JPH05636A - 自動車のアシストグリツプ構造 - Google Patents

自動車のアシストグリツプ構造

Info

Publication number
JPH05636A
JPH05636A JP15193691A JP15193691A JPH05636A JP H05636 A JPH05636 A JP H05636A JP 15193691 A JP15193691 A JP 15193691A JP 15193691 A JP15193691 A JP 15193691A JP H05636 A JPH05636 A JP H05636A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
assist grip
instrument panel
front pillar
assist
automobile
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15193691A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimi Fukatsu
吉実 深津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP15193691A priority Critical patent/JPH05636A/ja
Publication of JPH05636A publication Critical patent/JPH05636A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Passenger Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 サイドルーフレール及びフロントピラーから
アシストグリップをなくし、頭部上方の解放感の確保と
フロントピラー細形化等のデザインの自由度の制約を受
けるのを解消する。 【構成】 一端側がインストルメントパネル1側に、他
端側がフロアコンソール3側にそれぞれ固定支持された
支持アーム9を設け、この支持アーム9の一部分に把手
領域を形成し、この把手領域をアシストグリップ部19
としたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動車のアシストグリ
ップ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車輌走行時に乗員の身体を保持す
る保持用具としては、例えば、山海堂発行の自動車工学
全書、第13巻、乗用車の車体、第168頁に記載の如
くアシストグリップが知られており、その取付け位置の
具体例を図3と図4に示している。
【0003】図3はサイドルーフレール101にアシス
トグリップ103を取付けたものであり、図4はフロン
トピラー105にアシストグリップ103を取付けたも
ので、いずれも手を伸ばした時に容易に持つことができ
る頭部の側方上部に配置された構造となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記した如くアシスト
グリップ103はサイドルーフレール101に取付けた
り、あるいはフロントピラー105に取付けるものであ
るが、アシストグリップ103のグリップ部はかなり車
室内へ突出し突出感を招来していた。
【0005】このために、前者にあっては、例えば、車
高の低い車種や天井が低くなるサンルーフ付きの車種等
では頭部の側方にアシストグリップ103が位置するよ
うになるので開放感が得られにくく、しかも、うっとう
しく気になって改善が望まれている。また、場合によっ
ては頭がぶつかるおそれがある。
【0006】また、後者にあっては、フロントピラー1
05をアシストグリップ103の取付部としての機能を
持たせるため、フロントピラーの巾が広がり、前方視界
を妨げる要因となり、前方視界の向上や細形化等のピラ
ー領域のデザイン自由度を制約する虞れがあった。
【0007】そこで、この発明は前記した問題の解消を
図るようにした自動車のアシストグリップ構造を提供す
ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明にあっては、一端側がインストルメントパ
ネル側に、他端側がフロアコンソール側にそれぞれ固定
支持された支持アームを設け、この支持アームの一部分
に把手領域を形成し、この把手領域をアシストグリップ
部としてある。
【0009】
【作用】かかる構造によれば、アシストグリップ部は、
インストルメントパネルからフロアコンソールに延びた
支持アームの一部分に設けられているため、ピラー領域
の細形化等デザインの自由度に制約を受けることがなく
なると共にピラー領域の死角を小さくできる。また、天
井の低い車種等にあっても頭部の側方空間を大きく確保
できるようになる。
【0010】
【実施例】以下、図1と図2の図面を参照しながらこの
発明の一実施例を詳細に説明する。
【0011】図中1は車巾方向に長いインストルメント
パネル、3は運転席4側と助手席(図示していない)側
との間に配置されたフロアコンソールをそれぞれ示して
おり、フロアコンソール3は、フロアパネル5に固定支
持されている。
【0012】インストルメントパネル1の運転席4側に
は、ステアリング6が設けられ、このステアリング6の
ステアリングコラム(図示していない)は、前記インス
トルメントパネル1内に車巾方向に沿って配置固定され
たステアリングメンバー7に装着支持されている。
【0013】また、インストルメントパネル1のほぼ中
央部からは前記フロアコンソール3に向けて一対の支持
アーム9,9が平行に延長されている。
【0014】支持アーム9はパイプ状に形成され、一端
が前記ステアリングメンバー7にブラケット11を介し
て固定支持された水平部13と、水平部13からフロア
コンソール3側へ向けて下方へ屈曲された屈曲部15と
から成り、屈曲部15の屈曲端15aはフロアパネル5
にボルト15bで固定支持されている。
【0015】支持アーム9の水平部13領域には、スイ
ッチ操作盤17が、屈曲部15領域には、アシストグリ
ップ部19がそれぞれ設けられている。
【0016】スイッチ操作盤17は、オーディオなどの
操作系、空気調和装置等の操作系、各種モニター表示用
のディスプレー操作系等が集中して配設され、各操作系
のワイヤハーネス21はスイッチ操作盤17からインス
トルメントパネル1内へ延長されている。スイッチ操作
盤17の底面は取付けブラケット23とビス25により
前記水平部13に固着され、ビス25により取付けブラ
ケット23を弛めることで前記スイッチ操作盤17の前
後動が可能となっている。これにより、スイッチ操作盤
17を操作しやすい最適位置へ位置決めすることが可能
となる。この場合、インストルメントパネル1とスイッ
チ操作盤17との間に蛇腹状の伸縮カバー27を設ける
ことで、露出状態となる水平部13及びワイヤハーネス
27をカバーし、見栄えの向上を図ることが望ましい。
【0017】一方、支持アーム9の屈曲部15領域に形
成されたアシストグリップ部19は合成樹脂材により握
り部を一体成形することで左右に一対形成されている。
【0018】このように構成されたアシストグリップに
よれば、アシストグリップ部19を握ることで身体の保
持が行なえるようになる。
【0019】この場合、アシストグリップ部19はフロ
アコンソール3側の配置となるため、車高の低い車種で
あっても頭部とルーフサイドレールとの間に大きな空間
を確保することが可能となり、解放感が得られる。
【0020】また、フロントピラー29にあっては取付
部として機能しなくてもよいため細形化等のデザインの
自由度に制約を受けることがなくなると共にピラー領域
の死角を小さくできる。
【0021】一方、スイッチ操作盤17にあっては、各
操作系が集中して配設されるため、視認性に勝れると共
に操作が非常にやり易く操作性の向上が図れる。また、
スイッチ操作盤17は狭いインストルメントパネル1内
に各操作系を組込む従来手段と異なり独立しているた
め、ユニット化が可能となり組付けが容易で、組付け性
の面でも大変好ましいものとなる。
【0022】
【発明の効果】以上、説明したようにこの考案の自動車
のアシストグリップ構造によれば、車高の低い車種等に
あっても頭部側方に大きな空間を作ることが可能となた
め、うっとうしさがなくなり解放感が得られるようにな
る。また、フロントピラーにあっても細形化等のデザイ
ンの自由度に制約を受けることがなく、しかも、ピラー
領域の死角を小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インストルメントパネルとフロアコンソールと
の間に配置したこの考案にかかるアシストグリップ構造
を示した全体の斜視図である。
【図2】スイッチ操作盤を支持アームに取付けた状態を
示す正面図である。
【図3】アシストグリップをサイドルーフレールに取付
けた従来例の斜視図である。
【図4】アシストグリップをフロントピラーに取付けた
従来例の斜視図である。
【符号の説明】
1 インストルメントパネル 3 フロアコンソール 9 支持アーム 19 アシストグリップ部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 一端側がインストルメントパネル側に、
    他端側がフロアコンソール側にそれぞれ固定支持された
    支持アームを設け、この支持アームの一部分に把手領域
    を形成し、この把手領域をアシストグリップ部としたこ
    とを特徴とする自動車のアシストグリップ構造。
JP15193691A 1991-06-24 1991-06-24 自動車のアシストグリツプ構造 Pending JPH05636A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15193691A JPH05636A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 自動車のアシストグリツプ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15193691A JPH05636A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 自動車のアシストグリツプ構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05636A true JPH05636A (ja) 1993-01-08

Family

ID=15529444

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15193691A Pending JPH05636A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 自動車のアシストグリツプ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05636A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6179597B1 (en) 1998-01-22 2001-01-30 Fanuc Ltd. Automatic lubricator for injection molding machine
JP2016212682A (ja) * 2015-05-11 2016-12-15 カルソニックカンセイ株式会社 車両用情報入力装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6179597B1 (en) 1998-01-22 2001-01-30 Fanuc Ltd. Automatic lubricator for injection molding machine
JP2016212682A (ja) * 2015-05-11 2016-12-15 カルソニックカンセイ株式会社 車両用情報入力装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4530517A (en) Instrument panel structure of automotive vehicle
JPH05636A (ja) 自動車のアシストグリツプ構造
JPH0311927B2 (ja)
JP2987506B2 (ja) 自動車の上部構造
JPH0348885Y2 (ja)
JPS63152727U (ja)
JPS5930754Y2 (ja) インストルメントパネルセフテイパツドとドアア−ムレストとの接合構造
JPS6359779U (ja)
JPH0411413B2 (ja)
JPH0417387Y2 (ja)
JPS641878Y2 (ja)
JPS61132166U (ja)
JP3551707B2 (ja) 自動車のインストルメントパネル
JP2529896Y2 (ja) 自動車のメータフード構造
JPH1191486A (ja) 自動車の側突用エアバッグ装置
JPH04197842A (ja) ドアトリム
JP2557884Y2 (ja) 自動車のエアバッグ取付構造
JPH07323797A (ja) 自動車のニーボルスター取付構造
JP2547616Y2 (ja) 自動車のインストルメントパネル構造
JPH08282540A (ja) ダッシュサイドプレートの取付構造
JPH0311962U (ja)
JPS6146761A (ja) 車両用ステアリング支持装置
JPH0418908Y2 (ja)
KR19990022994U (ko) 자동차용 조향 핸들의 조립구조
JPS641065U (ja)