JP4157050B2 - 積層シート材及び積層シート材の打抜き方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ディスク基板に貼り合わされるカバーシートを含んで構成される積層シート材及び積層シート材からディスク基板に合わせた円形等の所定の適用形状に連続して打抜く積層シート材の打抜き方法に関する。
光ディスクの製造過程では、ディスク基板の記録面上に薄膜状のカバーシートを貼り合わせ、このカバーシートによりディスク基板上に透明なカバー層を形成する(例えば、特許文献1参照)。カバーシートは、長尺帯状の積層シート材を加工素材として製造され、多くの場合、積層シート材は、樹脂フィルムの片側面に粘着膜が形成されたカバーシート、このカバーシートの粘着膜の表面に貼り付けられた剥離シート及びこのカバーシートの粘着膜とは反対側の面に貼り付けられた保護シートを備えた4層構造からなる。
この積層シート材においては、カバーシートをディスク基板の記録面に貼り合わせるために、長尺帯状の長手方向に沿って所定形状に複数打ち抜かれる(例えば、公知技術により積層シート材が打ち抜かれた状態を示す図8(A)参照)。具体的には、例えば、刃先部が環状に延在する打抜刃により保護シート側の面から積層シート材における保護シート及びカバーシートをそれぞれディスク基板の記録面に合わせて円板状又は円環状に打ち抜く。
ここで、円板状等とされたカバーシート等(以下、「ディスク貼合せ部」という。)を貼り合わせやすくする等のために、ディスク貼合せ部の外周側を剥離除去することがある。しかし、このようにすると、ディスク貼合せ部をディスク基板に貼り合せる前に、長尺帯状の積層シート材を一旦巻き取る場合には、ディスク貼合せ部とその外周側との厚みが異なるために、巻き取り時にディスク貼合せ部に不均一な荷重がかかってディスク貼合せ部が変形しやすくなる。
このために、図8(A)に示すように、積層シート材100に形成したディスク貼合せ部102の外周側縁部に縁取部104を形成してこの縁取部104を剥離除去することがある(シートの外周の一部を取り除く関連技術として、例えば、特許文献2参照)。この縁取部104を形成する外側カット線106は、ディスク貼合せ部102からやや離れてその外周に沿っていることが多く、この場合、各ディスク貼合せ部102の間の接続部分では、外側カット線106が互いに内向きとなる。
しかし、外側カット線106が互いに内向きであると、縁取部104を剥離除去する際に外側カット線106の先端106A(図8(B)参照)から内向きに亀裂が発生しやすくなって縁取部104が切断しやすくなる。これにより、縁取部104を連続して帯状に剥離除去できなくなって剥離除去の処理が煩雑となる。
特開2000−132866公報 実登3021645号公報
本発明は、上記事実を考慮して、縁取部を連続して帯状に剥離除去できる積層シート材及び積層シート材の打抜き方法を提供することを課題とする。
請求項1に記載する本発明の積層シート材は、片側の面に粘着膜が形成され、前記粘着膜を介してディスク基板の記録面に貼り合わされるカバーシートと、前記カバーシートにおける粘着膜の表面に貼り付けられた剥離シートと、前記カバーシートにおける粘着膜とは反対側の面に貼り付けられた保護シートと、を有する積層シート材であって、前記ディスク基板の適用形状に前記保護シート及び前記カバーシートが切断される内側ハーフカット部が、複数個互いに間隔をおいて並設された内側ハーフカット列と、前記内側ハーフカット列の両側に、前記内側ハーフカット部と離れ、かつ、前記内側ハーフカット部の一部に沿って配置されて前記保護シート及び前記カバーシートが切断される外側ハーフカット部が設けられ、これらの外側ハーフカット部の先端が互いに交差した連結カット線を形成する外側ハーフカット列と、を備えることによって、前記内側ハーフカット列と前記外側ハーフカット列とが、前記内側ハーフカット部の内側に形成されるディスク貼合せ部、前記内側ハーフカット列と前記外側ハーフカット列との間に配置される縁取部、及び前記外側ハーフカット列を介して前記縁取部の反対側に配置される剥離残部とに区画し、前記連結カット線の交差先端が前記剥離残部に位置することを特徴とする。
請求項1に記載する本発明の積層シート材によれば、ディスク基板の適用形状(ディスク基板の記録面に適用される形状に合わせた形状(例えば、円形状))に保護シート及びカバーシートが切断される内側ハーフカット部が、複数個互いに間隔をおいて並設されており、内側ハーフカット列の両側に、内側ハーフカット部と離れ、かつ、内側ハーフカット部の一部に沿って配置されて保護シート及びカバーシートが切断される外側ハーフカット部が設けられ、これらの外側ハーフカット部の先端が互いに交差して連結した連結カット線を形成する。ここで、内側ハーフカット列及び外側ハーフカット列によって、内側ハーフカット部の内側に形成されるディスク貼合せ部、内側ハーフカット列と外側ハーフカット列との間に配置される縁取部、及び外側ハーフカット列を介して縁取部の反対側に配置される剥離残部とに区画され、連結カット線の交差先端が剥離残部に位置する。このように、連結カット線の交差先端を縁取部に位置させるのではなく、剥離残部に位置させることで、縁取部を剥離除去する際にこの縁取部には連結カット線の先端から亀裂が生じにくくなり、仮に連結カット線の先端から亀裂が生じたとしても縁取部には進展しないので、縁取部を連続して帯状に剥離除去できる。
請求項2に記載する本発明の積層シート材の打抜き方法は、片側の面に粘着膜が形成され、前記粘着膜を介してディスク基板の記録面に貼り合わされるカバーシートと、前記カバーシートにおける粘着膜の表面に貼り付けられた剥離シートと、前記カバーシートにおける粘着膜とは反対側の面に貼り付けられた保護シートとを有する積層シート材から、前記保護シート及び前記カバーシートを前記ディスク基板への適用形状に連続して打抜く積層シート材の打抜き方法であって、前記ディスク基板への適用形状に前記保護シート及び前記カバーシートが切断されて第1の内側ハーフカット部を形成すると共に、前記第1の内側ハーフカット部に対して連続打抜き方向に直角な方向の両側に、前記第1の内側ハーフカット部と離れ、かつ、前記第1の内側ハーフカット部の一部に沿って前記保護シート及び前記カバーシートが切断されて第1の外側ハーフカット部を形成する第1回目の切断工程と、前記第1回目の切断工程後に、前記第1の内側ハーフカット部から間隔をおいて前記第1の内側ハーフカット部と同一形状に前記保護シート及び前記カバーシートが切断されて第2の内側ハーフカット部を形成すると共に、この第2の内側ハーフカット部に対して連続打抜き方向に直角な方向の両側に、前記第2の内側ハーフカット部と離れ、かつ、前記第2の内側ハーフカット部の一部に沿って前記保護シート及び前記カバーシートが切断されて第2の外側ハーフカット部を形成する第2回目の切断工程と、を有し、前記第1回目の切断工程及び前記第2回目の切断工程によって、前記第1の外側ハーフカット部の先端と前記第2の外側ハーフカット部の先端とが互いに交差した連結カット線を形成すると共に、前記積層シート材を前記第1の内側ハーフカット部の内側と前記第2の内側ハーフカット部の内側とに形成されるディスク貼合せ部、前記第1の内側ハーフカット部と前記第2の内側ハーフカット部と前記連結カット線との間に配置される縁取部、及び前記連結カット線を介して前記縁取部の反対側に配置される剥離残部とに区画し、前記連結カット線の交差先端を前記剥離残部に位置させることを特徴とする。
請求項2に記載する本発明の積層シート材の打抜き方法によれば、まず、第1回目の切断工程が行われる。具体的には、ディスク基板の適用形状(ディスク基板の記録面に適用される形状に合わせた形状(例えば、円形状))に保護シート及びカバーシートが切断されて第1の内側ハーフカット部を形成すると共に、第1の内側ハーフカット部に対して連続打抜き方向に直角な方向の両側に、第1の内側ハーフカット部と離れ、かつ、第1の内側ハーフカット部の一部に沿って保護シート及びカバーシートが切断されて第1の外側ハーフカット部を形成する。
次に、第2回目の切断工程が行われる。具体的には、第1の内側ハーフカット部から間隔をおいてこの第1の内側ハーフカット部と同一形状に保護シート及びカバーシートが切断されて第2の内側ハーフカット部を形成すると共に、この第2の内側ハーフカット部に対して連続打抜き方向に直角な方向の両側に、第2の内側ハーフカット部と離れ、かつ、第2の内側ハーフカット部の一部に沿って保護シート及びカバーシートが切断されて第2の外側ハーフカット部を形成する。
ここで、第1回目の切断工程及び第2回目の切断工程によって、第1の外側ハーフカット部の先端と第2の外側ハーフカット部の先端とが互いに交差した連結カット線を形成しており、第1の内側ハーフカット部の内側と第2の内側ハーフカット部の内側とに形成されるディスク貼合せ部、第1の内側ハーフカット部と第2の内側ハーフカット部と連結カット線との間に配置される縁取部、及び連結カット線を介して縁取部の反対側に配置される剥離残部とに積層シート材を区画し、連結カット線の交差先端を剥離残部に位置させる。このように、連結カット線の交差先端を縁取部に位置させるのではなく、剥離残部に位置させることで、縁取部を剥離除去する際にこの縁取部には連結カット線の先端から亀裂が生じにくくなり、仮に連結カット線の先端から亀裂が生じたとしても縁取部には進展しないので、縁取部を連続して帯状に剥離除去できる。
以上説明したように、本発明の積層シート材及び積層シート材の打抜き方法によれば、縁取部を連続して帯状に剥離除去できるという優れた効果を有する。
本発明における積層シート材及び積層シート材の打抜き方法の実施の形態を図面に基づき説明する。
(光ディスクの構成)
図1を参照して本発明の実施形態に係る積層シート材より製造されたカバーシートを貼り合わせた光ディスクの構成について説明する。この光ディスク10には、円板状に形成されたディスク基板12が設けられており、このディスク基板12の片側の面は、情報の記録面14とされている。このディスク基板12の記録面14側には、光反射層18及び光吸収層20が順に積層されており、これらの光反射層18及び光吸収層20により情報記録層(以下、単に「記録層」という。)16が構成されている。また、光ディスク10には、記録層16を覆うようにディスク基板12上に透明なカバー層22が設けられている。このカバー層22は、透明な樹脂フィルム26及び粘着膜28からなるカバーシート24により構成され、カバーシート24の厚さが約100μmとされている。
ディスク基板12は、PC(ポリカーボネイト)等の樹脂を素材としてモールド成形されている。光ディスク10におけるカバー層22を構成するカバーシート24は、PC(ポリカーボネイト)等の透明樹脂製の樹脂フィルム26を基材としており、この樹脂フィルム26の片側の面に一定厚さの粘着膜28が成膜されている。粘着膜28は、公知のアクリル系、ゴム系、シリコン系等の粘着剤により形成されるが、透明性及び耐久性の観点からは、アクリル系粘着剤により形成される粘着膜28が望ましい。
ディスク基板12の中心部には、光ディスク10の回転中心となる軸心SDに沿って円形のセンターホール29が穿設されている。また、カバー層22の中心部にも、軸心SDを中心としてセンターホール29よりも大径とされた円形の開口部30が形成されている。
なお、光ディスク10の製造ラインでは、モールド成形等により成形されたディスク基板12の片側の面に記録層16を形成する工程と、カバーシート24を積層シート材32(図2参照)から成形する工程とがそれぞれ独立に行われる。これらの工程により記録層16を備えたディスク基板12及びカバーシート24を製造した後、貼合工程にてディスク基板12上にカバーシート24を貼り合せることで、図1に示される光ディスク10が製造される。
(積層シート材の構成)
カバーシート24は、図2に示されるような積層シート材32を加工素材として成形される。積層シート材32は、樹脂フィルム26、この樹脂フィルム26の片側の面に成膜された粘着膜28、この粘着膜28の表面に貼り付けられた剥離シート34、及び樹脂フィルム26の粘着膜28とは反対側の面に貼り付けられた保護シート36からなる4層構造とされている。剥離シート34は、PET(ポリエチレンテレフタレート)等の樹脂を素材として薄膜状に成形されており、その貼合面34Aには、剥離性を良好とするために剥離剤が塗布されている。ここで、剥離シート34の貼合面34Aに塗布される剥離剤としては、例えば、シリコンを主成分とするものが用いられる。保護シート36は、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PE(ポリエチレン)等の樹脂を素材として薄膜状に成形されており、その貼合面36Aには、樹脂フィルム26との接着を維持するために、例えば、酢酸ビニールを主成分とする粘着剤が塗布されている。
(積層シート材の打抜装置の構成)
図3に示されるように、積層シート材32は、長尺帯状に形成されており、ロール状に巻き取られたシートロール33として光ディスク10(図1参照)の製造ラインへ供給される。光ディスク10の製造ラインでは、シートロール33が打抜装置40における送出部42に装填され、この送出部42により回転可能に支持される。
打抜装置40の送出部42の下流側(図中では右側)には、受け台44及び抜き型46が対向して設けられている。受け台44は、受け面44Aを上方に向けて抜き型46の下側に配置されている。抜き型46の積層シート材32と接する側には、押えラバー48が設けられており、この押えラバー48は、スポンジ状とされて圧縮変形可能となっている。図4には、抜き型46の構成が断面図で示されている(抜き型46の中心線をCで示す)。図4に示すように、抜き型46には、押えラバー48の上方の抜き型本体46Aから受け台44側に向かって内周打抜刃50、外周打抜刃52及び縁取打抜刃54が設けられており、それぞれの刃先部50A、52A、54Aは、打抜き時以外は押えラバー48内に埋設されている。押えラバー48には、刃先部50A、52A、54Aから押えラバー48の表面48A側に向かってスリット(図示省略)が形成されている。内周打抜刃50、外周打抜刃52及び縁取打抜刃54の刃先部50A、52A、54Aのみを点線で示した図3に示すように、内周打抜刃50及び外周打抜刃52は、同心状に設けられており、縁取打抜刃54は、外周打抜刃52のさらに外側に一対設けられている。
抜き型46の内周打抜刃50は、カバーシート24における開口部30(図1参照)と略同一径の円軌跡に沿って刃先部50A(図4参照)が延在するように形成されている。また、打抜き時における内周打抜刃50の押えラバー48の表面48A(図4参照)からの突出長は、積層シート材32全体の厚さT(図2参照)と等しいか、又は、打抜き時の積層シート材32の圧縮変形を考慮して厚さTよりも僅かに短くされている。
抜き型46の外周打抜刃52は、ディスク基板12(図1参照)と略同一径又は僅かに小径の円軌跡に沿って刃先部52A(図4参照)が延在するように形成されている。また、打抜き時における外周打抜刃52の押えラバー48の表面48A(図4参照)からの突出長は、図2に示される積層シート材32の保護シート36の表面から剥離シート34の貼合面34Aまでの厚さTEと等しくするか、又は、厚さTEよりも僅かに長く設定する。これにより、図2に示すように、外周打抜刃52の刃先部52Aが剥離シート34の厚さの中間付近まで達し、保護シート36及びカバーシート24を確実に切断することができる。
図3に示すように、抜き型46の縁取打抜刃54は、外周打抜刃52の外側であって積層シート材32の幅方向(矢印W方向)の左右両側に対向して一対形成されている。縁取打抜刃54は、積層シート材32の搬送方向(矢印F方向)に対する抜き型46の前後方向の中間部においては、外周打抜刃52の外周に沿って形成される大径円弧部54Bを備える。この大径円弧部54Bの前後両端側は、大径円弧部54Bよりも小径で大径円弧部54Bとは反対向きの円弧を描いて形成される小径円弧部54Cとされている。また、打抜き時における縁取打抜刃54の押えラバー48の表面48A(図4参照)からの突出長は、図2に示される積層シート材32の保護シート36の表面から剥離シート34の貼合面34Aまでの厚さTEと等しくするか、又は、厚さTEよりも僅かに長く設定する。これにより、図2に示すように、縁取打抜刃54の刃先部54Aが剥離シート34の厚さの中間付近まで達し、保護シート36及びカバーシート24を確実に切断することができる。
(積層シート材の加工)
次に、光ディスク10(図1参照)に貼り合わされるカバーシート24が、積層シート材32から加工される処理手順について説明する。
図3に示されるように、まず、積層シート材32のシートロール33が、打抜装置40における送出部42に装填される。積層シート材32は、図示しない搬送ローラからの搬送力によりシートロール33から引き出されて一定速度で搬送方向(矢印F方向)へ搬送され、所定位置で一旦停止する。
−第1回目の切断工程−
一旦停止された積層シート材32に対して、受け台44上では、図示しない型移動手段が、抜き型46を下方(矢印D方向)へ移動させて抜き型46の内周打抜刃50、外周打抜刃52及び縁取打抜刃54を積層シート材32における保護シート36(図2参照)へ押し当て、積層シート材32を切断する。
このとき、図2に示すように、外周打抜刃52は、積層シート材32における保護シート36及び片面に粘着膜28が形成された樹脂フィルム26を貫通するが、剥離シート34は貫通しない。外周打抜刃52による切断によって図5(A)に示される第1の内側ハーフカット部71が形成される。これにより、図3に示される積層シート材32の保護シート36(図2参照)及びカバーシート24は、外周打抜刃52の内周側にあった部分が円板状に打ち抜かれ、ディスク貼合せ部60(図5(A)参照)として他の部分から切離される。また、積層シート材32の打抜き時に、内周打抜刃50は、積層シート材32全体を貫通して外周打抜刃52により打ち抜かれる部分の中心部に円形の貫通孔31を穿設する。
ここで、外周打抜刃52により円板状に打ち抜かれた、図2に示される樹脂フィルム26及び粘着膜28は、ディスク基板12(図1参照)に貼り合わされるカバーシート24となり、内周打抜刃50により打ち抜かれた樹脂フィルム26及び粘着膜28の貫通孔31(図5(A)参照)は、カバーシート24における開口部30(図1参照)とされる。なお、このカバーシート24には、外周打抜刃52及び内周打抜刃50により打ち抜かれてカバーシート24と同一の面形状を有する保護シート36が貼り付いた状態で図3に示される搬送方向(矢印F方向)へ送り出されることになる。
また、積層シート材32の打抜き時に、縁取打抜刃54は、図2に示すように、積層シート材32における保護シート36及び片面に粘着膜28が形成された樹脂フィルム26を貫通するが、剥離シート34は貫通しない。縁取打抜刃54による切断によって図5(A)に示される第1の外側ハーフカット部81が形成される。第1の外側ハーフカット部81は、第1の内側ハーフカット部71に対して積層シート材32の幅方向(矢印W方向)両側にあって、第1の内側ハーフカット部71と離れ、かつ、第1の内側ハーフカット部71の一部に沿って配置されている。これにより、図3に示される積層シート材32の保護シート36(図2参照)及びカバーシート24は、外周打抜刃52と縁取打抜刃54との間にあった部分が帯状に打ち抜かれ、縁取打抜刃54の外側にあった部分と区画される。
第1回目の切断工程が実行されると、積層シート材32は、図5(A)に示されるような打抜き状態となる。第1回目の切断工程後(第1回目の打抜き後)、図3に示される抜き型46が、図示しない型移動手段によって上方へ移動されると共に、図示しない搬送ローラからの搬送力により積層シート材32が一定速度で搬送方向(矢印F方向)へ搬送される。ここで、積層シート材32の剥離シート34(図2参照)は、外周打抜刃52及び縁取打抜刃54により打ち抜かれることなく長尺帯状のまま搬送方向(矢印F方向)へ送り出される。積層シート材32は、1ピッチ(図5(B)に示されるPの長さ)分だけ搬送された後に一旦停止する。
−第2回目の切断工程−
一旦停止された積層シート材32に対して、受け台44上では、第1回目の切断工程と同様に、図示しない型移動手段が、抜き型46を下方(矢印D方向)へ移動させて抜き型46の内周打抜刃50、外周打抜刃52及び縁取打抜刃54を積層シート材32における保護シート36(図2参照)へ押し当て、積層シート材32を切断する。
第2回目の切断工程が実行されると、積層シート材32は、図5(B)に示されるような打抜き状態となる。図5(B)に示されるように、第2回目の切断工程で新たに形成された(図中では左側の)第2の内側ハーフカット部72は、第1回目の切断工程で形成された(図中では右側の)第1の内側ハーフカット部71と同一形状であり、第1の内側ハーフカット部71から間隔をおいて形成されている。これらの第1の内側ハーフカット部71、第2の内側ハーフカット部72が互いに間隔をおいて並設されることで、内側ハーフカット列70を構成する。第1回目の切断工程で形成された(図中では右側の)第1の外側ハーフカット部81の先端と、第2回目の切断工程で形成されて第1の外側ハーフカット部81と同一形状の(図中では左側の)第2の外側ハーフカット部82の先端とは、互いに交差して連結した連結カット線80Aを形成しており、第1の外側ハーフカット部81と第2の外側ハーフカット部82とが連結されて外側ハーフカット列80を構成する。外側ハーフカット列80は、内側ハーフカット列70の両側に配置される。
これにより、第1、第2の内側ハーフカット部71、72の内側は、ディスク貼合せ部60とされ、内側ハーフカット列70と外側ハーフカット列80との間は、略8字状で帯状の縁取部62が形成されると共に、外側ハーフカット列80における積層シート材32の幅方向(矢印W方向)外側(外側ハーフカット列80(連結カット線80A)を介して縁取部62の反対側)は、縁取部62と区画される剥離残部64が形成される。
図6には、第1の外側ハーフカット部81の先端と第2の外側ハーフカット部82の先端とが互いに交差している状態が示されている。図6に示すように、交差部66から第2の外側ハーフカット部82の先端部82Aまでの交差先端部82Bにおける内側ハーフカット列70(図5(B)参照)に沿った方向での寸法Aは、0.3mm≦A≦5.0mmとなるように設定している。また、交差部66から第1の外側ハーフカット部81の先端部81Aまでの交差先端部81Bにおける内側ハーフカット列70(図5(B)参照)に沿った方向での寸法も同様である。ここで、0.3mm≦Aとなるように設定しておくことで、搬送時の移動誤差等で隣り合う第1の外側ハーフカット部81と第2の外側ハーフカット部82とが離間するのを回避している。なお、この寸法Aの値には、装置の送り精度以上の値が必要であり、通常この送り精度は、0.1mm程度であるが、マージンを持たせて0.3mm≦Aとした。また、A>5.0mmとすると、外周打抜刃52の無駄な部分が大きくなり過ぎるとのデメリットがあるために、本実施形態では、A≦5.0mmとしている。ここで、図5(B)に示すように、第1、第2の外側ハーフカット部81、82の交差先端部81B、82Bは、剥離残部64に位置している。
第2回目の切断工程後(第2回目の打抜き後)、図3に示される抜き型46が、再び、図示しない型移動手段によって上方へ移動されると共に、図示しない搬送ローラからの搬送力により積層シート材32が一定速度で搬送方向(矢印F方向)へ1ピッチP(図5(C)参照)分だけ搬送された後、一旦停止する。以降同様の打抜き処理が連続して繰り返される。なお、図5(C)には、第3回目の打抜き後における積層シート材32の打抜き状態が示されており、新たに第3の内側ハーフカット部73及び第3の外側ハーフカット部83が形成され、交差先端部83Bが剥離残部64に位置している。
−縁取工程−
次いで、図3に示すように、打抜装置40では、抜き型46及び受け台44の間を通過した積層シート材32から貫通孔31の内周側が抜取り除去されると共に、縁取部62における保護シート36及びカバーシート24(図2参照)が帯状に剥離除去される。ここで、第1、第2の外側ハーフカット部81、82の交差先端部81B、82Bが剥離残部64に位置しているので、縁取部62を剥離除去する際に連結カット線80Aの先端部81A、82A(図6参照)から縁取部62には亀裂が生じにくくなり、仮に連結カット線80Aの先端部81A、82Aから亀裂が生じたとしても縁取部62には進展しないので、縁取部62を連続して帯状に剥離除去できる。
縁取り等がされた積層シート材32は、剥離シート34が長尺帯状のままカバ−シート24の粘着膜28(図2参照)に貼り付けられており、及び、保護シート36がカバーシート24と同一の面形状とされてカバーシート24の樹脂フィルム26(図2参照)に貼り付けられた状態とされている。
なお、このように縁取り等がされた積層シート材32は、積層シート材32のカバーシート24をディスク基板12の記録面14(図1参照)に貼り合せる前に、図示しない巻取り部で一旦巻き取られる。このとき、積層シート材32の巻の厚みは、縁取部62以外のディスク貼合せ部60及び剥離残部64では一定となるので、巻取りに伴う積層シート材32への荷重を平均化でき、ディスク貼合せ部60の外周をすべて剥離した場合に比べてディスク貼合せ部60に対する応力が均一化されてディスク貼合せ部60の変形が生じにくい。
なお、上記の実施形態では、図6に示すように、第1の外側ハーフカット部81と第2の外側ハーフカット部82との交差部66付近は、円弧状とされているが、交差部66付近の形状は、円弧状でなくてもよく、交差先端部81B、82Bが剥離残部64(図5(B)参照)に位置していれば、例えば、図7に示すように、略V字状としてもよい。このとき、交差先端部81B、82Bにおける内側ハーフカット列70(図5(B)参照)に沿った方向での寸法Aは、上記実施形態と同様に0.3mm≦A≦5.0mmとなるように設定するのがよい。
本発明の実施形態に係る積層シート材より製造されたカバーシートを貼り合わせた光ディスクの構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る積層シート材が打ち抜かれる状態を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る積層シート材の打ち抜きに用いられる積層シート材の打抜装置の構成を示す斜視図である。 抜き型の構成等を示す断面図(図3の4−4線断面に相当)であり、打ち抜き前の状態を示す。 図5(A)は、第1回目の切断工程の実行後における積層シート材の打抜き状態を示す平面図である。図5(B)は、第2回目の切断工程の実行後における積層シート材の打抜き状態を示す平面図である。図5(C)は、第3回目の切断工程による打抜き後における積層シート材の打抜き状態を示す平面図である。 第1、第2の外側ハーフカット部の先端同士が互いに交差している状態が示す平面図である。 第1、第2の外側ハーフカット部の交差部付近が略V字状である場合を示す平面図である。 図8(A)は、公知技術により積層シート材が打ち抜かれた状態を示す平面図である。図8(B)は、図8(A)の外側カット線の先端部分を示す拡大図である。
符号の説明
12 ディスク基板
14 記録面
24 カバーシート
28 粘着膜
32 積層シート材
34 剥離シート
36 保護シート
60 ディスク貼合せ部
62 縁取部
64 剥離残部
70 内側ハーフカット列
71 第1の内側ハーフカット部(内側ハーフカット部)
72 第2の内側ハーフカット部(内側ハーフカット部)
73 第3の内側ハーフカット部(内側ハーフカット部)
80 外側ハーフカット列
80A 連結カット線
81 第1の外側ハーフカット部(外側ハーフカット部)
81B 交差先端部(交差先端)
82 第2の外側ハーフカット部(外側ハーフカット部)
82B 交差先端部(交差先端)
83 第3の外側ハーフカット部(外側ハーフカット部)
83B 交差先端部(交差先端)
F 搬送方向(連続打抜き方向)

Claims (2)

  1. 片側の面に粘着膜が形成され、前記粘着膜を介してディスク基板の記録面に貼り合わされるカバーシートと、
    前記カバーシートにおける粘着膜の表面に貼り付けられた剥離シートと、
    前記カバーシートにおける粘着膜とは反対側の面に貼り付けられた保護シートと、
    を有する積層シート材であって、
    前記ディスク基板の適用形状に前記保護シート及び前記カバーシートが切断される内側ハーフカット部が、複数個互いに間隔をおいて並設された内側ハーフカット列と、
    前記内側ハーフカット列の両側に、前記内側ハーフカット部と離れ、かつ、前記内側ハーフカット部の一部に沿って配置されて前記保護シート及び前記カバーシートが切断される外側ハーフカット部が設けられ、これらの外側ハーフカット部の先端が互いに交差した連結カット線を形成する外側ハーフカット列と、
    を備えることによって、前記内側ハーフカット列と前記外側ハーフカット列とが、前記内側ハーフカット部の内側に形成されるディスク貼合せ部、前記内側ハーフカット列と前記外側ハーフカット列との間に配置される縁取部、及び前記外側ハーフカット列を介して前記縁取部の反対側に配置される剥離残部とに区画し、前記連結カット線の交差先端が前記剥離残部に位置することを特徴とする積層シート材。
  2. 片側の面に粘着膜が形成され、前記粘着膜を介してディスク基板の記録面に貼り合わされるカバーシートと、前記カバーシートにおける粘着膜の表面に貼り付けられた剥離シートと、前記カバーシートにおける粘着膜とは反対側の面に貼り付けられた保護シートとを有する積層シート材から、前記保護シート及び前記カバーシートを前記ディスク基板への適用形状に連続して打抜く積層シート材の打抜き方法であって、
    前記ディスク基板への適用形状に前記保護シート及び前記カバーシートが切断されて第1の内側ハーフカット部を形成すると共に、前記第1の内側ハーフカット部に対して連続打抜き方向に直角な方向の両側に、前記第1の内側ハーフカット部と離れ、かつ、前記第1の内側ハーフカット部の一部に沿って前記保護シート及び前記カバーシートが切断されて第1の外側ハーフカット部を形成する第1回目の切断工程と、
    前記第1回目の切断工程後に、前記第1の内側ハーフカット部から間隔をおいて前記第1の内側ハーフカット部と同一形状に前記保護シート及び前記カバーシートが切断されて第2の内側ハーフカット部を形成すると共に、この第2の内側ハーフカット部に対して連続打抜き方向に直角な方向の両側に、前記第2の内側ハーフカット部と離れ、かつ、前記第2の内側ハーフカット部の一部に沿って前記保護シート及び前記カバーシートが切断されて第2の外側ハーフカット部を形成する第2回目の切断工程と、
    を有し、前記第1回目の切断工程及び前記第2回目の切断工程によって、前記第1の外側ハーフカット部の先端と前記第2の外側ハーフカット部の先端とが互いに交差した連結カット線を形成すると共に、前記積層シート材を前記第1の内側ハーフカット部の内側と前記第2の内側ハーフカット部の内側とに形成されるディスク貼合せ部、前記第1の内側ハーフカット部と前記第2の内側ハーフカット部と前記連結カット線との間に配置される縁取部、及び前記連結カット線を介して前記縁取部の反対側に配置される剥離残部とに区画し、前記連結カット線の交差先端を前記剥離残部に位置させることを特徴とする積層シート材の打抜き方法。
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