JPH067265Y2 - セラミックコーティング管 - Google Patents
セラミックコーティング管Info
- Publication number
- JPH067265Y2 JPH067265Y2 JP3316689U JP3316689U JPH067265Y2 JP H067265 Y2 JPH067265 Y2 JP H067265Y2 JP 3316689 U JP3316689 U JP 3316689U JP 3316689 U JP3316689 U JP 3316689U JP H067265 Y2 JPH067265 Y2 JP H067265Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceramic
- ceramic coating
- pipe
- coating tube
- inlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、粉体や流体を輸送するために用いられる耐摩
耗性に優れたセラミックコーティング管に関するもので
ある。
耗性に優れたセラミックコーティング管に関するもので
ある。
[従来の技術] 各種粉体やコンクリート等の流体を輸送するための管に
は、第2図に示すように、耐摩耗性向上のために内面に
セラミックタイル1を貼ることがある。
は、第2図に示すように、耐摩耗性向上のために内面に
セラミックタイル1を貼ることがある。
[考案が解決しようとする課題] 第2図に示すように、管と管の接続部分においては、非
コーティング管2の内面とセラミックコーティング管3
の内面とは、一致した連続面に構成されている。ところ
が、第3図に示すように、長期間の使用によって非コー
ティング管2の出口付近の内面が摩耗すると、セラミッ
クコーティング管3の入口付近のセラミックタイル1が
流体の力によって掘り起こされて次々に剥げ落ちてしま
い、セラミックの耐久性を十分発揮できずに終わってし
まうという問題点があった。
コーティング管2の内面とセラミックコーティング管3
の内面とは、一致した連続面に構成されている。ところ
が、第3図に示すように、長期間の使用によって非コー
ティング管2の出口付近の内面が摩耗すると、セラミッ
クコーティング管3の入口付近のセラミックタイル1が
流体の力によって掘り起こされて次々に剥げ落ちてしま
い、セラミックの耐久性を十分発揮できずに終わってし
まうという問題点があった。
[課題を解決するための手段] 本考案のセラミックコーティング管は、被輸送物が流れ
込む入口の内面に環状のセラミック部材を設けたことを
特徴としている。
込む入口の内面に環状のセラミック部材を設けたことを
特徴としている。
[作用] 管の入口に設けられた環状のセラミック部材は、管の内
面から離脱することがない。従って、これよりも下流側
にあるセラミックタイルが流体等の圧力で掘り起こされ
て剥離することはない。
面から離脱することがない。従って、これよりも下流側
にあるセラミックタイルが流体等の圧力で掘り起こされ
て剥離することはない。
[実施例] 本考案の一実施例を第1図によって説明する。
同図に示すように、コンクリート等の流体を搬送する輸
送管路において、曲管部分は特に摩耗が激しいので、耐
摩耗性に優れたセラミックコーティング管4が用いられ
ている。上流及び下流の輸送管5,6は、それぞれセラ
ミックコーティング管4の入口7及び出口8に突合わさ
れて、パッキン9を介して断面コ字形のジョイント材1
0で接続されている。このセラミックコーティング管4
は、輸送管5,6よりも肉薄のスチール曲管を本体とし
ている。そして、その入口7側の管端部の内面には、環
状のセラミック部材11が嵌着されており、このセラミ
ック部材11よりも下流の内面には多数のセラミックタ
イル12が貼られている。セラミック部材11及びセラ
ミックタイル12の厚さは所定の寸法に揃えてあり、前
記上下流の輸送管5,6の内面とセラミック部材11及
びセラミックタイル12の内面とが連続した面を構成す
るようになっている。
送管路において、曲管部分は特に摩耗が激しいので、耐
摩耗性に優れたセラミックコーティング管4が用いられ
ている。上流及び下流の輸送管5,6は、それぞれセラ
ミックコーティング管4の入口7及び出口8に突合わさ
れて、パッキン9を介して断面コ字形のジョイント材1
0で接続されている。このセラミックコーティング管4
は、輸送管5,6よりも肉薄のスチール曲管を本体とし
ている。そして、その入口7側の管端部の内面には、環
状のセラミック部材11が嵌着されており、このセラミ
ック部材11よりも下流の内面には多数のセラミックタ
イル12が貼られている。セラミック部材11及びセラ
ミックタイル12の厚さは所定の寸法に揃えてあり、前
記上下流の輸送管5,6の内面とセラミック部材11及
びセラミックタイル12の内面とが連続した面を構成す
るようになっている。
以上の構成において、入口側の輸送管5の内面が摩耗
し、流体の圧力がセラミック部材11の端面に加わるよ
うになっても、管内面に嵌着した環状の部材であるセラ
ミック部材11が管内面から掘り起されて剥れることは
ない。従って、該セラミック部材11よりも下流にあ
り、かつ該セラミック部材11と同一面を構成している
多数のセラミックタイル12が流体圧によって剥離する
ことはない。
し、流体の圧力がセラミック部材11の端面に加わるよ
うになっても、管内面に嵌着した環状の部材であるセラ
ミック部材11が管内面から掘り起されて剥れることは
ない。従って、該セラミック部材11よりも下流にあ
り、かつ該セラミック部材11と同一面を構成している
多数のセラミックタイル12が流体圧によって剥離する
ことはない。
[考案の効果] 本考案によれば、被輸送物が流入する入口の内面に環状
のセラミック部材を設けてあるので、これよりも下流側
に設けられた多数のセラミックタイルには剥離が生じな
いという効果がある。
のセラミック部材を設けてあるので、これよりも下流側
に設けられた多数のセラミックタイルには剥離が生じな
いという効果がある。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は従来
のセラミックコーティング管と輸送管の接続部を示す断
面図、第3図は従来の問題点を示す断面図である。 4……セラミックコーティング管、 7……入口、 11……セラミック部材、 12……セラミックタイル。
のセラミックコーティング管と輸送管の接続部を示す断
面図、第3図は従来の問題点を示す断面図である。 4……セラミックコーティング管、 7……入口、 11……セラミック部材、 12……セラミックタイル。
Claims (1)
- 【請求項1】セラミックタイルを内貼りしたセラミック
コーティング管において、被輸送物が流れ込む入口の内
面に環状のセラミック部材を設けたことを特徴とするセ
ラミックコーティング管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3316689U JPH067265Y2 (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | セラミックコーティング管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3316689U JPH067265Y2 (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | セラミックコーティング管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02125288U JPH02125288U (ja) | 1990-10-16 |
JPH067265Y2 true JPH067265Y2 (ja) | 1994-02-23 |
Family
ID=31536600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3316689U Expired - Lifetime JPH067265Y2 (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | セラミックコーティング管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH067265Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-03-27 JP JP3316689U patent/JPH067265Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02125288U (ja) | 1990-10-16 |
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