JPH02276627A - 弾性体パイプとその製造方法 - Google Patents
弾性体パイプとその製造方法Info
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- JPH02276627A JPH02276627A JP1099825A JP9982589A JPH02276627A JP H02276627 A JPH02276627 A JP H02276627A JP 1099825 A JP1099825 A JP 1099825A JP 9982589 A JP9982589 A JP 9982589A JP H02276627 A JPH02276627 A JP H02276627A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L57/00—Protection of pipes or objects of similar shape against external or internal damage or wear
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は摺動摩耗が主であるスラリー搬送等に好適な、
セラミック片を内面にライニングした弾性体パイプとそ
の製造方法に関する。
セラミック片を内面にライニングした弾性体パイプとそ
の製造方法に関する。
(従来の技術)
セラミックは耐摩耗性に優れた材料であるから、破壊に
至るような衝撃的な応力を受ける場合を除き、スラリー
搬送等の摺動摩耗が主体のパイプに好適なライニング材
として使用されている。そして、このようなパイプとし
ては、従来、以下のようなものが知られている。
至るような衝撃的な応力を受ける場合を除き、スラリー
搬送等の摺動摩耗が主体のパイプに好適なライニング材
として使用されている。そして、このようなパイプとし
ては、従来、以下のようなものが知られている。
パイプ内面に未加硫ゴムシートを肉詰し、接着処理の施
されたセラミックタイルを該未加硫ゴムシートの内側に
配設し、次にエアバッグを入れて加圧してセラミックタ
イルと未加硫ゴムシートを圧着させ、常温加硫または加
熱加硫で成形するもの、(以下、従来技術Iという)ま
た、実開昭61−148992号公報には、未加硫ゴム
シート(1)に方形状のセラミック小片(2)を千鳥状
に配列して耐摩耗シートを形成し、該シートをホース本
体(3)内周面に、セラミック小片の列方向がホース本
体の軸芯に対して交叉するように貼付けた粉粒体の輸送
用ホースが開示されている。(以下、従来技術■という
) さらに、特開昭63−7934号公報には、マンドレル
28上に、多数の球状セラミックス1を埋設した未加硫
ゴムライニング材5、中間ゴム6、補強材7、外面ゴム
8を順次巻回し、最外周に仕上げ布を巻回して締めつけ
、これを加圧蒸気缶内に投入して加硫成形する球状セラ
ミックス埋設ゴムライニングホースの製造方法が開示さ
れている。(以下、従来技術■という)そして、セラミ
ックタイルを内筒型に貼り付け、外筒型との間に液状の
ウレタンを注型して成形するポリウレタンホースが知ら
れている。
されたセラミックタイルを該未加硫ゴムシートの内側に
配設し、次にエアバッグを入れて加圧してセラミックタ
イルと未加硫ゴムシートを圧着させ、常温加硫または加
熱加硫で成形するもの、(以下、従来技術Iという)ま
た、実開昭61−148992号公報には、未加硫ゴム
シート(1)に方形状のセラミック小片(2)を千鳥状
に配列して耐摩耗シートを形成し、該シートをホース本
体(3)内周面に、セラミック小片の列方向がホース本
体の軸芯に対して交叉するように貼付けた粉粒体の輸送
用ホースが開示されている。(以下、従来技術■という
) さらに、特開昭63−7934号公報には、マンドレル
28上に、多数の球状セラミックス1を埋設した未加硫
ゴムライニング材5、中間ゴム6、補強材7、外面ゴム
8を順次巻回し、最外周に仕上げ布を巻回して締めつけ
、これを加圧蒸気缶内に投入して加硫成形する球状セラ
ミックス埋設ゴムライニングホースの製造方法が開示さ
れている。(以下、従来技術■という)そして、セラミ
ックタイルを内筒型に貼り付け、外筒型との間に液状の
ウレタンを注型して成形するポリウレタンホースが知ら
れている。
(以下、従来技術■という)
(発明が解決しようとする課題)
しかし、従来技術Iに係るパイプは圧着工程・加硫工程
を必要とし、また、従来技術■に係るホースも加硫工程
を必要とするものであり、いずれも生産性が低く、高価
なものである。
を必要とし、また、従来技術■に係るホースも加硫工程
を必要とするものであり、いずれも生産性が低く、高価
なものである。
また、一般にセラミックタイルでは湾曲部を作り込むこ
とが困難であるため、外筒型を不要として成形できるパ
イプが要望されており、従来技術■はこれに応えるもの
ではあるが、従来技術■は多数の球状セラミックスを未
加硫ゴムシートに埋設する工程を別に必要とし、そして
従来技術■や■と同じく加硫工程を必要とするという生
産性が低く且つコストの高くつく方法である。
とが困難であるため、外筒型を不要として成形できるパ
イプが要望されており、従来技術■はこれに応えるもの
ではあるが、従来技術■は多数の球状セラミックスを未
加硫ゴムシートに埋設する工程を別に必要とし、そして
従来技術■や■と同じく加硫工程を必要とするという生
産性が低く且つコストの高くつく方法である。
そして、上記従来技術1〜■はいずれもゴム製のホース
(またはパイプ)であって、ホース(またはパイプ)は
一般に長寸であり、この場合、ホース(またはパイプ)
としての剛性は主構成部材であるゴムに求められるが、
天然ゴムや合成ゴムのような“ゴム類は曲げ強度は有し
ても耐摩耗性が十分でない、その結果、ゴムより耐摩耗
性に優れたポリウレタンにセラミックをライニングした
パイプの要望があった。従来技術■はこの要求を満たす
ものではあるが、従来技術■は大きな外型を必要とする
ので生産性が低い。
(またはパイプ)であって、ホース(またはパイプ)は
一般に長寸であり、この場合、ホース(またはパイプ)
としての剛性は主構成部材であるゴムに求められるが、
天然ゴムや合成ゴムのような“ゴム類は曲げ強度は有し
ても耐摩耗性が十分でない、その結果、ゴムより耐摩耗
性に優れたポリウレタンにセラミックをライニングした
パイプの要望があった。従来技術■はこの要求を満たす
ものではあるが、従来技術■は大きな外型を必要とする
ので生産性が低い。
本発明は従来技術の有するこのような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的は、生産性が高く且つ安価
な弾性体パイプとその製造方法を提供することにある。
されたものであり、その目的は、生産性が高く且つ安価
な弾性体パイプとその製造方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために本発明の構成要旨は、
内面に複数のセラミック片を有する速硬化性樹脂からな
る弾性体パイプを第一の発明とし外周に複数のセラミッ
ク片を固定した軸を回転させて、該軸上に液状の速硬化
性樹脂を注ぎながら軸方向に移動することにより第一の
発明に係る弾性体パイプを製造する方法を第二の発明と
し、 フランジを有し且つ内面に複数のセラミック片を有する
速硬化性樹脂からなる弾性体パイプにおいて、上記フラ
ンジの端面(A)を最外側のセラミック片の端面(B)
と軸方向略同一とし、フランジの内面側に一方の端面(
C)から上記端面(A)に向かって先細のテーパを形成
し、該テーパ部に複数の貫通孔を有する短寸パイプを上
記速硬化性樹脂層に向けて固設したことを特徴とする弾
性体パイプを第三の発明とし、軸外周に複数のセラミッ
ク片を固定し、内面側に一方の端面(C)から他方の端
面(A)に向かって形成された先細のテーパ部に固設し
た複数の貫通孔の穿設された短寸バイブを有するフラン
ジを、該フランジの端面(A)を最外側のセラミック片
の端面(B)と軸方向略同一となるように上記軸に装着
し、該軸を回転させて且つ該軸上に液状の速硬化性樹脂
を注ぎながら軸方向に移動することにより第三の発明に
係る弾性体パイプを製造する方法を第四の発明とする。
る弾性体パイプを第一の発明とし外周に複数のセラミッ
ク片を固定した軸を回転させて、該軸上に液状の速硬化
性樹脂を注ぎながら軸方向に移動することにより第一の
発明に係る弾性体パイプを製造する方法を第二の発明と
し、 フランジを有し且つ内面に複数のセラミック片を有する
速硬化性樹脂からなる弾性体パイプにおいて、上記フラ
ンジの端面(A)を最外側のセラミック片の端面(B)
と軸方向略同一とし、フランジの内面側に一方の端面(
C)から上記端面(A)に向かって先細のテーパを形成
し、該テーパ部に複数の貫通孔を有する短寸パイプを上
記速硬化性樹脂層に向けて固設したことを特徴とする弾
性体パイプを第三の発明とし、軸外周に複数のセラミッ
ク片を固定し、内面側に一方の端面(C)から他方の端
面(A)に向かって形成された先細のテーパ部に固設し
た複数の貫通孔の穿設された短寸バイブを有するフラン
ジを、該フランジの端面(A)を最外側のセラミック片
の端面(B)と軸方向略同一となるように上記軸に装着
し、該軸を回転させて且つ該軸上に液状の速硬化性樹脂
を注ぎながら軸方向に移動することにより第三の発明に
係る弾性体パイプを製造する方法を第四の発明とする。
回転軸の支持は、チャックまたはセンター押し法によれ
ばよい。
ばよい。
液状の速硬化性樹脂を軸方向に移動する方法としては、
軸を固定して注型口(液状の速硬化性樹脂を注ぐ口)を
移動するか、または、注型口を固定して軸を移動しても
よく、さらに、軸と注型口の両方を移動させてその速度
に差を設ける方法でもよい。
軸を固定して注型口(液状の速硬化性樹脂を注ぐ口)を
移動するか、または、注型口を固定して軸を移動しても
よく、さらに、軸と注型口の両方を移動させてその速度
に差を設ける方法でもよい。
セラミック片と速硬化性樹脂との接合を強固にするため
には、セラミック片に接着剤を塗布するか、セラミック
片の形状を樹脂との絡み合い接合を期待できるもの(例
えば、工形断面)とするか、またはそれらを併用した接
合法を採用すればよい。
には、セラミック片に接着剤を塗布するか、セラミック
片の形状を樹脂との絡み合い接合を期待できるもの(例
えば、工形断面)とするか、またはそれらを併用した接
合法を採用すればよい。
このようにして得られた成形品は、最終的に外径を旋盤
加工にて切削されるか、または研磨加工を施されて所定
の寸法に仕上げられる。
加工にて切削されるか、または研磨加工を施されて所定
の寸法に仕上げられる。
(作用)
上記構成を有する本発明は以下のように作用する。
外周に複数のセラミック片を固定した軸を回転装置にセ
ットして、その軸を回転させて液状の速硬化性樹脂を軸
外周に固定されたセラミック片上に注ぎながら軸方向に
適当な速度で移動することにより、速硬化性樹脂は軸か
ら垂れることなく速やかに硬化を始め、軸上の硬化しよ
うとしている樹脂と新しく注がれた液状の樹脂が軸方向
で逐次相互に融合して、複数のセラミック片を内面にラ
イニングした速硬化性樹脂からなる弾性体パイプを得る
ことができる。
ットして、その軸を回転させて液状の速硬化性樹脂を軸
外周に固定されたセラミック片上に注ぎながら軸方向に
適当な速度で移動することにより、速硬化性樹脂は軸か
ら垂れることなく速やかに硬化を始め、軸上の硬化しよ
うとしている樹脂と新しく注がれた液状の樹脂が軸方向
で逐次相互に融合して、複数のセラミック片を内面にラ
イニングした速硬化性樹脂からなる弾性体パイプを得る
ことができる。
また、液状の速硬化性樹脂の軸方向の移動速度を遅くし
た場合、軸外周に固定された複数のセラミック片上の硬
化しようとしている樹脂と該樹脂の上に注がれた液状の
樹脂が渾然一体となって漸次樹脂厚みを増し、複数のセ
ラミック片を内面にライニングした速硬化性樹脂からな
る厚内の弾性体パイプを得ることができる。
た場合、軸外周に固定された複数のセラミック片上の硬
化しようとしている樹脂と該樹脂の上に注がれた液状の
樹脂が渾然一体となって漸次樹脂厚みを増し、複数のセ
ラミック片を内面にライニングした速硬化性樹脂からな
る厚内の弾性体パイプを得ることができる。
そして、フランジを有する弾性体パイプにおいては、フ
ランジの内面側のテーパ部に固設した貫通孔を有する短
寸バイブが速硬化性樹脂層内に埋設されているので、該
短寸バイブが樹脂層に強固に捕捉された堅牢なフランジ
付き弾性体パイプを得ることができる。
ランジの内面側のテーパ部に固設した貫通孔を有する短
寸バイブが速硬化性樹脂層内に埋設されているので、該
短寸バイブが樹脂層に強固に捕捉された堅牢なフランジ
付き弾性体パイプを得ることができる。
(実施例)
本発明に係る実施例1〜3について以下に説明するが、
本発明は以下に限定されるものではなく各種のサイズの
弾性体パイプを製造することが可能で、速硬化性樹脂の
厚みも任意に調製可能である。
本発明は以下に限定されるものではなく各種のサイズの
弾性体パイプを製造することが可能で、速硬化性樹脂の
厚みも任意に調製可能である。
1)実施例1
第1図に基づいて説明する。酸化アルミナを主成分とす
る、縦×横×厚みが、10+maX10mm X 5
mmの大きさのセラミック片1を、セラミック成形時に
付けられた粘着紙を付けたまま、外径34mm(例えば
、5GP25A)X長さ1050m+aの軸2に対して
、両面テープで円周方向に10.7mmピッチで10個
貼着し、且つ軸長手方向に10.75 mmピッチで9
3列(約Lm)貼着した。そして、セラミック片1に後
述する接着剤を塗布した。なお、軸2の外径は得ようと
する弾性体パイプの内径に相当する大きさである。
る、縦×横×厚みが、10+maX10mm X 5
mmの大きさのセラミック片1を、セラミック成形時に
付けられた粘着紙を付けたまま、外径34mm(例えば
、5GP25A)X長さ1050m+aの軸2に対して
、両面テープで円周方向に10.7mmピッチで10個
貼着し、且つ軸長手方向に10.75 mmピッチで9
3列(約Lm)貼着した。そして、セラミック片1に後
述する接着剤を塗布した。なお、軸2の外径は得ようと
する弾性体パイプの内径に相当する大きさである。
上記軸2を回転装置(図示せず)にセットして、一端を
センター支持して他端をチャックで把持して25R/M
で回転させながら、後述する液状の速硬化性樹脂3を注
型口4がら700 g/min吐出させて注型口4を3
.5 m1secの速度で軸方向に移動させ、セラミッ
ク外周に約15mm厚みの速硬化性樹脂N5を形成した
。
センター支持して他端をチャックで把持して25R/M
で回転させながら、後述する液状の速硬化性樹脂3を注
型口4がら700 g/min吐出させて注型口4を3
.5 m1secの速度で軸方向に移動させ、セラミッ
ク外周に約15mm厚みの速硬化性樹脂N5を形成した
。
硬化がほぼ完了してから、旋盤加工で外径が68mmの
パイプに仕上げた。
パイプに仕上げた。
■速硬化性樹脂 西独Bayed社製で、商品名B
a y t e c P U 0308およびPU
0309を重量比で100/70として2液温合注型機
(西独UNIPRE CmbH社製M−10型)で混
合撹拌したもの。
a y t e c P U 0308およびPU
0309を重量比で100/70として2液温合注型機
(西独UNIPRE CmbH社製M−10型)で混
合撹拌したもの。
1)PUO30Bの組成 PPG (ポリオキシンプ
ロピレングリコール)−PTMG(ポリテトラメチレン
グリコール)のポリエーテルポリオールブレンド品。
ロピレングリコール)−PTMG(ポリテトラメチレン
グリコール)のポリエーテルポリオールブレンド品。
ii ) P U 0309の組成 PPG−MDI
(メチレンビスフェノールジイソシアネート)基原プレ
ポリマー。ポットライフ=15秒、タックフリータイム
:60秒■接着剤 西独Rudol−FabrikH
agemeier社製のイソシアネート系常温硬化型接
着剤として知られている、商品名ADHESION
PROM0TE−RSYSTEM438のもの。
(メチレンビスフェノールジイソシアネート)基原プレ
ポリマー。ポットライフ=15秒、タックフリータイム
:60秒■接着剤 西独Rudol−FabrikH
agemeier社製のイソシアネート系常温硬化型接
着剤として知られている、商品名ADHESION
PROM0TE−RSYSTEM438のもの。
2)実施例2
実施例1のセラミック片1に代えて略r形断面(10m
o+ x 10mm )で長さが10mmのセラミック
片1aを、セラミック成形時に付けられた粘着紙を付け
たまま、軸2に対して両面テープで円周方向および軸長
手方向に実施例1と同ピツチで且つ同個数貼着した。こ
の場合は接着剤を塗布せずに、実施例1と同様の方法(
軸回転数、液状速硬化性樹脂吐出量、注型口移動速度)
で、工形断面のセラミック片1a上に速硬化性樹脂層5
を形成した。そして、硬化がほぼ完了してから、旋盤加
工で外径が68閣のパイプに仕上げた。第2図は上記方
法で得られた成形品の部分断面図である。
o+ x 10mm )で長さが10mmのセラミック
片1aを、セラミック成形時に付けられた粘着紙を付け
たまま、軸2に対して両面テープで円周方向および軸長
手方向に実施例1と同ピツチで且つ同個数貼着した。こ
の場合は接着剤を塗布せずに、実施例1と同様の方法(
軸回転数、液状速硬化性樹脂吐出量、注型口移動速度)
で、工形断面のセラミック片1a上に速硬化性樹脂層5
を形成した。そして、硬化がほぼ完了してから、旋盤加
工で外径が68閣のパイプに仕上げた。第2図は上記方
法で得られた成形品の部分断面図である。
3)実施例3
第3図に基づいて説明する。フランジの付いたパイプを
製造する場合であって、実施例1と同じセラミック片1
を、セラミック成形時に付けられた粘着紙を付けたまま
、軸2に対して両面テープで円周方向および軸長手方向
に実施例1と同ピツチで且つ同個数貼着し、且つセラミ
ック片1に実施例1と同様の接着剤を塗布した。次に、
内面側に一方の端面(C)から他方の端面(A)に向け
て形成された先細のテーパ7に固設した複数の貫通孔8
の穿設された短寸パイプ9を有するフランジ6を、該フ
ランジの端面(A)が最外側のセラミック片の端面(B
)と軸方向略同一となるように軸2に取付けた。そして
、実施例1と同様の方法(軸回転数、液状速硬化性樹脂
吐出量、注型口移動速度)で、セラミック片1上に速硬
化性樹脂層5を形成した。そして、硬化がほぼ完了して
から、旋盤加工で外径が68鵬のパイプに仕上げた。
製造する場合であって、実施例1と同じセラミック片1
を、セラミック成形時に付けられた粘着紙を付けたまま
、軸2に対して両面テープで円周方向および軸長手方向
に実施例1と同ピツチで且つ同個数貼着し、且つセラミ
ック片1に実施例1と同様の接着剤を塗布した。次に、
内面側に一方の端面(C)から他方の端面(A)に向け
て形成された先細のテーパ7に固設した複数の貫通孔8
の穿設された短寸パイプ9を有するフランジ6を、該フ
ランジの端面(A)が最外側のセラミック片の端面(B
)と軸方向略同一となるように軸2に取付けた。そして
、実施例1と同様の方法(軸回転数、液状速硬化性樹脂
吐出量、注型口移動速度)で、セラミック片1上に速硬
化性樹脂層5を形成した。そして、硬化がほぼ完了して
から、旋盤加工で外径が68鵬のパイプに仕上げた。
(発明の効果)
上述のように構成される本発明は、以下の効果を奏する
。
。
速硬化性樹脂により極短時間のうちに樹脂層を成形でき
るから弾性体パイプの成形時間を大幅に短縮することが
可能で、加硫工程が不要であるから動力費が僅かで済み
、外型が不要であるから生産性を向上すると共にコスト
ダウンを図ることができる。
るから弾性体パイプの成形時間を大幅に短縮することが
可能で、加硫工程が不要であるから動力費が僅かで済み
、外型が不要であるから生産性を向上すると共にコスト
ダウンを図ることができる。
第1図は内面に正方形状のセラミック片をライニングし
た弾性体パイプの製造方法を示す部分透視図を含む斜視
図、第2図は工形断面のセラミック片を内面にライニン
グした弾性体パイプの部分断面図、第3図は内面に正方
形状のセラミック片をライニングし且つフランジを有す
る弾性体パイプの製造方法を示す側断面図である。 1.1a・・セラミック片、2・・軸、3・・液状の速
硬化性樹脂、4・・注型口、5・・速硬化性樹脂層、6
・・フランジ、7・・テーパ、8・・貫通孔、9・・短
寸バイプ 3涜杖の速硬化j生樹脂 /
た弾性体パイプの製造方法を示す部分透視図を含む斜視
図、第2図は工形断面のセラミック片を内面にライニン
グした弾性体パイプの部分断面図、第3図は内面に正方
形状のセラミック片をライニングし且つフランジを有す
る弾性体パイプの製造方法を示す側断面図である。 1.1a・・セラミック片、2・・軸、3・・液状の速
硬化性樹脂、4・・注型口、5・・速硬化性樹脂層、6
・・フランジ、7・・テーパ、8・・貫通孔、9・・短
寸バイプ 3涜杖の速硬化j生樹脂 /
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)内面に複数のセラミック片を有する速硬化性樹脂か
らなる弾性体パイプ 2)外周に複数のセラミック片を固定した軸を回転させ
て、該軸上に液状の速硬化性樹脂を注ぎながら軸方向に
移動することを特徴とする請求項1記載の弾性体パイプ
の製造方法 3)フランジを有し且つ内面に複数のセラミック片を有
する速硬化性樹脂からなる弾性体パイプにおいて、上記
フランジの端面(A)を最外側のセラミック片の端面(
B)と軸方向略同一とし、フランジの内面側に一方の端
面(C)から上記端面(A)に向かって先細のテーパを
形成し、該テーパ部に複数の貫通孔を有する短寸パイプ
を上記速硬化性樹脂層に向けて固設したことを特徴とす
る弾性体パイプ 4)軸外周に複数のセラミック片を固定し、内面側に一
方の端面(C)から他方の端面(A)に向かって形成さ
れた先細のテーパ部に固設した複数の貫通孔の穿設され
た短寸パイプを有するフランジを、該フランジの端面(
A)を最外側のセラミック片の端面(B)と軸方向略同
一となるように上記軸に装着し、該軸を回転させて且つ
該軸上に液状の速硬化性樹脂を注ぎながら軸方向に移動
することを特徴とする請求項3記載の弾性体パイプの製
造方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1099825A JPH02276627A (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | 弾性体パイプとその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1099825A JPH02276627A (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | 弾性体パイプとその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02276627A true JPH02276627A (ja) | 1990-11-13 |
Family
ID=14257601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1099825A Pending JPH02276627A (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | 弾性体パイプとその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02276627A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04254088A (ja) * | 1991-02-04 | 1992-09-09 | Sumitomo Shoji Kk | 輸送用パイプ |
JP2013122285A (ja) * | 2011-12-12 | 2013-06-20 | Honda Motor Co Ltd | ナット付き繊維強化樹脂部材およびナット付き繊維強化樹脂部材の製造方法 |
-
1989
- 1989-04-18 JP JP1099825A patent/JPH02276627A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04254088A (ja) * | 1991-02-04 | 1992-09-09 | Sumitomo Shoji Kk | 輸送用パイプ |
JP2013122285A (ja) * | 2011-12-12 | 2013-06-20 | Honda Motor Co Ltd | ナット付き繊維強化樹脂部材およびナット付き繊維強化樹脂部材の製造方法 |
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