料で上塗りして塗り分けたり等する
とき、先づ目切り部の下方部分に一方の塗料を噴
霧等で塗装し、この際に通例目切り部に沿つてそ
の上方に帯状のぼかし塗装を施した後に、この目
切り用貼着体の粘着剤層の内端縁を上記目切り部
の上に位置するようにして、この粘着剤層が下方
部分の既塗装部に貼付けられると、この貼着体の
余白部は目切り部の上方に延びて、目切り部上方
の未塗装表面(通例ぼかし部)との間に僅かの隙
間を形成している。こうした状態でこの目切り部
の上方部分に他方の塗料を噴霧等すると、塗料は
未塗装の上方部分に塗られて行くが、目切り部の
未塗装部分には貼着体の余白部が存するので、塗
料の塗布がこの余白部のテープによつて規制され
ると共に、塗料の一部はこの余白部の縁部1aを
越えて未塗装部分との間に存する隙間に入つて、
余白部に対向する未塗装部分が塗られると共に、
上方部分に塗られた塗料はその一部が自然に垂れ
るようになつて上記隙間の中に入り込み、これに
よつて同じく未塗装部分が塗られるようになる。
そして、この隙間の中に入つて来た塗料も粘着剤
層の内端縁すなわち余白部の下端縁で止められ、
これより下方には行かない。こうして塗装した塗
料が乾いたら、貼つた貼着体を剥して行くと、上
部と下部の塗装部分が接している目切り部でくつ
きりと塗り分けられ、しかも上下両部の塗層の重
なり合いが少くて目切り部分の一帯が厚くなら
ず、上部の塗料が下部にまで流れたり、目切り部
に溜つたりすることもなく、すぐれた外見と触感
を有する塗装に仕上げることができる。
その上、この目切り用貼着体は構成も簡素で使
用し易く、特に熟練を要することなく誰でも目切
り部に容易に施用することができるし、製造も容
易で経済的に入手することができ、未塗装部分と
余白部との間の隙間と余白部の幅を適宜に選択す
ることにより家屋その他の建造物の塗装、自動車
その他の車輌、乗物の他種々の塗装に巾広く用い
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本案の実施例を示し、第1図は一部切欠
斜面図、第2図は第1図の−線断面図、第3
図は変形例を示す一部切欠斜面図、第4図は第3
図の−線断面図、第5図は他の変形例を示す
断面図、第6図は使用状態を示す説明図である。 1は基材シート、2は余白部、3は粘着剤層、
4は保護紙、31は目切りテープ、5は目切り用
貼着体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 基材シートを有し、該基材シートの一面にそ
    の一側縁に沿いかつこれに並行する内端縁を形
    成するように帯状の粘着剤層を設け、該粘着剤
    層をその内端縁が目切り部に沿うようにして既
    塗装部に貼付するとき目切り部を挾んで未塗装
    部に向いその未塗装表面との間に隙間を存して
    延設される粘着剤を有しない余白部を上記基材
    シートに形成した目切り用貼着体。 2 上記粘着剤層は、既塗装部に貼付する粘着剤
    層を備えた目切りテープで形成されている実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の目切り用貼着
    体。 3 上記余白部は、その表面に金属箔を有する実
    用新案登録請求の範囲第1項または第2項記載
    の目切り用貼着体。 4 上記余白部は、その幅が5〜10mmである実用
    新案登録請求の範囲第1項〜第3項のいずれか
    に記載の目切り用貼着体。
JP1984199047U 1984-12-27 1984-12-27 Expired JPH0213467Y2 (ja)

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JPS61111942U JPS61111942U (ja) 1986-07-15
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Citations (2)

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JPS4845084U (ja) * 1971-10-01 1973-06-12
JPS5924178B2 (ja) * 1977-03-07 1984-06-07 財団法人電気磁気材料研究所 角形ヒステリシス磁性合金およびその製造方法

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JPS4712242U (ja) * 1971-03-13 1972-10-13
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JPS61111942U (ja) 1986-07-15

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