JPH02101655A - 光磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents
光磁気記録媒体の製造方法Info
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- JPH02101655A JPH02101655A JP25248388A JP25248388A JPH02101655A JP H02101655 A JPH02101655 A JP H02101655A JP 25248388 A JP25248388 A JP 25248388A JP 25248388 A JP25248388 A JP 25248388A JP H02101655 A JPH02101655 A JP H02101655A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、主として光磁気記録媒体の製造方法に関し、
特に基板の熱処理の改良により特性の向上した光磁気記
録媒体の提供を可能にする方法に関するものである。
特に基板の熱処理の改良により特性の向上した光磁気記
録媒体の提供を可能にする方法に関するものである。
高密度で大容量でちることまた記録再生ヘッドと非接触
であること消去、再記録が容易であること等多くの特徴
を有する光磁気記録媒体は高速データファイルや映像記
録の記録媒体として、近年上〇開発実用化が活発に進め
られている。そしてその形態は、基板上にg電体保禮層
等の薄膜や希土類金属及び遷移金属等を主体とする薄膜
等からなる光磁気記録層を設けたものが一般的である。
であること消去、再記録が容易であること等多くの特徴
を有する光磁気記録媒体は高速データファイルや映像記
録の記録媒体として、近年上〇開発実用化が活発に進め
られている。そしてその形態は、基板上にg電体保禮層
等の薄膜や希土類金属及び遷移金属等を主体とする薄膜
等からなる光磁気記録層を設けたものが一般的である。
光磁気記録媒体の基板としては、ガラスあるいはポリカ
ーボネート、ポリメチルメタクリレート、エポキシ等の
樹脂が使用される。ガラス基板は、光学的特性、表面性
、化学的安定性に優れる反面、量産加工性が低いこと、
壊れ易く取り扱いが難しいこと、高価であること等の問
題がある。それに対し、樹脂基板は、量産加工性が高く
取り扱いが容易であること、比較的安価であること等の
利点を有しており現在樹脂基板を主体V′c開発が進め
られている。なかでも、特開昭1!12−2126弘6
号公報、特開昭62−26弘≠63号公報、特開昭63
−27627号公報等に開示されているポリカーボネー
ト基板は、光透過率に優れ、表面での複屈折が少なくか
つ吸湿性も低く、嘔らにコストも安く光磁気記録媒体用
の基板として有望視されている。
ーボネート、ポリメチルメタクリレート、エポキシ等の
樹脂が使用される。ガラス基板は、光学的特性、表面性
、化学的安定性に優れる反面、量産加工性が低いこと、
壊れ易く取り扱いが難しいこと、高価であること等の問
題がある。それに対し、樹脂基板は、量産加工性が高く
取り扱いが容易であること、比較的安価であること等の
利点を有しており現在樹脂基板を主体V′c開発が進め
られている。なかでも、特開昭1!12−2126弘6
号公報、特開昭62−26弘≠63号公報、特開昭63
−27627号公報等に開示されているポリカーボネー
ト基板は、光透過率に優れ、表面での複屈折が少なくか
つ吸湿性も低く、嘔らにコストも安く光磁気記録媒体用
の基板として有望視されている。
前記光磁気記録媒体用の樹脂基板は、ポリカーボネート
等の樹脂素材を射出成形法等で規定の寸法のディスクに
成形することにより製造されるのが一般的である。とこ
ろが、ポリカーボネート基板には成形工程に伴う固有の
光学歪みがあり、これがいわゆる複屈折として挙動して
、しばしば光磁気記録媒体のC/Nを低下させるCとが
あった。
等の樹脂素材を射出成形法等で規定の寸法のディスクに
成形することにより製造されるのが一般的である。とこ
ろが、ポリカーボネート基板には成形工程に伴う固有の
光学歪みがあり、これがいわゆる複屈折として挙動して
、しばしば光磁気記録媒体のC/Nを低下させるCとが
あった。
この光学歪みを除去するために例えば′瞳開昭乙λ−/
377弘7号公報に開示されているように高分子基板の
熱変形偏度以下の温度で熱処理する方法、特開昭1.2
−21.22≠を号公報に開示されているようにポリカ
ーボネート基板を/30’(:以下の錦iで熱処理する
方法、さらに、「プラスチック材料講座jJ(松金幹夫
著 日刊工業新聞社 昭オロ弘弘年2月30日初版発
行)には、ポリカーボネートを/300Cで20日間熱
処理することによって集中応力を除去する方法等が提案
されている。
377弘7号公報に開示されているように高分子基板の
熱変形偏度以下の温度で熱処理する方法、特開昭1.2
−21.22≠を号公報に開示されているようにポリカ
ーボネート基板を/30’(:以下の錦iで熱処理する
方法、さらに、「プラスチック材料講座jJ(松金幹夫
著 日刊工業新聞社 昭オロ弘弘年2月30日初版発
行)には、ポリカーボネートを/300Cで20日間熱
処理することによって集中応力を除去する方法等が提案
されている。
しかしながら、ポリカーボネート基板の製造に伴う付随
的な問題として、熱処理によって基板に反りが生じ基板
の機械特性が不安定となってこの基板を用いた光磁気記
録媒体を記録再生用ドライブにかけた際、特に高速回転
(/100.3600rpm等)、時、トラッキングの
安定性が損なわれ、再生が不能になることさえある。こ
の問題を軽減するために、スパッタされた薄膜の内部応
力を小さくすること、予め基板に逆の反りをつけて成形
すること等の方法が提案されている。
的な問題として、熱処理によって基板に反りが生じ基板
の機械特性が不安定となってこの基板を用いた光磁気記
録媒体を記録再生用ドライブにかけた際、特に高速回転
(/100.3600rpm等)、時、トラッキングの
安定性が損なわれ、再生が不能になることさえある。こ
の問題を軽減するために、スパッタされた薄膜の内部応
力を小さくすること、予め基板に逆の反りをつけて成形
すること等の方法が提案されている。
しかしながら、従来の方法では光学歪みを充分に除去し
、C/Hの高い光磁気記録媒体を得ることと基板の反り
をなくし機械的特性が安定した光磁気記録媒体を祷るこ
とを両立させることが困難であった。すなわち、熱処理
温度が低すぎると基板の反りは発生しないが、光学歪み
は充分に除去することができず、また、熱処理温度が高
すぎると光学歪みは除去できても基板の反りを発生させ
てしまっていたすなわち、従来提案されてきた基板の処
理方法では上記の光学歪みの除去と基板の反りの発生の
防止を両立させる条件が見出されていない。
、C/Hの高い光磁気記録媒体を得ることと基板の反り
をなくし機械的特性が安定した光磁気記録媒体を祷るこ
とを両立させることが困難であった。すなわち、熱処理
温度が低すぎると基板の反りは発生しないが、光学歪み
は充分に除去することができず、また、熱処理温度が高
すぎると光学歪みは除去できても基板の反りを発生させ
てしまっていたすなわち、従来提案されてきた基板の処
理方法では上記の光学歪みの除去と基板の反りの発生の
防止を両立させる条件が見出されていない。
基板に予め反9t−つけておく方法においても、その反
ジの度合い(反り角)の調節が難しく上記の誘電を達成
することが容易でなかった。
ジの度合い(反り角)の調節が難しく上記の誘電を達成
することが容易でなかった。
本発明は、上記の従来技術の問題点に鑑みなされたもの
であり、特にポリカーボネート基板の熱処理方法全改良
することによって光学歪みが小さくC/Nが高い且つ反
りがなく機械特性の安定した光磁気記録媒体を提供する
ことを目的としている。
であり、特にポリカーボネート基板の熱処理方法全改良
することによって光学歪みが小さくC/Nが高い且つ反
りがなく機械特性の安定した光磁気記録媒体を提供する
ことを目的としている。
上記本発明の目的は、ティスフ状に成形されたポリカー
ボネート基板を、熱軟化湛度十10:l:20Cの条件
下で30分乃至2≠時間熱処理してから、該ポリカーボ
ネート基板上に光磁気記録層を設けることを特徴とする
光磁気記録媒体の製造方法により達成される。
ボネート基板を、熱軟化湛度十10:l:20Cの条件
下で30分乃至2≠時間熱処理してから、該ポリカーボ
ネート基板上に光磁気記録層を設けることを特徴とする
光磁気記録媒体の製造方法により達成される。
本発明においては、射出成形法等によってポリカーボネ
ートを光磁気記録媒体用に規定された所定の寸法にティ
スフ状に成形されたポリカーボネート基板を、ポリカー
ボネートの熱軟化温度(/λ/乃至/220C)よpも
ほぼIOC高い732°Cを中心に±2°Cの精度で調
整された温度で特定の範囲内の時間熱処理することによ
って、光学歪みを除去すると同時に反りの発生も防止す
ることができる。すなわち、光学歪みを光分に除去する
ために熱処理温度には閾値があり、ある温度を越えると
急速に基板に反りが発生しついにはグループが消失する
ことが分かった。さらに、この閾値の温度での熱処理に
よF)光学歪みを除去するためには適正な処理時間があ
り、長ずざると基板に反りが発生することが分かった。
ートを光磁気記録媒体用に規定された所定の寸法にティ
スフ状に成形されたポリカーボネート基板を、ポリカー
ボネートの熱軟化温度(/λ/乃至/220C)よpも
ほぼIOC高い732°Cを中心に±2°Cの精度で調
整された温度で特定の範囲内の時間熱処理することによ
って、光学歪みを除去すると同時に反りの発生も防止す
ることができる。すなわち、光学歪みを光分に除去する
ために熱処理温度には閾値があり、ある温度を越えると
急速に基板に反りが発生しついにはグループが消失する
ことが分かった。さらに、この閾値の温度での熱処理に
よF)光学歪みを除去するためには適正な処理時間があ
り、長ずざると基板に反りが発生することが分かった。
以上の検討結果に基づき上記の熱処理条件が本発明の目
的を達成する上で最も好ましいものであることが分かっ
た。
的を達成する上で最も好ましいものであることが分かっ
た。
本発明の方法における前記ポリカーボネート基板の熱処
理の際の設定温度は/J、2(’C)を中心に±2″C
の範囲に温度の変動をコントロールすることが望ましい
。前記熱処理の設定温度が/3コ 0Cよりも高くなる
と温度上昇とともに急激に反りが発生し易くなジ、゛ま
た/31uCよりも低くなると光学歪みが除去が光分に
できなくなるので好ましくない。温度制御中が±2°C
よジも大きくなると反りの防止と光学歪みの除去が両立
しなくなるので好1しくない。
理の際の設定温度は/J、2(’C)を中心に±2″C
の範囲に温度の変動をコントロールすることが望ましい
。前記熱処理の設定温度が/3コ 0Cよりも高くなる
と温度上昇とともに急激に反りが発生し易くなジ、゛ま
た/31uCよりも低くなると光学歪みが除去が光分に
できなくなるので好ましくない。温度制御中が±2°C
よジも大きくなると反りの防止と光学歪みの除去が両立
しなくなるので好1しくない。
1だ、前記ポリカーボネート基板の熱処理の時間は少な
くとも30分以上2≠時間以下行うことが望ましく、さ
らに4筐しくけ、30分乃至r時間である。前記熱処理
の時間が短いと光学歪みの除去が光分に行えずまた長す
ぎると機械的反りの発生が起こるようになる。
くとも30分以上2≠時間以下行うことが望ましく、さ
らに4筐しくけ、30分乃至r時間である。前記熱処理
の時間が短いと光学歪みの除去が光分に行えずまた長す
ぎると機械的反りの発生が起こるようになる。
本発明の方法における前記ポリカーボネート基板の熱処
理は通常恒温槽の中に放置することによって行う。
理は通常恒温槽の中に放置することによって行う。
本発明においてに前述のようにポリカーボネート基板を
熱処理した後にその上に光磁気記録層が形成される。光
磁気記録Jti+は通常遷移金属、希土類金属を生体と
する記録層の薄膜と該記録層をサンドイッチした形でそ
の上下に例えば5iQx1SiNx、AlNx及びZn
8等の酸化物、窒化物及び瞳化物等誘電体保護f−の薄
膜が積層されて設けらることにより前記ポリカーボネー
ト基板上に光磁気記録層が形成される。これらの薄膜の
成膜方法は、スパッタリング法で行うのが一般的である
。
熱処理した後にその上に光磁気記録層が形成される。光
磁気記録Jti+は通常遷移金属、希土類金属を生体と
する記録層の薄膜と該記録層をサンドイッチした形でそ
の上下に例えば5iQx1SiNx、AlNx及びZn
8等の酸化物、窒化物及び瞳化物等誘電体保護f−の薄
膜が積層されて設けらることにより前記ポリカーボネー
ト基板上に光磁気記録層が形成される。これらの薄膜の
成膜方法は、スパッタリング法で行うのが一般的である
。
本発明においては、前記光磁気記録層を前記ポリカーボ
ネート基板上に設ける前に前述したような条件でポリカ
ーボネート基板に熱処理を施しているので基板の複屈折
によるノイズレベルの増大がなくまた基板の反りの発生
も抑えられているのでC/Nが高く、且つ機械特性も安
定した光磁気記録媒体を得ることができる。
ネート基板上に設ける前に前述したような条件でポリカ
ーボネート基板に熱処理を施しているので基板の複屈折
によるノイズレベルの増大がなくまた基板の反りの発生
も抑えられているのでC/Nが高く、且つ機械特性も安
定した光磁気記録媒体を得ることができる。
本発明とは相違して前記ポリカーボネート基板の熱処理
を前記光磁気記録層を設けてから行う場合は、低酸素雰
囲気中で行わないと、アモルファス遷移金篇希土類金属
系記録層の酸化による劣化を促進させるので、本発明の
方法に比較して問題がある。
を前記光磁気記録層を設けてから行う場合は、低酸素雰
囲気中で行わないと、アモルファス遷移金篇希土類金属
系記録層の酸化による劣化を促進させるので、本発明の
方法に比較して問題がある。
本発明の方法において便用さ扛るディスク状の前記ポリ
カーボネート基板の大きさ寸法には特に制限はない。
カーボネート基板の大きさ寸法には特に制限はない。
また、本発明の方法の効果はポリカーボネート基板に限
定されるものでもなく他の透明樹脂基板であっても複屈
折の太きいものについては同様な効果を得ることができ
る。すなわち、その樹脂の熱軟化温度よりもほぼIO’
C高い設定温度で熱処理することにより同様な効果が期
待される。
定されるものでもなく他の透明樹脂基板であっても複屈
折の太きいものについては同様な効果を得ることができ
る。すなわち、その樹脂の熱軟化温度よりもほぼIO’
C高い設定温度で熱処理することにより同様な効果が期
待される。
本発明の方法が適用される前記光磁気記録媒体の前記光
磁気記録層の厚さ(な、遷移金属及び希土類金属を主体
とした薄膜に代表される記録層の薄膜の厚さとしては、
200乃至2000にであることが望1しく、前記誘電
体保護層の薄膜の厚さとしては、100乃至2000に
であることが望ましい。
磁気記録層の厚さ(な、遷移金属及び希土類金属を主体
とした薄膜に代表される記録層の薄膜の厚さとしては、
200乃至2000にであることが望1しく、前記誘電
体保護層の薄膜の厚さとしては、100乃至2000に
であることが望ましい。
本発明において適用される前記光磁気記録媒体の光磁気
記録層の記録層の素材としては前述した遷移金属及び希
土類金属を含めて各種の酸化物及び金属の磁性体の薄膜
が使用できる。例えは、MnB11MnAlGe、Mn
CuB1 等の結晶性材料、GdIG、Bi8mEr
GaIG%BiSmYbCoGeIG、等の単結晶材料
、さらに、GdCo。
記録層の記録層の素材としては前述した遷移金属及び希
土類金属を含めて各種の酸化物及び金属の磁性体の薄膜
が使用できる。例えは、MnB11MnAlGe、Mn
CuB1 等の結晶性材料、GdIG、Bi8mEr
GaIG%BiSmYbCoGeIG、等の単結晶材料
、さらに、GdCo。
GdFe、TbFe%DyFe、GdFeB1゜GdT
bFe、GdTbCo%TbFeCo%TbFeNi等
の非晶質材料を用いた薄膜である。中でも感度、C/N
等の点で希土類金属、遷移金属を主体とする記録層が最
も好ましい。
bFe、GdTbCo%TbFeCo%TbFeNi等
の非晶質材料を用いた薄膜である。中でも感度、C/N
等の点で希土類金属、遷移金属を主体とする記録層が最
も好ましい。
本発明の新規な特徴を以下の実施例及び比較例に基づい
て説明する。
て説明する。
/30φ、厚さ19.2龍に射出成形されたポリカーボ
ネート基板を、恒温槽(ヤマト科学■製クリーンオーブ
ン)中に2時間放置して、前記ポリカーボネート基板の
熱処理を行った。
ネート基板を、恒温槽(ヤマト科学■製クリーンオーブ
ン)中に2時間放置して、前記ポリカーボネート基板の
熱処理を行った。
その際の設定温度、温度の制御中を第1表のように変え
て試料aからejでの6種類のポリカーボネート基板の
試料を作成した。なお、比較の為に熱処理せずに室温ド
に放置したポリカーボネート基板の試料として試料fも
作成した。
て試料aからejでの6種類のポリカーボネート基板の
試料を作成した。なお、比較の為に熱処理せずに室温ド
に放置したポリカーボネート基板の試料として試料fも
作成した。
シカル後にマグネトロンスパッタリング法によって、前
記の各ポリカーボネート基板の試料の上に厚さりooh
のSiNxのvj電体保護層の薄膜、厚さ10OOAの
TbFeCoの記録層薄膜、厚さ10OOAのSiNx
のルg電体保設置−の薄膜を順次この順蒼で成膜して、
前記ポリカーボネート基板上に3層構成の光磁気記録層
を設けた光磁気記録媒体の試料AからF−Eでを得た。
記の各ポリカーボネート基板の試料の上に厚さりooh
のSiNxのvj電体保護層の薄膜、厚さ10OOAの
TbFeCoの記録層薄膜、厚さ10OOAのSiNx
のルg電体保設置−の薄膜を順次この順蒼で成膜して、
前記ポリカーボネート基板上に3層構成の光磁気記録層
を設けた光磁気記録媒体の試料AからF−Eでを得た。
以上のようにして得た前記ポリカーボネート基板の各試
料の複屈折及び反Vを以下のような条件で測定した。l
た、光磁気記録媒体の各試料のC/N’に以下のような
条件で測定した。
料の複屈折及び反Vを以下のような条件で測定した。l
た、光磁気記録媒体の各試料のC/N’に以下のような
条件で測定した。
得られ九結果が第2表及び第3表である。
なお、前記ポリカーボネート基板の熱軟化温度をAST
M−DA4t、5’により荷重lに、乙ゆ/工2を印加
してlll11定したところ/22 °Cであった。
M−DA4t、5’により荷重lに、乙ゆ/工2を印加
してlll11定したところ/22 °Cであった。
複屈折の測定方法: Nk=0.srの光学ヘッドに
よるFocussed HeBm (λ= I 3
(7nm)の反射光を用いてPAll定した。
よるFocussed HeBm (λ= I 3
(7nm)の反射光を用いてPAll定した。
反りの測定方法−半径60鶴位置の半径方向の反りと周
方向の反りの2乗和の平方根を反りの値とした。
方向の反りの2乗和の平方根を反りの値とした。
C/Nの測定方法: 差動方式の光字系を備え走光磁気
ディスクテスターを用いた。
ディスクテスターを用いた。
第1表
試料
設定温度
12コ0C
727°C
13λ0C
/32’C
l37°C
室 温
第2表
試料
複屈折
J2(nm)
コj(nm)
10(nm)
/ 0 (nm)
10(nm)
l≠0(nm)
制御温度中
±2°C比較例
±20C比較例
士2°C本発明
±50(: 比較例
±2’c 比較例
比較例
反り
J(mrad)
3 (mrad)
3 (mrad)
A(mrad)
り(mrad)
2 (mrad)
第3表
試料 C/N
A ≠弘(dB) 比較例
B ≠a(dB) 比較例
C≠r(dB) 本発明
D ≠7(dB) 比較例
E ≠r(dB) 比較例
F ≠J(dB) 比較例
〔夾す管口yリ−2’J
実施例−/の光磁気記録媒体の製造方法において、熱処
理温度を732士2(0C)として、熱処理時間(恒温
槽中における放置時間)を第μ表のように変えてポリカ
ーボネート基板を作成した後、そのポリカーボネート基
板上に実施N−/と同一の条件で同一の構成の光磁気記
録層を形■して光磁気記録媒体を得た。
理温度を732士2(0C)として、熱処理時間(恒温
槽中における放置時間)を第μ表のように変えてポリカ
ーボネート基板を作成した後、そのポリカーボネート基
板上に実施N−/と同一の条件で同一の構成の光磁気記
録層を形■して光磁気記録媒体を得た。
このとき得られたポリカーボネート基板の反りと光磁気
記録媒体のC/Nの測定値を同じく第μ表に示す。
記録媒体のC/Nの測定値を同じく第μ表に示す。
第μ表
熱処理時間 基板の反シ C/N0分 2 (
rr、rad) lAj (dB)20分 2
(mrad) 1ILj(dB)30分 −(m
rad) 弘7(dB)60分 J (mrad
) lit (dB)2時間 J (mrad
) IAI(dB)io待時間 J (mrad
) 4CJ’(dB)30時間 4L (mr
ad) III (dB)to待時間 4! (
mrad) IAI(dB)比較例 比較例 本発明 本発明 本発明 本発明 比較例 比較例 〔発明の効果〕 ポリカーボネート基板の熱処理における設定温度が13
20Cよシも低いとポリカーボネート基板の複屈折が大
きくなって、その結果その基板を使用した光磁気記録媒
体のC/Nが低下した(試料a、b、試料A、B)。ま
た、熱処理の設定温度が73−26Cを越えると反9が
大きくなった(試料e)。さらに、設定@度が/32”
Cであっても温度制御中が士j ’Cよりも大きい反り
が大きくなってし1つだ(試料d)。
rr、rad) lAj (dB)20分 2
(mrad) 1ILj(dB)30分 −(m
rad) 弘7(dB)60分 J (mrad
) lit (dB)2時間 J (mrad
) IAI(dB)io待時間 J (mrad
) 4CJ’(dB)30時間 4L (mr
ad) III (dB)to待時間 4! (
mrad) IAI(dB)比較例 比較例 本発明 本発明 本発明 本発明 比較例 比較例 〔発明の効果〕 ポリカーボネート基板の熱処理における設定温度が13
20Cよシも低いとポリカーボネート基板の複屈折が大
きくなって、その結果その基板を使用した光磁気記録媒
体のC/Nが低下した(試料a、b、試料A、B)。ま
た、熱処理の設定温度が73−26Cを越えると反9が
大きくなった(試料e)。さらに、設定@度が/32”
Cであっても温度制御中が士j ’Cよりも大きい反り
が大きくなってし1つだ(試料d)。
また、設定温度が732°Cで且つ温度制御中が±xO
cでちっても、熱処理時間が短く、30分未満であると
複屈折の除去が充分でない為か、C/Nが低下した(実
施例−コ) 従って、C/Nが大きく且つ反りがなく機械特性の面で
安定している光磁気記録媒体を得るには、ポリカーボネ
ート基板の熱処理を設定温度7320C1温度制御巾±
20Cの条件ですなわち/3λ±、?(’C)で30分
以上行う本発明の方法が有効であることが分かった。
cでちっても、熱処理時間が短く、30分未満であると
複屈折の除去が充分でない為か、C/Nが低下した(実
施例−コ) 従って、C/Nが大きく且つ反りがなく機械特性の面で
安定している光磁気記録媒体を得るには、ポリカーボネ
ート基板の熱処理を設定温度7320C1温度制御巾±
20Cの条件ですなわち/3λ±、?(’C)で30分
以上行う本発明の方法が有効であることが分かった。
事件の表示
発明の名称
補正をする者
事件との関係
昭和63年特願第212弘t3号
光磁気記録媒体の製造方法
雫許出願人
住 所 神奈川県南足柄市中沼210番地名 称(5
20)富士写真フィルム株式会社特許出願人 富士写真
フィルム株式会社連絡先 〒106東京都港区西麻布2丁目26番30号生 補正
の対象 明M書の「発明の詳細な説明」の欄 5、補正の内容 明細書の「発明の詳細な説明」の項の記載を下記の通シ
補正する。
20)富士写真フィルム株式会社特許出願人 富士写真
フィルム株式会社連絡先 〒106東京都港区西麻布2丁目26番30号生 補正
の対象 明M書の「発明の詳細な説明」の欄 5、補正の内容 明細書の「発明の詳細な説明」の項の記載を下記の通シ
補正する。
1)第1頁17〜/を行目の
「ポリカーボネートを光磁気記録媒体用に規定された」
を削除する。
2)第乙頁/行目の
「乃至lλ2 °C」の後に
r(AsTM Db4Lr、荷重it、乙ゆ/ cm
2による測定〕」 を挿入する。
2による測定〕」 を挿入する。
3)第6頁を行目の
「グループ」t
「グループ」
と補正する。
4)第≠頁3行目の
[0rpm等)、時、」を
「Orpm等)時、」
と補正する。
Claims (1)
- ディスク状に成形されたポリカーボネート基板を、熱軟
化温度+10±2℃の条件下で30分乃至24時間熱処
理してから、該ポリカーボネート基板上に光磁気記録層
を設けることを特徴とする光磁気記録媒体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25248388A JPH02101655A (ja) | 1988-10-06 | 1988-10-06 | 光磁気記録媒体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25248388A JPH02101655A (ja) | 1988-10-06 | 1988-10-06 | 光磁気記録媒体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02101655A true JPH02101655A (ja) | 1990-04-13 |
Family
ID=17238005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25248388A Pending JPH02101655A (ja) | 1988-10-06 | 1988-10-06 | 光磁気記録媒体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02101655A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004105014A1 (ja) * | 2003-05-23 | 2004-12-02 | Fujitsu Limited | 光磁気記録媒体およびその製造方法並びに光磁気記録装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63184943A (ja) * | 1987-01-28 | 1988-07-30 | Seiko Epson Corp | 光記録媒体の製造方法 |
JPS63220439A (ja) * | 1987-03-09 | 1988-09-13 | Fujitsu Ltd | 光磁気デイスクの製法 |
-
1988
- 1988-10-06 JP JP25248388A patent/JPH02101655A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63184943A (ja) * | 1987-01-28 | 1988-07-30 | Seiko Epson Corp | 光記録媒体の製造方法 |
JPS63220439A (ja) * | 1987-03-09 | 1988-09-13 | Fujitsu Ltd | 光磁気デイスクの製法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004105014A1 (ja) * | 2003-05-23 | 2004-12-02 | Fujitsu Limited | 光磁気記録媒体およびその製造方法並びに光磁気記録装置 |
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