JPH021006Y2 - - Google Patents

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JPH021006Y2
JPH021006Y2 JP10078183U JP10078183U JPH021006Y2 JP H021006 Y2 JPH021006 Y2 JP H021006Y2 JP 10078183 U JP10078183 U JP 10078183U JP 10078183 U JP10078183 U JP 10078183U JP H021006 Y2 JPH021006 Y2 JP H021006Y2
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JP
Japan
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power supply
voltage
relay
positive
switch
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JP10078183U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、リレーなどの切換器を駆動する切換
器駆動回路の改良に関する。
一般に市販されている有極性のプログラマブル
アツテネータは可動片を操作することによつて所
要の減衰量を得ているが、この可動片を操作する
ために有極性の切換器(以下、リレーと指称す
る)が使用されている。
第1図はかかるリレーを駆動する駆動回路であ
つて、有極性リレー1の一端側には電源選択用ス
イツチ2の可動端子2aが接続されている。この
電源選択用スイツチ2の一方の固定端子2bには
正電源電圧+Vが供給され、また他方の固定端子
2cには負電源電圧−Vが供給されている。前記
リレー1の他端側は接地されている。なお、リレ
ー1は等価的には図示するようにコイルLと内部
抵抗R1とが直列に接続された構成となつてい
る。
従つて、以上のような切換器駆動回路によれ
ば、電源選択用スイツチ2の切換操作により、リ
レー1の起動に必要な比較的高い正電源電圧+V
と同じく起動に必要な比較的高い負電源電圧−V
とを交互に取り込んでVa点に所要時間印加する
ことにより、リレー1に対して異なる方向の駆動
電流を交互に流して同リレー1を駆動せしめ、プ
ログラマブルアツテネータ(図示せず)の可動片
を操作しているものである。
しかしながら、以上のような切換器駆動回路に
あつては、次のような点で問題となつている。
つまり、リレー1には同リレー1の起動時だ
けでなく、動作の保持期間においてもリレー1
の起動に必要な比較的高い正・負電源電圧±V
をその値を保持しつつ所要時間加えているの
で、リレー1による電力消費が非常に大きい。
また、正・負電源電圧±Vは、専らリレー1
の起動時を念頭において定めること、しかもそ
の電圧±Vのみを用いて起動動作保持の用に供
することなどから、大きな電力容量のものを使
用しなければならない。
リレー1には起動に必要な正・負電源電圧±
Vがその電圧値を保持して所要時間の間継続し
て加わるので、リレー1の温度上昇は避けられ
ず、しかも温度が上昇すると内部抵抗R1が増
加し、リレー1の動作特性に悪影響を与える欠
点がある。
本考案は上記実情にかんがみてなされたもの
で、従来のものに比べて電力容量の小さい正・負
電源を用いて切換用リレーを安定に動作させ得、
かつ切換用リレーの電力消費を大幅に低減できる
切換器駆動回路を提供することにある。
以下、本考案の一実施例について第3図を参照
して説明する。同図において11は例えば有極性
プログラマブルアツテネータ等(図示せず)の可
動片を切換操作するリレーであつて、これは等価
的にはコイルLと同コイルLの内部抵抗R1とが
直列に接続された構成となつている。そして、こ
のリレー11の一端側は電源選択用のスイツチ1
2の可動端子12aと接続されている。この電源
選択用スイツチ12の一方の固定端子12bには
正電圧+Vを発生する正電源(図示せず)の出力
端が接続され、他方の固定端子12cには負電圧
−Vを発生する負電源(図示せず)の出力端が接
続されている。さらに、リレー11の他端側には
充・放電回路13が接続され、同回路13の他端
側は接地されている。この充・放電回路13は抵
抗器R2(以下、抵抗R2と指称する)と容量器
C(以下、コンデンサCと指称する)とが並列に
接続された構成となつており、また抵抗R2はリ
レー11の内部抵抗R1とで分圧抵抗回路を構成
している。
次に、以上のように構成された切換器駆動回路
の動作を説明する。電源選択用スイツチ12の切
換操作により、Va点に第4図Aのような正電源
電圧+Vと負電源電圧−Vとが交互に印加される
ものとする。今、正電源電圧+VがVa点に印加
されているとき、Vb点には内部抵抗R1と抵抗
R2とで分圧された第4図Bに示すような電圧+
V1が充・放電回路13のコンデンサCに充電さ
れている。この状態において電源選択用スイツチ
12の可動端子12aを固定端子12c側に接続
すると、Va点には負電源電圧−Vが印加される
ことになるが、このとき充・放電回路13は抵抗
R2とコンデンサCとの時定数で放電し、負電圧
側では充電を開始してVb点に第4図Bに示すよ
うな電圧−V1を得るものである。従つて、実際
にリレー11の両端に加わる電圧は第4図Cに示
すようにVa点の電圧からVb点の電圧を差し引い
た電圧が加わることになる。このことは、電源選
択用スイツチ12の切換選択によるリレー11の
起動時には同リレー11の起動のために正・負電
源電圧±Vがそのままリレー11に加わるが、同
リレー11の動作保持時には充・放電回路13の
放電及び充電作用によつて±(V−V1)の保持電
圧しか加わらないので、第1図に示す駆動回路に
比べてリレー11の電力消費が非常に小さくで
き、かつ電力容量の小さい正・負電源で足りるも
のである。
以上詳記したように本考案によれば、切換用リ
レーと接地間に充・放電回路を設けたので、切換
用リレーの起動時のみ切換用リレーに正・負電源
電圧がそのまま加わるので切換用リレーを確実に
起動させることができる。一方、起動後の動作保
持時には正・負電源電圧から充・放電回路の充電
電圧を差し引いた電圧が切換用リレーに加わり、
しかもその時間が起動時よりも長時間であること
を考えると、従来に比し切換用リレーの消費電力
および正・負電源の電力容量等を大幅に低減させ
ることができる。また、切換用リレーの動作保持
時の電圧が小さいので、その分だけ切換用リレー
の温度上昇を抑えることが可能となり、切換用リ
レーの動作特性の安定化に寄与する切換器駆動回
路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来回路の構成図、第2図は第1図に
示す切換用リレーに加わる電圧波形図、第3図は
本考案に係る切換器駆動回路の一実施例を示す構
成図、第4図A,B,Cは第3図の各部に加わる
電圧波形図である。 11……切換用リレー(切換器)、12……電
源選択用スイツチ、13……充・放電回路、L…
…コイル、R1……内部抵抗、R2……抵抗、C
……コンデンサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動コイルを備えた切替器と;正電圧を発生す
    る正電源と;負電圧を発生する負電源と;前記正
    電源電圧または前記負電源電圧のいづれか一方を
    前記駆動コイルに選択的に切換え印加するスイツ
    チとを備えた切換器駆動回路であつて:前記駆動
    コイルと直列に接続された抵抗器と容量器との並
    列回路を備え、定常時には該抵抗器により該電源
    から流出する電流を制限し、該スイツチの切替え
    時には該容量器に蓄えられた電荷を放出すること
    により該駆動コイルの起動電流を増加させた後該
    切替え後の電圧極性で該容量器に電荷を蓄えるよ
    うにされたことを特徴とする切替器駆動回路。
JP10078183U 1983-06-29 1983-06-29 切換器駆動回路 Granted JPS609150U (ja)

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JP10078183U JPS609150U (ja) 1983-06-29 1983-06-29 切換器駆動回路

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JP10078183U JPS609150U (ja) 1983-06-29 1983-06-29 切換器駆動回路

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Publication Number Publication Date
JPS609150U JPS609150U (ja) 1985-01-22
JPH021006Y2 true JPH021006Y2 (ja) 1990-01-11

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JP10078183U Granted JPS609150U (ja) 1983-06-29 1983-06-29 切換器駆動回路

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JP5047328B2 (ja) * 2010-04-20 2012-10-10 株式会社京三製作所 接点出力装置

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JPS609150U (ja) 1985-01-22

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