JPH02109537A - 内視鏡の湾曲部装置 - Google Patents

内視鏡の湾曲部装置

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JPH02109537A
JPH02109537A JP63264942A JP26494288A JPH02109537A JP H02109537 A JPH02109537 A JP H02109537A JP 63264942 A JP63264942 A JP 63264942A JP 26494288 A JP26494288 A JP 26494288A JP H02109537 A JPH02109537 A JP H02109537A
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JP
Japan
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built
guide
wire guide
regulating member
cylindrical body
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JP63264942A
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English (en)
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Mutsumi Yoshikawa
睦 吉川
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は内蔵物の移動を防止すると共に、大径化を防止
した内視鏡の湾曲部装置に関するものである。
[従来の技術と発明が解決しようとする課題]近年、細
長の挿入部を体腔内に挿入することにより該体腔内を観
察すると共に、必要に応じて処理具を使用して治療処理
を行ったり、上記挿入部を管孔内に挿入してこの管孔内
のIQ察を行うことが可能な内視鏡装置が広く用いられ
ている。
この内視鏡装置の挿入部内には上記処理具を挿通させる
鉗子チャンネルや、観察箇所の映像を伝達プる例えばイ
メージガイド等の映像伝達手段などの内蔵物が挿通され
ている。これらの内蔵物の両端は、上記挿入部の先端部
と手前側操作部とに達しており、先端部の観察用透孔を
介して観察される映像が操作部側へ伝達されると共に、
該操作部側より挿入される鉗子が先端部側へ導かれるよ
うになっている。
また、上記挿入部の先端部近傍には湾曲可能な筒状体に
て形成された湾曲部が設けられている。
該湾曲部は、例えば互いに回動可能に連設された複数の
節輪にて構成されており、内周にワイヤガイドが固定さ
れている。このワイヤガイドには、一端が先端部に固定
され、他端が操作部へ延出されたアングルワイヤが挿通
されていて、このアングルワイヤの一方を牽引し他端を
弛緩させることにより上記湾曲部を湾曲させて上記先端
部を被観察部位へ指向させることができるようになって
いる。
このように湾曲部は観察や治療の必要に応じて湾曲され
るため、この湾曲部内に挿通されている内蔵物は間には
所定の間隙が必要である一方、これらの内蔵物は湾曲部
に固定することが困難である。
そのため、湾曲部に湾曲動作が加えられた際に上記内蔵
物が該湾曲部の直径方向に移動して元の位置に復帰しな
かったり、甚だしい場合には屈曲してしまう可能性があ
る。また、ある程度硬質の表面を有する内蔵物が移動す
ると、他の内蔵物や筒状体の内面、ワイヤガイド等にj
lA傷を与え、これら内蔵物や筒状体の寿命を著しく短
縮する可能性もある。
これに対処するに、例えば実開昭53−105494号
公報には、筒状体の内周に一体的に形成したワイヤガイ
ドを該筒状体の中心部方向へ延出()、該ワイヤガイド
の先端部に囲繞された部位に例えば鉗子チャンネルを配
設すると共に、上記ワイヤガイド間に他の内蔵物を配設
して、これらの内蔵物を隔離する技術が開示されている
しかしながら、この先行技術では結果的にワイヤガイド
が大型化されているため、筒状体内部の充填率が上昇す
ると共に、内蔵物のレイアウトがワイヤガイドにて規制
されるため無駄な間隙が多くなりがちであり、それだけ
筒状体の直径が大径化せざるを得ない。また、ワイヤガ
イドが筒状体に一体的に形成されているため、このワイ
ヤガイドを形成する際、筒状体に過大な応力がかかって
筒状体の強度が低下する可能性もある。
また、実開昭63−21914号公報には、複数個の開
口部を有し、上記筒状体の内径と略同径に形成された偏
平のスペーサをこの筒状体の内部に配設し、上記開口部
のそれぞれに内蔵物を挿通した技術が開示されている。
しかし、この先行技術では組み付けに際してスペーサを
筒状体の内部に固定づ”る工程が不可欠であると共に、
内蔵物を開口部のそれぞれに挿通ずる必要があり、それ
だけ工数が増大して、コストがアップする可能性がある
〔発明の目的] 本発明は前述の事情に鑑みてなされたものであり、筒状
体の湾曲時に内蔵物の移動を規制して該内蔵物や上記筒
状体等に損傷が発生することを防止し、該内蔵物等の耐
久性を向・上させると共に、太径化を防止し、更に加工
及び組み付けが煩雑と/fることを回避した内視鏡の湾
曲部装置を提供づることを目的としている。
[課題を解決Jるための手段及び作用]本発明による内
視鏡の湾曲部装置は、湾曲可能に構成された筒状体内に
内蔵物を挿通すると共に、この筒状体の内周に、ワイヤ
ガイドを固定した内視鏡の湾曲部装置において、筒状体
内周方向のソイXlガイド間に、上記内蔵物の移動を規
制づる移動規制部材を設りたちのであり、湾曲管内に挿
入された内蔵物の移動が移動規制部材により規制される
[発明の実施例] 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図乃至第10図は本発明の第一実施例に係り、第1
図は湾曲部の断面図、第2図は湾曲部の側面図、第3図
は第2図の■−■線矢示図、第4図は第2図のIV −
IV線矢示図、第5図は第2図のV−、V線矢示図、第
6図は第2図のV1部拡大図、第7図は第6図のVl−
■線矢示図、第8は連結部の側面図、第9図は内視鏡装
置の平面図、第10図は連結部の参考説明図である。
これらの図において、符号1は内視鏡装置Cあり、この
内視鏡装置1は、第9図に示すように、体腔内等に挿入
可能な細長な挿入部2と、この挿入部2の後端側に連設
された大径の操作部3とを備えている。この操作部3の
後端には接眼レンズを収納する接眼部4が設けられ、更
に該操作部3の側部には図示しない光源装置に接続され
る照明光伝送用のライトガイドケーブル5が設けられて
いる。
一方、上記挿入部2の先端側には、先端部6と、この先
端部6の後方側に隣接する湾曲部7が設けられている。
この湾曲部7は、多数の節輪8.8・・・にて形成され
、それぞれ隣接する節輪8,8間は円周方向に180°
ずれて対向するよう形成された連結部9.9・・・を介
して互いに回動自在に連設されている。尚、これら多数
の節輪8,8・・・にて湾曲可能な筒状体10が構成さ
れている。
第8図に示Jように、上記連結部9には節輪8に形成さ
れた舌片8aが互いに重層するように設けられ、この重
層された部位にリベット12が湾曲部7の中心線と直交
するよう挿通されている。
該リベット12の、湾曲部7中心方向に指向された頭部
12aは、該舌片8aに形成された孔8bに、端面12
bが舌片8aの内周面と一致された状態で挿入されてい
る。また、該孔8bの外周側には円錐状の拡径部8Cが
形成されていて、この拡径部8Cに流入された半田13
により上記頭部12aが固定されている。
また、このリベット12の脚部12Cは外側の舌片8a
に形成された孔8bに挿通されて挿通がされた後にかし
め加工が施されており、上記多数の節輪8.8・・・は
このリベット12を介して互いに回動自在となっている
これら多数の節輪8,8・・・のうち、最前端に配設さ
れている節輪8は上記先端部6に固定されている一方、
最後端に配設されている節輪8は挿入部2の後端側を構
成づる可撓管17に固定されている。
また、上記筒状体10の外周は伸縮可能な外皮14にて
被覆されている。この外皮14の先端部は上記先端部6
の後端側外周に冠着されて、この冠着された部位が糸巻
き15にて上記先端部6に固定されている。上記外皮1
4の、この糸巻き15が施された部位は小径に形成され
ていると共に、該糸巻き15は接着剤16にて固定され
ており、この接着剤16の外周と上記外皮14の外周と
が略同径となっている。また、上記先端部6の外周も、
上記外皮14と同径の外皮14aにて被覆されている。
一方、第1図に示ず如く、上記筒状体10内にはファイ
ババンドルにて形成されたイメージガイド23、一対の
ライトガイド24、鉗子チ17ンネル25、送気送水チ
ューブ26等の内蔵物27が挿通されている。
上記イメージガイド23の一端は、上記先端部6の観察
用透孔6aに固定された対物レンズ系21に対峙されて
いる一方、他端は可撓管17内を介して操作部3側へ延
設されていて、上記対物レンズ系21に結像された被観
察部位の映像を接眼部4にて拡大観察できるようになっ
ている。
また、上記ライトガイド24の先端側は先端部6に設け
られた図示しない照明用透孔内に固定され、他端は操作
部3に接続されたライトガイドケーブル5内へ延設され
ており、このライトガイド−プル5が接続される光源装
置の照明光が上記先端部6側へ伝送されるようになって
いる。更に、鉗子チャンネル25の一端は上記先端部6
に形成された図示しないチ11ンネル連通孔に連通され
、他端は上記操作部3に開口された鉗子挿通孔3bに連
通されている。
一方、上記筒状体10内部の上記連結部9内側には二対
のアングルワイヤ18が配設されている。
このアングルワイヤ18のmQWr側は、上記操作部3
のアングル操作ノブ3aに連設されている一方、前端側
は上記最前端の節輪8に固定されていて、この操作ノブ
3aを操作することにより、上記アングルワイr18を
牽引或いは弛緩させて湾曲部7を湾曲操作することがで
きるようになっている。
第6図及び第7図に示−4如く、この節輪8の上下左右
の四箇所にはアングルワイヤ18の固定部19が設置プ
られている。この固定部19は、上記節輪8の周方向に
帯状の屈曲部19aがアングルワイヤ18の前端部に対
応して四箇新形成され、この屈曲部19aが内側に折り
曲げ形成されたものであり、上記アングルワイヤ18の
端部がこの屈曲部19aと上記節輪8との間に挿入され
、接着剤20にて固定されている。
ところで、四箇新形成されている固定部19の一つが形
成されるべき部位に、そのレイアウト上、内蔵物27の
一つを配設せざるをえない場合がある。このような場合
、従来は、他の固定部1つが形成されるべぎ部位に内蔵
物27が配設されていなくとも、上記節輪8の径を大き
くすることにより上記固定部19と内蔵物27との干渉
が回避されていたが、この節輪8の径を大きくすると、
体腔内等に挿入される部位の径が大径化してしまってい
た。大径化を避けるため、固定部19の位置を節輪8の
周方向に移動させることも考えられるが、固定部19を
移動させると上記湾曲部7の湾曲操作に不具合が発生づ
る可能性もある。
本実施例では、上記固定部19が形成される部位に内蔵
物27が配設されていた場合、この固定部19のみを節
輪8の外側へ移動させることによりこの課題が解決され
ている。
づなわち、節輪8の、上記内蔵物27と干渉する固定部
19が形成される部位に、外側へ張出す異形バルジ部2
2が設けられている。その結果、上記節輪8はこの異形
バルジ部22が形成されている部位のみがわずかに外側
へ突出するのみで、他の固定部19は本来存在すべぎ位
置にとどまり、節輪8の大径化が防止される。
一方、上記筒状体10を構成する節輪8の内側にはワイ
ヤガイド28が半田29等にて固定されている。このワ
イヤガイド28には上記アングルワイヤ18が挿通され
ており、該アングルワイヤ18はこのワイヤガイド28
にて案内されるようになっていると共に、このワイヤガ
イド28は上記湾曲部7が湾曲された際に該湾曲部7に
挿通されている内蔵物27が移1llllすることを規
制りる作用をも有している。
第1図に示すように、節輪8の上方に設けられた上方ワ
イヤガイド28aと、先端部に向かって右方に設【プら
れた右方ワイヤガイド28bとの間には一方のライトガ
イド24が配設され、この右方ワイヤガイド28bと下
方ワイヤガイド28Cとの間には鉗子チVンネル25が
配設されている。
また、この下方ワイヤガイド28Gと左方ワイヤガイド
28dとの間には他のライトガイド24が配設され、こ
れら一対のライトガイド24間に上記イメージガイド2
3が配設されている。更に、上記左方ワイヤガイド28
dと上方ワイヤガイド28aとの間に送気送水チューブ
26が配設されている。
これらの内蔵物27の周囲には、湾曲部7の湾曲が容易
であるように所定の間隙が設けられていると共に、上記
送気送水チューブ26は比較的小径に形成されているた
め、湾曲部7が湾曲された際に節輪8の内周に添って移
vJする可能性があると共に、上記イメージガイド23
が節輪8の直径方向へ移動し、該節輪8の内周に近接す
る可能性がある。もし、イメージガイド23が節輪の内
周に接近した際に送気送水チューブ26がイメージガイ
ド23が配設されていた部位へ移動すると、(二6の送
気送水チューブ26がイメージガイド23とライトガイ
ド24とで挟持され、元の位置に復9m−”J−ること
が困難になる可能性があり、上記湾曲A!)7の直線状
態への復帰が困難になったり、Il!擦により内蔵物2
7や上記節輪8の耐久性が著しく13縮される可能性も
ある。
そこで、本実施例では上記左方ワイヤガイド28・」と
送気送水チューブ26との間であって、イメージガイド
23が移動Jる可能性のある節輪8の内周に、上記ワイ
ヤガイド28と同じものが移動規制部材30として半田
29にて固定されている。そのため、上記イメージガイ
ド23は節輪8の内周に近接することはなく、また、上
記送気送水チューブ26がこのイメージガイド23とラ
イトガイド24との間に移動づることもない。
第2図に示す如く、上記ワイヤガイド28及び移動規制
部材30は多数設けられた上記節輪8の全てに固定され
ているものではない。上記節輪8のうら、湾曲部7の先
端側に配設されている節輪28には第3図に示すように
四つのワイヤガイド28a〜28dと移動規制部材30
とが固定されている一方、湾曲部7の略中央に配設され
ている連続した節輪8には、第4図に示す如く、上下の
ワイヤガイド288.28Gと移動規制部材30が固定
されている。また湾曲部7の後端側に位置されている節
輪8には、第5図に示す如く左右の節輪28b、28d
と移動規制部材30とが固定されている。
このように、本実施例では実用に差し支えない程度でワ
イヤガイド28が省略されでいると共に、上記移動規制
部材30にワイヤガイド28と同じものが使用されてい
るため、この移動規制部材30を製作づべく新たな設備
投資を行う必要がなく、また、製作の工数を大幅に低減
することが可能とむっでいる。
上記アングルワイヤ18は前述の如く適宜設けられたワ
イヤガイド28に挿通され、上記可撓管17内に設けら
れたガイドコイル31に挿入されて上記操作ノブ3aま
で尋かれている。
しかして、この操作ノブ3aを操作することにより、二
対のアングルワイヤ18を牽引或いは弛緩させると、該
アングルワイヤ18が湾曲部7の軸方向へ移動すること
により最前端の節輪8の固定部19が牽引され、この節
輪8が固定されている先端部6が被観察部位へ指面され
る。
上記アングルワイヤ18は連結部9の内側に配設されて
いる。そのため、もし連結部9に設けられているリベッ
ト12が隣接8の内側に突出されていると、このリベッ
ト12の頭部12aに上記アングルワイヤ18等が接触
する可能性がある。
すると、第10図(a)に示すように、リベツ1〜12
の端面12bとアングルワイヤ18との間、或いは端面
12bと筒状体10内に挿入されている内蔵物27との
間が摩耗され、これら内蔵物27やアングルワイヤ18
の寿命が短縮される可能性がある。また、甚だしい場合
には、第10図(b)に示す如く上記アングルワイヤ1
8がリベット12の頭部12aの周囲を移動してこの頭
部12aに係止してしまい、所謂湾曲飛びを発生さゼる
こともある。
しかし、本実施例では上記連結部9に設けられているリ
ベット12の端面12aは節輪8の舌片8a内周面と一
致されていて節輪8の内側に突出されていないため、こ
のアングルワイヤ18と上記リベット12との間に摩擦
が生ずることはなく、湾曲部7の湾曲はスムーズに行わ
れると共に、アングルワイt18及び内蔵物27が摩耗
されることはない。
また、上記湾曲部7が湾曲されると、該湾曲部7内に挿
通されている内蔵物27を節輪8の直径方向へ相対的に
移動させる力が発生する。
しかしながら、上記内蔵物27はワイヤガイド28にて
移動が規制されているとともに、移動規制部材30が節
輪8の内周に固定されているため、この内蔵物27が許
容9以上移動することはない。
この状態を第1図に鎖線にて示す。即ち、節輪8の略中
央部に配設されているイメージガイド23が例えば図の
右方に移動しようとしても、この部位には上記移f!I
J規制部材30が配設されているため、上記ライトガイ
ド23は鎖線にて示す部位より右方に移動することは不
可能であり、また、比較的小径に形成されている送気送
水チューブ26も、上記イメージガイド23が移動た空
間に移動することがない。また、該送気送水チューブ2
6が節輪8の内周方向へ移動するも上記移動規制部材3
0によって規制されている。そのため、この送気送水チ
ューブ26も第1図に鎖線にて示づ部位までしか移動す
ることがなく、これらのイメージガイド23及び送気送
水チューブ26が元の位置に復帰することが困難となっ
たり、或いはこれらの内蔵物27に、屈曲が発生するこ
とはない。
また、内蔵物27と上記節輪8との間や内蔵物同士に摩
耗が発生ずることが防止される。
尚、本実施例では湾曲可能な筒状体10を節輪8を多数
連設することにより構成したが、この筒状体10は例え
ば螺旋管や所定の弾性を有づ゛るゴムチューブ等、他の
構成にすることも可能である。
また、本実施例では移動規制部材30を湾曲部7の前端
側及び後端側の節輪8と中央部の節輪8とに設けたが、
上記移動規制部材30は、内蔵物27の移動が最も生じ
やすい部位、例えば湾曲部7の中央部のみに設けること
により内蔵物27の移動を規制するよう構成することも
可能である。
また、本実施例では移動規制部材30を上方ワイヤガイ
ド28aと左方ワイヤガイド28dとの間の節輪8内側
に固定した例を上げたが、この移動規制部材30が固定
される部位は、内蔵物27のレイアウト等により適宜の
箇所に設けられるべきであり、本実施例に限定されるべ
きものではない。
更に、本実施例では移動規制部材30がワイヤガイド2
8と同じものが使用され、半田29によって上記節輪8
に固定されているため、移動規制部材30の形成と固定
とが容易であると共に、この移動規制部材30の固定を
ワイヤガイド28の固定時に同一作業にて行うことが可
能である。そのため、加工や組み付けの工数を増加させ
る必要性や移動規制部材製造のための設備投資が必要で
なく、コストの上昇を押さえることが可能であるという
効果をfiする。
また、本発明による内視鏡の湾曲部装置は医療用、工業
用を問わず使用が可能であることは勿論である。
第11図は本発明の第二実施例に係るアングルワイヤ固
定部の側面図である。尚、前述の第一実施例と同じ部材
及び同様の作用をなす部材には同一符号をイ」シて説明
を省略する。
この実施例は、最前端に配設されている節輪8の異形バ
ルジ部22に、湾曲部7の軸心と平行なスリット19b
を設け、このスリット19bにアングルワイヤ18の端
部を挿入して接着剤20にて固定したものである。
このような構成では、固定部19に帯状の屈曲部を設け
る必要がなく、その分工数の低減が可能であるという効
果を有する。
第12図は本考案の第三実施例に係る湾曲部の断面図で
ある。
この実施例は、移動規制部材30を例えばゴム、シリコ
ン等の所定の弾性を有する部材にて構成さ。
れたものである。図に示づように、該移動規制部材30
は略円形の断面を有して形成8れていると共に、その一
部に節輪8の内周と同曲率に形成された当接面30aが
設置ノられ、この当接面30aが上記節輪8内周に半田
等により固定されている。
また、移fJI規制部材30のE配当接面30aと対向
する一側はワイヤガイ”t’ 2 Bと同じ程痕節輸8
の内側へ突出されて、この突出した部位により内蔵物2
7の移動がAI It、IIされるようになっている。
本実施例では移動規制部材30がゴム、シリコン等にて
形成されているため、この移動層υ1部材30の形状や
大ぎさ等を自由に設定することが可能であるという効果
を有する。尚、この移動規制部材30の節輪8内側へ突
出した部位が大きすぎると却って湾曲部7を湾曲させる
ことが困難となる可能性もあるため、この移動規制部材
30の大きさ、形状等は内蔵物27のレイアウトや該内
蔵物27が移動する方向を勘案して該内蔵物27の交差
を回避することが可能であると共に、湾曲操作に困弁性
が伴わない範囲で決定されるべきものである。
また、上記移動規制部材30の固定手段は半田付けのみ
に限定されるべきものではなく、例えばねじ止め等地の
手段にて固定しても差し支えない。
第13図及び第14図は本考案の第四実施例に係り、第
13図は湾曲部の断面図、第14図は内視鏡装置の平面
図である。
この実施例は前述の第一実施例と同様の構成を有する移
動規制部材30を電子内視鏡に設けたものである。
即ち、第13図に示1如く、筒状体10を構成する節輪
8内の略中央部に、複数のケーブル線23aにて構成さ
れた信号ケーブル23が挿通されている。この信号ケー
ブル23の外周には、筒状体10が湾曲された際に上記
ケーブル線23aが互いに交差したり摩擦したりするこ
とを防止する被覆1I23bにて覆われ、更にこの被覆
膜23bの外周が絶縁被1123cにて被覆されている
上記信号ケーブル23の一端は内視鏡装置1の先端部6
側へ延出され、この先端部6に設けられた図示しない固
体撮像素子に接続されている一万、この信号ケーブル2
3の他端はライトガイドケーブル5の先端に設番プられ
たコネクタ5aまで延出され、このコネクタ5aを介し
て図示しないビデオプロセッサに接続されるようになっ
ている。
この構成により、湾曲部7が湾曲されても、上方ワイヤ
ガイド28aと左方ワイヤガイド28dとの間の節輪8
内周に固定されている移vJMA制部材30にて信号ケ
ーブル23の移動が規制されると共に、送気送水チュー
ブ26の移動が規制され、これらの内蔵物27や上記節
輪8等に摩耗が発生することが防止される。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明による内視鏡の湾曲部装置
では、筒状体の湾曲時にも内蔵物の移動が規制されて、
該内蔵物や上記筒状体等に損傷が発生することが防止さ
れ、該内蔵物の耐久性が向上されると共に、大径化が防
止され、更に、加工及び組み付けが煩雑となることが回
避されるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第10図は本発明の第一実施例に係り、第1
図は湾曲部の断面図、第2図は湾曲部の側面図、第3図
は第2図の■−■線矢示図、第4図は第2図のrV−I
V線矢示図、第5図は第2図のv−v線矢示図、第6図
は第2図の■部拡大図、第7図は第6図の■−■線矢示
図、第8図は連結部の側面図、第9図は内視鏡装置の平
面図、第10図は連結部の参考説明図、第11図は本発
明の第二実施例に係る固定部の側面図、第12図は本発
明の第三実施例に係る湾曲部の断面図、第13図及び第
14図は本発明の第四実施例に係り、第13図は湾曲部
の断面図、第14図は内視鏡装置の平面図である。 1・・・内視鏡装置 10・・筒状体 27・・内蔵物 28.28a〜28d・・ワイヤガイド30・・移動規
制部材 第1図 第6図 第9rj!1 第10図 (a) 第11図 第12図 第13図 第14図 手続ネ甫正書(自発) 16事件の表示 昭和63年特許願第264942号 2、発明の名称 内視鏡の湾曲部装置 3、補正をづる者 事件との関係  特許出願人 代表者  下  山  敏  部 1、明細書第3ページ第4行目に「内蔵物は間には」と
あるのを、「内蔵物の間には」に訂正します。 2、明細書第3ページ第9行目の、「甚だしい場合には
」と「屈曲」との間に、「内蔵物同士が交差したまま」
を挿入します。 3、明細書第10ページ第15行目から第16行目にか
けての「接着剤20」を、「Oつ付け20」に訂正しま
す。 4、明細書第11ページ第11行目に、「内蔵物27が
配設されていた場合、」とあるのを、[イメージガイド
23が配設されていた場合であり、」に訂正しまず。 5、明細書第11ページ14行目の「内蔵物27」を、
「イ・メージガイド23」に訂正しま1゛。 6、明細書第16ページ第16行目の「アングルワイヤ
18」を[アングルワイヤ18」に訂正します。 7、明細書第17ページ第15行目の、「移動」と「た
空間」との間に「シ」を挿入します。 8、明I!1lII3第17ページ第17行目の、「移
動する」と「も上記移動・・・・・・」との間に「場合
」を挿入しまず。 9、明細書第18ページ第3行目の「内蔵物27に屈曲
が発生J゛る・・・・・・」を「内蔵物27の交差が発
生Jる・・・・・・」に訂正します。 10、明細書第20ページ第3行目の「接着剤20」を
「ロウ付け20」に訂正します。 11、明細書第20ページ第16行目の「半田等」を「
接着等」に訂正します。 12、明細書第22ページ第3行目から第4行[1にか
けての「ケーブル線23a」を「ケーブル線33a」に
訂正します。 13、明細書第22ページ第4行目の「信号ケーブル2
3」を「信号ケーブル33」に訂正しまず。 14、明細書第22ページ第5行目の「信号ケーブル2
3」を「信号ケーブル33」に訂正します。 15、明細書第22ページ第6行目の「ケーブル線23
a」を「ケーブル線33a」に訂正します。 16、明細書第22ページ第8行目第1文字目から第6
文字目にかけての「被覆膜23b」を[被覆II!33
bJに訂正します。 17、明細書第22ページ第8行目第17文字目から第
22文字目にかけての「被覆膜23b」を[被覆1I3
3bJに訂正します。 18、明細書第22ページ第9行目の「絶縁被覆23C
」を「絶縁被覆33c」に訂正します。 19、明細書第22ページ第10行目の「信号ケーブル
23」を「信号ケーブル33」に訂正します。 20、明細書第22ページ第13行目の「信号ケーブル
23」を「信号ケーブル33」に訂正します。 21、明細書第22ページ第20行目の「信号ケーブル
23」を「信号ケーブル33」に訂正します。 22、図面の第13図を添付の図面とさしかえます。 第13図 28c゛ 1、明細書第23ページ第20行に[参考説明とあるの
を「説明図」に補正します。 手続ネ…正書(方式) 1、事件の表示 昭和63年特許願第264942号 2、発明の名称 内視鏡の湾曲部装置 3、補正をする看 事件との関係

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 湾曲可能に構成された筒状体内に内蔵物を挿通すると共
    に、この筒状体の内周に、ワイヤガイドを固定した内視
    鏡の湾曲部装置において、筒状体内周方向のワイヤガイ
    ド間に、上記内蔵物の移動を規制する移動規制部材を設
    けたことを特徴とする内視鏡の湾曲部装置。
JP63264942A 1988-10-19 1988-10-19 内視鏡の湾曲部装置 Pending JPH02109537A (ja)

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