JPH0212136Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0212136Y2
JPH0212136Y2 JP1984050473U JP5047384U JPH0212136Y2 JP H0212136 Y2 JPH0212136 Y2 JP H0212136Y2 JP 1984050473 U JP1984050473 U JP 1984050473U JP 5047384 U JP5047384 U JP 5047384U JP H0212136 Y2 JPH0212136 Y2 JP H0212136Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instrument panel
boot
column
steering
steering column
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984050473U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60161670U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5047384U priority Critical patent/JPS60161670U/ja
Publication of JPS60161670U publication Critical patent/JPS60161670U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0212136Y2 publication Critical patent/JPH0212136Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steering Controls (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)
  • Diaphragms And Bellows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はステアリングコラム周縁の隠蔽構造に
関するものである。
(従来技術) 車両において、インストルメントパネルから車
室内に向かつてステアリングシヤフトが突設さ
れ、該ステアリングシヤフトの先端にはステアリ
ングホイールが固定されており、更に、ステアリ
ングシヤフトの周囲はステアリングコラムにより
囲まれている。従つて、ステアリングホイールと
インストルメントパネルとの間では、ステアリン
グコラムが露出し、外観を損ねることとなり、こ
のステアリングコラム周縁を隠蔽するために、隠
蔽構造が提案されている。そして、従来のステア
リングコラム周縁の隠蔽構造としては、例えば実
開昭58−14076号公報に示されているように、ス
テアリングコラムの周囲に、前側コラムカバー、
後側コラムカバー、及び伸縮可能な中コラムカバ
ーが設けられており、該コラムカバーにより、ス
テアリングコラム周縁を隠蔽する隠蔽構造が知ら
れている。
しかしながら、上記従来の隠蔽構造において
は、ステアリングシヤフトの伸縮に対して、中コ
ラムカバーすなわち伸縮部の伸縮動作が直接運転
者に見えてしまうという問題があつた。更に、上
記隠蔽構造は、伸縮可能なステアリングシヤフト
に適用するものであり、上下動及び伸縮可能なス
テアリングシヤフトには適用することができず、
すなわち、ステアリングシヤフトの2次元の動作
に適応することができないという欠点があつた。
(考案の目的) 本考案は前記従来の課題に鑑み為されたもので
あり、その目的は、伸縮部が見えにくく、更に上
下動及び伸縮可能なステアリングシヤフトに適用
することができるステアリングコラム周縁の隠蔽
構造を提供することにある。
(考案の構成) 本考案のステアリングコラム周縁の隠蔽構造
は、インストルメントパネルから車室内に突設さ
れ、上下動及び伸縮可能なステアリングシヤフト
と、 該ステアリングシヤフトを囲むステアリングコ
ラムと、 インストルメントパネルの室内側位置において
前記ステアリングコラムを覆うように配設され、
インストルメントパネル側の端部がインストルメ
ントパネルと所定の間〓を介して該インストルメ
ントパネルと対向しているコラムカバーと、及
び、 前記ステアリングコラムの少なくとも上面及び
左右両側面を覆うブーツと、を含み、 前記ブーツは、蛇腹部と、蛇腹部の一端に形成
されインストルメントパネルの内側に配設され該
内側に固定されるインストルメントパネル側取付
部と、及び、蛇腹部の他端に形成されステアリン
グコラム側に固定されるステアリングコラム側取
付部と、を有し、 前記ブーツの形状は、インストルメントパネル
側取付部から下方に延設されるとともに蛇腹部に
連続するほぼつづみ状に形成されていることを特
徴とする。
(実施例) 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
第1図には、本考案の実施例によるステアリン
グコラム周縁の隠蔽構造が示され、第2図には、
その断面が示されている。
インストルメントパネル10から車室内に向か
つてステアリングシヤフト12が突設され、ステ
アリングシヤフト12の先端12aには、ステア
リングホイール(図示せず)が固定される。ステ
アリングシヤフト12の周囲は、ステアリングコ
ラム14により囲まれており、該ステアリングコ
ラム14の周囲であつてステアリングホイール側
には、コラムカバー16が設けられ、更に、ステ
アリングコラム14とコラムカバー16との間に
は、コンビスイツチ部(組合せスイツチ部)18
が設けられている。ここで、コラムカバー16
は、第3図に示されるように、上コラムカバー1
6a及び下コラムカバー16bから成り、上コラ
ムカバー16a及び下コラムカバー16bがステ
アリングコラム14に対して取り付けられる。な
お、第2図の符号19は、コンビスイツチ部18
のためのハーネススペースである。
また、ステアリングシヤフト12は、上下動及
び伸縮可能である。すなわち、第1図において、
基準テレスコ線、前テレスコ線、後テレスコ線を
それぞれls,l1,l2とすると、ステアリングシヤ
フト12は、基準テレスコ線lsから前テレスコ線
l1まで縮小することができ、更に、基準テレスコ
線lsから後テレスコ線l2まで伸延することができ
る。同様にして、基準チルト線、、上チルト線、
下チルト線をそれぞれms,m1,m2とすると、ス
テアリングシヤフト12は、基準チルト線ms
ら上チルト線m1まで上昇することができ、更に、
基準チルト線msから下チルト線m2まで下降する
ことができる。なお、第1図においては、ステア
リングシヤフト12は、基準テレスコ線ls及び基
準チルト線ms上にあり、すなわち基準状態にあ
る。
次に、ステアリングコラム14の周縁を隠蔽す
るブーツ20について詳細に説明する。
第4図には、ブーツ20の外観が示されてお
り、第1,4図において、ブーツ20は、ステア
リングコラム14の上面及び左右両側面を覆うよ
うに構成されている。ブーツ20は、上下動及び
伸縮可能な蛇腹部22を含み、該蛇腹部22の一
端には、インストルメントパネル側取付部24が
形成され、該取付部24がインストルメントパネ
ル10に固定される。また、蛇腹部22の他端に
は、ステアリングコラム側取付部が形成され、実
施例においては、コラムカバー側取付部26が形
成されており、該取付部26は、コラムカバー1
6に取り付けられ、従つて、ステアリングコラム
14に間接的に取り付けられることとなる。ま
た、インストルメントパネル側取付部24から蛇
腹部22にかけての形状は、ほぼつづみ状に形成
されており、これにより、ブーツ20の伸縮部は
外部から見えにくくなつている。
前記ブーツ20のインストルメントパネル側取
付部24には、凹部24aが形成され、更に、取
付用孔28−1〜28−7が形成されている。一
方、インストルメントパネル10から下方に、取
付板30が突設されており、該取付板30の裏面
30aには、前記凹部24aに対応して凸部30
bが形成され、更に、前記取付用孔28に対応し
て取付座32が密着固定されている。そして、イ
ンストルメントパネル側取付部24を取付板30
に取り付ける際には、取付板30の凸部30bに
取付部24の凹部24aを嵌合させ、更に、固定
ネジ34を取付用孔28を介して取付座32に螺
合させる。従つて、取付部24は、取付板30に
確実に取り付けられることとなり、また、取付部
24は、取付板30の裏面30aに取り付けられ
るので、この取付個所が車室側(運転者側)に露
出することがないという利点を有する。
前記ブーツ20のコラムカバー側取付部26に
は、凹部26a及び凸部26bが形成され、これ
に対応して、コラムカバー16のブーツ側には、
凸部16c及び凹部16dが形成されている。そ
して、コラムカバー側取付部26をコラムカバー
16に取り付ける際には、取付部26の凹部26
a、凸部26bをそれぞれコラムカバー16の凸
部16c、凹部16dに嵌合させ、その後、取付
用金具36(第4図参照)により、取付部26を
コラムカバー16に固定させる。なお、第2,4
図に示されるように、取付用金具36は、取付部
26を締付固定するようにほぼ状に構成され、
その両端には鉤部36a,36bが形成されてい
る。この鉤部36a,36bに対応して、コラム
カバー16のブーツ側には、係合孔38a,38
bが形成されており、該係合孔38a,38b
に、前記取付用金具36の鉤部36a,36bが
係合し、これにより、取付け用金具36は、コラ
ムカバー16に取り付けられ、コラムカバー側取
付部26を確実に締付固定することができる。従
つて、取付部26はコラムカバー16に確実に取
り付けられることとなる。
以上のようにして、ブーツ20のインストルメ
ントパネル側取付部24は取付板30に取り付け
られ、コラムカバー側取付部26はコラムカバー
16に取り付けられる。そして、第5図には、ス
テアリングシヤフト12が後テレスコ線l2及び下
チルト線m2上にある状態が示され、また、第6
図には、ステアリングシヤフト12が前テレスコ
線l1及び上チルト線m1上にある状態が示されてい
る。この第5,6図から、実施例の効果を理解す
ることができ、すなわち、実施例においては、上
下動及び伸縮可能なステアリングシヤフトに適用
することができ、更に、ブーツの伸縮部が見えに
くいという利点を有する。
次に、第7図には、本考案の他の実施例による
ステアリングコラム周縁の隠蔽構造が示されてい
る。
前述した実施例においては、第1図に示される
ように、蛇腹部22の他端にコラムカバー側取付
部26を形成し、該取付部26をコラムカバー1
6に取り付けているが、本他の実施例において
は、第7図に示されるように、蛇腹部22の他端
に、コンビスイツチ部側取付部40を形成し、該
取付部40をコンビスイツチ部18に取り付けて
おり、これにより、取付部40は、ステアリング
コラム14に間接的に取り付けられることとな
る。すなわち、第1図の実施例と同様にして、ブ
ーツ20のコンビスイツチ部側取付部40には、
凹部40a及び凸部40bが形成され、これに対
応して、コンビスイツチ部18のブーツ側には、
凸部18a及び凹部18bが形成されている。そ
して、コンビスイツチ部側取付部40をコンビス
イツチ部18に取り付ける際には、取付部40の
凹部40a、凸部40bをそれぞれコンビスイツ
チ部18の凸部18a、凹部18bに嵌合させ、
その後、取付用金具42により、取付部40をコ
ンビスイツチ18に固定させる。これにより、取
付部40はコンビスイツチ部18に確実に取り付
けられることとなる。
従つて、本他の実施例によれば、前記実施例と
同様の効果を奏することができ、更に、取付部4
0はコンビスイツチ部18のブーツ側に取り付け
られ、すなわち、コラムカバー16の内部で取り
付けが行われるので、この取付個所、特に取付用
金具が車室側(運転者側)に露出することがない
という利点を有する。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、伸縮部
が見えにくく、更に、上下動及び伸縮可能なステ
アリングシヤフトに適用することができる。
また、ブーツのインストルメントパネル側取付
部は、インストルメントパネルの内側に配設され
該内側に固定されているので、この取付部は、運
転者から直接見えることがなく、それゆえ、見映
えがよい。
また、ブーツの形状は、インストルメントパネ
ル側取付部から下方に延設されるとともに蛇腹部
に連続するほぼつづみ状に形成されているので、
ブーツは、運転者から直接見えることがなくある
いは見えにくく、それゆえ、見映えがよい。
また、ブーツのインストルメントパネル側取付
部は、インストルメントパネルの内側に配設され
該内側に固定されるようになつており、かつ、ブ
ーツの形状は、インストルメントパネル側取付部
から下方に延設されるとともに蛇腹部に連続する
ほぼつづみ状に形成されているので、ブーツのイ
ンストルメントパネル側取付部をインストルメン
トパネルの内側に配設して該内側に固定するに際
し、ブーツの蛇腹部がこの固定作業の邪魔になる
ことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例によるステアリングコ
ラム周縁の隠蔽構造を示す説明図、第2図は第1
図の−断面図、第3図はコラムカバーの分解
斜視図、第4図はブーツの外観斜視図、第5図は
ステアリングシヤフトの後テレスコ下チルト状態
を示す説明図、第6図はステアリングシヤフトの
前テレスコ上チルト状態を示す説明図、第7図は
本考案の他の実施例によるステアリングコラム周
縁の隠蔽構造を示す説明図である。 10……インストルメントパネル、12……ス
テアリングシヤフト、14……ステアリングコラ
ム、16……コラムカバー、18……コンビスイ
ツチ部、20……ブーツ、22……蛇腹部、24
……インストルメントパネル側取付部、26……
コラムカバー側取付部、30……取付板、40…
…コンビスイツチ部側取付部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 インストルメントパネルから車室内に突設さ
    れ、上下動及び伸縮可能なステアリングシヤフト
    と、 該ステアリングシヤフトを囲むステアリングコ
    ラムと、 インストルメントパネルの室内側位置において
    前記ステアリングコラムを覆うように配設され、
    インストルメントパネル側の端部がインストルメ
    ントパネルと所定の間〓を介して該インストルメ
    ントパネルと対向しているコラムカバーと、及
    び、 前記ステアリングコラムの少なくとも上面及び
    左右両側面を覆うブーツと、を含み、 前記ブーツは、蛇腹部と、蛇腹部の一端に形成
    されインストルメントパネルの内側に配設され該
    内側に固定されるインストルメントパネル側取付
    部と、及び、蛇腹部の他端に形成されステアリン
    グコラム側に固定されるステアリングコラム側取
    付部と、を有し、 前記ブーツの形状は、インストルメントパネル
    側取付部から下方に延設されるとともに蛇腹部に
    連続するほぼつづみ状に形成されていることを特
    徴とするステアリングコラム周縁の隠蔽構造。
JP5047384U 1984-04-05 1984-04-05 ステアリングコラム周縁の隠蔽構造 Granted JPS60161670U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5047384U JPS60161670U (ja) 1984-04-05 1984-04-05 ステアリングコラム周縁の隠蔽構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5047384U JPS60161670U (ja) 1984-04-05 1984-04-05 ステアリングコラム周縁の隠蔽構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60161670U JPS60161670U (ja) 1985-10-26
JPH0212136Y2 true JPH0212136Y2 (ja) 1990-04-05

Family

ID=30568636

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5047384U Granted JPS60161670U (ja) 1984-04-05 1984-04-05 ステアリングコラム周縁の隠蔽構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60161670U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6833747B2 (ja) 2018-03-13 2021-02-24 株式会社豊田自動織機 車両の間隙遮蔽構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6026928B2 (ja) * 1980-04-14 1985-06-26 株式会社クボタ 給湯機用バ−ナ装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6026928U (ja) * 1983-08-01 1985-02-23 トヨタ自動車株式会社 自動車用インストルメントパネル構造

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6026928B2 (ja) * 1980-04-14 1985-06-26 株式会社クボタ 給湯機用バ−ナ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60161670U (ja) 1985-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR950031764A (ko) 자동차용 차체의 보조프레임 취부구조
JPH0212136Y2 (ja)
JPS6255239A (ja) 自動車のミラ−取付構造
JP3087331B2 (ja) トラクタのドア
KR200146701Y1 (ko) 캐빈 틸트 차량의 범퍼 마운트 구조
JPS602045Y2 (ja) 自動車用トリムの取付構造
JPH0729010Y2 (ja) 車両のアシストグリップ取付構造
JPS6328678Y2 (ja)
JPS5930754Y2 (ja) インストルメントパネルセフテイパツドとドアア−ムレストとの接合構造
JPS6311000Y2 (ja)
JPS6127824Y2 (ja)
JPH05636A (ja) 自動車のアシストグリツプ構造
JP2579592Y2 (ja) 自動車のドア
JPH03114926A (ja) 自動車の上部構造
KR200153376Y1 (ko) 자동차의 룸미러
JPH059260Y2 (ja)
JPS6015231A (ja) アシストグリツプ
JPS6134168Y2 (ja)
JPH0440980Y2 (ja)
JPH072324Y2 (ja) 車室内のフィニッシャー取付構造
KR0126285Y1 (ko) 자동차용 사이드 미러 결합 구조
JPH043864Y2 (ja)
KR100388202B1 (ko) 자동차의 리어 필라 내부 패널과 휠 가드 조립 구조
JPH06240707A (ja) 建設機械の運転室
JPS5846887Y2 (ja) 車輌等の小窓構造