JPH0714260B2 - 充電式電源装置 - Google Patents
充電式電源装置Info
- Publication number
- JPH0714260B2 JPH0714260B2 JP32928588A JP32928588A JPH0714260B2 JP H0714260 B2 JPH0714260 B2 JP H0714260B2 JP 32928588 A JP32928588 A JP 32928588A JP 32928588 A JP32928588 A JP 32928588A JP H0714260 B2 JPH0714260 B2 JP H0714260B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- power supply
- output
- switching
- battery blocks
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は充電式電池を複数個備えた電源装置に関し、さ
らに詳しくは、複数個の充電式電池を効率良く使用でき
るようになった充電式電源装置に関するものである。
らに詳しくは、複数個の充電式電池を効率良く使用でき
るようになった充電式電源装置に関するものである。
（従来の技術および解決しようとする課題） 充電式電池を複数本並列に接続して使用すると、各電池
の固体差に起因して電池間で逆充電が生じ、さらにはこ
の逆充電のために、電池寿命の短縮化、液漏れ等の弊害
が発生することが知られている。例えば、ニカド電池を
複数個並列に接続して使用すると、各電池の初期電圧を
揃えておいても、充放電サイクルがいくども繰り返され
るうちに、各電池の充放電特性のばらつき、容量劣化速
度の違い等に起因して、各電池間に電位差が生じ、一方
の電池から他方の電池に対する逆充電が起きてしまう。
この逆充電は、電池の寿命を損なうばかりでなく、液漏
れ等の原因ともなる。このような理由により、従来にお
いても、充電式電池を複数個並列に接続して電源として
使用されることは無く、単に直列接続された状態で使用
されるのみであった。
の固体差に起因して電池間で逆充電が生じ、さらにはこ
の逆充電のために、電池寿命の短縮化、液漏れ等の弊害
が発生することが知られている。例えば、ニカド電池を
複数個並列に接続して使用すると、各電池の初期電圧を
揃えておいても、充放電サイクルがいくども繰り返され
るうちに、各電池の充放電特性のばらつき、容量劣化速
度の違い等に起因して、各電池間に電位差が生じ、一方
の電池から他方の電池に対する逆充電が起きてしまう。
この逆充電は、電池の寿命を損なうばかりでなく、液漏
れ等の原因ともなる。このような理由により、従来にお
いても、充電式電池を複数個並列に接続して電源として
使用されることは無く、単に直列接続された状態で使用
されるのみであった。
本発明の目的は、この点に鑑みて、複数個の充電式電池
を並列接続することなく配列し、しかも機能上はあたか
も並列接続された場合と同様な作用が得られるようにな
った充電式電池を実現することにある。
を並列接続することなく配列し、しかも機能上はあたか
も並列接続された場合と同様な作用が得られるようにな
った充電式電池を実現することにある。
（課題を解決するための手段） 上記の目的を達成するために、本発明においては、充電
式電池からなる複数組の電池ブロックを交互切り換えて
負荷側に接続するために、スイッチング手段を備え、こ
れによって、電池ブロックがあたかも並列接続されてい
る場合と同様な出力を得るようにしている。さらに、本
考案では、各電池ブロックの出力電圧に基づき、各電池
ブロックの間の切り換え時間を制御するために、スイッ
チング制御手段を備えている。この手段によってスイッ
チング手段を制御して、電池電圧が高い電池ブロックほ
ど負荷側への接続時間（使用時間）を多くし、これによ
って各電池ブロックの放電がほぼ均一に行われるように
している。
式電池からなる複数組の電池ブロックを交互切り換えて
負荷側に接続するために、スイッチング手段を備え、こ
れによって、電池ブロックがあたかも並列接続されてい
る場合と同様な出力を得るようにしている。さらに、本
考案では、各電池ブロックの出力電圧に基づき、各電池
ブロックの間の切り換え時間を制御するために、スイッ
チング制御手段を備えている。この手段によってスイッ
チング手段を制御して、電池電圧が高い電池ブロックほ
ど負荷側への接続時間（使用時間）を多くし、これによ
って各電池ブロックの放電がほぼ均一に行われるように
している。
（実施例） 以下に、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第１図は本考案の実施例を示す回路図である。図におい
て、１は電源であり、複数の電池ブロック、本例では２
組の電池ブロック２および３から構成してある。これら
の各電池ブロック２、３は負荷４に対して並列接続して
ある。電池ブロック２と負荷４との間にはスイッチング
素子としてFET5を介挿してあり、同様に電池ブロック３
と負荷４との間にはFET6を介挿してある。
て、１は電源であり、複数の電池ブロック、本例では２
組の電池ブロック２および３から構成してある。これら
の各電池ブロック２、３は負荷４に対して並列接続して
ある。電池ブロック２と負荷４との間にはスイッチング
素子としてFET5を介挿してあり、同様に電池ブロック３
と負荷４との間にはFET6を介挿してある。
一方、７は比較器であり、その入力側には、それそれの
電池ブロック２、３からの出力電圧V2、V3を供給してお
き、その出力をパルス発生器８に供給するようにしてあ
る。この比較器７の出力電圧は、V1＝V2のときには一定
の予め設定した電圧値となり、V2＞V3のときには、その
差に応じて設定電圧よりも高い値の電圧値となり、この
逆にV2＜V3のときには、同じくその差に応じて設定電圧
よりも低い値の電圧値となる。
電池ブロック２、３からの出力電圧V2、V3を供給してお
き、その出力をパルス発生器８に供給するようにしてあ
る。この比較器７の出力電圧は、V1＝V2のときには一定
の予め設定した電圧値となり、V2＞V3のときには、その
差に応じて設定電圧よりも高い値の電圧値となり、この
逆にV2＜V3のときには、同じくその差に応じて設定電圧
よりも低い値の電圧値となる。
このパルス発生器８は、上記のFET5、６をオン、オフ制
御するための制御出力C1およびC2を出力する。詳しく説
明すると、比較器７の出力に基づき、電圧V1とV2とが等
しいことが検出されたときには、第２図に示すように、
制御出力C1、C2として、デューティ比が50％で、位相が
逆のパルス出力をそれぞれFET5、６に供給する。V2＞V3
のときには、第３図に示すように、電池ブロック２の側
のFET5のオン時間を長くするために、制御出力C1とし
て、デューティ比が50％を越えるパルス信号を出力し、
他方の制御出力C2は、このC1とは逆位相のパルス信号と
される。V2＜V3のときには、第４図に示すように、この
逆のパルス信号が出力される。
御するための制御出力C1およびC2を出力する。詳しく説
明すると、比較器７の出力に基づき、電圧V1とV2とが等
しいことが検出されたときには、第２図に示すように、
制御出力C1、C2として、デューティ比が50％で、位相が
逆のパルス出力をそれぞれFET5、６に供給する。V2＞V3
のときには、第３図に示すように、電池ブロック２の側
のFET5のオン時間を長くするために、制御出力C1とし
て、デューティ比が50％を越えるパルス信号を出力し、
他方の制御出力C2は、このC1とは逆位相のパルス信号と
される。V2＜V3のときには、第４図に示すように、この
逆のパルス信号が出力される。
なお、第１図において、各電池ブロック２、３に対して
は、充電用電源11を並列接続してある。また、Ｌおよび
Ｃはスイッチング時のノイズを除去するためのものであ
る。
は、充電用電源11を並列接続してある。また、Ｌおよび
Ｃはスイッチング時のノイズを除去するためのものであ
る。
この構成の回路の電池ブロックとしては、内部インピー
ダンスの大きなリチュウム電池を使用したところ、従来
に比べて電力容量が約20％増加することが確認された。
ダンスの大きなリチュウム電池を使用したところ、従来
に比べて電力容量が約20％増加することが確認された。
（発明の効果） 以上説明したように、本発明の充電式電源装置において
は、複数の電池ブロックの切り換えを行うスイッチング
手段および、各電池ブロックの出力電圧に応じてスイッ
チング手段を制御するスイッチング制御手段を備えてい
る。従って、本考案によれば、複数の電池ブロックを並
列接続したのとほぼ同様な出力が得られると共に、各電
池ブロックはその放電が均一となるように使用されるの
で、並列接続した場合に発生する逆充電、液漏れ等の弊
害を回避することができる。これに加えて、一部の電池
ブロックに不良が発生して出力が得られない場合には、
それがスイッチング制御手段によって検出されるので、
そのような不良電池ブロックの使用を回避できるという
効果も得られる。
は、複数の電池ブロックの切り換えを行うスイッチング
手段および、各電池ブロックの出力電圧に応じてスイッ
チング手段を制御するスイッチング制御手段を備えてい
る。従って、本考案によれば、複数の電池ブロックを並
列接続したのとほぼ同様な出力が得られると共に、各電
池ブロックはその放電が均一となるように使用されるの
で、並列接続した場合に発生する逆充電、液漏れ等の弊
害を回避することができる。これに加えて、一部の電池
ブロックに不良が発生して出力が得られない場合には、
それがスイッチング制御手段によって検出されるので、
そのような不良電池ブロックの使用を回避できるという
効果も得られる。
第１図は本発明の一実施例の回路構成を示す概略ブロッ
ク図、第２図、第３図および第４図は第１図におけるパ
ルス発生器８から出力される制御出力C1、C2の波形を示
す波形図である。 １……電源 ２、３……電池ブロック ４……負荷 ５、６……FET ７……比較器 ８……パルス発生器 11……直流電源
ク図、第２図、第３図および第４図は第１図におけるパ
ルス発生器８から出力される制御出力C1、C2の波形を示
す波形図である。 １……電源 ２、３……電池ブロック ４……負荷 ５、６……FET ７……比較器 ８……パルス発生器 11……直流電源
Claims (1)
- 【請求項１】一本、あるいは直列接続された複数本の充
電式電池からなる電池ブロックを複数組備え、これらの
電池ブロックのそれぞれを交互に負荷側に接続するスイ
ッチング手段と、前記電池ブロックのそれぞれからの供
給電圧値に基づき、前記スイッチング手段を制御して、
これらの電池ブロックの間の切り換え時間を調整するス
イッチング制御手段とを備えたことを特徴とする充電式
電源装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32928588A JPH0714260B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 充電式電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32928588A JPH0714260B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 充電式電源装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02179229A JPH02179229A (ja) | 1990-07-12 |
| JPH0714260B2 true JPH0714260B2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=18219747
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32928588A Expired - Lifetime JPH0714260B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 充電式電源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0714260B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11336109B2 (en) * | 2020-03-25 | 2022-05-17 | Phihong Technology Co., Ltd. | Dual port battery charging system and the method thereof |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4791176B2 (ja) * | 2005-12-26 | 2011-10-12 | 株式会社花井製作所 | 追突エネルギー吸収装置 |
| JP6168043B2 (ja) * | 2012-02-16 | 2017-07-26 | 日本電気株式会社 | 調整装置、組電池装置および調整方法 |
-
1988
- 1988-12-28 JP JP32928588A patent/JPH0714260B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11336109B2 (en) * | 2020-03-25 | 2022-05-17 | Phihong Technology Co., Ltd. | Dual port battery charging system and the method thereof |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02179229A (ja) | 1990-07-12 |
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