JPH0197979A - 記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 フラッシュランプを用いた定着器により用紙上のトナー
像を定着する記録装置に関し、装置を大型化せずに低コ
ストで定着効率を向上させるようにすることを目的とし
、 給紙部から供給される用紙に転写されたトナー像をフラ
ッシュランプを用いた定着器により定着する記録装置に
おいて、前記定着器の排熱を前記給紙部に導く排気手段
を設け、該排気手段により排出される排熱によって前記
給紙部内の用紙を加熱するように構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明はフラッシュランプを用いた定着器により用紙上
のトナー像を定着する記録装置に関する。

例えば電子写真方式記録装置においては、感光ドラム上
に潜像形成手段により潜像を形成してこれをトナーを用
いた現像器により現像してトナー像とし、該トナー像を
、感光ドラムの回転と同期して給紙部から転写位置へ搬
送される用紙に転写器によって転写する。転写されたト
ナー像は定着器により定着され、転写を完了した感光ド
ラムの表面はクリーナによりクリーニングされる。

定着器にはフラッシュランプを用いた方式のものがある
が、本発明はこの種の定着器を備えた記録装置に適用さ
れる。

〔従来の技術〕

フラッシュランプ使用定着器を備えた従来の記録装置で
は、装置内の温度上昇を防止するため、定着器の排熱（
定着させたあとの熱）はそのまま外部へ排出していた。

また給紙部内の用紙加熱は特に行っていない。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このような構成の従来の記録装置の定着効率を向上させ
るためには用紙を加熱して温めておくのが効果的である
が、その場合、別に熱源を設けなくてはならず、装置の
大型化、コスト上昇につながる。

本発明は装置を大型化せずに低コストで定着効率を向上
させることのできる記録装置を提供することを目的とす
るものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明では、給紙部から供給される用紙に転写されたト
ナー像をフラッシュランプを用いた定着器により定着す
る記録装置において、前記定着器の排熱を前記給紙部に
導く排気手段を設け、該排気手段により排出される排熱
によって前記給紙部内の用紙を加熱するように構成する
。

排気手段としては、例えば排気用ファンを内蔵して定着
器と給紙部を連絡するダクトを使用する。

〔作用〕

給紙部内の用紙は排気手段により導かれる定着器の排熱
によりあらかじめ加熱され、これにより温められた用紙
が供給されるため、定着効率は向上する。

この場合の熱源としては定着器の排熱を利用し、別に熱
源を必要としないため、装置の大型化、コスト上昇を最
小限にとどめることができる。

〔実施例〕

以下、第１図に関連して本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明に係る記録装置の構造概要説明図で、図
中、１は装置の機構部、２は電装部、３は給紙部、４は
排紙部、５は排気手段である。

機構部１内には、感光ドラム６と、前帯電器７と、ＬＥ
Ｄ光学系等を用いた潜像形成手段８と、現像器９と、転
写器ｌＯと、クリーナ１１と、定着器１２と、搬送手段
１３等が設けられている。

定着器１２はフラッシュランプ１４を備えている。

給紙部３内には複数の用紙カセッ）１５Ａ。

１５Ｂ、１５Ｃが着脱可能に装着され、該冬用紙カセッ
トの収納用紙１００は、所定時に選択的に繰り出されて
鎖線の経路を通り転写位置（イ）に感光ドラム６の回転
と同期して供給される。

排気手段５は、定着器１２と給紙部３を連結するダクト
１６と、該ダクト１６内に設けられたプロア１７とより
構成されており、ブロア１７は定着器１２作動時に作動
して該定着器１２の排熱をダクト１６より給紙部３内に
導く。１８は定着器１２へ外気を供給する吸気口である
。

給紙部３の各用紙カセット１５Ａ、１５Ｂ。

１５Ｃ内の用紙は、排気手段５により導かれる排熱によ
って温められ、該温められた用紙は選択的に転写位置（
イ）に供給される。転写位置（イ）では、従来と同様に
感光ドラム６上のトナー像が転写器１０により用紙に転
写される。その後、用紙は吸引式の搬送手段１３により
定着器１２に対向する位置に搬送され、定着器１２によ
るトナー像定着が行なわれる。この場合、用紙があらか
じめ温められているため、定着効率は向上する。定着を
完了した用紙は排出ローラ１９により排紙部４内の図示
しないスタッカに排出される。

このように、排気手段５を設けることによって、給紙部
３内の用紙を温めておいて処理を行って定着効率を向上
させることができるが、この場合の用紙加熱には定着器
１２の排熱を利用するようになっていて別の熱源を必要
とせず、装置の大型化、コスト上昇を最小限にとどめる
ことができる。

〔発明の効果〕 以上述べたように、本発明によれば、次の各種の優れた
効果を奏することが可能である。

（１）用紙をあらかじめ温めておいて処理を行うように
なっているため、定着効率が向上する。

（２）　　用紙加熱は定着器の排熱を利用して行うよう
になっており別の熱源を必要としないため、装置の大型
化、コスト上昇を最小限にとどめることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の記録装置の構造概要説明図で
、 図中、 ３は給紙部、 ５は排気手段、 １２は定着器、 １６はダクト、 １７はブロア、 １００は用紙である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 給紙部（３）から供給される用紙に転写されたトナー像
   をフラッシュランプを用いた定着器（１２）により定着
   する記録装置において、前記定着器（１２）の排熱を前
   記給紙部（３）に導く排気手段（５）を設け、該排気手
   段（５）により導かれる排熱によって前記給紙部（３）
   内の用紙を加熱するようにしたことを特徴とする記録装
   置。