JPH0212126A - Si O斜方蒸着配向膜の処理方法 - Google Patents

Si O斜方蒸着配向膜の処理方法

Info

Publication number
JPH0212126A
JPH0212126A JP16076188A JP16076188A JPH0212126A JP H0212126 A JPH0212126 A JP H0212126A JP 16076188 A JP16076188 A JP 16076188A JP 16076188 A JP16076188 A JP 16076188A JP H0212126 A JPH0212126 A JP H0212126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alignment film
oriented
liquid crystal
sio
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16076188A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiko Aoyama
青山 亮子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP16076188A priority Critical patent/JPH0212126A/ja
Publication of JPH0212126A publication Critical patent/JPH0212126A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、薄膜トランジスタを内蔵した液晶デイスプレ
ィのセルに使用される配向膜付き基板におけるSiO斜
方蒸着配向膜の処理方法に関する。
(従来の技術) 液晶の水平配向法の一つとして、斜方蒸着法が知られて
いる。この斜方蒸着法は、Sl 0ターゲツトに対して
基板を所定の角度、例えば60″〜85°程度の角度を
もたせて対向配置し、該ターゲットからスバタツリング
された510粒子を基板上に蒸着してSiO斜方蒸着配
向膜を形成するものである。
しかしながら、上記方法によりS10斜方蒸着配向膜を
形成した基板間に液晶等を充填して液晶セルを組立てた
場合、液晶の基板に対する傾き角を大きく、配向力が弱
いために、液晶セルの視野が狭くなる問題があった。ま
た、S10斜方蒸着配向膜は不安定であるため、同様な
液晶セルを組立てた場合、液晶と配向膜が反応して画像
不良を招く問題があった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上記従来の課題を解決するためになされたも
ので、S10斜方蒸着配向膜全体を均一に安定化させ、
液晶の配向力の向上等を達成し得るSiO斜方蒸着配向
膜の処理方法を提供しようとするものである。
〔発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、基板上に形成されたSiO斜方蒸着配向膜を
アニーリングした後、該配向膜にUV光を照射すること
を特徴とするものである。
上記アニーリングは、150℃以上、SiO斜方蒸着配
向膜又は基板のうちいずれか低い側の軟化点未満の温度
範囲で行なうことが望ましい。
上記UV光の照射は、1本又は2本以上のUVランプを
光源として行なわれる。
なお、本発明のSiO斜方蒸着配向膜の処理にあたって
は、例えば第1図に示すようにSiO斜方蒸着配向膜が
形成された基板(図示せず)を搬送ローラ1上を矢印方
向に移動させ、該搬送ローラl上に設置したヒータ等の
熱源(図示せず)を内蔵するアニーリング室2を通して
アニーリングした後、複数のUVランプ3を内蔵するU
V照射室4内を通過させ、ここで基板上の配向膜にUV
光を照射してSlO斜方蒸着配向膜の処理を行なう。
(作用) 本発明によれば、基板上に形成されたS10斜方蒸着配
向膜をアリ−リングした後、該配向膜にUV光を照射す
ることによって、配向膜を構成するSiOの大部分をそ
の表面のみならず膜厚方向全体に亙ってSiO2に変換
できる。その結果、配向膜全体を均一に安定化できるた
め、この配向膜が形成された基板間に液晶等を充填して
液晶セルを組立てた場合、液晶の基板に対する傾き角を
小さくでき、配向力を強めることができ、ひいては液晶
セルの視野を広くできる。また、配向膜を安定化できる
ため、同様な液晶セルを組立てた場合、液晶と配向膜が
反応するのを防止して良好な画像を得ることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
実施例 まず、SiOターゲットが配置された真空チャンバ内に
アルカリガラス基板を該ターゲットに対して60″傾斜
させて設置した後、ターゲットからSiOをスバタリン
グさせて基板上にSi0粒子を堆積させることによって
、厚さ200人のSiO斜方蒸着配向膜を形成した。つ
づいて、この基板を搬送ローラ上を移動させ、該ローラ
上に設置したアニーリング室で180℃、30分間アニ
ーリングを行ない、更に80WのUVランプを24本内
蔵したUV照射室に移動させ、ここで波長254 nm
のUV光を10mW/#の照射密度で10分間照射して
配向膜の処理を行なった。
参照例 上記実施例と同様な厚さ200人のSjO斜方蒸着配向
膜を形成されたアルカリガラス基板を180℃で10分
間アリ−リングして配向膜の処理を行なった。
しかして、本実施例、参照例のSiO斜方蒸着配向膜及
びアルカリガラス基板に形成した厚さ200人のS10
斜方蒸着配向膜そのもの(比較例)について、E S 
CA (electron 5pectorscopy
f’or ehe+alcal analysis )
により配向膜の構成材を510xとした時のXの値を調
べた。その結果、比較例の配向膜のXは1.49、参照
例の同Xは1,6B、本実施例の同Xは2.08であっ
た。また、本実施例、比較例及び参照例の配向膜におけ
る5i2Pの光電子スペクトルビーク値の深さ方向によ
る変化をESCAにより各々2サンプルについて調べた
ところ、第2図(A)〜(C)に示す特性図を得た。
なお、第2図(A)は比較例の配向膜における特性図、
同図(B)は参照例の配向膜における特性図、同図(C
)は実施例の配向膜における特性図であり、各図の実線
は一つ目のサンプルの特性線を、二点鎖線は二つ目のサ
ンプルの特性線を夫々示す。更に、本実施例、比較例及
び参照例の配向膜について、放置時間とエリブトメータ
による屈折率の変化の関係を12サンプルの平均値とし
て測定したところ、第3図に示す特性図を得た。なお、
第3図中のaは比較例の配向膜における特性線、bは参
照例の配向膜における特性線を示す。同図中のC1−C
3は、夫々本実施例における配向膜の特性線で、clは
UV光の照射を3分間行なった配向膜の特性線、C2は
UV光の照射を5分間行なった配向膜の特性線、C3は
UV光の照射を10分間行なった配向膜の特性線である
上記5iC)xのX値及び第2図(A) 〜CC)の結
果から、基板上に形成されたSiO斜方蒸着配向膜をア
ニーリングし、更にUV光を照射を行なう本実施例の処
理後の配向膜はSIo、2に近い値となり、優れた安定
性を有することがわかる。
また、第3図の結果からSiO斜方蒸着配向膜をアニー
リングし、更にUV光を照射を行なう本実施例の処理後
の配向膜は膜質が大きく変化しており、しかも放置時間
との関係において放置初期を除くと一定の屈折率を有す
ることがわかる。事実、比較例により表面に薄膜トラン
ジスタを複数設けたアルカリガラス基板にSiO斜方蒸
着配向膜を形成し、該配向膜の処理を施さずにそのまま
液晶セルを作製した場合では、気泡の発生や画像欠陥が
認められたが、同様な基板にSiO斜方蒸着配向膜を形
成し、アニーリング、UV光の照射を行なう処理を施し
たもので液晶セルを作製した場合では前記不良発生は全
く認められなかった。
[発明の効果] 以上詳述した如く、本発明のSiO斜方蒸着配向膜の処
理方法によればSiO斜方蒸着配向膜全体を均一に安定
化でき、膜質の不均一化に伴う画像欠陥を抑制でき、か
つ液晶の配向力の向上によりV−T特性を改善できると
共に視野を広げることができる等顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のSiO斜方蒸着配向膜の処理に使用す
る装置の一形態を示す斜視図、第2図は実施例、比較例
及び参照例の配向膜における512Pの光電子スペクト
ルビーク値の深さ方向による変化をESCAにより測定
して得た特性図、第3図は実施例、比較例及び参照例の
配向膜における放置時間とエリブトメータによる屈折率
の変化の関係を示す特性図である。 ■・・・搬送ローラ、2・・・アニーリング室、3・・
・UVランプ、4・・・UV照射室。 出願人代理人  弁理士  鈴江武彦

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 基板上に形成されたSiO斜方蒸着配向層をアニーリン
    グした後、該配向膜にUV光を照射することを特徴とす
    るSiO斜方蒸着配向層の処理方法。
JP16076188A 1988-06-30 1988-06-30 Si O斜方蒸着配向膜の処理方法 Pending JPH0212126A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16076188A JPH0212126A (ja) 1988-06-30 1988-06-30 Si O斜方蒸着配向膜の処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16076188A JPH0212126A (ja) 1988-06-30 1988-06-30 Si O斜方蒸着配向膜の処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0212126A true JPH0212126A (ja) 1990-01-17

Family

ID=15721894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16076188A Pending JPH0212126A (ja) 1988-06-30 1988-06-30 Si O斜方蒸着配向膜の処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0212126A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007226122A (ja) * 2006-02-27 2007-09-06 Hitachi Displays Ltd 液晶表示装置の製造方法およびこの製造方法で製造された液晶表示装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007226122A (ja) * 2006-02-27 2007-09-06 Hitachi Displays Ltd 液晶表示装置の製造方法およびこの製造方法で製造された液晶表示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4153529A (en) Means and method for inducing uniform parallel alignment of liquid crystal material in a liquid crystal cell
JPH0212126A (ja) Si O斜方蒸着配向膜の処理方法
JPH11160711A (ja) 液晶配向膜の製造方法及びその装置
US4353943A (en) Aligning liquid crystal layers
US2529703A (en) Production of low reflectance skeletonized surface on glass
US4228452A (en) Silicon device with uniformly thick polysilicon
JPH07223839A (ja) 表面プラスモン共鳴分析用担体の製造方法
JP2002365639A (ja) 液晶表示素子の配向膜製造装置及び液晶表示素子の配向膜製造方法
JPS6389656A (ja) 透明導電膜及びその生成方法
JPH0545503A (ja) 光学素子およびその製造方法
JPS594689B2 (ja) 液晶表示装置の水平配向処理法
JPS61267027A (ja) 液晶配向膜の形成方法
JPH04191822A (ja) 液晶表示素子の製造方法
US20070224365A1 (en) High pretilt homogeneous alignment and tilted vertical alignment by surface modification of thin films with nitrogen ion beam
JPH06243740A (ja) 透明導電膜の製造方法
JPS6317430A (ja) 液晶素子及びその製造方法
JPH01157437A (ja) ガラスの表面改質法
JPS63293154A (ja) 酸化チタン薄膜の製造方法
JPH11119222A (ja) 液晶表示素子用配向膜の製造方法および液晶表示素子
JP2003202573A (ja) 反射型液晶表示素子液晶表示素子の配向膜製造装置及び液晶表示素子の配向膜製造方法
JPS59149605A (ja) 透明導電膜作製方法
JPH0635651B2 (ja) 窒化チタン薄膜形成方法
SU567159A1 (ru) Способ фотоочувствлени полупроводниковых пленок
JPS59193488A (ja) 表示体用パネル基板の製造方法
JP3513177B2 (ja) 液晶装置の製造方法