JPH0210535Y2 - - Google Patents

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JPH0210535Y2
JPH0210535Y2 JP9748883U JP9748883U JPH0210535Y2 JP H0210535 Y2 JPH0210535 Y2 JP H0210535Y2 JP 9748883 U JP9748883 U JP 9748883U JP 9748883 U JP9748883 U JP 9748883U JP H0210535 Y2 JPH0210535 Y2 JP H0210535Y2
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JP
Japan
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base member
pin bar
film
pin
pedestal
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JP9748883U
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JPS606150U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はたとえば複数版のフイルムをカラー
モニター上に合成画像として映し出しフイルムの
各種検査をおこなう場合に、各フイルムを検版装
置の所定位置に正確にセツトするために用いられ
るピンバーセツトに関する。
上述の如きフイルムの位置設定をおこなう場
合、従来ピンバーが用いられている。すなわち、
フイルムの一側に設けられたパンチ孔をピンバー
上の突出ピンに嵌合させて固定するようにしてい
る。しかし、フイルムに設けられたパンチ孔はピ
ツチや形状が種々異なるため、これに合つたピン
バーを選びそれを直接モニター用装置基台に正確
に位置合せして固定する必要があり、その操作は
極めて面倒であつた。
この考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
つて、各フイルムに対応する各種サイズのピンバ
ーを簡単、かつ正確に設定することができるピン
バーセツトを提供することを目的とする。
すなわち、この考案は一端表面に突出した第1
のベース部材当てと、他端に設けられた穿孔と、
該穿孔内に配置されたスプリング部材と、該穿孔
近傍に設けられた第2のベース部材当てとを有す
るピンバー固定用台座と;一端に上記第1のベー
ス部材当てと嵌合する係止部を有し、他端底面に
上記スプリング部材とその弾性に抗して係合する
突起部とを有するベース部材と;該ベース部材上
に固定されるピンバーとの組合せからなるピンバ
ーセツトを提供するものである。
以下、この考案を図示の実施例を参照して説明
する。
第1図は黄、赤、藍、墨の四版のフイルムを4
本のカメラを用いてカラーモニター上に合成画像
を映し出し各フイルムの各種検査をおこなう場合
の各フイルムをセツトするための検版用装置本体
1の平面図を示している。この装置本体1には図
示の如く各フイルムを載置投影するためのガラス
板2が各版のフイルムを載置し得るように並設さ
れている。このガラス板2の各一側にはピン3を
一対ずつ突設したピンバー4が設けられ、各フイ
ルムがこれらピン3を介して位置決めされるよう
になつている。
このピンバー4は第2図に示すようにベース部
材5を介してピンバー固定用台座6上に固定され
るようになつている。さらに詳述すると、ピンバ
ー固定用台座6は板状をなしその一端上面に突出
した第1のベース部材当て7と、他端近傍に設け
られた係止孔8と、該係止孔8内に配置されたス
プリング部材9と、該係止孔8近傍に設けられた
第2のベース部材当て10とを具備している。他
方、ベース部材5も板状をなし、その一端に上記
第1のベース部材当て7と嵌合する係合部11
(たとえば図示の如くV字状の切欠部)を有し、
他端底面に上記スプリング部材9とその弾性に抗
して係合する円柱状の突起12(第4図参照)を
具備している。ピンバー4は前述の如くフイルム
のパンチ孔と嵌合させるため両端にそれぞれ突出
するピン3を有する板状体からなつている。
ピンバー固定用台座6は予め装置本体1にねじ
等により固定しておく。ベース部材5をこの台座
6に設定する場合、その係合部11を第1のベー
ス部材当て7に嵌合させ、ついでスプリング部材
9の弾性に抗するようにして突起12を嵌め込
み、同時にスプリング部材9の復元方向に設けら
れた第2のベース部材当て10にベース部材5の
一側(たとえば図示の如く切欠側辺13)を当接
させて安定に固定させることができる(第3図お
よび第5図参照)。
ピンバー4のベース部材5上への固定は以下の
ようにしておこなわれる。すなわち、上記の如く
上記台座6上にベース部材5をセツトしたのち、
検査すべきフイルムのパンチ孔に適合するピンバ
ー4を選び出し、装置本体1のガラス板2上に載
置されたフイルムのパンチ孔にピンバー4の一対
のピン3を嵌合させた状態で、モニター上の映像
を見ながらピンバー4の位置決めをおこない、所
定の位置のところでテープ又は接着剤を介して、
このピンバー4をベース部材5上に固定する。
なお、この場合のピンバー4の位置決めは通常
赤版を基準とし、他の版のピンバー4の位置決め
が順次おこなわれる。
このようにして、いつたん所定の位置でベース
部材5以上に固定されたピンバーは装置本体への
着脱がベース部材5と不離一体的におこなわれる
ため、同様のタイプのフイルムの検査に対しては
ベース部材5を単に上記台座6に嵌合するだけで
フイルムを正確にガラス板2上にセツトすること
ができるため、その操作が極めて簡単となる。
さらに、この考案のピンバーセツトの方式によ
れば検査すべきフイルムのパンチ孔の多くの異な
る形状、ピツチのものに対しても異なる形状のピ
ンバーをベース部材5上に固定したベース部材5
を作成することにより容易に対応することができ
るとともに、従来のピンバーをそのまま使用する
こともできる。
なお、図中14はベース部材5の上記台座6へ
の着脱を容易にするための指の差入れ孔である。
なお、上記実施例ではベース部材5の一端の上
記台座6との係合を切欠き状の係合部11と該台
座6上の凸部(すなわちベース部材当て7)との
組合せによるものについて説明したが、その逆に
台座6上に凹部を有する突起を設け、これにベー
ス部材5の突出端部を嵌合させるなど任意に設計
変更することが可能である。
また、同様にベース部材5の他端の上記台座と
の係合についても、その組合せの仕方、突起12
およびスプリング9の形状について適宜変更する
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は検版用装置本体のフイルム載置部の平
面図、第2図は本考案のピンバーセツトの分解斜
視図、第3図は第2図に示すピンバーセツトの使
用時の状態を示すピンバーセツトの右側要部、第
4図は第2図に示すピンバーセツトのうちのピン
バーとベース部材との接合状態を示す右側側面
図、第5図は第3図に示すピンバーセツトの側面
を示す図である。 図中、1……検版用装置本体、2……ガラス
板、3……ピン、4……ピンバー、5……ベース
部材、6……ピンバー固定用台座、7……第1の
ベース部材当て、8……係止孔、9……スプリン
グ部材、10……第2のベース部材当て、11…
…係合部、12……突起、13……切欠側辺、1
4……指差入れ孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端表面に突出した第1のベース部材当てと、
    他端に設けられた穿孔と、該穿孔内に配置された
    スプリング部材と、該穿孔近傍に設けられた第2
    のベース部材当てとを有するピンバー固定用台座
    と;一端に上記第1のベース部材当てと嵌合する
    係止部を有し、他端底面に上記スプリング部材と
    その弾性に抗して係合する突起部とを有するベー
    ス部材と;該ベース部材上に固定されるピンバー
    との組合せからなるピンバーセツト。
JP9748883U 1983-06-24 1983-06-24 ピンバ−セツト Granted JPS606150U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9748883U JPS606150U (ja) 1983-06-24 1983-06-24 ピンバ−セツト

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JP9748883U JPS606150U (ja) 1983-06-24 1983-06-24 ピンバ−セツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS606150U JPS606150U (ja) 1985-01-17
JPH0210535Y2 true JPH0210535Y2 (ja) 1990-03-15

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ID=30231872

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JP9748883U Granted JPS606150U (ja) 1983-06-24 1983-06-24 ピンバ−セツト

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JPS606150U (ja) 1985-01-17

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