JPH02115248A - ポリ(フェニレンエーテル)系樹脂組成物 - Google Patents

ポリ(フェニレンエーテル)系樹脂組成物

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JPH02115248A
JPH02115248A JP26763688A JP26763688A JPH02115248A JP H02115248 A JPH02115248 A JP H02115248A JP 26763688 A JP26763688 A JP 26763688A JP 26763688 A JP26763688 A JP 26763688A JP H02115248 A JPH02115248 A JP H02115248A
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JP
Japan
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poly
phenylene ether
resin
cyclic olefin
component
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JP26763688A
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Yozo Yamamoto
陽造 山本
Takemi Yoshida
吉田 竹己
Satoru Moriya
悟 守屋
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、耐熱性、電気特性および成形性に優れたポリ
(フェニレンエーテル)系樹脂組成物に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
ポリ(2,6−シメチルフエニレンエーテル)樹脂など
のポリ(フェニレンエーテル)樹脂またはポリ(I!換
フェニレンエーテル)樹脂は誘電率や誘電正接が低く1
体積固有抵抗や絶縁破壊強さが大きいなど、電気特性に
優れるほか、耐熱性に優れ、成形収縮率も/、hさい。
しかし溶融粘度が高いため成形性が悪い。そこで成形性
を改良するため、ポリスチレンをブレンドしたポリ (
フェニレンエーテル)系樹脂組成物として商品化されて
いる。
ところがポリスチレンは、ポリ(2,6−シメチルフエ
ニレンエーテル)樹脂などのポリ(フェニレンエーテル
)系樹脂に比べてガラス転移温度が低いため、これらの
混合物であるポリ(フェニレンエーテル)系樹脂組成物
はポリ(2,6−シメチルフエニレンエーテル)樹脂よ
り耐熱性が劣るという問題点がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、上記問題点を解決するため、ポリ(フ
ェニレンエーテル)系樹脂の特性を維持しつつ、成形性
に優れたポリ(フェニレンエーテル)系樹脂組成物を得
ることである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、(A)ポリ(フェニレンエーテル)樹脂また
はポリ(置換フェニレンエーテル)樹脂2〜98重量%
と、 (B)エチレン成分および下記−形成(1)または(n
)で表わされる環状オレフィン成分がらなり。
135℃のデカリン中で測定した極限粘度〔η〕が0.
05〜10dQ/g、軟化温度(TMA)が70℃以上
である環状オレフィン系ランダム共重合体2〜98重量
%とを含有することを特徴とするポリ(フェニレンエー
テル)系樹脂組成物である。
−形成 〔式中、nおよびmはいずれもOもしくは正の整数であ
り、Qは3以上の整数であり、R1ないしR”0はそれ
ぞれ水素原子、ハロゲン原子または炭化水素基を示す。
〕 本発明のポリ(フェニレンエーテル)系樹脂組成物を構
成するポリ(フェニレンエーテル)樹脂またはポリ(置
換フェニレンエーテル)樹脂[A)は、−形成Cm) 〔式中、Rx1. R12,R11,R14は互いに同
一であっても異なっていてもよく、水素原子、ハロゲン
原子、アルキル基、アルコキシ基、シアノ基、ニトロ基
、アミノ基、フェノキシ基またはスルホン基であり、p
は正の整数である。〕 で表わされる構造を有している。−形成(m)において
、Pは20〜1000が好ましい。
上記−形成(m)で表わされるポリ(フェニレンエーテ
ル)樹脂またはポリ(置換フェニレンニーチル)樹脂と
して具体的には、ポリ−1,4−フェニレンエーテル、
ポリ−2,6−シメチルー1,4−フェニレンエーテル
、ポリ−2,6−シエチルー1,4−フェニレンエーテ
ル、ポリ−2,6−ジプロビルー1,4−フェニレンエ
ーテル、 ポリ−2−メチル−6−イソプロビル−1,
4−フエニレンエーテル、ポリ−2,6−シメトキシー
1.4−フェニレンエーテル、ポリ−2,6−シクロロ
メチル−1.4−フェニレンエーテル、ポリ−2,6−
ジフニニル−1 i4−フェニレンエーテル、ポリ−2
,6−シニトリルー1,4−フ二二レンエーテル、ポリ
−2,6−ジクロル−1,4−フェニレンエーテル、ポ
リ−2,5−ジメチル−1,4−フェニレンエーテルな
どがあげられる。これらは1種単独で、または2種以上
を混合して使用することができる。
これらのポリ(フェニレンエーテル)樹脂またはポリ(
置換フェニレンエーテル)樹脂は、30℃のクロロホル
ム中で測定した極限粘度〔η〕が0.01〜5dQ/g
、好ましくは0.1〜3 dR/gのものが好ましい。
環状オレフィン系ランダム共重合体(B)は、エチレン
成分および特定の環状オレフィン成分がら構成される環
状オレフィン系ランダム共重合体である。上記環状オレ
フィン成分は前記一般式(1)または一般式〔■〕で表
わされる環状オレフィンであり、本発明の環状オレフィ
ン系ランダム共重合体(83中においては、下記一般式
(IV)または一般式(V)で表わされる構造の繰り返
し単位を形成している。
〔式中、n、m、QおよびR1ないしR10は前記と同
じである。〕 本発明の樹脂組成物を構成する環状オレフィン系ランダ
ム共重合体(B)の構成成分の環状オレフィンは、一般
式(1)および(Illで表わされる不飽和単量体から
なる群から選ばれた少なくとも1種の環状オレフィンで
ある。
一般式(1)で表わされる環状オレフィンはシクロペン
タジェン類と相応するオレフィン類とを、ディールス・
アルダ−反応によって縮合させることにより、容易に製
造することができる。また−般式〔■〕で表わされる環
状オレフィンも同様にシクロペンタジェン類と相応する
環状オレフィン類とを、ディールス・アルダ−反応によ
って縮合させることにより、容易に製造することができ
る。
一般式〔!〕で表わされる環状オレフィンとして具体的
には、表1に記載した化合物、あるいは1゜4.5.8
−ジメタノ−1,2,3,4,4a、5,8,8a−オ
クタヒドロナフタレンの他に、2−メチル−1,4,5
,8−ジメタノ−1,2,3,4,4a、5,8,8a
−オクタヒドロナフタレン、2−エチル−1,4,5,
8−ジメタノ−1,2,3,4,4a、5,8,8a−
オクタヒドロナフタレン、2−プロピル−1,4,5,
8−ジメタノ−1,2,3,4,4a、5,8,8a−
オクタヒドロナフタレン、2−へキシル−1,4,5,
8−ジメタノ−1,2,3,4゜4a、5,8,8a−
オクタヒドロナフタレン、2.3−ジメチル−1,4,
5,8−ジメタノ−1,2,3,4,4a、5,8,8
a−オクタヒドロナフタレン、2−メチル−3−エチル
−1,4,5,8−ジメタノ−1,2,3,4,4a、
5,8,8a−オクタヒドロナフタレン、2−クロロ−
1,4,5,8−ジメタノ−1,2,3,4,4a。
5.8,8a−オクタヒドロナフタレン、2−ブロモ−
1,4゜5.8−ジメタノ−1,2,3,4,4a、5
,8.8a−オクタヒドロナフタレン、2−フルオロ−
1,4,5,8−ジメタノ−1,2゜3.4,4a、5
.8,8a−オクタヒドロナフタレン、2,3−ジクロ
ロ−1,4,5,8−ジメタノ−1,2,3,4,4a
、5,8,8a−オクタヒドロナフタレン、2−シクロ
ヘキシル−1,4,5゜8−ジメタノ−1,2,3,4
,4a、5,8,8a−オクタヒドロナフタレン、2−
n−ブチル−1,4,5,8−ジメタノ−1,2,3゜
4.4a、5,8,8a−オクタヒドロナフタレン、2
−インブチル−1,4,5,8−ジメタノ−1,2,3
,4,4a、5,8,8a−オクタヒドロナフタレンな
どのオクタヒドロナフタレン類、および表2に記載した
化合物などを例示することができる。
また、一般式(II)で表わされる環状オレフィンとし
て具体的には、たとえば、表3および表4に示した化合
物などを例示することができる。
本発明の樹脂組成物を構成する環状オレフィン系ランダ
ム共重合体CB)は、エチレン成分および前記環状オレ
フィン成分を必須成分とするものであるが、これらの必
須の二成分の他に本発明の目的を損なわない範囲で、必
要に応じて他の共重合可能な不飽和単量体成分を含有し
ていてもよい。
任意に共重合されていてもよい不飽和単量体として具体
的には、たとえば生成するランダム共重合体中のエチレ
ン成分単位と等モル未満の範囲のプロピレン、1−ブテ
ン、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オ
クテン、1−デセン、■−ドデセン、1−テトラデセン
、1−へキサデセン、■−オクタデセン、1−エイコセ
ンなどの炭素数3〜20のα−オレフィンなどを例示す
ることができる。
本発明の樹脂組成物を構成する環状オレフィン系ランダ
ム共重合体CB)において、エチレン成分に由来する繰
り返し単位(a)は40〜85モル%、好ましくは50
〜75モル%の範囲、環状オレフィン成分に由来する繰
り返し単位(b)は15〜60モル%、好ましくは25
〜50モル%の範囲が適当であり、工チレン成分に由来
する繰り返し単位(a)および環状オレフィン成分に由
来する繰り返し単位(b)はランダムに配列した実質上
線状の環状オレフィン系ランダム共重合体[B]を形成
している。上記環状オレフィン系ランダム共重合体(B
)が実質上線状であり、ゲル状架橋構造を有していない
ことは。
同共重合体が135℃のデカリン中に完全に溶解するこ
とによって確認できる。
本発明の樹脂組成物を構成する環状オレフィン系ランダ
ム共重合体(B)の135℃のデカリン中で測定した極
限粘度〔η〕は0.05〜1OdQ/g、好ましくは0
.08〜5dQ/Hの範囲である。
本発明の樹脂組成物を構成する環状オレフィン系ランダ
ム共重合体(B)としては、サーモ・メカニカル・アナ
ライザーで測定した軟化温度(TMA)が70℃以上、
好ましくは90〜250℃、さらに好ましくは100〜
200℃の範囲、環状オレフィン系ランダム共重合体(
B)のガラス転移温度(Tg)は通常50〜230℃、
好ましくは70〜210℃の範囲が好ましい。
また環状オレフィン系ランダム共重合体(B)のX線回
折法によって測定した結晶化度は0−10%、好ましく
は0〜7%、とくに好ましくは0〜5%の範囲が好まし
い。
本発明の樹脂組成物を構成する環状オレフィン系共重合
体(B)としては、上記範囲の物性を有するもののみか
らなる共重合体を用いてもよいが、上記範囲外の物性を
有する共重合体が一部含まれていてもよく、この場合全
体の物性値が上記範囲に含まれていればよい。
本発明の樹脂組成物を構成する環状オレフィン系ランダ
ム共重合体(B)は、特開昭60−168708号公報
、特開昭61−120816号公報、特開昭61−11
5912号公報、特開昭61−115916号公報、特
開昭61−271308号公報、−特開昭61−272
216号公報、特開昭62−252406号公報、特開
昭62−252407号公報などにおいて本出願人が提
案した方法に従い適宜条件を選択することにより、製造
することができる。
本発明のポリ(フェニレンエーテル)系樹脂組成物にお
いて、[A)成分のポリ(フェニレンエーテル)樹脂ま
たはポリ(W換フェニレンエーテル)樹脂と(B)成分
の環状オレフィン系ランダム共重合体との組成比は、〔
A〕成分/〔B〕酸成分重量比)で9872〜2/98
、好ましくは、9515〜5/95である。
本発明の樹脂組成物は、上記(A)および〔幻成分の他
に、衝撃強度を向上させるためのゴム成分、耐熱安定剤
、耐候安定剤、帯電防止剤、スリップ剤、アンチブロッ
キング剤、防曇剤、滑剤、核剤、染料、顔料、天然油、
合成油、ワックスなどを配合することができ、その配合
割合は適宜量である。
たとえば、任意成分として配合される安定剤として具体
的には、テトラキス〔メチレン−3(3,5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネートコメ
タン、β−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
フェニル)プロピオン酸アルキルエステルキザミドビス
〔エチル−3(3.5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シフェニル)プロピオネートなどのフェノール系酸化防
止剤、ステアリン酸亜鉛,ステアリン酸カルシウム、1
2−ヒドロキシステアリン酸カルシウムなどの脂肪酸金
属塩、グリセリンモノステアレート、グリセリンモノラ
ウレート、グリセリンジステアレート、ペンタエリスリ
トールモノステアレート、ペンタエリスリトールジステ
アレート、ペンタエリスリトールトリステアレート等の
多価アルコール脂肪酸エステルなどをあげることができ
る。これらは単独で配合してもよいが、組合せて配合し
てもよく、 たとえばテトラキス〔メチレン−3(3.
 5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロ
ピオネートコメタンとステアリン酸亜鉛およびグリセリ
ンモノステアレートとの組合せ等を例示することができ
る。
さらに本発明の樹脂組成物には、本発明の目的を損わな
い範囲でシリカ、ケイ藻土、アルミナ、酸化チタン、酸
化マグネシウム、軽石粒、軽石バルーン、水酸化アルミ
ニウム、水酸化マグネシウム、塩基性炭酸マグネシウム
、ドロマイト、硫酸カルシウム、チタン酸カリウム、硫
酸バリウム、亜硫酸カルシウム、タルク、クレー、マイ
カ、アスベスト、ガラス繊維,ガラスフレーク、ガラス
ピーズ、ケイ酸カルシウム、モンモリロナイト、ベント
ナイト、グラファイト、アルミニウム粉、硫化モリブデ
ン、ボロン繊維、炭化ケイ素繊維、ポリエチレン繊維、
ポリプロピレン繊維、ポリエステル繊維、ポリアミド繊
維等のフィラーや強化材を配合することができる。
本発明に係るポリ(フェニレンエーテル)系樹脂組成物
の製法としては、公知の方法が適用でき、ポリ(フェニ
レンエーテル)樹脂またはポリ(置換フェニレンエーテ
ル)樹脂(A)および環状オレフィン系ランダム共重合
体(B)、ならびに必要により添加される他の成分を押
出機、ニーダ−等で機械的にブレンドする方法、あるい
は各成分を適当な溶媒に同時に溶解し、またはそれぞれ
を別々に溶解した後混合し、溶媒を除去する方法、さら
にはこれらの二つの方法を組合せて行う方法等をあげる
ことができる。
上記により得られるポリ(フェニレンエーテル)系樹脂
組成物は、ポリ(フェニレンエーテル)樹脂またはポリ
(置換フェニレンエーテル)樹脂(A)に、ポリスチレ
ンよりも耐熱性(熱変形温度)が高いとともに、電気特
性が優れており、実質的に非品性であるため成形収縮率
も少なく、ポリ(置換フェニレンエーテル)樹脂よりも
成形性が優れている環状オレフィン系ランダム共重合体
CB)を配合するため、ポリ(フェニレンエーテル)樹
脂またはポリ(置換フェニレンエーテル)樹脂の諸特性
を維持したまま、成形性に優れたポリ(フェニレンエー
テル)系樹脂組成物が得られる。
本発明のポリ(フェニレンエーテル)系樹脂組成物は、
上記特性により、ポリ(フェニレンエーテル)樹脂また
はポリ(置換フェニレンエーテル)樹脂が使用されてい
る用途のほかに、成形性が要求される分野に広く使用す
ることができる。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明によれば、(A)成分に(B)成分
を配合したため、耐熱性、電気特性および成形性に優れ
たポリ(フェニレンエーテル)系樹脂組成物が得られる
〔実施例〕
以下、実施例によって本発明を具体的に説明するが、本
発明はこれら実施例に限定されるものではない。なお、
本発明における各種物性値の測定方法および評価方法を
次に示した。
(1)溶融流れ指数(MFR2,、。、:)ASTM 
D1238に準じ温度260℃、荷重2.16kgで測
定した。
(2)試験片の作成 東芝機械■製射出成形機lS−35Pおよび所定の試験
片用金型を用い、以下の成形条件で成形した6試験片は
成形後室温で48時間放置後測定に供した。
成形条件ニジリンダ温度220℃、金型温度60℃、射
出圧カー次/二次= 1000/800kg/aJ、射
出速度(−次)30++++++/see、スクリュー
回転数15Orpm、サイクル((射出+保圧)/冷却
) = 7/15sec(3)曲げ試験 ASTM 0790に準じて行った。
試験片形状:5X1/2X1/8インチ、スパン間距離
51m@ 試験速度: 20mm/win 試験温度=23℃ (4)引張り試験 ASTM 063Bに準じて行った。
試験片用金型タイプ■ 試験速度: 50mm/win 試験温度:23℃ (5)熱変形温度(l(DT) ASTM 0648に準じて行った。
試験片形状: 5 X 1/4 X 1/2tインチ荷
重: 264psi (6)軟化温度(TMA) デュポン社製Thermo Mechanical A
nalyzerを用いて厚さllll11のシートの熱
変形挙動により測定した6すなわち、シート上に石英製
針をのせ、荷重49gをかけ、5℃/l1inの速度で
昇温しでいき、針が0 、635mm侵入した温度をT
MAとした。
(7)ロックウェル硬度 ASTM 0785に準じて23℃で測定した・(8)
鉛筆硬度 JIS K 5400に準じて23℃で測定した。
(9)成形性 東芝機械(株)製射出成形機l5−35を用い、スパイ
ラル長さ測定用金型(4,8+mmφ半円形)により下
記の条件で射出成形を行い、スパイラル長さ20cm以
上のものを01未満のものを×とした。
成形条件ニジリンダ−温度 250℃ 金型温度    60℃ 射出圧力    1000kg/ aJ送出速度   
 中速 実施例1 (Al成分としてポリスチレン換算での数平均分子量1
4,300. GPCで測定した分子量分布My/Mn
=3.46.23℃クロロホルム溶媒中で測定した極限
粘度〔η10,49dQ/gのポリ−1,4−(フェニ
レンエーテル)樹脂のペレット2.0に、、(Bl成分
として13C−NMRで測定したエチレン含量62mo
1%、MFR,、。c 35g/10w1n、135℃
デカリン中で測定した極限粘度〔η〕0.47dll/
g、 TMA 148℃のエチレンと1.4,5.8−
ジメタノ−1,2,3,’L4a、5,8,8a−オク
タヒドロナフタレン(構造式〔(]以下DMONと略す
)のランダム共重合体のペレット1.5kKを充分混合
した後。
二軸押出機(池貝鉄工f11ml、 PCM45)によ
りシリンダ温度220℃で溶融ブレンドし、ペレタイザ
ーにてペレット化した。
得られたペレットを用いて前記の方法により試験片を作
成し、物性を評価した。結果を表5に示す。
実施例2.3 実施例1で(A)成分と(B)成分の配合量を変える以
外は同様の操作を行った。結果を表5に示す。
比較例1.2 実施例1で(B)成分として用いたDMONに代え、ポ
リスチレン樹脂を用いた(比較例1)、または(A)成
分単独で使用した(比較例2)以外は同様の操作を行っ
た。結果を表5に示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)〔A〕ポリ(フェニレンエーテル)樹脂またはポ
    リ(置換フェニレンエーテル)樹脂2〜98重量%と、 〔B〕エチレン成分および下記一般式〔 I 〕または〔
    II〕で表わされる環状オレフィン成分からなり、135
    ℃のデカリン中で測定した極限粘度〔η〕が0.05〜
    10dl/g、軟化温度(TMA)が70℃以上である
    環状オレフィン系ランダム共重合体2〜98重量%とを
    含有することを特徴とするポリ(フェニレンエーテル)
    系樹脂組成物。 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 〔式中、nおよびmはいずれも0もしくは正の整数であ
    り、lは3以上の整数であり、R^1ないしR^1^0
    はそれぞれ水素原子、ハロゲン原子または炭化水素基を
    示す。〕
JP26763688A 1988-10-24 1988-10-24 ポリ(フェニレンエーテル)系樹脂組成物 Pending JPH02115248A (ja)

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