JP3002290U - メタルマスク保持機構 - Google Patents

メタルマスク保持機構

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JP3002290U
JP3002290U JP1994003924U JP392494U JP3002290U JP 3002290 U JP3002290 U JP 3002290U JP 1994003924 U JP1994003924 U JP 1994003924U JP 392494 U JP392494 U JP 392494U JP 3002290 U JP3002290 U JP 3002290U
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metal mask
holding
movable
frame
holding mechanism
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JP1994003924U
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秀次 上野
伊知郎 河村
健市 半田
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Japan Radio Co Ltd
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Japan Radio Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】メタルマスクを容易に保持でき、かつメタルマ
スクを引っ張る際に変形を生ずることがないメタルマス
クの保持機構を提供することを目的とする。 【構成】メタルマスク保持枠内に設けた固定挟持部にメ
タルマスクの端部をメタルマスクに張力が加わっても変
形しないように均一に挟み込み、同様にメタルマスクの
他端を版枠内に摺動可能に設けた可動挟持部で挟み込
み、この可動挟持部を摺動させることによりメタルマス
クに適度な張力を加えて装着する。この可動挟持部は摺
動可能なシャフトにより摺動させてメタルマスクに適度
な張力を加えて保持する機構とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はメタルマスクをメタルマスク保持枠に取り付けてクリーム半田印刷装 置に装着するためのメタルマスクの保持機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
プリント基板にチップ抵抗等の電子部品を半田付けする場合に、あらかじめプ リント基板の所定の位置にクリーム半田を印刷し、電子部品を装着する方法が一 般的に行われている。
【0003】 このクリーム半田を印刷する際に極く薄い金属製の板に前記したプリント基板 の所望の位置に対応する位置に穴を穿ったメタルマスクが用いられる。このメタ ルマスクはメタルマスク保持枠に取り付けてクリーム半田印刷装置に装着し印刷 を行っている。図8は従来のメタルマスク保持枠の斜視図、図9は可動アングル の部分拡大斜視図、図10は図9のB方向から見た側面図である。
【0004】 図8に示すように、枠41aの近傍に枠41aと平行に、可動アングル46が 設けられ、枠41bの近傍に枠41bと平行に、固定アングル45が固定されて いる。
【0005】 この可動アングル46は、両端部に設けたガイドピン56が枠41c及び41 dに貫通して設けられた各ガイド穴57に挿入されている。
【0006】 さらに、枠41aに設けた2個のファスナー47を可動アングル46に設けた 爪48に係止させ、このファスナー47により可動アングル46がガイド穴57 内を摺動する構造となっている。
【0007】 このように構成されたメタルマスク保持枠にメタルマスク3を保持させる場合 は、図9に示すように、メタルマスク3の穴53に可動アングル46の傾斜面5 1に設けたピン50を挿入し、図10に示すようにばね付きの蝶番52の可動板 52aで押圧保持する。
【0008】 メタルマスク3の他方は可動アングル46と同様の構造を有する固定アングル 45に同様にして押圧保持した後、ファスナー47によりメタルマスク3に適度 な張力が加えられ版枠41への装着が完了する。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のメタルマスク保持枠では、固定アングル45及び可 動アングル46にメタルマスク3を保持する機構が、メタルマスク3に設けられ ている穴53にピン50を挿入した後、蝶番52の可動板52aで押圧保持する ものであるため、メタルマスク3をファスナー47で引っ張る際に、メタルマス ク3の穴53に張力が集中して加わるためメタルマスク3に変形を生ずることが あった。
【0010】 また、メタルマスク3にピン50を挿入し、可動板52aにより押圧する際に 、そのピン50が植設されている面が傾斜しているため、メタルマスク3をその 傾斜に合わせた角度に折り曲げなければならずセットしにくい欠点がある。
【0011】 さらに、ファスナー47はメタルマスク保持枠の上面から突出しているため、 メタルマスク保持枠をクリーム半田印刷装置に装着する際に余分なスペースを要 する等の欠点があった。
【0012】 本考案は上記の課題に鑑み、メタルマスクを容易に保持することができ、かつ 、メタルマスクを引っ張る際に変形を生ずることがないメタルマスクの保持機構 を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】 本考案は上記の目的を達成するためメタルマスク保持版枠内に設けた固定挟持 部にメタルマスクの端部をメタルマスクに張力が加わっても変形しないように均 一に挟み込み、同様にメタルマスクの他端を版枠内に摺動可能に設けた可動挟持 部で挟み込み、この可動挟持部を摺動させることによりメタルマスクに適度な張 力を加えて装着する。
【0014】 この可動挟持部は摺動可能なシャフトにより摺動させてメタルマスクに適度な 張力を加えて保持する機構とする。
【0015】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について図面を参照して詳細に説明する。図1は本考 案のメタルマスク保持枠の斜視図、図2は図1のA部の拡大斜視図、図3は図2 において押え金具を開いた状態の斜視図、図4は図1のB部の拡大斜視図、図5 は図1のC−C断面図、図6、図7は保持金具の保持部の他の実施例による部分 拡大斜視図である。
【0016】 本考案のメタルマスク保持枠は、図1に示すように、枠1a、1b、1c、1 dから成る四角形の版枠1と、枠1dの内側面30dに固定した固定挟持部6及 び枠1cに摺動可能に設けたシャフト13の端部13aに固定した可動挟持部4 とにより形成する。
【0017】 以下、固定挟持部6及び可動挟持部4の構造について説明する。図2及び図3 に示す固定挟持部6において、5は枠1dの内側に固定したL字形状の保持金具 、8はメタルマスク3の押え金具、10aは保持金具5に設けたメタルマスクの 3の保持部、15は保持部10aの長手方向に複数個設けたピン、17は保持金 具5に押え金具8を押圧固定するためのねじ、21は前記押え金具8を保持金具 5に取り付けるためのばね付きの蝶番で前記ねじ17により押え金具8を保持金 具5に固定していないときは押え金具8が蝶番21のばね力により開いた状態と なっている。
【0018】 次に、図4に示す可動挟持部4において、23は保持金具、10bは保持部、 24は押え金具、17はねじでその構造は固定挟持部6と同一であるので説明は 省略する。
【0019】 可動挟持部4の摺動機構は、図5に示すように保持金具23の背面27に折り 曲げ部23aの長手方向に複数個の貫通孔25を所定の間隔を開けて設け、シャ フト13の端部13aに所定の深さのねじ穴34と段部33を形成し、この段部 33を前記貫通孔25に挿入し、ねじ35を前記ねじ穴34に螺合して保持金具 23にシャフト13を固定する。
【0020】 一方、枠1cに前記シャフト13の他端部と対応する位置に穴31を貫通して 設け、この穴31に、取付部36及び軸受部37で構成するハウジング14の軸 受部37を挿入し、この取付部36を内側面30cに固定する。
【0021】 また、この軸受部37には取付部36側から所定の深さのシャフト13のガイ ド穴28を設け、このガイド穴28の底部28aにはボルト26を挿通するため の貫通孔29をガイド穴28と同心上に設ける。
【0022】 以上のように形成したハウジング14のガイド穴28にコイルばね18を挿入 した後、シャフト13をガイド穴28に挿入し、さらにボルト26を貫通孔29 に挿通してシャフト13の端部に設けたねじ穴32に螺合させる。以上説明した このハウジング14を前記シャフト13に対応して設ける。
【0023】 以上のように構成したメタルマスク保持枠にメタルマスクを装着する方法は、 図3に示すようにメタルマスク3の穴53にピン15を挿入した後、押え金具8 を矢印のD方向に押すことにより、メタルマスク3は保持部10aと保持部11 aにより挟持される。
【0024】 次に、押え金具8の貫通孔22にねじ17を挿通してねじ穴12に螺合させて 固定する。メタルマスク3の他端も同様に、図4に示す保持金具23の保持部1 0bと押え金具24の保持部11bにより挟持し、ねじ17により押え金具24 を固定する。
【0025】 同様に、図1に示す他のボルト26をそれぞれ捩込むことにより、シャフト1 3はガイド穴28内を図5に示す矢印E方向に摺動し、両挟持部に保持したメタ ルマスク3が適度な張力をもって装着される。
【0026】 なお、図1に示す枠1a及び枠1bに設けた軸20a及び軸20bに回転可能 に設けた各ローラ20により可動挟持部4が摺動する際の上方向への移動を防止 する。
【0027】 次に、メタルマスク保持枠に装着したメタルマスク3を取り外すには、図5に 示す各ボルト26を緩めて可動挟持部4を矢印F方向に摺動させる。
【0028】 次に、可動挟持部4及び固定挟持部6のねじ17を緩めることにより、蝶番2 1のばねの復元力により押え金具24は上方に開く。この状態でメタルマスク3 をピン15から取り外す。
【0029】 なお、固定挟持部6の保持部10aを、図6に示すように直線状の凹凸が交互 に交差する綾目状に形成するものや、図7に示すように、一定の高さを有する弾 性体からなる円筒状の突起を複数個具備するもので形成しても同様の効果が得ら れる。
【0030】
【考案の効果】
本考案は上記実施例より明らかなように、メタルマスクの端部を確実に保持で き、また、メタルマスクの端部を均一に挟持するため、メタルマスクを変形させ ることなく適度な張力によりメタルマスク保持枠に装着することができる。
【0031】 また、メタルマスクを固定挟持部及び可動挟持部に挟み込む際に、メタルマス クを折り曲げることがなくメタルマスクに具備する穴にピンを挿入するだけで簡 単に装着できる。さらに、メタルマスク保持枠にはファスナー等の突起物がなく クリーム半田印刷機に装着する際に突起物のための余分なスペースを必要としな い効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるメタルマスク保持枠の斜視図で
ある。
【図2】図1のA部の拡大斜視図である。
【図3】図2において押え金具を開いた状態の斜視図で
ある。
【図4】図1のB部の拡大斜視図である。
【図5】図1のC−C断面図である。
【図6】保持金具の保持部の他の実施例の部分拡大斜視
図である。
【図7】保持金具の保持部の他の実施例の部分拡大斜視
図である。
【図8】従来のメタルマスク保持枠の斜視図である。
【図9】可動アングルの部分拡大斜視図である。
【図10】図9のB方向から見た側面図である。
【符号の説明】
1 版枠 1a,b,c,d 枠 3 メタルマスク 4 可動挟持部 5 保持金具 6 固定挟持部 8 押え金具 10a,b 保持部 11a,b 保持部 12 ねじ穴 13 シャフト 13a 先端部 14 ハウジング 15 ピン 17 ねじ 18 コイルばね 20 ローラ 20a,b 軸 21 蝶番 22 貫通孔 23 保持金具 24 押え金具 25 貫通孔 26 ボルト 27 背面 28 ガイド穴 28a 底部 29 貫通孔 30a,b,c,d 内側面 31 穴 32 ねじ穴 33 段部 34 ねじ穴 35 ねじ 36 取付部 37 軸受部 38 側面 41 版枠 41a,b,c,d 枠 45 固定アングル 46 可動アングル 47 ファスナー 48 爪 50 ピン 51 傾斜面 52 蝶番 52a 可動板 52b 固定板 53 穴 56 ガイドピン 57 ガイド穴

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリーム半田をプリント基板に印刷する
    際のメタルマスクの保持機構において、版枠と、該版枠
    の枠内に設けた、メタルマスクの両端部を均一に保持す
    るための保持部を有する固定挟持部及び可動挟持部と、
    該可動挟持部を摺動せしめる摺動機構を備えたことを特
    徴とするメタルマスク保持機構。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の摺動機構において、可
    動挟持部に一端を固定したシャフトと、該シャフトを摺
    動可能に保持し、前記枠に固定されたハウジングと、前
    記シャフトの他端部に設けたねじ穴に螺合するボルトを
    備え、該ボルトの回転により前記可動挟持部を摺動せし
    めるようにしたことを特徴とするメタルマスク保持機
    構。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の保持部を鋸歯状に形成
    したこと特徴とするメタルマスク保持機構。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の保持部の表面を綾目状
    としたことを特徴とするメタルマスク保持機構。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の保持部を弾性体で形成
    したことを特徴とするメタルマスク保持機構。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の弾性体をゴムにより形
    成したことを特徴とするメタルマスク保持機構。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の弾性体を柔軟性のある
    樹脂により形成したことを特徴とするメタルマスク保持
    機構。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載の弾性体を複数個の円筒
    状としたことを特徴とするメタルマスク保持機構。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102023162A (zh) * 2009-09-11 2011-04-20 三星移动显示器株式会社 掩膜缺陷检测装置
KR20220091073A (ko) * 2020-12-23 2022-06-30 한빅솔라(주) 착탈식 서브 프레임을 구비하는 스텐실 마스크 및 이를 포함하는 전극 인쇄용 결합체
KR20230018861A (ko) * 2021-07-30 2023-02-07 한빅솔라(주) 스텐실 마스크의 재사용이 가능한 착탈식 서브 프레임 어셈블리

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