JPH0212214Y2 - - Google Patents

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JPH0212214Y2
JPH0212214Y2 JP1983134277U JP13427783U JPH0212214Y2 JP H0212214 Y2 JPH0212214 Y2 JP H0212214Y2 JP 1983134277 U JP1983134277 U JP 1983134277U JP 13427783 U JP13427783 U JP 13427783U JP H0212214 Y2 JPH0212214 Y2 JP H0212214Y2
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JP
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container
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cap
circumferential wall
metering
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JP1983134277U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は小粒の錠剤や菓子類(以下内容物と言
う)を容器から必要分だけ直接取り出せる容器に
関するものである。
〈従来技術及び考案が解決しようとする課題〉 従来、大きな容器から小粒の内容物を必要量だ
け取り出す場合、必要量が少なければ1粒づつ取
り出す方法、必要量が多ければ液体や粉体によく
用いられるように、カツプ等に小分けしてだいた
いの必要量を確保する方法がとられていた。
しかしながら、1粒づつ取り出す方法では非常
に骨の折れる作業となり、これを解決するべく大
ざつぱに取り出してから数を数えたのでは、一旦
取り出した内容物の余剰分をまた容器内に戻すこ
とになり不衛生である。また、後者の方法だと容
器の蓋をはずしてから蓋を置きカツプに持ち替え
なければならず、やはり骨が折れる作業になると
同時に、容器にカツプを収納できる等カツプの保
管場所が確保されていないと使用時にカツプを探
す事になり、非常に不便である。
本考案は、内容物である小粒の錠剤や菓子類を
取り出すにあたり、必要量の多少にかかわらず取
り出し作業が骨のかかるものでなく、また使用時
にカツプ等を探すことのない粒用定量容器を開示
することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、上記課題を解決するために為された
ものであり、すなわち内容物を収納する容器部、
該容器開口部の内側に嵌着される定量部および、
該容器開口部の外側に取り外し自在に嵌装される
キヤツプ部とからなり、該定量部は本体部と、そ
の内側で上下動する遮断部とからなり、該本体部
は該容器開口部内側に嵌合する円周壁、その円周
壁の内側は計量室であり、該円周壁の下方には半
円筒状の支持筒が一対の支持壁を介して連設さ
れ、その円周壁の上端部には鍔部が形成されてい
て、該遮断部はその中程にストツパー、その下端
には止板が設けられた支持棒からなり、該ストツ
パーと止板の間の支持棒を前記支持筒内を上下動
可能に組立られており、該キヤツプ部と該容器部
が嵌装状態で該支持筒と該円周壁とからなる流入
口の隙間を内容物が通り抜け可能で、該キヤツプ
部と該容器を逆様状態で外された時遮断部が移動
し、該止板が前記流入口の間隙を内容物の粒の径
より小さくなるようにしたことを特徴とする粒用
定量容器を開示することにより、解決し得たもの
である。
〈作用〉 本考案の定量容器を逆様にすると、内容物が容
器部から定量部内へ流入し、一定量が定量部に収
納される。次に定量容器を逆様にしたままキヤツ
プを取り外すと、定量部に収納された内容物はキ
ヤツプの中へ移動し、また遮断部が自重と内容物
の動きによつて下降する。止板が流入口を塞ぐと
遮断部の下降が止まり、これにより内容物の定量
部内への流入も止まり、キヤツプ内に流入する内
容物の量は一定になる。
〈実施例〉 以下、図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
第1図は、本考案の粒用定量容器の断面図であ
り、本考案は定量部AとキヤツプBと容器部Cと
から成る。
該定量部Aは該容器部Cの開口部に内側嵌合す
る本体部1と該本体部1に取り付けられる遮断部
2とから成り、該本体部1は円周壁3上端に鍔部
4が、下方に支持壁5が連設されて居り、該支持
壁5中央部には支持筒6が設けられている。
前記遮断部2はデイスク状の止板7と該止板7
中央部に連設された支持棒8とから成り、さらに
該支持棒8の特定位置にストツパー9が設けられ
ている。該ストツパー9は前記支持筒6内径より
大きな径を有し、該支持筒6下方から無理に貫通
させる。この為第4図に示す如く前記支持筒6は
縦割りに切られて居り前記一対の支持壁5はそれ
ぞれ半円筒の支持筒6を支える様にし、該ストツ
パー9の貫通をし易くしてある。該ストツパー9
の位置は前記止板7と前記円周壁3下端との間隔
が内容物の径以上で2倍の径を越えない様に該支
持筒6内径よりも0.5mm径が小さく、長さは第1
図の状態で該鍔部4の上面までとする。該支持筒
6内径と支持棒8の径の関係は該支持棒8が自由
に動く範囲でクリアランスが少ない程該支持棒8
の振れが少なく好ましい。また支持棒8の長さは
第1図の正立状態でキヤツプBをはずした時、容
器開口部から飛び出る状態では外観上好ましくな
いことと、密封性を付与する為に該鍔部4上面に
インナーシール等を施す場合に不都合になること
などから該鍔部4上面までとした理由である。
前記円周壁3の内側は計量室A,aを形成し、
該円周壁3と該支持筒6との隙間は流入窓bを形
成する。該流入窓bは内容物の径よりわずかに大
きい幅にしておき、該支持筒6外径より3〜5mm
径の大きい該止板7が該支持筒6下端に着いた時
に該円周壁3内径と該止板7径との隙間が内容物
の径より小さくなる様に各寸法を決める。すなわ
ち該遮断部2が第1図において最上部に位置する
時は該流入窓bから内容物が計量室A,a内に入
れず、該遮断部2が第1図のように最下部に位置
する時は該流入窓bを内容物が通り抜ける様にし
たものである。
キヤツプ部Bはプラスチツク製の脱着し易いツ
イストオフ方式キヤツプ(ひねるとはずれ、押し
て打栓するもの)が適当であり、該キヤツプ部B
内の中央にガイド10を連設する。該ガイド10
は容器部Cに該キヤツプ部Bが施されている状態
では第2図の如く容器を逆様にしても前記遮断部
2が移動しない様に該支持棒8先端が該ガイド1
0先端に当たる。従つて該ガイド10先端は該支
持棒8と該支持筒6とから生じる該支持棒8先端
の振れ分をカバーする径を有し、かつ常に該支持
棒8先端が中央になる様に該ガイド10先端は凹
部11を設ける。また、該キヤツプ部B内に打栓
(キヤツピング)の行き過ぎ防止の為の筒状の保
護壁12を設け、かつ該保護壁12は該ガイド1
0の容積を除いた計量室B,Cを形成する。さら
に該キヤツプ部B内側下方には突起部13を連設
し、前記容器部Cと嵌合させる。
容器部Cは首部14だけが円筒状であれば他は
ツイストキヤツプにし易い形状にすることが出
来、該首部の長さは第1図の如く該遮断部2が最
下位にあるときでも該首部14内に位置すること
が可能な長さとする。さらに該容器部Cに設けら
れた横リブ15と該キヤツプ部Bの該突起部13
との嵌合でキヤツプ部Bは容器部Cに施される。
本考案の粒用定量容器の使用方法は第2図に示
す如く容器部Cとキヤツプ部Bが嵌合されたまま
容器全体を逆様にする。この時前記支持棒8先端
は前記ガイド10に設けられた前記凹部11に当
たつて居り該支持棒8に連設されている前記止板
7は前記円周壁3から最も離れた位置にある。従
つて内容物は該止板7と前記容器部Cの前記首部
14内面との隙間を通つて前記流入窓bの大きさ
は内容物に対して、さほど大きくない為に容器全
体が逆様の状態で数回振動を与えるとさらに該計
量室B,c内に内容物が入り易くなる。
次に該容器Cと前記キヤツプ部Bを逆様の状態
のままで捻ると該キヤツプ部Bの該突起部13と
該容器部Cの該横リブ15との嵌合がはずれ該容
器部Cと該キヤツプ部Bを逆様のまま分離するこ
とができる。この時該キヤツプ部B内の該計量室
B,c内に溜まつていた内容物はそのまま該計量
室B,c内に留まる。さらに該円周壁3に囲まれ
た該計量室A,a内の内容物は該キヤツプ部Bが
該容器部Cの該首部14から抜けるための下方へ
の移動につれて該キヤツプ部Bに連設されている
ガイド10が該容器部Cから離れていくため、該
支持棒8先端が開放され、該遮断部2が該計量室
A,a内の内容物と一緒に下方へ移動する。該遮
断部2は該ガイド10が離れ、該計量室A,aに
詰まつていた内容物に隙間が出来ると該止板7が
自重と容器内の内容物に押し出されてすみやかに
下降し、該支持筒6に当たつて止まる。従つて該
キヤツプ部Bが該容器部Cの該首部14から離れ
る前の短時間で該計量室A,a内の内容物が該キ
ヤツプ部B内に移動完了し、かつ該止板7は該流
入窓bを部分的に塞ぎ、第3図に示す如く容器内
の内容物は該流入窓bを通過できない状態とな
る。従つて該容器部Cは逆様状態であつても内容
物は出て来ず、該容器部Cを逆様のままで該キヤ
ツプ部B内の内容物を開け、再び該キヤツプ部B
を下方から該容器部Cに押して嵌合させるか、又
は、一度該容器部Cを正立状態に置いてから該キ
ヤツプ部B内の内容物を開けて、再び上方から該
キヤツプ部Bを該容器部Cに嵌合させて、始めの
状態に戻す。また該容器部Cに該キヤツプ部Bを
施していたい場合で、該容器部Cを成立状態から
逆様にすると、該遮断部2は容器内内容物の移動
よりも早く移動し、該止板7が該流入窓bを塞ぐ
ため、容器内容物は計量室A,a内に入れず、従
つて排出されない。また該遮断部2は金属の様な
重いものではなくプラスチツク性の軽い材質の方
が、内容物がカプセル状で割れ易いものにも使
え、該遮断部2が他の力に頼らず自重と内容物の
重みだけで自由に移動できる点が、割れ易い内容
物に適して居り、製作の際の部品数が少なくて済
むことも利点である。
〈考案の効果〉 以上の如く本考案の粒用定量容器は、定量操作
が定量容器を逆様にしてキヤツプを捻るだけで良
く、だれでも簡単に必要量の内容物を容器から取
り出せる。また、定量部Aは2パーツから成るた
め構造が簡単であり、さらにキヤツプを容器に被
せ嵌合させれば本来のキヤツプと容器が一体とな
つたボトル形態に成り、これにより容器がキヤツ
プの保管場所も兼ねることから、使用時にキヤツ
プを探すことのない極めて実用性の高い定量容器
が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は本考案の定量容器の容器開口部分の断面図であ
り、第2図は本考案の定量容器を逆様にした時の
内容物の状態を示す容器開口部分の断面図であ
り、第3図は本考案の定量容器を逆様のままキヤ
ツプ部を容器部からはずした状態を示す容器開口
部の断面図である。第4図は定量部の支持筒を示
す斜視図である。 A……定量部、B……キヤツプ部、C……容器
部、a……計量室A、b……流入口、c……計量
室B、1……本体部、2……遮断部、3……円周
壁、4……鍔部、5……支持壁、6……支持筒、
7……止板、8……支持棒、9……ストツパー、
10……ガイド、11……凹部、12……保護
壁、13……突起部、14……首部、15……横
リブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内容物を収納する容器部、該容器開口部の内側
    に嵌着される定量部および、該容器開口部の外側
    に取り外し自在に嵌装されるキヤツプ部とからな
    り、該定量部は本体部と、その内側で上下動する
    遮断部とからなり、該本体部は該容器開口部内側
    に嵌合する円周壁、その円周壁の内側は計量室で
    あり、該円周壁の下方には半円筒状の支持筒が一
    対の支持壁を介して連設され、その円周壁の上端
    部には鍔部が形成されていて、該遮断部はその中
    程にストツパー、その下端には止板が設けられた
    支持棒からなり、該ストツパーと止板の間の支持
    棒を前記支持筒内を上下動可能に組立られてお
    り、該キヤツプ部と該容器部が嵌装状態で該支持
    筒と該円周壁とからなる流入口の隙間を内容物が
    通り抜け可能で、該キヤツプ部と該容器を逆様状
    態で外された時遮断部が移動し、該止板が前記流
    入口の間隙を内容物の粒の径より小さくなるよう
    にしたことを特徴とする粒用定量容器。
JP13427783U 1983-08-30 1983-08-30 粒用定量容器 Granted JPS6041358U (ja)

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JP13427783U JPS6041358U (ja) 1983-08-30 1983-08-30 粒用定量容器

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JP13427783U JPS6041358U (ja) 1983-08-30 1983-08-30 粒用定量容器

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Publication Number Publication Date
JPS6041358U JPS6041358U (ja) 1985-03-23
JPH0212214Y2 true JPH0212214Y2 (ja) 1990-04-05

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ID=30302611

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JP13427783U Granted JPS6041358U (ja) 1983-08-30 1983-08-30 粒用定量容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS625832Y2 (ja) * 1981-04-16 1987-02-09

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5232423U (ja) * 1975-08-27 1977-03-07
JPS573969U (ja) * 1980-06-09 1982-01-09

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JPS5232423U (ja) * 1975-08-27 1977-03-07
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