JPH02104915A - 多弁形エンジンの燃焼室 - Google Patents
多弁形エンジンの燃焼室Info
- Publication number
- JPH02104915A JPH02104915A JP25600088A JP25600088A JPH02104915A JP H02104915 A JPH02104915 A JP H02104915A JP 25600088 A JP25600088 A JP 25600088A JP 25600088 A JP25600088 A JP 25600088A JP H02104915 A JPH02104915 A JP H02104915A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- intake
- combustive
- inlet
- valves
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 title claims description 23
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/24—Cylinder heads
- F02F1/42—Shape or arrangement of intake or exhaust channels in cylinder heads
- F02F1/4214—Shape or arrangement of intake or exhaust channels in cylinder heads specially adapted for four or more valves per cylinder
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は3個の吸気弁と2個の排気弁とからなる5個
のポペット弁を持つ4行程エンジンの燃焼室に関するも
のでアシ、特にその低速安定性を改良するための構造に
関する。
のポペット弁を持つ4行程エンジンの燃焼室に関するも
のでアシ、特にその低速安定性を改良するための構造に
関する。
従来、自動車用として用いられる4行程エンジンのうち
、−気筒あたりの行程容積が大きいものでは、それに応
じて動弁系の慣性重量が増大し最高回転速度が低く抑え
られるので、これを避けるために、弁径の大きい吸気弁
の数を弁径の小さい排気弁より多くしてエンジンの最高
回転速度を増すことが知られている(例えば、特開昭6
0−145419号公報他)。
、−気筒あたりの行程容積が大きいものでは、それに応
じて動弁系の慣性重量が増大し最高回転速度が低く抑え
られるので、これを避けるために、弁径の大きい吸気弁
の数を弁径の小さい排気弁より多くしてエンジンの最高
回転速度を増すことが知られている(例えば、特開昭6
0−145419号公報他)。
しかしながら、上記複数の吸気弁を備えたものでは、単
数の弁を備えたものに較べ、仮に吸気弁の周長を等しく
設定しても開弁初期における弁口の通気面積の増大が著
しく、吸排気弁のオーバーラツプを小さく設定しなけれ
ば吸気側へ吹き返す既燃ガス量が増してアイドリンクを
含む低速安定性を阻害することが知られており、これを
防ぐためにオーバーランプを小さく設定すれば高速運転
時の出力が低下する不具合がある。
数の弁を備えたものに較べ、仮に吸気弁の周長を等しく
設定しても開弁初期における弁口の通気面積の増大が著
しく、吸排気弁のオーバーラツプを小さく設定しなけれ
ば吸気側へ吹き返す既燃ガス量が増してアイドリンクを
含む低速安定性を阻害することが知られており、これを
防ぐためにオーバーランプを小さく設定すれば高速運転
時の出力が低下する不具合がある。
この発明は上記不具合を除くために、吸気弁の開弁初期
の通気量を制限することを目的としてなされたもので、
吸気側に3個と排気側に2個との弁を備えた比較的浅い
半球形の燃焼凹部を有し、その燃焼凹部は各弁の外面に
近接して設けられた外側面によって形成され、その外側
面は吸排気弁の間で互いに連結されシリンダヘッドの下
面にシリンダ軸芯方向へ突出する略三角形のスキツシユ
エリヤを形成したものである。
の通気量を制限することを目的としてなされたもので、
吸気側に3個と排気側に2個との弁を備えた比較的浅い
半球形の燃焼凹部を有し、その燃焼凹部は各弁の外面に
近接して設けられた外側面によって形成され、その外側
面は吸排気弁の間で互いに連結されシリンダヘッドの下
面にシリンダ軸芯方向へ突出する略三角形のスキツシユ
エリヤを形成したものである。
各弁の外面は燃焼凹部の外側面によって覆われているの
で、その開弁初期には外側面によって球の流動が阻止さ
れ、実質的なオーバーラツプが減じる。
で、その開弁初期には外側面によって球の流動が阻止さ
れ、実質的なオーバーラツプが減じる。
以下、図示の実施例によってこの発明を説明すると、第
2図中、1は5弁形4行程エンジンであり、その燃焼室
2はシリンダブロック3とシリンダヘッド4および図示
してないピストンによって形成されている。シリンダヘ
ッド4に形成された燃焼凹部4aには第1図で示すよう
に3個の吸気弁5と2個の排気弁6とによって開閉され
る弁口が開口している。両弁5.6はそれぞれカム軸7
a。
2図中、1は5弁形4行程エンジンであり、その燃焼室
2はシリンダブロック3とシリンダヘッド4および図示
してないピストンによって形成されている。シリンダヘ
ッド4に形成された燃焼凹部4aには第1図で示すよう
に3個の吸気弁5と2個の排気弁6とによって開閉され
る弁口が開口している。両弁5.6はそれぞれカム軸7
a。
リフタ7b、 弁ばね7Cからなる周知の動弁機構7
によって開閉され、各弁口はそれぞれ吸気通路8と排気
通路9とに通じている。10は点火栓である。
によって開閉され、各弁口はそれぞれ吸気通路8と排気
通路9とに通じている。10は点火栓である。
この発明において燃焼室2は、吸気弁側の斜面と排気弁
側の斜面とからなり、はソ公知の略半球式に類している
。すなわち、燃焼凹部4aはシリンダ孔3aの上部に面
して吸排気弁5.6の外径よりや\大径の外側面4bを
有しており、それらは吸排気弁5.6の間で互いに連結
され、シリンダヘッド4の下面にシリンダ孔3aと外側
面4bとに形成されシリンダ軸芯方向へ突出する略三角
形のスキッシュエリヤSを形成する。
側の斜面とからなり、はソ公知の略半球式に類している
。すなわち、燃焼凹部4aはシリンダ孔3aの上部に面
して吸排気弁5.6の外径よりや\大径の外側面4bを
有しており、それらは吸排気弁5.6の間で互いに連結
され、シリンダヘッド4の下面にシリンダ孔3aと外側
面4bとに形成されシリンダ軸芯方向へ突出する略三角
形のスキッシュエリヤSを形成する。
なお、このスキツシユエリヤSは必ずしもこの例のよう
に鋭い先端を必要とせず、例えば第3図で示すようにす
ることもあり、この場合は吸気行程中に生じる燃焼室内
の吸気渦流の流れが活発に行われる。
に鋭い先端を必要とせず、例えば第3図で示すようにす
ることもあり、この場合は吸気行程中に生じる燃焼室内
の吸気渦流の流れが活発に行われる。
次にこのエンジンの動作について説明すると、排気行程
の終期、ピストンが上死点に接近すると排気弁6が未だ
閉じない以前に吸気弁5が開き、いわゆるオーバーラツ
プの状態を生む。このときエンジンの高速運転時には排
気口から流出する既燃ガスに吸気が吸いだされる形で吸
気が効率よく燃焼室2に流入する。反面、低速運転時に
は排気口から流出した既燃ガスの一部が吸気通路8内の
吸気負圧に引かれて吸気通路内へ吹き返すので、オーバ
ーランプが過大になると吸気中の既燃ガス割合を増大さ
せるためエンジンの低速安定性を阻害する傾向を生じる
。
の終期、ピストンが上死点に接近すると排気弁6が未だ
閉じない以前に吸気弁5が開き、いわゆるオーバーラツ
プの状態を生む。このときエンジンの高速運転時には排
気口から流出する既燃ガスに吸気が吸いだされる形で吸
気が効率よく燃焼室2に流入する。反面、低速運転時に
は排気口から流出した既燃ガスの一部が吸気通路8内の
吸気負圧に引かれて吸気通路内へ吹き返すので、オーバ
ーランプが過大になると吸気中の既燃ガス割合を増大さ
せるためエンジンの低速安定性を阻害する傾向を生じる
。
一方、この実施例では吸排気弁の外側がシリンダヘッド
4に形成された略半円筒形の外側面4bで覆われている
ため、各弁の外側面では開弁後も初期には実質的な気流
を生ぜず、オーバーラツプを短縮したのと実質的に同様
な効果を生じる。各弁が大きく開弁すると燃焼凹部4a
は比較的浅く作られているので、各弁はシリンダヘッド
4の下面よりシリンダ孔3a内へ突出し、前記した気流
の流動の阻害は消滅し従来と同様に能率よく吸排気され
る。なお、外側面4bを形成するスキツシユエリヤSは
従来と同様に圧縮行程終期における燃焼室室内の吸気に
激しい乱流を生じさせ、その燃焼速度、延いては燃焼効
率を向上させる。
4に形成された略半円筒形の外側面4bで覆われている
ため、各弁の外側面では開弁後も初期には実質的な気流
を生ぜず、オーバーラツプを短縮したのと実質的に同様
な効果を生じる。各弁が大きく開弁すると燃焼凹部4a
は比較的浅く作られているので、各弁はシリンダヘッド
4の下面よりシリンダ孔3a内へ突出し、前記した気流
の流動の阻害は消滅し従来と同様に能率よく吸排気され
る。なお、外側面4bを形成するスキツシユエリヤSは
従来と同様に圧縮行程終期における燃焼室室内の吸気に
激しい乱流を生じさせ、その燃焼速度、延いては燃焼効
率を向上させる。
この発明は以上のように、比較的浅い半球形の燃焼凹部
に5個の吸排気弁を有し、外面に近接して設けられた燃
焼凹部4aの外側面によって各弁の外側を覆ったもので
あるから、簡単な構造によって吸気弁の開弁初期におけ
るオーバーラツプを実質的に減少させ、多弁形エンジン
の有する低速運転時の燃焼安定性を向上させる効果があ
る。
に5個の吸排気弁を有し、外面に近接して設けられた燃
焼凹部4aの外側面によって各弁の外側を覆ったもので
あるから、簡単な構造によって吸気弁の開弁初期におけ
るオーバーラツプを実質的に減少させ、多弁形エンジン
の有する低速運転時の燃焼安定性を向上させる効果があ
る。
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は燃焼
室の正面図、第2図はその■−■断面図、第3図は変形
例を示す第1図相当の正面図である。 4a・・・・燃焼凹部、4b ・・・・外側面、5・・
・・吸気弁、6・・・・排気弁。 特許出願人 ヤマハ発動機株式会社 代 理 人 山 川 政 樹(ほか2名)第1図 第3図 第2図
室の正面図、第2図はその■−■断面図、第3図は変形
例を示す第1図相当の正面図である。 4a・・・・燃焼凹部、4b ・・・・外側面、5・・
・・吸気弁、6・・・・排気弁。 特許出願人 ヤマハ発動機株式会社 代 理 人 山 川 政 樹(ほか2名)第1図 第3図 第2図
Claims (1)
- 吸気側に3個と排気側に2個との弁を備えた比較的浅
い半球形の燃焼凹部を有し、その燃焼凹部は各弁の外面
に近接して設けられた外側面によつて形成され、その外
側面は吸排気弁の間で互いに連結されシリンダヘツドの
下面にシリンダ軸芯方向へ突出する略三角形のスキツシ
ユエリヤを構成している多弁形エンジンの燃焼室。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63256000A JP2909588B2 (ja) | 1988-10-13 | 1988-10-13 | 多弁形エンジンの燃焼室 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63256000A JP2909588B2 (ja) | 1988-10-13 | 1988-10-13 | 多弁形エンジンの燃焼室 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02104915A true JPH02104915A (ja) | 1990-04-17 |
JP2909588B2 JP2909588B2 (ja) | 1999-06-23 |
Family
ID=17286513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63256000A Expired - Lifetime JP2909588B2 (ja) | 1988-10-13 | 1988-10-13 | 多弁形エンジンの燃焼室 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2909588B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6428715B2 (ja) | 2016-07-06 | 2018-11-28 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60102428U (ja) * | 1983-12-17 | 1985-07-12 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の燃焼室構造 |
JPS60224921A (ja) * | 1984-04-23 | 1985-11-09 | Toyota Motor Corp | 2吸気弁式内燃機関の燃焼室 |
JPS6218336U (ja) * | 1985-07-19 | 1987-02-03 | ||
JPS6240224U (ja) * | 1985-08-28 | 1987-03-10 |
-
1988
- 1988-10-13 JP JP63256000A patent/JP2909588B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60102428U (ja) * | 1983-12-17 | 1985-07-12 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の燃焼室構造 |
JPS60224921A (ja) * | 1984-04-23 | 1985-11-09 | Toyota Motor Corp | 2吸気弁式内燃機関の燃焼室 |
JPS6218336U (ja) * | 1985-07-19 | 1987-02-03 | ||
JPS6240224U (ja) * | 1985-08-28 | 1987-03-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2909588B2 (ja) | 1999-06-23 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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