JPH0439509Y2 - - Google Patents
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- JPH0439509Y2 JPH0439509Y2 JP14940087U JP14940087U JPH0439509Y2 JP H0439509 Y2 JPH0439509 Y2 JP H0439509Y2 JP 14940087 U JP14940087 U JP 14940087U JP 14940087 U JP14940087 U JP 14940087U JP H0439509 Y2 JPH0439509 Y2 JP H0439509Y2
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Landscapes
- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、例えば小麦などの穀物の空気輸送
パイプ、火力発電所、製鉄所の石炭スラリー輸送
パイプ、粉塵の発生する工場での集塵ダクトに使
用される耐摩耗性パイプ状物品に関する。
パイプ、火力発電所、製鉄所の石炭スラリー輸送
パイプ、粉塵の発生する工場での集塵ダクトに使
用される耐摩耗性パイプ状物品に関する。
従来の技術とその問題点
この種の物品では、その内面に激しい摩耗が発
生する。これを防止するための物品として、耐摩
耗材製内層および合成樹脂製外層よりなるものが
知られている。
生する。これを防止するための物品として、耐摩
耗材製内層および合成樹脂製外層よりなるものが
知られている。
ところが、物品の使用に際しては、物品を他の
物品と接続する必要がある。そのために、物品の
端部には継手用フランジが設けられる。従来、こ
のフランジは合成樹脂で外層と一体成形されてい
たが、一様な径の外層にこれよりも大径のフラン
ジを一体成形すると、製造コストが極めて高くつ
くという問題点があつた。
物品と接続する必要がある。そのために、物品の
端部には継手用フランジが設けられる。従来、こ
のフランジは合成樹脂で外層と一体成形されてい
たが、一様な径の外層にこれよりも大径のフラン
ジを一体成形すると、製造コストが極めて高くつ
くという問題点があつた。
この考案の目的は、上記問題点を解決した耐摩
耗性パイプ状物品を提供することにある。
耗性パイプ状物品を提供することにある。
問題点を解決するための手段
この考案の耐摩耗性パイプ状物品は、耐摩耗材
製内層の端部外面と合成樹脂製外層の端部内面と
の間にフランジ取付用スリーブが固定状に介在さ
れ、スリーブの外層同端部と同じ側の端部は外層
よりその軸方向に突出していて、その突出部に継
手用フランジが設けられ、スリーブおよびフラン
ジがいずれも卑金属製のものである。
製内層の端部外面と合成樹脂製外層の端部内面と
の間にフランジ取付用スリーブが固定状に介在さ
れ、スリーブの外層同端部と同じ側の端部は外層
よりその軸方向に突出していて、その突出部に継
手用フランジが設けられ、スリーブおよびフラン
ジがいずれも卑金属製のものである。
実施例
この考案の実施例を図面を参照してつぎに説明
する。
する。
耐摩耗性パイプ状物品は、内層１１および外層
１２を有している。
１２を有している。
内層１１は、複数のセラミツク製輪状セグメン
ト１３を一列に並べてその隣合うもの同士を接着
することにより形成されたものである。外層１２
は、内層１１の外面に熱硬化性合成樹脂を塗布ま
たは吹付けるか、強度を必要とする場合は、熱硬
化性合成樹脂を含浸させた糸状のガラス繊維を巻
付けることにより形成されたものである。
ト１３を一列に並べてその隣合うもの同士を接着
することにより形成されたものである。外層１２
は、内層１１の外面に熱硬化性合成樹脂を塗布ま
たは吹付けるか、強度を必要とする場合は、熱硬
化性合成樹脂を含浸させた糸状のガラス繊維を巻
付けることにより形成されたものである。
内層１１の端部外面と外層１２の端部内面との
間にはフランジ取付用スリーブ１４が固定状に介
在されている。スリーブ１４の外層１２同端部と
同じ側の端部は外層１２よりその軸方向に突出し
ていて、その突出部に継手用フランジ１５が設け
られている。スリーブ１４およびフランジ１５
は、いずれも鉄、ステンレス、アルミニウムのよ
うな卑金属製でありかつ互いに溶接により一体化
されている。スリーブ１４外面には複数の抜止め
突条１６が並列状に設けられ、フランジ１５には
ボルト孔１７が設けられている。
間にはフランジ取付用スリーブ１４が固定状に介
在されている。スリーブ１４の外層１２同端部と
同じ側の端部は外層１２よりその軸方向に突出し
ていて、その突出部に継手用フランジ１５が設け
られている。スリーブ１４およびフランジ１５
は、いずれも鉄、ステンレス、アルミニウムのよ
うな卑金属製でありかつ互いに溶接により一体化
されている。スリーブ１４外面には複数の抜止め
突条１６が並列状に設けられ、フランジ１５には
ボルト孔１７が設けられている。
この物品の製造方法を簡単に説明すると、スリ
ーブ１４にフランジ１５を付けるとともに、輪状
セグメント１３を一連につながつた長い筒状のも
のとし、その端部をフランジ付スリーブ１４には
め入れる。このときに同端部外面に接着剤を塗布
しておく。つぎに、セグメント１３の外面に、一
部はスリーブ１４の外面にまたがつて熱硬化性合
成樹脂層を形成する。
ーブ１４にフランジ１５を付けるとともに、輪状
セグメント１３を一連につながつた長い筒状のも
のとし、その端部をフランジ付スリーブ１４には
め入れる。このときに同端部外面に接着剤を塗布
しておく。つぎに、セグメント１３の外面に、一
部はスリーブ１４の外面にまたがつて熱硬化性合
成樹脂層を形成する。
第２図は、他の実施例を示す。この実施例によ
る物品は、上記実施例同様に内層２１および外層
２２を有している。両層２１，２２の端部の間に
介在されているスリーブ２４にフランジ２５が削
り出しにより一体成形され、このフランジ２５に
係合するように別のフランジ２６がスリーブ２４
にルーズにはめられている。
る物品は、上記実施例同様に内層２１および外層
２２を有している。両層２１，２２の端部の間に
介在されているスリーブ２４にフランジ２５が削
り出しにより一体成形され、このフランジ２５に
係合するように別のフランジ２６がスリーブ２４
にルーズにはめられている。
第３図は、さらに他の実施例を示す。この実施
例による物品は、内層３１および外層３２に加え
て中間層３６を有している。内層３１は、千鳥状
に配されたセラミツク製タイル状セグメント３３
よりなる。外層３２は上記実施例の材質と同じ材
質である。中間層３６は、外層３２の材質と同じ
材質でり、タイル状セグメント３３を保持固定す
るためのものである。また、スリーブ３４とフラ
ンジ３５は溶接により相互に一体化されている。
例による物品は、内層３１および外層３２に加え
て中間層３６を有している。内層３１は、千鳥状
に配されたセラミツク製タイル状セグメント３３
よりなる。外層３２は上記実施例の材質と同じ材
質である。中間層３６は、外層３２の材質と同じ
材質でり、タイル状セグメント３３を保持固定す
るためのものである。また、スリーブ３４とフラ
ンジ３５は溶接により相互に一体化されている。
この物品の製造に際しては、内層３１と中間層
３６をあらかじめ一体化しておく。その他の手順
は上記したとおりである。
３６をあらかじめ一体化しておく。その他の手順
は上記したとおりである。
考案の効果
この考案によれば、耐摩耗材製内層と合成樹脂
製外層の端部にスリーブを介してフランジを取付
けるようにしており、外層に合成樹脂でフランジ
を一体成形する必要が無く、しかもスリーブおよ
びフランジはいずれも卑金属製であるから、安価
な物品を提供することができる。
製外層の端部にスリーブを介してフランジを取付
けるようにしており、外層に合成樹脂でフランジ
を一体成形する必要が無く、しかもスリーブおよ
びフランジはいずれも卑金属製であるから、安価
な物品を提供することができる。
さらに、スリーブは内層の端部外面と外層の端
部内面との間に固定状に介在されているから、フ
ランジの取付け強度も充分である。
部内面との間に固定状に介在されているから、フ
ランジの取付け強度も充分である。
第１図はこの考案の実施例を示す縦断面図、第
２図はこの考案の他の実施例を示す縦断面図、第
３図はこの考案のさらに他の実施例を示す縦断面
図である。 １１，２１，３１……内層、１２，２２，３２
……外層、１４，２４，３４……スリーブ、１
５，２５，３５……フランジ。
２図はこの考案の他の実施例を示す縦断面図、第
３図はこの考案のさらに他の実施例を示す縦断面
図である。 １１，２１，３１……内層、１２，２２，３２
……外層、１４，２４，３４……スリーブ、１
５，２５，３５……フランジ。
Claims (1)
- 耐摩耗材製内層１１，２１，３１の端部外面と
合成樹脂製外層１２，２２，３２の端部内面との
間にフランジ取付用スリーブ１４，２４，３４が
固定状に介在され、スリーブ１４，２４，３４の
外層１２，２２，３２同端部と同じ側の端部は外
層１２，２２，３２よりその軸方向に突出してい
て、その突出部に継手用フランジ１５，２５，３
５が設けられ、スリーブ１４，２４，３４および
フランジ１５，２５，３５がいずれも卑金属製で
ある、耐摩耗性パイプ状物品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14940087U JPH0439509Y2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14940087U JPH0439509Y2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6453692U JPS6453692U (ja) | 1989-04-03 |
| JPH0439509Y2 true JPH0439509Y2 (ja) | 1992-09-16 |
Family
ID=31421595
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14940087U Expired JPH0439509Y2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0439509Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2572370Y2 (ja) * | 1992-05-12 | 1998-05-20 | 川崎重工業株式会社 | 粉粒体装入用管体 |
| FR2942515B1 (fr) * | 2009-02-24 | 2015-07-03 | Saint Gobain Ct Recherches | Dispositif d'assemblage. |
| DE102009016951B4 (de) * | 2009-04-09 | 2011-03-31 | Cera System Verschleissschutz Gmbh | Förderschlauch |
| KR102663645B1 (ko) * | 2023-01-31 | 2024-05-14 | (주)웨어솔루션 | 세라믹 수지 복합관 및 그 제조 방법 |
-
1987
- 1987-09-30 JP JP14940087U patent/JPH0439509Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6453692U (ja) | 1989-04-03 |
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