JPH028147Y2 - - Google Patents

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JPH028147Y2
JPH028147Y2 JP1984004364U JP436484U JPH028147Y2 JP H028147 Y2 JPH028147 Y2 JP H028147Y2 JP 1984004364 U JP1984004364 U JP 1984004364U JP 436484 U JP436484 U JP 436484U JP H028147 Y2 JPH028147 Y2 JP H028147Y2
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JP
Japan
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pipe
ceramic
frp
flange
coating layer
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JP1984004364U
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JPS60116482U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案はフランジ付セラミツク複合管、特にセ
ラミツク管の外周をFRP被覆したフランジ付セ
ラミツク複合管に関する。
〔技術的背景〕
セラミツク管は、耐摩性、耐蝕性、耐薬品性に
優れているので、この特性を生かして粉体輸送、
スラリー輸送、あるいは腐蝕性流体輸送の配管材
料として用いられることがあるが、その一方にお
いて材質的に脆いという欠点を持ち合せている。
このため、配管材料として、セラミツク管そのも
のを単体で使用することを避け、上記用途に対
し、鉄、コンクリートその他の補強物で補強した
セラミツク複合管が用いられることがある。ま
た、このセラミツク複合管と他の配管材料との接
続にはフランジが用いられることが多い。この種
従来のセラミツク複合管にあつては、フランジを
鉄、コンクリートその他の補強物と一体構成にし
たもの、あるいは別個に形成して被覆層の外側に
嵌め込み何らかの手段例えば接着、溶接等の手段
を用いて固着したものがある。
従来のフランジ付セラミツク複合管で補強物に
フランジを単に接着したものにあつては、フラン
ジが管に安定せず、配管作業中或いは使用中に変
形もしくは脱落する恐れがあつた。また、補強物
が鉄等の金属であつて、かつ補強物と一体にフラ
ンジを形成したものにあつては溶融金属の凝固収
縮に対応するためセラミツク管との間に緩衝的役
目を果すモルタル等の充填が必要であり製品とし
て重量が嵩むばかりでなく、製造工程も複雑にな
る欠点があつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記欠点を解消するためになされたも
のであり、その目的はフランジの固着を安定させ
るとともに軽量化を図つたフランジ付セラミツク
複合管を提供することにある。
〔考案の概要〕
本考案のフランジ付セラミツク複合管は端部に
フランジを別体構成したフランジ付セラミツク複
合管であつて、該複合管はセラミツク管とその外
周のFRP被覆層との間にフランジの短管を有し、
該短管は円周回りに貫通孔を有し、該貫通孔は前
記FRP被覆層の延長部で充填されていることを
特徴とする。
フランジの材質として、FRM、FRPのような
複合材料、鉄のような金属、その他目的に応じて
種々の材料を用いることができ、このうち特に
FRMまたは金属を用いることが強度を確保する
上で好ましい。
上記構成で、フランジがFRP被覆層の材質と
異なる金属特に鉄のような剛質のものであるとき
は、セラミツク管とフランジとの間にFRP被覆
層を予め設けておくことがセラミツク管を保護す
る上で好ましい。
本考案によれば、FRP被覆層でセラミツク管
の強度を十分確保できるとともに熱収縮問題の解
決及び軽量化を図ることができ、しかもセラミツ
ク管とフランジとの結合を強固にする効果を有す
る。
〔実施の態様〕
以下、図面を参照して、本考案の一実施例を具
体的に説明する。第1図は、90゜ベンドのセラミ
ツク複合管の縦断面を示したものである。90゜ベ
ンドのセラミツク管1は一定の曲率を有する短い
曲管2を接続して形成したものである。この曲管
2の材質としては耐摩耗性、耐蝕性を有するアル
ミナ、炭火珪素、窒化珪素ムライト、サイアロ
ン、アルミナ配合磁器等種々の材料を選ぶことが
できる。また製造にあたつては鋳込成形法により
曲管2を製造すれば精度の良いものが得られる。
90゜ベンドの場合、曲管2の両端3は接合が滑ら
かになるように適当な角度で切断され研摩され
る。各曲管2の接続は接着剤を用いて行つても良
く、図のようにFRP補強帯5または金属環でも
つて接続を図つても良い。
フランジ6の短管7は90゜ベンドに形成された
セラミツク管1の両端外周面に嵌め込まれてい
る。短管7には円周回りに貫通孔8が設けられて
いる。この貫通孔8はFRPが充填可能な適宜の
大きさで、必要に応じて複数設けられている。孔
8の形状はさして問題ではない。
FRPの被覆層9は上記短管7、セラミツク管
1、およびFRP補強帯5の外周に形成されてい
る。このFRP被覆層9の形成にあたつてハンド
レイアツプ法またはスプレイアツプ法を用いれば
最も安価に形成できる。FRP樹脂には不飽和ポ
リエステル樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、
フエノール樹脂、シリコン樹脂等用途に応じて選
ばれる。また、FRP補強材にはガラス繊維、カ
ーボン繊維、ポリアラミツド繊維等これまた用途
に応じて選ばれる。
なお、一実施例として、90゜ベンドのセラミツ
ク複合管について説明してきたが、本考案は直
管、エルボ、その他の配管にも適用できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示したフランジ付
の90゜ベンド複合管の縦断面図、第2図は第1図
の要部を拡大した図である。 1……セラミツク管、2……曲管、3……端
面、5……FRP補強帯、6……フランジ、7…
…短管、8……貫通孔、9……FRP被覆層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 端部にフランジを別体構成したフランジ付セラ
    ミツク複合管であつて、該複合管はセラミツク管
    とその外周のFRP被覆層との間にフランジの短
    管を有し、該短管は円周回りに貫通孔を有し、該
    貫通孔は前記FRP被覆層の延長部で充填されて
    いることを特徴とするフランジ付セラミツク複合
    管。
JP436484U 1984-01-17 1984-01-17 フランジ付セラミツク複合管 Granted JPS60116482U (ja)

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JPS60116482U JPS60116482U (ja) 1985-08-06
JPH028147Y2 true JPH028147Y2 (ja) 1990-02-27

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS531609U (ja) * 1976-06-24 1978-01-09
JPS58689A (ja) * 1981-06-26 1983-01-05 旭化成株式会社 複合パイプ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4966020U (ja) * 1972-09-19 1974-06-10

Patent Citations (2)

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JPS531609U (ja) * 1976-06-24 1978-01-09
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JPS60116482U (ja) 1985-08-06

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