JPH0211260Y2 - - Google Patents

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JPH0211260Y2
JPH0211260Y2 JP13901684U JP13901684U JPH0211260Y2 JP H0211260 Y2 JPH0211260 Y2 JP H0211260Y2 JP 13901684 U JP13901684 U JP 13901684U JP 13901684 U JP13901684 U JP 13901684U JP H0211260 Y2 JPH0211260 Y2 JP H0211260Y2
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JP
Japan
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machine base
machine
traveling device
traveling
transmission case
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JP13901684U
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JPS6152580U (ja
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は左右の走行装置の高さに差を生じても
機台上の装置を水平に保持する作業機の水平維持
装置に関する。
(ロ) 従来技術 従来、走行装置を有する機台上に各種の装置を
搭載した作業機において、一側の走行装置が他側
のそれより沈下して機体が側方へ傾斜すると、転
倒し易くなると共に機台上に搭載した装置の性能
が低下する作業機、例えば機体が傾斜すると選別
性能が低下するコンバインにおいて、各種の装置
を揺動台上に搭載し、この揺動台を走行装置と一
体な機台に対して左右傾動するようにしたものは
特開昭56−45118号公報により既に知られており、
また、機台を走行装置に対して左右傾動するもの
は特開昭56−85211号公報により既に知られてい
る。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 前記特開昭56−45118号公報記載のものは揺動
しない機台上に走行装置を駆動するミツシヨンケ
ースを設けることで走行装置への伝動に問題点を
生じないが、機台の更に上方に揺動台を設け、そ
の上に各種の装置を搭載するので機体の重心が著
しく高くなり、機体が転倒し易くなるという重大
な欠点を生ずると共に機台とは別個に揺動台を必
要とするので、重量が大になると共に著しくコス
ト高になる。
また、前記特開昭56−85211号公報記載のもの
は機体の一側を中心として機台を左右に傾動せし
めるが、車軸を駆動するミツシヨンケースの入力
軸と傾動中心との関係が未解決であつたので走行
装置の駆動手段に問題があつた。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案はエンジン及び各種の装置を搭載した機
台を、上記エンジンにより入力軸が駆動されるミ
ツシヨンケースを取付けてなる走行フレームに前
後方向の支軸で左右傾動可能に軸支し、走行装置
の車軸を駆動するミツシヨンケースの入力軸を前
記支軸と略同一軸線上に配設することにより機体
重心及びコストを高くならないようにすると共に
機台を左右傾動させても、走行装置を的確に駆動
することができるようにして前述の諸問題を解決
した。
(ホ) 作用 一側の走行装置が他側のそれより大きく沈下し
た時、油圧シリンダーを機台の一側が上昇するよ
うに作動させると、左右の走行装置の沈下量に差
があつても、各種の装置を搭載した機台と略水平
に保持することができる。
このように走行装置が機台に対して相対的に傾
動した時、走行装置の車軸及びそれを支持した状
態で駆動するミツシヨンケースが、機台上に搭載
されているエンジン及びそれに続く伝動系統に対
して傾動する。
しかし、前記支軸とミツシヨンケースの入力軸
は略同一軸線上に配設されているので、機台が走
行装置に対して左右いずれに傾動しても走行装置
を無理なく確実に駆動することができる。
(ヘ) 実施例 本考案の一実施例を図面に示すコンバインにつ
いて説明すると、1は前方から見て右側に脱穀装
置aを、左側に穀粒タンクbを搭載し、前部に刈
取装置cを支架した機台であつて、該穀粒タンク
bの前部にはエンジンを搭載してある。
2は左右一対のゴムクローラ2a,2bからな
る走行装置であつて、後部の遊動論3aと前部の
駆動スプロケツト3に掛けてあり、その接地側上
面を転動する複数の転輪4…を軸支する軌道フレ
ーム5,5と、それらの軌道フレーム5,5の前
部と後部を連結した横梁フレーム6,6は走行フ
レームを構成しており、前記横梁フレーム6,6
の中間部を第2図に示す如く左右のクローラ2
a,2b間から上方へ突出させ、前記機台1の
やゝ右寄りに設けた前後方向の支軸7を前記横梁
フレーム6,6の突出部に設けた軸受8,8によ
り回動自在に支持し、前記機台1と横梁フレーム
6との間には油圧シリンダーAを介装してある。
そして、ミツシヨンケース9の下部から左右に
突出させた車軸10の端部には前記駆動スプロケ
ツト3,3を取付け、ミツシヨンケース9の入力
軸11は前記支軸7と略平行でかつ同一軸線上に
位置しており、該入力軸11に取付けた入力Vプ
ーリー12は機台1上に設けたカウンターケース
13の出力Vプーリー14により走行方向と略直
交するVベルト15を介して駆動され、カウンタ
ーケース13の入力Vプーリー16はエンジンに
よりVベルト17を介して駆動される。18はギ
ヤケースである。
前述のコンバインにおいて、左側にある穀粒タ
ンクb内の穀粒量が多くなつて機体の重心が左側
へ移動した時、又は左側のクローラ2aが前回の
走行跡に入つたり、その側の田面が軟弱である場
合、クローラ2aが第2図に鎖線で示すように右
側のクローラ2bより大きく沈下すると、機台1
も鎖線で示すように傾動する。
この時、油圧シリンダーAを伸長作動させる
と、機台1は鎖線で示す位置から実線で示す位置
へ支軸7及びミツシヨンケース9の入力軸11を
中心として傾動する。
その際、カウンターケース13も機台1と共に
支軸7を中心として回動するが、その出力Vプー
リー14と前記ミツシヨンケース9との間隔は変
化しないので、機台1を傾動させても同一条件で
的確かつ安定した伝動を行なうことができる。
また、前記走行装置2が不均等に沈下する条件
が排除されたならば、油圧シリンダーAを縮小さ
せることにより機台1を走行装置2と略平行な状
態に復帰させることができる。
(ト) 考案の効果 本考案は前述のように機台1を直接傾動調節す
ることができるようにして機体の重心が高くなる
ことを防止し得るものでありながら、機台1の傾
動中心になる支軸7と、走行装置2を駆動するミ
ツシヨンケース9の入力軸11とがともに前後方
向であつて同一の軸線上で回動することとなり、
機台1を左右傾動する時、走行装置2の伝動装置
が障害になることがなくスムーズに行なうことが
できると共に、機台1を走行装置2に対して傾動
させても簡単な構成で的確な伝動を行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第1図は走行装置と機台の平面図、第2図は同上
縦断正面図、第3図はコンバインの側面図であ
る。 1……機台、2……走行装置、5……軌道フレ
ーム、6……横梁フレーム、7……支軸、9……
ミツシヨンケース、11……入力軸、13……カ
ウンターケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機台1を走行フレームに前後方向の支軸7で左
    右傾動可能に装着すると共に前記機台1と走行フ
    レームとの間に油圧シリンダーAを介装して走行
    装置2の一側が他側より沈下した時、油圧シリン
    ダーを作動させて機台1を水平にするように構成
    し、前記走行フレームに取付けられたミツシヨン
    ケースの入力軸11を機台1に配設したエンジン
    により駆動する走行装置2を有する作業機におい
    て、前記機台1を傾動可能に支持する前記支軸7
    と、前記走行装置2の車軸を駆動するミツシヨン
    ケース9の入力軸11とを略同一軸線上に同一方
    向として配設したことを特徴とする走行装置を有
    する作業機の水平維持装置。
JP13901684U 1984-09-12 1984-09-12 Expired JPH0211260Y2 (ja)

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JP13901684U JPH0211260Y2 (ja) 1984-09-12 1984-09-12

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JP13901684U JPH0211260Y2 (ja) 1984-09-12 1984-09-12

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JPS6152580U JPS6152580U (ja) 1986-04-09
JPH0211260Y2 true JPH0211260Y2 (ja) 1990-03-20

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JP13901684U Expired JPH0211260Y2 (ja) 1984-09-12 1984-09-12

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