JPS6111988Y2 - - Google Patents

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JPS6111988Y2
JPS6111988Y2 JP10956880U JP10956880U JPS6111988Y2 JP S6111988 Y2 JPS6111988 Y2 JP S6111988Y2 JP 10956880 U JP10956880 U JP 10956880U JP 10956880 U JP10956880 U JP 10956880U JP S6111988 Y2 JPS6111988 Y2 JP S6111988Y2
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starting
capacitor
relay
circuit
voltage
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【考案の詳細な説明】 本考案はコンデンサ始動型単相誘導電動機にお
いて、円滑な始動を行なう始動回路を提供しよう
とするものである。
従来、コンデンサ始動型単相誘導電動機の始動
回路としては、第1図に示す如く、常閉型のリレ
ー接点1とバイメタル接点2を直列に接続し、こ
の直列回路にリレーの励磁コイルを並列に接続し
た始動回路4が広く用いられている。なお、第1
図において、5は主巻線、6は補助巻線、7はコ
ンデンサ、8は電源である。
以上の構成において、電源8をONにすると、
リレー接点1およびバイメタル接点2を通してコ
ンデンサ7に電流が流れると共に、主巻線5と補
助巻線6に電流が流れて回転トルクが発生し、電
動機は始動する。しかし、この回路構成において
は、ある一定時間後、バイメタル接点2が発熱に
よりOFFとなり、リレーの励磁コイル3に電圧
が発生し、リレー接点1がOFFとなるが、それ
と同時にコンデンサ7にチヤージされている電荷
がリレーの励磁コイル3を通して放電を開始し、
直流電圧成分として励磁コイル電圧に付加され、
励磁コイル電圧が直流電圧成分方向に移行する。
このことにより、リレーの励磁コイル3の電圧の
波高値の変割においてリレーの感動電圧以下の電
圧が発生する時間が、リレーの感動速度よりも長
い場合が生じることがある。そして、この状態が
発生した場合、リレー接点1のチヤタリング現象
が生じ、このチヤタリング現象が長時間にわたつ
て継続された場合、バイメタル接点2が復帰しリ
レー接点1とバイメタル接点2が導通状態とな
り、補助巻線6に電流が流れ、電動機は再度、主
巻線5と補助巻線による2相運転が行なわれ、再
度、上記状態が発生し、円滑なる電動機の始動が
行なわれなくなる危険性があつた。なお、第3図
は第1図の回路における始動時の各部の電圧波形
を示すもので、Vは電源電圧波形、Vcはコンデ
ンサ7の両端電圧波形、VLはリレーの励磁コイ
ル3の両端電圧波形である。
本考案は上記従来の欠点に鑑みてなされたもの
で、以下本考案の一実施例を第2図を参照して説
明する。第2図において、9は始動用コンデンサ
7と並列に接続した放電用抵抗であり、この他の
構成は第1図の構成と同一構成となつている。
以上の構成において、電源8を印加すると、リ
レー接点1およびバイメタル接点2を通してコン
デンサ7および抵抗9に電流が流れると共に、主
巻線5と補助巻線6に電流が流れて回転トルクが
発生し、始動する。そして、ある一定時間後、発
熱によりバイメタル接点2がOFFとなり、その
直後、コンデンサ7の電荷が放電を始めるが、コ
ンデンサ7と並列に接続されている抵抗9を通し
て短時間に放電されることにより、リレーの励磁
コイル3にコンデンサ8の放電による直流成分が
印加される時間が短時間となり、リレーの励磁コ
イル電圧の波高値の変動においてリレーの感動電
圧以下の電圧が発生する時間が短時間となる。こ
の時間をバイメタル接点2がOFFからONになる
までの時間よりも短い時間に抵抗9の値を選定す
ることにより、リレー接点1が吸引されず、バイ
メタル接点2がONすることにより主巻線5と補
助巻線6に電流が何度も流れるという現象が発生
せず、円滑な電動機の始動が行なわれる。
なお、第4図は第2図の回路における始動時の
各端子間の電圧波形を示すもので、Vは電源電圧
波形、Vcはコンデンサ7の両端の電圧波形、VL
はリレーの励磁コイル3の両端の電圧波形であ
る。
以上の説明から明らかなように本考案によれ
ば、極めて簡単な構成で円滑なる始動を行なうこ
とができ、その実用的価値は極めて大なるものが
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコンデンサ始動型単相誘導電動
機の結線図、第2図は本考案の実施例にかかる電
動機の結線図、第3図は第1図の回路における始
動時の各端子間の電圧波形図、第4図は第2図の
回路における始動時の各端子間の電圧波形図であ
る。 1……リレー接点、2……バイメタル接点、3
……励磁コイル、4……始動回路、5……主巻
線、6……補助巻線、7……コンデンサ、9……
放電用低抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バイメタル接点を常閉型リレー接点を直列に接
    続し、この直列回路に並列にリレーの励磁コイル
    を接続して構成した始動回路に、始動用コンデン
    サと放電用抵抗の並列回路を直列に接続し、この
    始動用コンデンサと放電用抵抗の並列回路に補助
    巻線を直列に接続したことを特徴とするコンデン
    サ始動型単相誘導電動機。
JP10956880U 1980-07-31 1980-07-31 Expired JPS6111988Y2 (ja)

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JPS5734197U JPS5734197U (ja) 1982-02-23
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