JPH02105648A - 障害検出回線切換方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、オンラインデータ通信システムに利用され、
特に、通信回線の障害検出回線切換方式本発明は、複数
のデータ処理装置と、これら複数のデータ処理装置を接
続する複数の専用回線とを備えたオンラインデータ通信
システムにおける障害検出回線切換方式において、 回線障害時に、障害になった前記専用回線を自動的に別
に設けられた交換回線網内の交換回線に切り換えられる
ようにすることにより、回線障害時にも通信が途絶しな
いようにしたものである。

〔従来の技術〕

従来、通信回線に障害が発生した場合、保守員が障害機
器を交換するか、あらかじめ、複数の専用回線を準備し
、障害発生時点で、未使用の専用回線を代替回線として
、使用することにより回線障害を復旧していた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

前述した従来の障害検出回線切換方式は、通信回線が障
害となると、障害機器の交換が完了するまで、あるいは
、予備の専用回線へ操作員が切り換えるまで、通信が不
可となり、しかも、予備の専用回線は、相手通信装置ご
とに接続しなければならない欠点があった。

本発明の目的は、前記の欠点を除去することにより、通
信回線が障害になっても、自動的に簡単に専用回線を交
換回線に切り換えることにより、通信が途絶することの
ない障害検出回線切換方式を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、複数のデータ処理装置と、これら複数のデー
タ処理装置を接続する複数の専用回線とを備えたオンラ
インデータ通信システムにおける障害検出回線切換方式
において、回線障害時に利用する交換回線網に接続され
た交換回線を設け、この交換回線網内の交換回線と前記
専用回線との切り換えを回線切換指示に基づいて実行す
る回線切換装置と、回線障害を検出しこれを通知する回
線障害通知手段と、この回線障害通知手段からの回線障
害通知を監視する回線障害監視手段と、この回線障害監
視手段からの回線障害通知により障害になった前記専用
回線の前記交換回線への切り換えを指令する回線切換指
令手段と、この回線切換指令手段からの指令に基づいて
前記回線切換装置に対して前記回線切換指示を通知する
回線切換手段とを備えたことを特徴とする。

〔作用〕

交換回線網は、専用回線が障害になったとき切り換えて
接続される交換回線が、スイッチ操作で所定の接続がな
されるように集合される。前記専用回線が障害になると
、回線障害通知手段はこれを検出しその結果を回線障害
監視手段へ通知する。

回線障害監視手段は、この回線障害通知を回線切換指令
手段へ通知する。回線切換指令手段は、この回線障害通
知を受けると、当該専用回線の交換回線への切り換えを
回線切換手段に対して指令する。回線切換手段は、この
指令に基づいて回線切換装置に対して回線切換指示を通
知する。回線切換装置は、この回線切換指示に基づいて
所定の手順により当該専用回線を前記交換回線に切り換
える。

従って、回線障害が発生しても通信を途絶させることな
く自動的に簡単に切り換えることが可能となる。また、
交換回線は相手装置ごとに接続することなく交換回線網
としてスイッチにより切り換えることにより各装置には
各１本の交換回線が接続されればよいことになる。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は、本発明の第一実施例を示すブロック構成図で
、基本的な構成を示す。

本第−実施例は、複数のデータ処理装置１０と、このデ
ータ処理装置１０を接続する複数の専用回線４０とを備
えたオンラインデータ通信システムにおける障害検出回
線切換方式において、 回線障害時に、障害になった前記専用回線４０を切り換
え接続する交換回線５０が集合された交換回線網６０と
、この交換回線網６０内の交換回線５０と専用回線４０
との切り換えを回線切換指示に基づいて実行する回線切
換装置３０と、回線障害を検出しこれを通知する回線障
害通知手段１０ａと、この回線障害通知手段１０ａから
の回線障害通知を監視する回線障害監視手段１０ｂと、
この回線障害監視手段１０ｂからの回線障害通知により
障害になった専用回線４０の交換回線５０への切り換え
を指令する回線切換指令手段１０Ｃと、この回線切換指
令手段１０Ｃからの指令に基づいて回線切換装置３０に
対して前記回線切換指示を通知する回線切換手段１０ｄ
とを備えている。

なお、ここで、回線障害通知手段１０ａ、回線障害監視
手段１０ｂ１回線切換指令手段１０Ｃおよび回線切換手
段１０ｄは、データ処理装置１０内に含まれる。

本発明の特徴は、第１図において、回線障害通知手段１
０ａ１回線障害監視手段１０ｂ１回線切換指令手段１０
Ｃおよび回線切換手段１０ｄを含むデータ処理装置１０
と、回線切換装置３０と、交換回線ｗｉ６０とを設けた
ことにある。

次に、本第二実施例の動作について説明する。

データ処理装置１０の回線障害通知手段１０ａは、常に
回線状態を監視し、障害発生時には、その障害監視手段
１０ｂへ通知する。回線障害監視手段１０ｂは、すべて
の回線の動作状況を監視し、ある回線の障害を検出した
時点で、障害となった回線を正常かつ、未使用状態の交
換回線５０へ切り換えることを回線切換指令手段１０ｃ
へ通知する。回線切換指令手段１０Ｃは、切換先の相手
ダイヤル番号をあらかじめ定められたアルゴリズムに従
って選択し、応用プログラムからの切換対象の回線への
送信データ、および切換対象から応用プログラムへの受
信データを保留し、回線切換手段１０ｄへ回線切換指令
を通知する。回線切換手段１０ｄは、回線切換装置３０
へ回線切換指示を通知する。

回線切換装置３０は、専用回線４０から交換回線網６０
内の交換回線５０へ切り換え、あらかじめ定められた属
性に従って、相手への発信を行う。または相手からの着
信を待つ。相手との交換回線５０による接続が完了した
時点で、回線切換手段１０ｄは、回線切換指令手段１０
Ｃへ、回線の切換完了を通知する。回線切換指令手段１
０ｃは、送信データおよび受信データの保留を解除し、
送受信を再開する。

第２図は、本発明の第二実施例を示すブロック構成図で
、複数の中央処理装置が専用回線と交換回線網とで接続
された場合を示す。

本第二実施例は、中央処理装置１１．１２および１３は
それぞれ通信処理装置２１．２２および２３ならびに回
線切換装置３１．３２および３３に接続され、回線切換
装置３１と回線切換装置３２とは専用回線４１で接続さ
れ、回線切換装置３１と回線切換装置３３とは専用回線
４２で接続され、回線切換装置３２と回線切換装置３３
とは専用回線４３で接続され、さらに、回線切換装置３
１．３２および３３はそれぞれ交換回線５１．５２およ
び５３により交換回線網６１に接続される。

ここで、中央処理装置１１．１２および１３はそれぞれ
第１図に示したデータ処理装置１０と同一の各手段を有
している。

本発明の特徴は、第２図において、第１図のデータ処理
装置１０と同一手段を含む中央処理装置１１．１２およ
び１３と、回線切換袋Ｗ１３１．３２および３３と、交
換回線網６１とを設けたことにある。

次に、本第二実施例の動作について説明する。

いま、専用回線４１が障害状態になったとすると、第１
図の第一実施例の場合と同様にして、交換回線５１と交
換回線５２とは、交換回線網６１を介して障害時点にお
いて接続され、通信が途絶することはない。

第３図は、本発明の第三実施例を示すブロック構成図で
、一つの中央処理装置と複数の分散処理装置とが専用回
線と交換回線網とで接続された場合を示す。

中央処理装置１４と分散処理装置１５とは、通信処理装
置２４、回線切換装置３４、専用回線４４および回線切
換装置３５を介して接続され、中央処理装置１４と分散
処理装置１６とは、通信処理装置２４、回線切換装置３
４、専用回線４５および回線切換装置３６を介して接続
され、さらに、回線切換装置３４．３５および３６はそ
れぞれ交換回線５４．５５および５６により交換回線網
６２に接続される。

ここで、中央処理装置１４と分散処理装置１５および１
６とは、第１図に示したデータ処理装置１０と同一の各
手段を有している。

本発明の特徴は、第３図において、第１図のデータ処理
装置１０と同一手段を含む中央処理装置１４ならびに分
散処理装置１５および１６と、回線切換装置３４．３５
および３６と、交換回線ｗ１６２とを設けたことにある
。

本第三実施例は、第一および第二実施例と同様に動作し
、障害を起こした各専用回線４４および４５はそれぞれ
障害時点において交換回線５４と交換回線５５または５
６とが接続される。これにより通信が途絶することはな
い。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は、オペレータまたは運用
プログラムが介入することなく、回線障害の検出時点で
、専用回線を交換回線へ切り換えることにより、データ
処理装置（中央処理装置、分散処理装置）上の応用プロ
グラム間の通信を途絶させることなく、また回線の切換
えを意識させることなく、システム全体を円滑に運用で
きる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第一実施例を示すブロック構成図。 第２図は本発明の第二実施例を示すブロック構成図。 第３図は本発明の第三実施例を示すブロック構成図。 １０・・・データ処理装置、１０ａ・・・回線障害通知
手段、１０ｂ・・・回線障害監視手段、１０ｃ・・・回
線切換指令手段、１０ｄ・・・回線切換手段、１１〜１
４・・・中央処理装置、１５．１６・・・分散処理装置
、２１〜２４・・・通信処理装置、３０〜３６・・・回
線切換装置、４０〜４５・・・専用回線、５０〜５６・
・・交換回線、６０〜６２・・・交換回線網。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複数のデータ処理装置と、これら複数のデータ処理
   装置を接続する複数の専用回線とを備えたオンラインデ
   ータ通信システムにおける障害検出回線切換方式におい
   て、 回線障害時に利用する交換回線網に接続された交換回線
   を設け、 この交換回線網内の交換回線と前記専用回線との切り換
   えを回線切換指示に基づいて実行する回線切換装置と、 回線障害を検出しこれを通知する回線障害通知手段と、 この回線障害通知手段からの回線障害通知を監視する回
   線障害監視手段と、 この回線障害監視手段からの回線障害通知により障害に
   なった前記専用回線の前記交換回線への切り換えを指令
   する回線切換指令手段と、 この回線切換指令手段からの指令に基づいて前記回線切
   換装置に対して前記回線切換指示を通知する回線切換手
   段と を備えたことを特徴とする障害検出回線切換方式。