JPH02104961A - 内燃エンジンの排気還流制御方法 - Google Patents
内燃エンジンの排気還流制御方法Info
- Publication number
- JPH02104961A JPH02104961A JP63256511A JP25651188A JPH02104961A JP H02104961 A JPH02104961 A JP H02104961A JP 63256511 A JP63256511 A JP 63256511A JP 25651188 A JP25651188 A JP 25651188A JP H02104961 A JPH02104961 A JP H02104961A
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- Japan
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- exhaust gas
- exhaust
- gas recirculation
- engine
- internal combustion
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Links
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Landscapes
- Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は内燃エンジンの排気還流制御方法に関し、より
具体的にはエンジン始動後の低温時において始動後の経
過時間に応じて排気還流量を徐々に増加する様に構成し
た内燃エンジンの排気還流制御方法に関する。
具体的にはエンジン始動後の低温時において始動後の経
過時間に応じて排気還流量を徐々に増加する様に構成し
た内燃エンジンの排気還流制御方法に関する。
(従来の技術)
内燃エンジンにおいて排気ガスの一部を吸気系に戻し、
混合気と共に燃焼室に導いて燃料の重量当たりの熱容量
を増加させ、最高温度を下げてNOxの排出を低減する
技術は、排気還流乃至は排気再循環(EGR)と呼ばれ
て良く知られているところである。この排気還流を行う
ことによって排気ガス特性は向上するが、他方燃焼状態
は不安定となるので、排気還流制御は限られた運転領域
において実行されており、例えばエンジン始動時におい
ては完爆を完了して機関が所定値以上暖機された時点で
実行する欅にしている。而して、この始動後の排気還流
制御に関しても運転性を悪化させることなく行うべ〈従
来より種々の提案がなされており、その−例としては特
公昭61−38340号公報記載の技術を挙げることが
出来る。この従来技術においては、エンジン水温が所定
値に達した時点で一定量の排気還流を行っていた其れ以
前の技術を改良すべく、エンジン水温が上昇するにつれ
て排気還流量を徐々に増加する様に構成している。
混合気と共に燃焼室に導いて燃料の重量当たりの熱容量
を増加させ、最高温度を下げてNOxの排出を低減する
技術は、排気還流乃至は排気再循環(EGR)と呼ばれ
て良く知られているところである。この排気還流を行う
ことによって排気ガス特性は向上するが、他方燃焼状態
は不安定となるので、排気還流制御は限られた運転領域
において実行されており、例えばエンジン始動時におい
ては完爆を完了して機関が所定値以上暖機された時点で
実行する欅にしている。而して、この始動後の排気還流
制御に関しても運転性を悪化させることなく行うべ〈従
来より種々の提案がなされており、その−例としては特
公昭61−38340号公報記載の技術を挙げることが
出来る。この従来技術においては、エンジン水温が所定
値に達した時点で一定量の排気還流を行っていた其れ以
前の技術を改良すべく、エンジン水温が上昇するにつれ
て排気還流量を徐々に増加する様に構成している。
(発明が解決しようとする課題)
而して、エンジンの始動状態によっては、エンジンを停
止した後、短時間で再び始動する事態もまま見られると
ころである。斯る際はエンジン水温は比較的高温である
にもかかわらず吸排気系及び燃焼室内の温度は低い状態
にあるが、前記従来技術に従うときは、エンジン水温が
高温であることから排気還流量を多く供給することとな
って燃焼状態が不安定となり、良好な運転性を確保し得
ない。即ち、前記した従来技術にあっても斯る始動条件
においては運転性の悪化を十分救済することが出来ない
ものであった。
止した後、短時間で再び始動する事態もまま見られると
ころである。斯る際はエンジン水温は比較的高温である
にもかかわらず吸排気系及び燃焼室内の温度は低い状態
にあるが、前記従来技術に従うときは、エンジン水温が
高温であることから排気還流量を多く供給することとな
って燃焼状態が不安定となり、良好な運転性を確保し得
ない。即ち、前記した従来技術にあっても斯る始動条件
においては運転性の悪化を十分救済することが出来ない
ものであった。
従って、本発明の目的は従来技術の斯る欠点を解消し、
エンジン停止後短時間で再始動する如き運転状態におい
ても運転性に悪影響を与えることなく、速やかに排気還
流を行ってエミッション特性を向上させる様にした内燃
エンジンの排気還流制御方法を提供することを目的とす
る。
エンジン停止後短時間で再始動する如き運転状態におい
ても運転性に悪影響を与えることなく、速やかに排気還
流を行ってエミッション特性を向上させる様にした内燃
エンジンの排気還流制御方法を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段)
上記の目的を達成するために本発明は、内燃エンジンの
排気通路と吸気通路とを接続する排気還流路に配設した
排気還流弁の弁開度を前記内燃エンジンの運転パラメー
タ値に応じて制御する内燃エンジンの排気還流制御方法
において、エンジン始動後の経過時間を計測すると共に
、前記経過時間に応じて前記排気還流量を増大させる如
く構成した。
排気通路と吸気通路とを接続する排気還流路に配設した
排気還流弁の弁開度を前記内燃エンジンの運転パラメー
タ値に応じて制御する内燃エンジンの排気還流制御方法
において、エンジン始動後の経過時間を計測すると共に
、前記経過時間に応じて前記排気還流量を増大させる如
く構成した。
(作用)
始動後の経過時間に応じて排気還流量を増大させるので
、エンジン水温は高温であっても燃焼室の温度が低い始
動状態において、時間の経過に応じて還流量が増すこと
から燃焼状態が不安定に陥ることがない。また、燃焼室
等の部位を含めてエンジンが全体として高温状態におい
て始動した場合であっても、同様に経時的に還流量を増
加させることによって燃焼状態を安定させつつ排気還流
を実行することが出来る。
、エンジン水温は高温であっても燃焼室の温度が低い始
動状態において、時間の経過に応じて還流量が増すこと
から燃焼状態が不安定に陥ることがない。また、燃焼室
等の部位を含めてエンジンが全体として高温状態におい
て始動した場合であっても、同様に経時的に還流量を増
加させることによって燃焼状態を安定させつつ排気還流
を実行することが出来る。
(実施例)
以下、添付図面に即して本発明の詳細な説明する。尚、
便宜上、本発明の実施に使用する排気還流制御装置に付
いて先に説明する。
便宜上、本発明の実施に使用する排気還流制御装置に付
いて先に説明する。
第1図はその排気還流制御装置を全体的に示す概略図で
ある。図において符号1は4気筒等の多気筒の内燃エン
ジンを示し、該エンジン1には吸気管(通路)2が接続
され、その中途にはスロットル弁3が設けられる。該ス
ロットル弁の付近にはθTHセンサ4が設けられてスロ
ットル開度θTHを検出し、電子式制御ユニットたるE
CU3に送出する。また、内燃エンジン1とスロットル
弁3との間の吸気管には燃料噴射弁6が設けられてEC
Uの指令に応じて混合気を供給すると共に、その上流側
には吸気管内の絶対圧力PBAを検出するPBAセンサ
7及び吸気温度TAを検出するTAセンサ8が設けられ
、更に内燃エンジンの冷却水路(図示せず)にはエンジ
ン温度を検出する水温センサ9が設けられる。更に、デ
ィストリビュータ(図示せず)等の適宜位置にはTDC
等の適宜クランク角度で回転数信号Neを出力するNe
センサ10が設けられる。また、内燃エンジン1の排気
管(通路)11に配置された排気ガス中のNOx成分等
の浄化作用を行う三元触媒12の上流側には、排気ガス
中の酸素濃度を検出する02センサ13が設けられると
共に、その他適宜な位置には大気圧を検出するPAセン
サ14が設けられる。これらPBAセンサ7等の出力も
ECU3に送出される。
ある。図において符号1は4気筒等の多気筒の内燃エン
ジンを示し、該エンジン1には吸気管(通路)2が接続
され、その中途にはスロットル弁3が設けられる。該ス
ロットル弁の付近にはθTHセンサ4が設けられてスロ
ットル開度θTHを検出し、電子式制御ユニットたるE
CU3に送出する。また、内燃エンジン1とスロットル
弁3との間の吸気管には燃料噴射弁6が設けられてEC
Uの指令に応じて混合気を供給すると共に、その上流側
には吸気管内の絶対圧力PBAを検出するPBAセンサ
7及び吸気温度TAを検出するTAセンサ8が設けられ
、更に内燃エンジンの冷却水路(図示せず)にはエンジ
ン温度を検出する水温センサ9が設けられる。更に、デ
ィストリビュータ(図示せず)等の適宜位置にはTDC
等の適宜クランク角度で回転数信号Neを出力するNe
センサ10が設けられる。また、内燃エンジン1の排気
管(通路)11に配置された排気ガス中のNOx成分等
の浄化作用を行う三元触媒12の上流側には、排気ガス
中の酸素濃度を検出する02センサ13が設けられると
共に、その他適宜な位置には大気圧を検出するPAセン
サ14が設けられる。これらPBAセンサ7等の出力も
ECU3に送出される。
続いて、排気還流機構20に付いて説明すると、該機構
は排気還流路21を備えており、該排気還流路は一端2
1aにおいて排気管11に三元触媒工2の上流側で連通
ずると共に、他端21bにおいて吸気管2にスロットル
弁下流側で連通ずる。而して、排気還流路2工の中途に
は排気還流量を調節する排気還流弁22が設けられてお
り、量弁は負圧応動装置23のダイヤフラム23aに連
結される。この負圧応動装置23は前記ダイヤフラムに
より画成される負圧室23bと大気圧室23cとを備え
ており、負圧室23bに弾装されたバネ23dはダイヤ
フラム23aを前記排気還流弁が閉じる方向に付勢して
いる。而して、大気圧室23cは大気導入路27を介し
て大気に連通すると共に、負圧室23bは絞りを備えた
負圧導入路24を介して吸気管2にスロットル弁3の下
流側で連通ずる。
は排気還流路21を備えており、該排気還流路は一端2
1aにおいて排気管11に三元触媒工2の上流側で連通
ずると共に、他端21bにおいて吸気管2にスロットル
弁下流側で連通ずる。而して、排気還流路2工の中途に
は排気還流量を調節する排気還流弁22が設けられてお
り、量弁は負圧応動装置23のダイヤフラム23aに連
結される。この負圧応動装置23は前記ダイヤフラムに
より画成される負圧室23bと大気圧室23cとを備え
ており、負圧室23bに弾装されたバネ23dはダイヤ
フラム23aを前記排気還流弁が閉じる方向に付勢して
いる。而して、大気圧室23cは大気導入路27を介し
て大気に連通すると共に、負圧室23bは絞りを備えた
負圧導入路24を介して吸気管2にスロットル弁3の下
流側で連通ずる。
この負圧導入路24の中途には電磁三方弁25が設けら
れており、量弁は其のソレノイド25aが励磁されると
、弁体25bがフィルタ及び絞りを備えた第2の大気導
入路26を介して大気に連通ずる開口25cを閉塞して
負圧導入路24を開放する。その結果、吸気管負圧は負
圧応動装置の負圧室23bに導かれ、ダイヤフラム23
aの両面に作用する圧力に差異を生じるので、ダイヤフ
ラム23aはバネ23dのバネ力に抗して変位し、排気
還流弁22をリフトして開弁させる。他方、電磁三方弁
のソレノイド25aが消磁されると、弁体25bは負圧
導入路24の開口24aを閉塞すると共に開口25cを
開放し、大気を負圧応動装置の負圧室23bに導入する
。このときダイヤフラム23aの両面に作用する圧力は
均衡し、ダイヤフラム23aはバネ23dのバネ力によ
って排気還流弁22を閉弁方向に移動させる。即ち、三
方電磁弁のソレノイド25aが励磁されると、排気還流
弁は開弁じて排気ガスの一部を排気還流路21を介して
吸気管2に還流させると共に、それが消磁されると、閉
弁して還流が遮断されるものである。而して、8亥ソレ
ノイド25aはECUに接続されて其の駆動を制御され
ており、ECUは適宜なデユーティ比でパルスを出力し
て排気還流弁を全閉、全開及びその間の任意の中間開度
に制御する。尚、負圧応動装置のダイヤフラム23aに
は弁リフトセンサ28が連結されており、該ダイヤフラ
ムの変位量を介して排気還流弁の移動量(リフトM)を
検出し、ECUに送出する第2図は該ECUの内部構成
を示すブロック図であるが、前記したNeセンサ10の
出力はECUにおいて波形整形回路501において波形
整形された後、信号の発生間隔から回転数を計数するM
eカウンタ502を経由して乃至は直ちにCPU503
、ROM507、RAM508及びバス510からなる
マイクロ・コンピュータに取り込まれてRAM内に一時
格納される。又、θTHセンサ4等の出力はレベル修正
回路504で適宜レベルに変換された後、マルチプレク
サ505を介して順次A/Dコンバータ506に送られ
、デジタル値に変換されてマイクロ・コンピュータ内に
入力される。而して、マイクロ・コンピュータにおいて
CPU503は、入力値に応じてROM内に格納したマ
ツプをエンジン回転数及び吸気絶対圧等から検索して排
気還流弁のリフト(開度)制御値を決定し、前記弁リフ
トセンサ28の検出した実開度との偏差を解消すべく適
宜のデユーティ比をもってオン/オフ信号を出力し、駆
動回路511を介して電磁三方弁25を駆動する。更に
、CPUは、同様にエンジン回転数及び絶対圧等からR
OM内に格納したマツプを検索して燃料噴射弁6の噴射
時間を算出し、02センサ出力等から適宜な補正を加え
て噴射制御値を決定し、駆動回路509を介して出力す
る。尚、噴射時間マツプに関しては排気還流を実行する
領域用のものと実行しない領域用のものとの2種がRO
M内に格納される。更に、CPUは点火時期等の他のエ
ンジン運転制御値も同様に演算し、図示しない駆動回路
を介して該当装置を駆動する。
れており、量弁は其のソレノイド25aが励磁されると
、弁体25bがフィルタ及び絞りを備えた第2の大気導
入路26を介して大気に連通ずる開口25cを閉塞して
負圧導入路24を開放する。その結果、吸気管負圧は負
圧応動装置の負圧室23bに導かれ、ダイヤフラム23
aの両面に作用する圧力に差異を生じるので、ダイヤフ
ラム23aはバネ23dのバネ力に抗して変位し、排気
還流弁22をリフトして開弁させる。他方、電磁三方弁
のソレノイド25aが消磁されると、弁体25bは負圧
導入路24の開口24aを閉塞すると共に開口25cを
開放し、大気を負圧応動装置の負圧室23bに導入する
。このときダイヤフラム23aの両面に作用する圧力は
均衡し、ダイヤフラム23aはバネ23dのバネ力によ
って排気還流弁22を閉弁方向に移動させる。即ち、三
方電磁弁のソレノイド25aが励磁されると、排気還流
弁は開弁じて排気ガスの一部を排気還流路21を介して
吸気管2に還流させると共に、それが消磁されると、閉
弁して還流が遮断されるものである。而して、8亥ソレ
ノイド25aはECUに接続されて其の駆動を制御され
ており、ECUは適宜なデユーティ比でパルスを出力し
て排気還流弁を全閉、全開及びその間の任意の中間開度
に制御する。尚、負圧応動装置のダイヤフラム23aに
は弁リフトセンサ28が連結されており、該ダイヤフラ
ムの変位量を介して排気還流弁の移動量(リフトM)を
検出し、ECUに送出する第2図は該ECUの内部構成
を示すブロック図であるが、前記したNeセンサ10の
出力はECUにおいて波形整形回路501において波形
整形された後、信号の発生間隔から回転数を計数するM
eカウンタ502を経由して乃至は直ちにCPU503
、ROM507、RAM508及びバス510からなる
マイクロ・コンピュータに取り込まれてRAM内に一時
格納される。又、θTHセンサ4等の出力はレベル修正
回路504で適宜レベルに変換された後、マルチプレク
サ505を介して順次A/Dコンバータ506に送られ
、デジタル値に変換されてマイクロ・コンピュータ内に
入力される。而して、マイクロ・コンピュータにおいて
CPU503は、入力値に応じてROM内に格納したマ
ツプをエンジン回転数及び吸気絶対圧等から検索して排
気還流弁のリフト(開度)制御値を決定し、前記弁リフ
トセンサ28の検出した実開度との偏差を解消すべく適
宜のデユーティ比をもってオン/オフ信号を出力し、駆
動回路511を介して電磁三方弁25を駆動する。更に
、CPUは、同様にエンジン回転数及び絶対圧等からR
OM内に格納したマツプを検索して燃料噴射弁6の噴射
時間を算出し、02センサ出力等から適宜な補正を加え
て噴射制御値を決定し、駆動回路509を介して出力す
る。尚、噴射時間マツプに関しては排気還流を実行する
領域用のものと実行しない領域用のものとの2種がRO
M内に格納される。更に、CPUは点火時期等の他のエ
ンジン運転制御値も同様に演算し、図示しない駆動回路
を介して該当装置を駆動する。
続いて、該CPUの動作を示す第3図(A)(B)フロ
ー・チャートを参照して本発明に係る内燃エンジンの排
気還流制御方法を説明する。尚、このプログラムは、T
DC等の適宜クランク角度で起動される。
ー・チャートを参照して本発明に係る内燃エンジンの排
気還流制御方法を説明する。尚、このプログラムは、T
DC等の適宜クランク角度で起動される。
先ず、31において前回プログラム起動時がクランキン
グ等の始動モードであったか否か判断し、始動モードで
あれば右側の32に移行する。
グ等の始動モードであったか否か判断し、始動モードで
あれば右側の32に移行する。
尚、本フロー・チャートにおいては大別すると、左側が
排気還流を実行する場合であり、右側が排気還流を実行
しない乃至は其の過渡状態を示す。
排気還流を実行する場合であり、右側が排気還流を実行
しない乃至は其の過渡状態を示す。
而して、S2においては前記マイクロ・コンピュータの
イニシャル時(イグニションSW・オン時)の吸気温度
TAを読み出して所定値TAB、例えば20℃と比較し
、その比較結果に応じてS3゜S4において排気還流開
始判定用の水温TWEIとして高低2種の比較基準値T
WBIL (例えば30 ’C) 、 TWEIH(例
えば80°C)を選択する。即ち、実際の吸気温度TA
が20°C以下であれば高い側の値を選択し、後述の如
く排気還流の開始を遅延させる。即ち、吸気温度が比較
的低いときは冷間始動であると判定することが出来るこ
とから、安定した燃焼状態において暖機運転を行うため
である。続いて、S5においてフラグF EGRをOに
リセットし、S6において排気還流弁のリフト指令値L
CMDを零(排気還流せず)とし、始動時の完爆を確
実に行わしめる。又、噴射指令値Ti も排気還流不実
行用のマツプT IEGR−OFFを使用する。
イニシャル時(イグニションSW・オン時)の吸気温度
TAを読み出して所定値TAB、例えば20℃と比較し
、その比較結果に応じてS3゜S4において排気還流開
始判定用の水温TWEIとして高低2種の比較基準値T
WBIL (例えば30 ’C) 、 TWEIH(例
えば80°C)を選択する。即ち、実際の吸気温度TA
が20°C以下であれば高い側の値を選択し、後述の如
く排気還流の開始を遅延させる。即ち、吸気温度が比較
的低いときは冷間始動であると判定することが出来るこ
とから、安定した燃焼状態において暖機運転を行うため
である。続いて、S5においてフラグF EGRをOに
リセットし、S6において排気還流弁のリフト指令値L
CMDを零(排気還流せず)とし、始動時の完爆を確
実に行わしめる。又、噴射指令値Ti も排気還流不実
行用のマツプT IEGR−OFFを使用する。
又、点火時期に付いても図示はしなかったが、排気還流
不実行用のマツプに基づいて決定する。
不実行用のマツプに基づいて決定する。
Slにおいて前回始動モードになかったと判断されると
きはS7に進み、始動した後所定時間、例えば2分間経
過したか否か判断し、未だ経過していなければ同様に3
5.S6と進んで一旦プログラムを終了する。これもS
lと同様に始動作業を確実に行うためである。
きはS7に進み、始動した後所定時間、例えば2分間経
過したか否か判断し、未だ経過していなければ同様に3
5.S6と進んで一旦プログラムを終了する。これもS
lと同様に始動作業を確実に行うためである。
S7において始動後2分経過したことが確認されたとき
はS8に進み、実際の水温TWを前記した比較基準値T
WEIと比較し、それを超えていなければ同様に排気還
流を行わず、燃料噴射も排気還流不実行用のマツプを使
用する。尚、この比較基準値としては、吸気温度に応じ
てS3.S4で選択された値が使用されることは云うま
でもない。また、冷間始動時の場合には比較基準値を高
くして排気還流制御の開始を遅らせていることは前記し
た通りである。
はS8に進み、実際の水温TWを前記した比較基準値T
WEIと比較し、それを超えていなければ同様に排気還
流を行わず、燃料噴射も排気還流不実行用のマツプを使
用する。尚、この比較基準値としては、吸気温度に応じ
てS3.S4で選択された値が使用されることは云うま
でもない。また、冷間始動時の場合には比較基準値を高
くして排気還流制御の開始を遅らせていることは前記し
た通りである。
暖機が進んでS8において水温が比較基準値を超えたと
判断されたときはS9に移行し、エンジン回転数Neが
適宜設定した所定値NecO、例えば11000rpを
超えたか否か判断し、超えていないと判断されたときは
SIOに進み、前記したフラグF EGRが1にセット
されているか否か判断する。該フラグはS5において0
にリセットされているので、否定されてSllに進んで
当該フラグを1にセットし、S6に進んでプログラムを
終了する。而して、次のプログラム起動時においてはS
10での判断は肯定され、S12において本プログラム
を12回、即ち12TDCループしたか否か判断する。
判断されたときはS9に移行し、エンジン回転数Neが
適宜設定した所定値NecO、例えば11000rpを
超えたか否か判断し、超えていないと判断されたときは
SIOに進み、前記したフラグF EGRが1にセット
されているか否か判断する。該フラグはS5において0
にリセットされているので、否定されてSllに進んで
当該フラグを1にセットし、S6に進んでプログラムを
終了する。而して、次のプログラム起動時においてはS
10での判断は肯定され、S12において本プログラム
を12回、即ち12TDCループしたか否か判断する。
初めて本ステップに到達したことから当然否定され、ス
テップ13に進んでリフト指令値と噴射指令値が決定さ
れる。S13の指令値決定においては排気還流が実行さ
れない点ではS6と異ならないが、噴射指令値が排気還
流実行領域用の検索マツプT EGR−ONを使用して
決定される点で36と相違する。即ち、始動して暖機が
完了し、エンジン回転数も徐々に上昇しつつある運転状
態においては排気還流実行領域に移行しつつあることが
予期されるので、前段階として使用マツプを切り換え、
排気還流機構のデイレイを補償して排気還流の実行領域
へ円滑に移行させるためである。又、点火時期に付いて
も同様に排気還流実行領域マツプに切り換えて決定する
。
テップ13に進んでリフト指令値と噴射指令値が決定さ
れる。S13の指令値決定においては排気還流が実行さ
れない点ではS6と異ならないが、噴射指令値が排気還
流実行領域用の検索マツプT EGR−ONを使用して
決定される点で36と相違する。即ち、始動して暖機が
完了し、エンジン回転数も徐々に上昇しつつある運転状
態においては排気還流実行領域に移行しつつあることが
予期されるので、前段階として使用マツプを切り換え、
排気還流機構のデイレイを補償して排気還流の実行領域
へ円滑に移行させるためである。又、点火時期に付いて
も同様に排気還流実行領域マツプに切り換えて決定する
。
而して、S9でエンジン回転数が1000rp−を超え
たと判断したときは314以下において同様に排気還流
の実行条件が成立しているか否か種々の運転パラメータ
値に付いて順次判定する。
たと判断したときは314以下において同様に排気還流
の実行条件が成立しているか否か種々の運転パラメータ
値に付いて順次判定する。
即ち、314においてエンジン回転数が上限値Necl
、例えば3500rpm未満か否か判断し、3500
rpm未満であれば続いて315において02フイード
バツク制御中のアイドル運転域にあるか否か判断し、該
運転域になければ次いでS16で実際の吸気絶対圧PB
Aが所定値PBEGRI 、240mmHgを超えてい
るか否かから低負荷状態にあるかどうかを判断し、低負
荷状態になければ続いて317において大気圧と前記吸
気絶対圧との差が所定値ΔPE、例えば60mHgを超
えているか否か判断し、超えていれば次に318におい
て現在のスロットル弁開度θT)lが所定価THEC1
例えば45度(全開を90度としたとき)未満、か否か
から高負荷状態にあるか否かを判断し、高負荷状態にな
ければ更に319でリーン制御乃至はフューエルカット
制御が行われているか否か判断する。以上の判断ステッ
プは運転性等の点から排気還流を行うべきか否か判断し
たものであり、いづれかの条件において否定されたとき
は前記S9と同様に313に至ってリフト量を零とする
と共に、排気還流実行領域用マツプ値から燃料噴射等を
決定する。
、例えば3500rpm未満か否か判断し、3500
rpm未満であれば続いて315において02フイード
バツク制御中のアイドル運転域にあるか否か判断し、該
運転域になければ次いでS16で実際の吸気絶対圧PB
Aが所定値PBEGRI 、240mmHgを超えてい
るか否かから低負荷状態にあるかどうかを判断し、低負
荷状態になければ続いて317において大気圧と前記吸
気絶対圧との差が所定値ΔPE、例えば60mHgを超
えているか否か判断し、超えていれば次に318におい
て現在のスロットル弁開度θT)lが所定価THEC1
例えば45度(全開を90度としたとき)未満、か否か
から高負荷状態にあるか否かを判断し、高負荷状態にな
ければ更に319でリーン制御乃至はフューエルカット
制御が行われているか否か判断する。以上の判断ステッ
プは運転性等の点から排気還流を行うべきか否か判断し
たものであり、いづれかの条件において否定されたとき
は前記S9と同様に313に至ってリフト量を零とする
と共に、排気還流実行領域用マツプ値から燃料噴射等を
決定する。
以上の排気還流実行条件を全て満足したときは実行域に
移行したと判断して排気還流を行うが、その場合直ちに
排気還流を全面的に開始することなく、S13に関して
述べたと同様に排気還流機構のデイレイを補償するため
に所定期間過渡的な制御を行って不実行域から実行域へ
円滑にシフトさせる。即ち、先ずS20で前記フラグF
EGRが1にセットされていることを確認した後32
1を経て322に進み、エンジン回転数と吸気絶対圧等
からマツプL MAPを検索してリフト指令値しCHD
を決定して排気還流を開始すると共に、噴射指令値Ti
(及び点火時期指令値)に付いては使用マツプを再
び切り換えて排気還流不実行領域用のものから決定する
。斯る過渡的な制御は、S21でTDCを12回経過し
たことが確認されるまで行う。尚、不実行領域から実行
領域に入る場合を例にとって説明して来たが、実行領域
から不実行領域に復帰するときも同様であり、その場合
は条件ステップ(39以下)で排気還流停止が決定され
た後S13に進み、リフト指令値は零とすると共に、マ
ツプは実行領域用を所定期間使用し続けてからS6に移
る。又、暖機後直ちに実行条件が成立したときであって
もS20によって直ちに排気還流を実行することを阻止
し、過渡時制御を効果的に保証しているものである。
移行したと判断して排気還流を行うが、その場合直ちに
排気還流を全面的に開始することなく、S13に関して
述べたと同様に排気還流機構のデイレイを補償するため
に所定期間過渡的な制御を行って不実行域から実行域へ
円滑にシフトさせる。即ち、先ずS20で前記フラグF
EGRが1にセットされていることを確認した後32
1を経て322に進み、エンジン回転数と吸気絶対圧等
からマツプL MAPを検索してリフト指令値しCHD
を決定して排気還流を開始すると共に、噴射指令値Ti
(及び点火時期指令値)に付いては使用マツプを再
び切り換えて排気還流不実行領域用のものから決定する
。斯る過渡的な制御は、S21でTDCを12回経過し
たことが確認されるまで行う。尚、不実行領域から実行
領域に入る場合を例にとって説明して来たが、実行領域
から不実行領域に復帰するときも同様であり、その場合
は条件ステップ(39以下)で排気還流停止が決定され
た後S13に進み、リフト指令値は零とすると共に、マ
ツプは実行領域用を所定期間使用し続けてからS6に移
る。又、暖機後直ちに実行条件が成立したときであって
もS20によって直ちに排気還流を実行することを阻止
し、過渡時制御を効果的に保証しているものである。
而して、12TDCが経過したときはS23に進み、前
記大気圧PAを所定値P AEGRl例えば700mm
Hgと比較して平地にあるか高地にあるかを判断し、7
00mm)!gを超えているときは平地にあるものと判
断して324に進み、マツプL MAPを検索してリフ
ト指令値L CMDを算出すると共に、噴射指令値等も
排気還流実行用のマツプTEGR−ONに切り換えて排
気還流制御を全面的に実行する。また、S23で700
+++mHg未満と判断されたときは高地にあるので、
S25において実際の吸気絶対圧を第2の所定値PBE
GR2、例えば610胴Hgと比較し、超えていなけれ
ばS24で指令値を決定すると共に、超えていれば高負
荷状態にあるものと判断して322において過渡時制i
llと同様にマツプLMAPを検索してリフト指令値L
CMDを決定すると共に、燃料噴射は停止領域用のマ
ツプT EGR−OFFを検索して噴射指令値Tiを決
定する。これは、高地における高負荷時のエンジン出力
の低下を補償するためである。尚、指令値の決定に際し
ては本ステップも含めて全て、マツプから基本値を検索
した後、必要に応じて適宜な補正を施して最終指令値を
決定することは云うまでもない。
記大気圧PAを所定値P AEGRl例えば700mm
Hgと比較して平地にあるか高地にあるかを判断し、7
00mm)!gを超えているときは平地にあるものと判
断して324に進み、マツプL MAPを検索してリフ
ト指令値L CMDを算出すると共に、噴射指令値等も
排気還流実行用のマツプTEGR−ONに切り換えて排
気還流制御を全面的に実行する。また、S23で700
+++mHg未満と判断されたときは高地にあるので、
S25において実際の吸気絶対圧を第2の所定値PBE
GR2、例えば610胴Hgと比較し、超えていなけれ
ばS24で指令値を決定すると共に、超えていれば高負
荷状態にあるものと判断して322において過渡時制i
llと同様にマツプLMAPを検索してリフト指令値L
CMDを決定すると共に、燃料噴射は停止領域用のマ
ツプT EGR−OFFを検索して噴射指令値Tiを決
定する。これは、高地における高負荷時のエンジン出力
の低下を補償するためである。尚、指令値の決定に際し
ては本ステップも含めて全て、マツプから基本値を検索
した後、必要に応じて適宜な補正を施して最終指令値を
決定することは云うまでもない。
以上の如く、S6.313.S22.S24でリフト指
令値が決定された後は第3図(B)に示す326以降に
進み、エンジン始動時の排気還流量の時間補正を行う。
令値が決定された後は第3図(B)に示す326以降に
進み、エンジン始動時の排気還流量の時間補正を行う。
即ち、先ず326において指令値の決定がエンジン始動
後に初めて行われたか否かを判断する。初めてと判断さ
れたときは327に進み、第2のフラグF EGR2を
1にセットした後32Bで水温T−を新たな比較基準値
TWE2、例えば40℃と比較する。40℃を超えてい
ると判断したときはS29に進んでフラグF TWE2
を1にセットすると共に、40度以下、即ち低温始動と
判断されたときは、S30で該フラグをOにリセットす
る。次いで、S31に進んでKEGRタイマをスタート
させてエンジン始動からの経過時間の計測を開始する。
後に初めて行われたか否かを判断する。初めてと判断さ
れたときは327に進み、第2のフラグF EGR2を
1にセットした後32Bで水温T−を新たな比較基準値
TWE2、例えば40℃と比較する。40℃を超えてい
ると判断したときはS29に進んでフラグF TWE2
を1にセットすると共に、40度以下、即ち低温始動と
判断されたときは、S30で該フラグをOにリセットす
る。次いで、S31に進んでKEGRタイマをスタート
させてエンジン始動からの経過時間の計測を開始する。
S*いてS32に進んでフラグF TWE2が1か0か
を判断し、判断結果に応じてS33又はS34に進んで
補正特性KEGROM又はKll!GRIMのいづれか
に基づいて前記タイマ値から時間補正値K EGRを算
出する。第4図は此の補正を示す説明グラフであるが、
特性KEGRO?lは低温始動時用を、特性KEGRI
Mは其れ以外の場合を示す、即ち、低温始動のときは補
正値を0.5からスタートさせて始動時から2分間に亘
って徐々に減少させると共に、それ以外のときは0.7
5からスタートして同一傾斜角で1分間徐々に減少させ
る様に設定する。この補正値は後述の如くリフト指令値
に乗じて最終指令値を修正するものであることから、始
動時は比較的少量の還流量でスタートして徐々に増加さ
せることとなり、エンジンの運転性に悪影響を及ぼすこ
となく排気還流を実行することが出来るものである。
を判断し、判断結果に応じてS33又はS34に進んで
補正特性KEGROM又はKll!GRIMのいづれか
に基づいて前記タイマ値から時間補正値K EGRを算
出する。第4図は此の補正を示す説明グラフであるが、
特性KEGRO?lは低温始動時用を、特性KEGRI
Mは其れ以外の場合を示す、即ち、低温始動のときは補
正値を0.5からスタートさせて始動時から2分間に亘
って徐々に減少させると共に、それ以外のときは0.7
5からスタートして同一傾斜角で1分間徐々に減少させ
る様に設定する。この補正値は後述の如くリフト指令値
に乗じて最終指令値を修正するものであることから、始
動時は比較的少量の還流量でスタートして徐々に増加さ
せることとなり、エンジンの運転性に悪影響を及ぼすこ
となく排気還流を実行することが出来るものである。
フロー・チャートに戻ると、続いて335においてリフ
ト指令値L CMDに補正値を乗じて補正する。而して
、336において補正値が1.0に達することが[認さ
れるとS37でフラグF EGR2は0にリセットされ
るので、その後に本プログラムが起動されたときはS2
6で否定され、338でも否定されてS39で補正値を
1.0に固定されることとなる。
ト指令値L CMDに補正値を乗じて補正する。而して
、336において補正値が1.0に達することが[認さ
れるとS37でフラグF EGR2は0にリセットされ
るので、その後に本プログラムが起動されたときはS2
6で否定され、338でも否定されてS39で補正値を
1.0に固定されることとなる。
本実施例においてはエンジン始動時からの経過時間を計
測し、少量の排気還流量でスタートすると共に経時的に
増加させる様に構成し、また低温始動時は其れ以外の場
合に比して更に排気還流量を少なくしているので、エン
ジン停止後短時間で再始動した場合など水温は高温であ
るが吸排気系等は低温である場合のみならず、通常の低
温始動乃至は高温始動等あらゆる始動運転状態において
も始動直後の燃焼状態に応じて適切に排気還流量を供給
することが出来、運転性を悪化させることなく、排気ガ
ス特性を向上させることが出来る(発明の効果) 本発明は、内燃エンジンの排気通路と吸気通路とを接続
する排気還流路に配設した排気還流弁の弁開度を前記内
燃エンジンの運転パラメータ値に応じて制御する内燃エ
ンジンの排気還流制御方法において、エンジン始動後の
経過時間を計測すると共に、前記経過時間に応じて前記
排気還流量を増加させる様に構成したので、低温始動時
のみならず高温始動時においても始動直後の燃焼状態に
応じて排気還流量の制御を適切に行うことが出来、始動
直後の運転性を安定化することが出来ると共に、排気ガ
ス特性を向上させることが出来る利点を備える。
測し、少量の排気還流量でスタートすると共に経時的に
増加させる様に構成し、また低温始動時は其れ以外の場
合に比して更に排気還流量を少なくしているので、エン
ジン停止後短時間で再始動した場合など水温は高温であ
るが吸排気系等は低温である場合のみならず、通常の低
温始動乃至は高温始動等あらゆる始動運転状態において
も始動直後の燃焼状態に応じて適切に排気還流量を供給
することが出来、運転性を悪化させることなく、排気ガ
ス特性を向上させることが出来る(発明の効果) 本発明は、内燃エンジンの排気通路と吸気通路とを接続
する排気還流路に配設した排気還流弁の弁開度を前記内
燃エンジンの運転パラメータ値に応じて制御する内燃エ
ンジンの排気還流制御方法において、エンジン始動後の
経過時間を計測すると共に、前記経過時間に応じて前記
排気還流量を増加させる様に構成したので、低温始動時
のみならず高温始動時においても始動直後の燃焼状態に
応じて排気還流量の制御を適切に行うことが出来、始動
直後の運転性を安定化することが出来ると共に、排気ガ
ス特性を向上させることが出来る利点を備える。
第1図は本発明の実施に使用する内燃エンジンの排気還
流制御装置の全体構成を示す概略図、第2図は其の中の
ECUの内部構成を示すブロック図、第3図(A)(B
)は該ECUの動作として示される本発明に係る内燃エ
ンジンの排気還流制御方法を説明するフロー・チャート
及び第4図は其の中の排気還流量の時間補正特性を説明
するグラフである。 109.内燃エンジン、218.吸気管(吸気通路)、
5.、、ECU、96.、エンジン冷却水温(T−)セ
ンサ、11. 、 、排気管(排気通路)、20.、、
排気還流機構、22.、、排気還流弁、28.、、弁リ
フトセンサ 出願人 本田技研工業株式会社 代理人 弁理士 吉 1) 豊 第1図 第4図
流制御装置の全体構成を示す概略図、第2図は其の中の
ECUの内部構成を示すブロック図、第3図(A)(B
)は該ECUの動作として示される本発明に係る内燃エ
ンジンの排気還流制御方法を説明するフロー・チャート
及び第4図は其の中の排気還流量の時間補正特性を説明
するグラフである。 109.内燃エンジン、218.吸気管(吸気通路)、
5.、、ECU、96.、エンジン冷却水温(T−)セ
ンサ、11. 、 、排気管(排気通路)、20.、、
排気還流機構、22.、、排気還流弁、28.、、弁リ
フトセンサ 出願人 本田技研工業株式会社 代理人 弁理士 吉 1) 豊 第1図 第4図
Claims (1)
- 内燃エンジンの排気通路と吸気通路とを接続する排気
還流路に配設した排気還流弁の弁開度を前記内燃エンジ
ンの運転パラメータ値に応じて制御する内燃エンジンの
排気還流制御方法において、エンジン始動後の経過時間
を計測すると共に、前記経過時間に応じて前記排気還流
量を増大させることを特徴とする内燃エンジンの排気還
流制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63256511A JPH02104961A (ja) | 1988-10-12 | 1988-10-12 | 内燃エンジンの排気還流制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63256511A JPH02104961A (ja) | 1988-10-12 | 1988-10-12 | 内燃エンジンの排気還流制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02104961A true JPH02104961A (ja) | 1990-04-17 |
Family
ID=17293643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63256511A Pending JPH02104961A (ja) | 1988-10-12 | 1988-10-12 | 内燃エンジンの排気還流制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02104961A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006297567A (ja) * | 2005-04-22 | 2006-11-02 | Yukiwa Seiko Inc | 工具保持体及び回転工作装置 |
US10265817B2 (en) | 2013-03-06 | 2019-04-23 | SFI Alpha Spin Ltd. | Turbine driven power unit for a cutting tool |
-
1988
- 1988-10-12 JP JP63256511A patent/JPH02104961A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006297567A (ja) * | 2005-04-22 | 2006-11-02 | Yukiwa Seiko Inc | 工具保持体及び回転工作装置 |
US10265817B2 (en) | 2013-03-06 | 2019-04-23 | SFI Alpha Spin Ltd. | Turbine driven power unit for a cutting tool |
US10414007B2 (en) | 2013-03-06 | 2019-09-17 | SFI Alpha Spin Ltd. | Turbine driven power unit for a cutting tool |
US11020833B2 (en) | 2013-03-06 | 2021-06-01 | Wto, Inc. | Turbine driven power unit for a cutting tool |
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