JPH02110045A - 用紙類の搬送ローラ及びその製造方法 - Google Patents

用紙類の搬送ローラ及びその製造方法

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JPH02110045A
JPH02110045A JP26280388A JP26280388A JPH02110045A JP H02110045 A JPH02110045 A JP H02110045A JP 26280388 A JP26280388 A JP 26280388A JP 26280388 A JP26280388 A JP 26280388A JP H02110045 A JPH02110045 A JP H02110045A
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JP
Japan
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outer peripheral
roller
roller part
mold
peripheral member
Prior art date
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Pending
Application number
JP26280388A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Numata
沼田 重喜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH02110045A publication Critical patent/JPH02110045A/ja
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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、インクによって印字された用紙類を搬送する
搬送ローラ、及びその製造方法に係り、特にインクリボ
ンを用いたインパクトプリンタの搬送機構に使用するの
に好適なものに関する。
[従来の技術] この種の搬送ローラの従来技術としては、特開昭60−
258051号公報に示される技術のものが提案されて
いる。
即ち、その従来技術は、搬送ローラの外周部材を、イン
ク吸着性を有せず、かつ屈曲性を有した部材とし、該外
周部材とローラ心金部との間に弾性を有したローラ部を
設け、印字された紙葉類がローラを通過した際、ローラ
の外周部材に紙葉類のインクが転写されることがなく、
またサイズや厚さの異なる用紙類を安定的に搬送するこ
とができると云う利点がある。
[発明が解決しようとする課題] ところで、従来技術では、搬送ローラの外周部材として
例えばテフロン等の薄いテープ材で構成することが開示
されている。
しかし乍ら、どのようにして製作するのか具体的に記載
されていない0例えば外周部材としてのテフロンテープ
を接着剤でローラ部の外周に巻き付けることが容易に考
えられるが、その場合、テフロンテープの両端部を互に
重ね合わせようとしてもテフロンテープでは接着できず
、またその不具合をなくすため、テフロンテープをロー
ラ部の外周と同じ長さにしてテープ両端を互に突き合わ
せようとすると、ローラ部がゴム等の弾性体であるため
、テープ両端に隙間が生じてテープ両端が剥がれてしま
うことがあり、そのため、量産しにくい問題がある。
本発明の目的は、外周部材がローラ部から剥がれるのを
防止し得る剥離強度の高い用紙類の搬送ローラを提供す
ることにあり、他の目的は簡単かつ確実に製作し得る用
紙類の搬送ローラの製造方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明では、薄肉の外周部材の内周面に合成樹脂製のロ
ーラ部を一体的に形成している。
また本発明方法では、予め形成した薄肉の外周部材を金
型の所定位置にセットした後、該金型に合成樹脂の溶融
液を注入せしめて硬化させ、外周部材の内周面に合成樹
脂製のローラ部を一体に形成するようにしている。
[作用] 本発明では、前述の如く、外周部材の内周面にローラ部
を一体に形成したので、外周部材とローラ部との接合強
度を確実に高めることができ、外周部材がローラ部から
剥がれるのを防止し得る結果、外周部材の剥離強度を高
め得る効果がある。
また、本発明方法では、予め形成した外周部材を金型の
所定位置にセットし、金型に合成樹脂の溶融液を注入せ
しめて硬化させることにより、外周部材の内周面に合成
樹脂製のローラ部を形成するようにしたので、外周部材
をローラ部に巻き付け、接着することが不要になり、そ
れだけ製造工程を短縮することができる。従って、搬送
ローラを容易にかつ確実に製造できるので、生産性を改
善し得る効果がある。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図乃至第4図により説明
する。
実施例の搬送ローラは、第1図に示すように、芯部材1
と、その芯部材1の外周に設けられたローラ部2と、そ
のローラ部2の外周に設けられた外周部材3とを有して
いる。
前記芯部材1は金属や合成樹脂等によって形成され、モ
ータの駆動軸等に取付けられるように筒形をなしている
。前記ローラ部2は、無数の気泡が貫通して適度の柔軟
性をもっている。このローラ部2は、成形時、例えばポ
リウレタン樹脂と発泡剤とを混入させて金型に注入し1
発泡剤によって気泡が生成された後金型から取出す、い
わゆる反応射出成形されるようにしている。眞記外周部
材3はローラ部2の柔軟性を損なうことがないように極
めて薄く、かつ適度の弾性力を有しており。
また回転することによって印字された用紙類を搬送した
とき、転写が起きないようになっており。
例えばポリイミド樹脂、ステンレス等で形成されている
しかして1本発明しこおいては、前記外周部材3の内周
面にローラ部2が一体に形成されている。
具体的に述べると、第2図に示すように、金型の下型4
の所定位置に予め形成した外周部材3と芯部材1とをセ
ットし、その下型4に上型5を矢印方向aに所望の型締
め力をもってかぶせる。そして、発泡剤を混入したポリ
ウレタン樹脂を、金型の注入口6より矢印すの如く注入
し、金型内で発泡剤が気泡を生成させてポリウレタン樹
脂が硬化することにより、外周部材3の内周面及び芯部
材1の外周面に発泡樹脂製のローラ部2を一体に形成す
るようにしている。その場合、ローラ部2は第3図(a
)、 (b)に示すように、外周部材3側の外周部と芯
部材1の内周部とがそれら両者の間の部分に比べ、ポリ
ウレタン樹脂の量を気泡の量より多くして密度を高くさ
せることにより、外周部材3との接触面積、芯部材1と
の接触面積を夫々増大させるように成形されている。こ
のため、ローラ部2の成形に際しては、外周部と内周部
との成形密度が高くなるように設定されている。
また、前記外周部材3はその周囲において段差のない無
端縁となるように予め形成され、回転時、用紙類をスム
ースに搬送し得るようにしている。
このようにして成形された搬送ローラは、第1図に示t
ようにそのまま1個として使用し、或いは第4図に示す
ように成形したものを軸方向に沿って複数個A−Nに切
断して使用することもできる。
搬送ローラは、上記の如く、外周部材3の内周面及び芯
部材1の外周面に発泡樹脂製のローラ部2が一体に形成
されているので、従来のように外周部材をローラ部に接
着するものに比べ、外周部材3とローラ部2との接合強
度を確実に上げることができ、外周部材3がローラ部2
から剥がれるのを防止し得る。しかも、ローラ部2と芯
部材1との接合強度も上がるので、それらが互に剥がれ
ることも防げる。
また、成形時、ローラ部2の外周部及び内周部が高密度
に成形されることによってローラ部2と外周部材3との
接触面積、ローラ部2と芯部材1との接触面積を夫々増
大させるので、それら相互間の接合強度をいっそう高め
ることができる。
さらに、搬送ローラの製造過程においては、外周部材3
.芯部材1を金型の下型4の所定位置にセットし、金型
の注入口6から発泡樹脂の溶融液を注入せしめて硬化さ
せることにより、外周部材3の内周面及び芯部材1の外
周面に発泡樹脂製のローラ部2を一体に成形したので、
外周部材3をローラ部2に接着することが不要になり、
それだけ製造工程を短縮でき、容易に製造できるのに加
え、搬送ローラを確実に製造できる。
なお実施例では、ローラ部2を外周部材3の内周面のみ
ならず芯部材1の外周面に一体に形成した例を示したが
、外周部材3のみに一体に形成しても良い。例えば、成
形時、外周部材3のみを金型にセットし、外周部材3の
内周面にローラ部2を一体に成形し、その後、ローラ部
2に芯部材1を接着しても、外周部材3が剥がれるのを
防止し得る。また、ローラ部2の材質として発泡樹脂を
用いた例を示したが、気泡をもたないゴム等の柔軟体で
あっても良く、何れにしろ合成樹脂であれば良いことは
勿論である。
[発明の効果] 以上述べたように1本発明は、請求項1によれば、外周
部材の内周面にローラ部を一体に形成したので、外周部
材とローラ部との接合強度を確実に高め、外周部材がロ
ーラ部から剥がれるのを防止し得る結果、外周部材の剥
離強度を高め得る効果がある。
また、請求項2によれば、予め形成した外周部材を金型
の所定位置にセットし、金型に合成樹脂の溶融液を注入
せしめて硬化させることにより、外周部材の内周面に合
成樹脂製のローラ部を一体に形成するようにしたので、
外周部材をローラ部に接着することが不要になり、それ
だけ製造工程を短縮することができ、搬送ローラを容易
にかつ確実に製造できる結果、生産性を改善し得る効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す搬送ローラの斜視図、
第2図は搬送ローラの成形を示す説明図、第3図(a)
及び(b)はローラ部の内周部、外周部間の密度を示す
断面斜視図及び特性図、第4図は搬送ローラを複数個に
切断した状態を示す説明図である。 1・・・芯部材、2・・・ローラ部、3・・・外周部材
、4〜6・・金型。 代理人 弁理士  秋 本 正 実 第 図 1:層旬朴 2:I]−ラ舒 3号!l郭材、4〜6金児 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、芯部材と、その芯部材の外周に設けた柔軟性を有す
    る合成樹脂製のローラ部と、ローラ部の外周に設けた薄
    膜の外周部材とを有する搬送ローラにおいて、前記ロー
    ラ部を、外周部材の内周面に一体に形成したことを特徴
    とする用紙類の搬送ローラ。 2、予め形成した外周部材を金型の所定位置にセットし
    た後、その金型に合成樹脂の溶融液を注入せしめて硬化
    させ、外周部材の内周面に合成樹脂製のローラ部を一体
    に形成することを特徴とする用紙類の搬送ローラの製造
    方法。
JP26280388A 1988-10-20 1988-10-20 用紙類の搬送ローラ及びその製造方法 Pending JPH02110045A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26280388A JPH02110045A (ja) 1988-10-20 1988-10-20 用紙類の搬送ローラ及びその製造方法

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JP26280388A JPH02110045A (ja) 1988-10-20 1988-10-20 用紙類の搬送ローラ及びその製造方法

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Publication Number Publication Date
JPH02110045A true JPH02110045A (ja) 1990-04-23

Family

ID=17380826

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JP26280388A Pending JPH02110045A (ja) 1988-10-20 1988-10-20 用紙類の搬送ローラ及びその製造方法

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JP (1) JPH02110045A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5571223A (en) * 1993-06-22 1996-11-05 Scapa Group Plc Roller apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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