JPS63114626A - 耐摩耗性パイプ状物品の製造方法 - Google Patents
耐摩耗性パイプ状物品の製造方法Info
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- JPS63114626A JPS63114626A JP61261694A JP26169486A JPS63114626A JP S63114626 A JPS63114626 A JP S63114626A JP 61261694 A JP61261694 A JP 61261694A JP 26169486 A JP26169486 A JP 26169486A JP S63114626 A JPS63114626 A JP S63114626A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、例えば小麦などの穀物の空気輸送パイプ、
火力発電所、製鉄所の石炭スラリー輸送パイプ、粉塵の
発生する工場での集塵ダクトに使用される耐摩耗性パイ
プ状物品の製造方法に関する。
火力発電所、製鉄所の石炭スラリー輸送パイプ、粉塵の
発生する工場での集塵ダクトに使用される耐摩耗性パイ
プ状物品の製造方法に関する。
従来の技術とその問題点
上述のパイプなどでは激しい摩耗が発生するために、こ
れを防止するために、パイプの内面にライニングが施さ
れている。ライニングの材料としては、ゴム、セメント
、耐fJ 鋳鉄などが使用されているが、いずれも、そ
の耐久性、重量、作業性、価格などの点から最適なもの
ではなかった。そこで、最近では、上述の各点を満足す
るための材料としてセラミックが注目されている。
れを防止するために、パイプの内面にライニングが施さ
れている。ライニングの材料としては、ゴム、セメント
、耐fJ 鋳鉄などが使用されているが、いずれも、そ
の耐久性、重量、作業性、価格などの点から最適なもの
ではなかった。そこで、最近では、上述の各点を満足す
るための材料としてセラミックが注目されている。
セラミックをパイプの内面にライニングとして内張すす
る方法としては、つぎの2つのものが知られている。第
1の方法は、第7図に示づように、何分割かした複数の
輪状ピラミック製セグメント(31)をパイプ(32)
に挿入し、セグメント(31)とパイプ(32)の間に
セメン1〜(33)などを充てんして両者(31)(3
2)を固定するものであるが、これにはつぎの問題点が
ある。第1に、セグメント(31)を金型等で成形して
装作するためにセグメント(31)の製作に時間が掛り
、かつ製作費が嵩む。第2に、セグメント(31)が1
つのかなり大きな塊であるために、セグメント(31)
が割れ易く、これを避けるためにその厚みを厚くすると
、セグメント(31)の重量が嵩みかつ高価になる。第
2の方法は、第8図に示すように、セラミックタイル(
34)を接着剤(35)を用いてパイプ(36)の内面
に直接貼り付けるものである。この第2の方法によれば
、タイル(34)を大量生産により安価に製造できるこ
と、タイルが小片であることにより、第1の方法による
欠点を解消することができるが、つぎの問題点がある。
る方法としては、つぎの2つのものが知られている。第
1の方法は、第7図に示づように、何分割かした複数の
輪状ピラミック製セグメント(31)をパイプ(32)
に挿入し、セグメント(31)とパイプ(32)の間に
セメン1〜(33)などを充てんして両者(31)(3
2)を固定するものであるが、これにはつぎの問題点が
ある。第1に、セグメント(31)を金型等で成形して
装作するためにセグメント(31)の製作に時間が掛り
、かつ製作費が嵩む。第2に、セグメント(31)が1
つのかなり大きな塊であるために、セグメント(31)
が割れ易く、これを避けるためにその厚みを厚くすると
、セグメント(31)の重量が嵩みかつ高価になる。第
2の方法は、第8図に示すように、セラミックタイル(
34)を接着剤(35)を用いてパイプ(36)の内面
に直接貼り付けるものである。この第2の方法によれば
、タイル(34)を大量生産により安価に製造できるこ
と、タイルが小片であることにより、第1の方法による
欠点を解消することができるが、つぎの問題点がある。
第1に、パイプ(36)内面の手の届かないところにタ
イル(34)を1M往ないなど、作業性が悪い。第2に
、タイル(34)とパイプ(36)との接触面積が小さ
いため、タイルの接着力が弱い。第3に、パイプ(36
)が腐食した場合には、タイル(34)が容易に剥離す
る。
イル(34)を1M往ないなど、作業性が悪い。第2に
、タイル(34)とパイプ(36)との接触面積が小さ
いため、タイルの接着力が弱い。第3に、パイプ(36
)が腐食した場合には、タイル(34)が容易に剥離す
る。
この発明の目的は、上述の問題点をすべて解決した耐摩
耗性パイプ状物品の製造方法を提供することにある。
耗性パイプ状物品の製造方法を提供することにある。
問題点を解決するための手段
この発明による耐摩耗性パイプ状物品の製造方法は、マ
ンドレルの外面に多数の耐摩耗性タイルを貼付けること
により同外面を被覆し、タイルの外面に合成樹脂を含浸
させた糸状ガラス繊維を巻き付けることにより同外面を
被覆し、合成樹脂を硬化させて内タイル層および外ガラ
ス繊維強化合成樹脂層よりなるパイプ状物品を成形して
マンドレルよりパイプ状物品をM型するものである。
ンドレルの外面に多数の耐摩耗性タイルを貼付けること
により同外面を被覆し、タイルの外面に合成樹脂を含浸
させた糸状ガラス繊維を巻き付けることにより同外面を
被覆し、合成樹脂を硬化させて内タイル層および外ガラ
ス繊維強化合成樹脂層よりなるパイプ状物品を成形して
マンドレルよりパイプ状物品をM型するものである。
実 施 例
この発明の実施例を第1図から第6図を参照してつぎに
説明する。
説明する。
まず、この発明に用いられるタイル(11)について説
明すると、タイル(11)は、酸化アルミニウムのよう
な金aM化物を主成分とするセラミック製のものであっ
て、極めて耐摩耗性に優れている。タイル(11)の形
状は、−例として具体的な数字を挙げれば、2 C!R
X 2 cmの正方形で厚さは41M程度である。
明すると、タイル(11)は、酸化アルミニウムのよう
な金aM化物を主成分とするセラミック製のものであっ
て、極めて耐摩耗性に優れている。タイル(11)の形
状は、−例として具体的な数字を挙げれば、2 C!R
X 2 cmの正方形で厚さは41M程度である。
さて、この発明による方法であるが、まず、第1図に示
すように、上述のタイル(11)を粘着シート(12)
の片面に縦横並んだ状態に貼付ける。
すように、上述のタイル(11)を粘着シート(12)
の片面に縦横並んだ状態に貼付ける。
このときに粘着シート(12)の−縁部にタイル(11
)の貼付けられていないタイル無し部(13)を残して
おく。タイル(11)の貼付けられた粘着シート(12
)は複数枚用意する。
)の貼付けられていないタイル無し部(13)を残して
おく。タイル(11)の貼付けられた粘着シート(12
)は複数枚用意する。
つぎにタイル(11)をマンドレル(14)に貼付ける
訳であるが、それは、第2図に示すように、マンドレル
(14)にタイル(11)の貼付けられた粘着シート(
12)を巻付けることによる。このときに、1つの粘着
シート(12)のタ゛イル無し部(13)に、つぎに巻
ぎ付けられる粘着シート(12)のタイル無し部(13
)と反対がわの縁部を虫ね合わUるようにする。そうす
ると、隣り合う2つの粘着シート(12)の継目の部分
に、タイル(11)の無い隙間が生じなくなる。そして
、マンドレル(14)に所要枚数の粘着シート(12)
が巻き付けられると、つぎに、第3図に示ずように、合
成樹脂(15)を含浸させた糸状ガラス繊維(16)を
タイル(11)外面に巻き付ける。合成樹脂(15)は
、セラミックの接着に適しているエポキシ系熱硬化性の
ものが最適である。ガラス繊1 (16)の性質は、こ
れを−例として具体的数字を挙げて示すと、比12.5
6〜2.58、モース硬度6.5、引張強ざ150Kg
/M2、ヤング率7500に9/M2、最大伸び率4%
、線膨張率5X10−”7℃である。ガラス繊維(16
)は、数本のものが編まれることなく、束ねられており
、その巻き付は作業は、マンドレル(14)を一定方向
に回転させながら、マンドレル(14)の艮ざ方向にガ
ラス繊維(16)を往復動させることによるが、マンド
レル(14)を回転させる代わりに、ガラス繊維(16
)をマンドレル(14)のまわりを回転さけるようにし
てもよい。また、巻き付は時のガラス繊維(16)には
一定の張力が付与されている。そして;合成樹脂(15
)およびガラス繊維(16)によりタイル(11)の外
面が被覆されるまでガラスi!(16)が巻き付けられ
ると、巻き付1プ作業を終了し、合成樹脂(15)をこ
れに熱を加えて硬化させる。合成樹脂(15)が硬化す
ると、内タイル層(18)および外ガラス繊維強化合成
樹脂10 (19)よりなるパイプ状物品(17)が成
形され、これを、最後に、第4図に示すように、マンド
レル(14)から離型してパイプ状物品(17)を得る
。
訳であるが、それは、第2図に示すように、マンドレル
(14)にタイル(11)の貼付けられた粘着シート(
12)を巻付けることによる。このときに、1つの粘着
シート(12)のタ゛イル無し部(13)に、つぎに巻
ぎ付けられる粘着シート(12)のタイル無し部(13
)と反対がわの縁部を虫ね合わUるようにする。そうす
ると、隣り合う2つの粘着シート(12)の継目の部分
に、タイル(11)の無い隙間が生じなくなる。そして
、マンドレル(14)に所要枚数の粘着シート(12)
が巻き付けられると、つぎに、第3図に示ずように、合
成樹脂(15)を含浸させた糸状ガラス繊維(16)を
タイル(11)外面に巻き付ける。合成樹脂(15)は
、セラミックの接着に適しているエポキシ系熱硬化性の
ものが最適である。ガラス繊1 (16)の性質は、こ
れを−例として具体的数字を挙げて示すと、比12.5
6〜2.58、モース硬度6.5、引張強ざ150Kg
/M2、ヤング率7500に9/M2、最大伸び率4%
、線膨張率5X10−”7℃である。ガラス繊維(16
)は、数本のものが編まれることなく、束ねられており
、その巻き付は作業は、マンドレル(14)を一定方向
に回転させながら、マンドレル(14)の艮ざ方向にガ
ラス繊維(16)を往復動させることによるが、マンド
レル(14)を回転させる代わりに、ガラス繊維(16
)をマンドレル(14)のまわりを回転さけるようにし
てもよい。また、巻き付は時のガラス繊維(16)には
一定の張力が付与されている。そして;合成樹脂(15
)およびガラス繊維(16)によりタイル(11)の外
面が被覆されるまでガラスi!(16)が巻き付けられ
ると、巻き付1プ作業を終了し、合成樹脂(15)をこ
れに熱を加えて硬化させる。合成樹脂(15)が硬化す
ると、内タイル層(18)および外ガラス繊維強化合成
樹脂10 (19)よりなるパイプ状物品(17)が成
形され、これを、最後に、第4図に示すように、マンド
レル(14)から離型してパイプ状物品(17)を得る
。
つぎに上述のようにして得られたパイプ状物品(17)
の使用方法について、第5図および第6図を参照して説
明する。その1つは、第5図に示すように、パイプ状物
品(17)の端部にフランジ(28)などを取付けて、
これをそのまま使用するものであり、いま1つは第6図
に示すように、パイプ状物品(17)を鉄管(29)に
挿入して強度の補強を図り、これを使用するものである
。パイプ状物品(17)の挿入に際しては、その外面に
液状合成樹脂(30)を塗布しておく。鉄管(29)は
既存のものであってもよく、この場合は、パイプ状物品
(17)の挿入という簡単な作業により既存の鉄管(2
9)の内面に耐摩耗材のライニングを施すことができる
。
の使用方法について、第5図および第6図を参照して説
明する。その1つは、第5図に示すように、パイプ状物
品(17)の端部にフランジ(28)などを取付けて、
これをそのまま使用するものであり、いま1つは第6図
に示すように、パイプ状物品(17)を鉄管(29)に
挿入して強度の補強を図り、これを使用するものである
。パイプ状物品(17)の挿入に際しては、その外面に
液状合成樹脂(30)を塗布しておく。鉄管(29)は
既存のものであってもよく、この場合は、パイプ状物品
(17)の挿入という簡単な作業により既存の鉄管(2
9)の内面に耐摩耗材のライニングを施すことができる
。
発明の効果
この発明によれば、マンドレルをタイルおよびガラス繊
維強化合成樹脂で順次被覆することにより、マンドレル
の外面に内タイル層および外ガラス繊維強化合成樹脂層
よりなるパイプ状物品を成形するようにしているから、
作業性がよい。
維強化合成樹脂で順次被覆することにより、マンドレル
の外面に内タイル層および外ガラス繊維強化合成樹脂層
よりなるパイプ状物品を成形するようにしているから、
作業性がよい。
さらに、ガラス繊維強化合成樹脂層の成形は、合成樹脂
を含浸させた糸状ガラス繊維をタイルに巻き付け、その
後に合成樹脂を硬化させることによるものであるから、
樹脂の硬化時に生じる収縮力と、ガラスm帷の張力とに
より、個々のタイルが強固に一体化されることになるか
ら、強度に優れたパイプ状物品が得られる。
を含浸させた糸状ガラス繊維をタイルに巻き付け、その
後に合成樹脂を硬化させることによるものであるから、
樹脂の硬化時に生じる収縮力と、ガラスm帷の張力とに
より、個々のタイルが強固に一体化されることになるか
ら、強度に優れたパイプ状物品が得られる。
第1図から第6図はこの発明の実施例を示し、第1図か
ら第4図は製造過程を順に示す説明図、第5図および第
6図はそれぞれこの発明による物品の使用例を示す説明
図、第7図および第8図はそれぞれ従来例を示す説明図
である。 (11)・・・タイル、(14)・・・マンドレル、(
15)・・・合成樹脂、(16)・・・ガラス繊維、(
17)・・・物品、(18)・・・タイル層、(19)
・・・ガラス繊維強化合成樹脂層・以 上
ら第4図は製造過程を順に示す説明図、第5図および第
6図はそれぞれこの発明による物品の使用例を示す説明
図、第7図および第8図はそれぞれ従来例を示す説明図
である。 (11)・・・タイル、(14)・・・マンドレル、(
15)・・・合成樹脂、(16)・・・ガラス繊維、(
17)・・・物品、(18)・・・タイル層、(19)
・・・ガラス繊維強化合成樹脂層・以 上
Claims (1)
- マンドレル(14)の外面に多数の耐摩耗性タイル(1
1)を貼付けることにより同外面を被覆し、タイル(1
1)の外面に合成樹脂(15)を含浸させた糸状ガラス
繊維(16)を巻き付けることにより同外面を被覆し、
合成樹脂(15)を硬化させて内タイル層(18)およ
び外ガラス繊維強化合成樹脂層(19)よりなるパイプ
状物品(17)を成形してマンドレル(14)よりパイ
プ状物品(17)を離型する、耐摩耗性パイプ状物品の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61261694A JPS63114626A (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 | 耐摩耗性パイプ状物品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61261694A JPS63114626A (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 | 耐摩耗性パイプ状物品の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63114626A true JPS63114626A (ja) | 1988-05-19 |
JPH0535059B2 JPH0535059B2 (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=17365413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61261694A Granted JPS63114626A (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 | 耐摩耗性パイプ状物品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63114626A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011523694A (ja) * | 2009-07-09 | 2011-08-18 | シエスピ カンパニー リミテッド | 複合材パイプ及びその製造方法 |
JP4861702B2 (ja) * | 2003-12-26 | 2012-01-25 | 久光製薬株式会社 | 用時活性化型貼付剤 |
CN110274098A (zh) * | 2019-04-17 | 2019-09-24 | 深圳市深捷通管业发展有限公司 | 一种玻璃钢管及其制造方法 |
-
1986
- 1986-10-31 JP JP61261694A patent/JPS63114626A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4861702B2 (ja) * | 2003-12-26 | 2012-01-25 | 久光製薬株式会社 | 用時活性化型貼付剤 |
JP2011523694A (ja) * | 2009-07-09 | 2011-08-18 | シエスピ カンパニー リミテッド | 複合材パイプ及びその製造方法 |
CN110274098A (zh) * | 2019-04-17 | 2019-09-24 | 深圳市深捷通管业发展有限公司 | 一种玻璃钢管及其制造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0535059B2 (ja) | 1993-05-25 |
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