JPH0628507Y2 - 複写装置 - Google Patents
複写装置Info
- Publication number
- JPH0628507Y2 JPH0628507Y2 JP18856786U JP18856786U JPH0628507Y2 JP H0628507 Y2 JPH0628507 Y2 JP H0628507Y2 JP 18856786 U JP18856786 U JP 18856786U JP 18856786 U JP18856786 U JP 18856786U JP H0628507 Y2 JPH0628507 Y2 JP H0628507Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- copying
- paper
- paper feed
- manual
- feed mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Manual Feeding Of Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、給紙機構として、操作者の指定した用紙サイ
ズのトレイから用紙を送る自動給紙機構と、操作者の所
定操作によって有効となり、手差しによって供された用
紙を送る手差し給紙機構とを備えた複写装置に関する。
ズのトレイから用紙を送る自動給紙機構と、操作者の所
定操作によって有効となり、手差しによって供された用
紙を送る手差し給紙機構とを備えた複写装置に関する。
[従来の技術] 従来、この種の複写装置、例えばゼログラフィ方式を採
用した複写装置では、通常は自動給紙機構が選択されて
おり、複写に際しては、指定された用紙サイズのトレイ
から用紙が送られ、感光体上にて帯電、露光を経て現像
された原稿画像がこの送られた用紙に転写され、更に像
の定着を経て複写の主なプロセスが終了するようになっ
ている。また、定型外あるいは色付き等の特殊な用紙に
複写を行なう場合、片面に複数の複写を行なう場合等で
は、手差し給紙機構を有効にして、操作者自らがその用
紙を供するようにしている。そして、この手差しにより
供された用紙に対して上記と同様の複写プロセスがなさ
れる。
用した複写装置では、通常は自動給紙機構が選択されて
おり、複写に際しては、指定された用紙サイズのトレイ
から用紙が送られ、感光体上にて帯電、露光を経て現像
された原稿画像がこの送られた用紙に転写され、更に像
の定着を経て複写の主なプロセスが終了するようになっ
ている。また、定型外あるいは色付き等の特殊な用紙に
複写を行なう場合、片面に複数の複写を行なう場合等で
は、手差し給紙機構を有効にして、操作者自らがその用
紙を供するようにしている。そして、この手差しにより
供された用紙に対して上記と同様の複写プロセスがなさ
れる。
このように、従来の複写装置では、定型的な用紙に対す
る複写では自動給紙機構を利用することによって効率的
な作業を行なう一方、手差し給紙機構を利用することに
よって特殊な態様での複写に応じている。
る複写では自動給紙機構を利用することによって効率的
な作業を行なう一方、手差し給紙機構を利用することに
よって特殊な態様での複写に応じている。
一方、連続的に大量の複写を行なう場合、自動給紙機構
が選択されることになる。これにより、操作者の手を煩
わせることなく必要とする原稿画像の複写がなされ、当
該複写済の用紙が順次排出トレイ等に収容されてゆく。
が選択されることになる。これにより、操作者の手を煩
わせることなく必要とする原稿画像の複写がなされ、当
該複写済の用紙が順次排出トレイ等に収容されてゆく。
このような情況において、その大量の複写済み用紙の所
定枚数毎、あるいは、複写内容の所定単位毎に色付き紙
等の合紙を挿入すると複写済用紙の整理等の点で便利で
ある。
定枚数毎、あるいは、複写内容の所定単位毎に色付き紙
等の合紙を挿入すると複写済用紙の整理等の点で便利で
ある。
この大量の複写済用紙に対して合紙を挿入する場合、従
来は、目的とする枚数の複写が終了した後、人手によっ
て合紙を挿入する方法がとられていたり、また、例え
ば、何枚目毎に合紙を挿入するか、どのトレーに収容さ
れた用紙を合紙として使用するか等、合紙挿入に関する
情報を記憶し、複写の過程においてその情報に従って合
紙を挿入する機能を付加した複写装置等が提案されてい
る。
来は、目的とする枚数の複写が終了した後、人手によっ
て合紙を挿入する方法がとられていたり、また、例え
ば、何枚目毎に合紙を挿入するか、どのトレーに収容さ
れた用紙を合紙として使用するか等、合紙挿入に関する
情報を記憶し、複写の過程においてその情報に従って合
紙を挿入する機能を付加した複写装置等が提案されてい
る。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、従来の複写装置は、上記合紙挿入に関して必
ずしも適切に対応するものではなかった。
ずしも適切に対応するものではなかった。
例えば、人手による方法では、特に複写の枚数が大量に
なると、手間がかかり、容易な作業ではない。また、合
紙を挿入する機能を特に付加した複写装置では、通常の
複写装置に対してハードウエア的に比較的大きな変更を
要し、コストが嵩むものであった。
なると、手間がかかり、容易な作業ではない。また、合
紙を挿入する機能を特に付加した複写装置では、通常の
複写装置に対してハードウエア的に比較的大きな変更を
要し、コストが嵩むものであった。
そこで、本考案の課題は、合紙挿入に関して操作者の負
担をできるだけ軽減できる複写装置を簡便に実現するこ
とである。
担をできるだけ軽減できる複写装置を簡便に実現するこ
とである。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、複写装置に付随する手差し給紙機構を利用す
ることによって簡便な合紙挿入を実現しようとするもの
である。従って、本考案は、第1図に示すように、所定
の画像形成プロセスを経て原稿画像の複写を行なう複写
部1への給紙機構として、指定された用紙サイズのトレ
イから用紙を送る自動給紙機構2と、操作者の所定の操
作によって有効となり、手差しによって供された用紙を
送る手差し給紙機構3とを備えた複写装置を前提として
いる。そして、この複写装置において、上記課題を解決
するための技術的手段は、手差し機構3が有効にされた
ことを検出する手差し検出手段4と、自動複写機構2を
用いた複写作動中に上記手差し検出手段4が手差し給紙
機構3が有効になったことを検出したときに自動給紙機
構2での用紙送りを停止させる自動用紙送り停止手段5
と、このとき複写部1での機能を停止させる複写機能停
止手段6とを備えたものである。
ることによって簡便な合紙挿入を実現しようとするもの
である。従って、本考案は、第1図に示すように、所定
の画像形成プロセスを経て原稿画像の複写を行なう複写
部1への給紙機構として、指定された用紙サイズのトレ
イから用紙を送る自動給紙機構2と、操作者の所定の操
作によって有効となり、手差しによって供された用紙を
送る手差し給紙機構3とを備えた複写装置を前提として
いる。そして、この複写装置において、上記課題を解決
するための技術的手段は、手差し機構3が有効にされた
ことを検出する手差し検出手段4と、自動複写機構2を
用いた複写作動中に上記手差し検出手段4が手差し給紙
機構3が有効になったことを検出したときに自動給紙機
構2での用紙送りを停止させる自動用紙送り停止手段5
と、このとき複写部1での機能を停止させる複写機能停
止手段6とを備えたものである。
[作用] 自動給紙機構2から順次送られる用紙に対して複写部1
が連続的に複写を行なう。その過程で、例えば、枚数カ
ウンタを見ながら、操作者が一定の枚数に達したとき
に、所定の操作によって手差し給紙機構3を有効にする
と、手差し検出手段4が当該手差し給紙機構3が有効に
なったことを検出し、その検出結果に基づいて自動用紙
送り停止手段5が自動給紙機構2での用紙送りを停止さ
せると共に、複写機能停止手段6が複写部1での機能を
停止させる。
が連続的に複写を行なう。その過程で、例えば、枚数カ
ウンタを見ながら、操作者が一定の枚数に達したとき
に、所定の操作によって手差し給紙機構3を有効にする
と、手差し検出手段4が当該手差し給紙機構3が有効に
なったことを検出し、その検出結果に基づいて自動用紙
送り停止手段5が自動給紙機構2での用紙送りを停止さ
せると共に、複写機能停止手段6が複写部1での機能を
停止させる。
この状態で、操作者が色付き紙等を手差し給紙機構3に
供すると、有効状態となる手差し給紙機構2がその用紙
を複写部1に送る。ここで、複写部1の機能が停止して
いることから、その用紙には何等複写がされずに、その
まま排出される。これによって、いままでに複写が済ん
で重ねられた状態にある用紙の上に当該手差し給紙され
た色付き紙等の用紙が重ねられる。
供すると、有効状態となる手差し給紙機構2がその用紙
を複写部1に送る。ここで、複写部1の機能が停止して
いることから、その用紙には何等複写がされずに、その
まま排出される。これによって、いままでに複写が済ん
で重ねられた状態にある用紙の上に当該手差し給紙され
た色付き紙等の用紙が重ねられる。
そして、手差し給紙機構3を有効でない元の状態に戻す
と、自動給紙機構2及び複写部1の停止状態が解かれ、
再び自動給紙による複写が再開される。その結果、上記
色付き紙等が合紙として複写済用紙中に挿入された状態
となる。
と、自動給紙機構2及び複写部1の停止状態が解かれ、
再び自動給紙による複写が再開される。その結果、上記
色付き紙等が合紙として複写済用紙中に挿入された状態
となる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は本考案に係る複写装置の機構部の構成例を示す
図である。
図である。
この例は、ゼログラフィ方式の複写装置を前提としてい
る。
る。
同図において、プラテン上に載置された原稿表面で反射
される露光用光源11からの光がミラー12a,12
b,12c,12dを介して感光体ドラム13表面に導
かれるようになっている。そして、この感光体ドラム1
3の周囲には、帯電器14、現像機15、転写器16、
クーニング装置17が配置されており、帯電器14によ
る帯電、露光用光源11及び各種ミラー等の光学系によ
る像露光、現像機15によるトナー現像、転写器16に
よる転写が画像形成に関する各プロセスとして感光体ド
ラム13についてなされると共に、クリーニング装置1
7によって感光体ドラム13表面における転写後の残留
トナーの排除がなされるようになっている。これが、当
該複写装置における複写部の具体的構成となる。
される露光用光源11からの光がミラー12a,12
b,12c,12dを介して感光体ドラム13表面に導
かれるようになっている。そして、この感光体ドラム1
3の周囲には、帯電器14、現像機15、転写器16、
クーニング装置17が配置されており、帯電器14によ
る帯電、露光用光源11及び各種ミラー等の光学系によ
る像露光、現像機15によるトナー現像、転写器16に
よる転写が画像形成に関する各プロセスとして感光体ド
ラム13についてなされると共に、クリーニング装置1
7によって感光体ドラム13表面における転写後の残留
トナーの排除がなされるようになっている。これが、当
該複写装置における複写部の具体的構成となる。
一方、別サイズの用紙20a,20bを夫々別々に収容
するトレイ21a,21bを備えており、自動給紙の
際、送りローラ23または24によってトレイ21aま
たは21bから送り出される用紙20aまたは20bが
自動給紙系搬送路25を介して前述した複写部における
転写位置に搬送されるようになっている。また、上記各
トレイ21a,21bとは別に、常時は筐体に沿って立
ち上げられた状態にあり、使用の際に倒すようにした手
差しトレイ30が備えられている。そして、手差し給紙
の際、操作者が用紙を手差しトレイ30から挿入したと
きに当該用紙が送りローラ31によって送り出され、更
に手差し系搬送路32を介して上記と同様複写部におけ
る転写位置に搬送されるようになっている。ここで、図
中、符号33は手差しトレイ30が倒れた状態を検出す
る手差しトレイセンサ、34は手差しトレイ30から挿
入された用紙が所定の位置まで達したかを検出する手差
し用紙センサである。当該手差し給紙機構は上記手差し
トレイセンサ33か検出信号が出力されたときに各部の
駆動系及び制御系が有効となるよう構成されている。そ
の結果、この手差しトレイセンサ33が本考案に係る手
差し検出手段を構成することになる。
するトレイ21a,21bを備えており、自動給紙の
際、送りローラ23または24によってトレイ21aま
たは21bから送り出される用紙20aまたは20bが
自動給紙系搬送路25を介して前述した複写部における
転写位置に搬送されるようになっている。また、上記各
トレイ21a,21bとは別に、常時は筐体に沿って立
ち上げられた状態にあり、使用の際に倒すようにした手
差しトレイ30が備えられている。そして、手差し給紙
の際、操作者が用紙を手差しトレイ30から挿入したと
きに当該用紙が送りローラ31によって送り出され、更
に手差し系搬送路32を介して上記と同様複写部におけ
る転写位置に搬送されるようになっている。ここで、図
中、符号33は手差しトレイ30が倒れた状態を検出す
る手差しトレイセンサ、34は手差しトレイ30から挿
入された用紙が所定の位置まで達したかを検出する手差
し用紙センサである。当該手差し給紙機構は上記手差し
トレイセンサ33か検出信号が出力されたときに各部の
駆動系及び制御系が有効となるよう構成されている。そ
の結果、この手差しトレイセンサ33が本考案に係る手
差し検出手段を構成することになる。
上記のようにして複写部に供給された用紙に対してトナ
ー像の転写がなされ、実質的な複写が完了した当該用紙
が、搬送機構41によって搬送され、更に、定着ローラ
42及び排出ローラ43を介して排出トレイ45に収容
されるよう構成されている。
ー像の転写がなされ、実質的な複写が完了した当該用紙
が、搬送機構41によって搬送され、更に、定着ローラ
42及び排出ローラ43を介して排出トレイ45に収容
されるよう構成されている。
制御系の基本的な構成は、例えば、第3図に示すように
なっている。
なっている。
同図において、50は全体の統轄的制御を行なうCP
U、51はプログラム、テーブル等が記憶されたRO
M、52でCPU50での演算処理の過程で必要となる
データ等を種々記憶するRAMであり、上記CPU5
0、ROM51、RAM52は夫々バス接続されてい
る。上述した機構部に設けられた手差しトレイセンサ3
3、手差し用紙センサ34、及びその他のセンサ類38
からの検出信号は入力インタフェース53を介してCP
U50側に取入れられるものとなる。また、上記各セン
サからの検出信号に基づいたCPU50での処理結果が
出力インターフェース54を介し、各種制御信号として
複写機構60(第2図に示す機構に相当)の駆動系等に
供され、この複写機構60が当該各種制御信号に従った
作動を行なうようになっている。
U、51はプログラム、テーブル等が記憶されたRO
M、52でCPU50での演算処理の過程で必要となる
データ等を種々記憶するRAMであり、上記CPU5
0、ROM51、RAM52は夫々バス接続されてい
る。上述した機構部に設けられた手差しトレイセンサ3
3、手差し用紙センサ34、及びその他のセンサ類38
からの検出信号は入力インタフェース53を介してCP
U50側に取入れられるものとなる。また、上記各セン
サからの検出信号に基づいたCPU50での処理結果が
出力インターフェース54を介し、各種制御信号として
複写機構60(第2図に示す機構に相当)の駆動系等に
供され、この複写機構60が当該各種制御信号に従った
作動を行なうようになっている。
次に、第4図に示すCPU50の機能を表したフローチ
ャートに従って作動を説明する。
ャートに従って作動を説明する。
操作者が自動給紙にて連続的な複写を行なうべく、所望
の用紙サイズが収容されたトレイ(21aまたは21
b)を選択して複写を開始すると、CPU50では通常
のシーケンスに従った処理がなされ、複写機構部60は
その処理に従った作動を行なう。即ち、感光体ドラム1
3表面にて帯電、像露光、トナー現像の各プロセスを経
て形成されたトナー像が、選択されたトレイから自動給
紙機能により送り出される用紙に対して転写され、この
転写によって実質的な複写の終了した用紙が搬送機構4
1、定着ローラ42、排出ローラ43を介して排出トレ
イ45に収容される。このように、通常のシーケンスに
従った処理がなされている間、順次複写済の用紙が排出
トレイ45に重ねられて行く。このような処理の過程
で、CPU50は当該1連の処理が終了する毎に手差し
トレイセンサ33からの検出信号を確認する。
の用紙サイズが収容されたトレイ(21aまたは21
b)を選択して複写を開始すると、CPU50では通常
のシーケンスに従った処理がなされ、複写機構部60は
その処理に従った作動を行なう。即ち、感光体ドラム1
3表面にて帯電、像露光、トナー現像の各プロセスを経
て形成されたトナー像が、選択されたトレイから自動給
紙機能により送り出される用紙に対して転写され、この
転写によって実質的な複写の終了した用紙が搬送機構4
1、定着ローラ42、排出ローラ43を介して排出トレ
イ45に収容される。このように、通常のシーケンスに
従った処理がなされている間、順次複写済の用紙が排出
トレイ45に重ねられて行く。このような処理の過程
で、CPU50は当該1連の処理が終了する毎に手差し
トレイセンサ33からの検出信号を確認する。
なお、上記複写処理における原稿の交換は、連続複写の
前提からオート・ドキュメントフィーダ(ADF)等に
よってなされる。
前提からオート・ドキュメントフィーダ(ADF)等に
よってなされる。
上記のように連続的な複写を行なっているとき、例え
ば、複写の枚数が所定の枚数に達したとして、手差しト
レイ30を倒すと、手差しトレイセンサ33から検出信
号が出力される。この検出信号に基づいて操作者が自動
給紙の際に指定した用紙の送り機能を用紙送りのタイミ
ングをみはからって停止させる共に、複写部での画像複
写機能を停止させる。具体的には、自動給紙における用
紙送り機構の駆動系に対する電源供給遮断、及び帯電器
14、露光用光源11、現像機15、転写器16に対す
る電源供給を遮断する。このとき他の機構部は通常の状
態を維持しており、当該複写装置は一種の待機状態とな
る。原稿交換に用いられるADF等は、複写サイクルに
連動していることから、上記複写部の機能停止と共にそ
の機能が停止する。
ば、複写の枚数が所定の枚数に達したとして、手差しト
レイ30を倒すと、手差しトレイセンサ33から検出信
号が出力される。この検出信号に基づいて操作者が自動
給紙の際に指定した用紙の送り機能を用紙送りのタイミ
ングをみはからって停止させる共に、複写部での画像複
写機能を停止させる。具体的には、自動給紙における用
紙送り機構の駆動系に対する電源供給遮断、及び帯電器
14、露光用光源11、現像機15、転写器16に対す
る電源供給を遮断する。このとき他の機構部は通常の状
態を維持しており、当該複写装置は一種の待機状態とな
る。原稿交換に用いられるADF等は、複写サイクルに
連動していることから、上記複写部の機能停止と共にそ
の機能が停止する。
上記待機状態において、操作者が所定の色付き用紙を手
差しトレイ30から挿入すると、手差し用紙センサ34
が検出信号を出力する時点で、ローラ31等の送り機構
が作動して、挿入された色付き用紙が搬送されてゆく。
そして、複写部の機能が停止していることから、この色
付き用紙は何等複写されることなくそのまま送り出され
て排出トレイ45の最上部に重ねられる。
差しトレイ30から挿入すると、手差し用紙センサ34
が検出信号を出力する時点で、ローラ31等の送り機構
が作動して、挿入された色付き用紙が搬送されてゆく。
そして、複写部の機能が停止していることから、この色
付き用紙は何等複写されることなくそのまま送り出され
て排出トレイ45の最上部に重ねられる。
上記手差し挿入された色付き用紙の送りが終了した後、
手差しトレイセンサ33及び手差し用紙センサ34から
の検出信号の状態が監視されつつ、当該待機状態が維持
される。ここで、操作者が手差しトレイ30を立ち上げ
て元の状態に戻すと、手差しトレイセンサ33からの検
出信号が立ち下がり、それに基づき当該複写装置は前記
のように設定した通常の自動給紙の状態に戻る。
手差しトレイセンサ33及び手差し用紙センサ34から
の検出信号の状態が監視されつつ、当該待機状態が維持
される。ここで、操作者が手差しトレイ30を立ち上げ
て元の状態に戻すと、手差しトレイセンサ33からの検
出信号が立ち下がり、それに基づき当該複写装置は前記
のように設定した通常の自動給紙の状態に戻る。
以後、通常の自動給紙で複写の過程で上記と同様の処理
がなされる毎に、色付き用紙が複写済用紙に重ねられ、
その結果、必要枚数の複写が終了した時点で、所定枚数
毎に合資が挿入された状態となる。
がなされる毎に、色付き用紙が複写済用紙に重ねられ、
その結果、必要枚数の複写が終了した時点で、所定枚数
毎に合資が挿入された状態となる。
尚、上記待機状態を維持している過程で、再度、手差し
用紙の挿入がなされると、その用紙もまた何等複写され
ず排出トレイ45に排出される。この機能は、ソータを
用いた複数部数の丁合いを行なう場合、各部についての
合紙挿入に利用される。
用紙の挿入がなされると、その用紙もまた何等複写され
ず排出トレイ45に排出される。この機能は、ソータを
用いた複数部数の丁合いを行なう場合、各部についての
合紙挿入に利用される。
上記のように、本実施例では、もともと手差し給紙機構
を有効にするために用いられている手差しトレイセンサ
33からの検出信号に基づいて自動給紙機構における用
紙送り系を停止させ、また、同時に複写部の機能を停止
させるようにしたため、ハードウエア的な変更は何等行
なわずとも合紙を複写済用紙に挿入する機能が実現され
ている。
を有効にするために用いられている手差しトレイセンサ
33からの検出信号に基づいて自動給紙機構における用
紙送り系を停止させ、また、同時に複写部の機能を停止
させるようにしたため、ハードウエア的な変更は何等行
なわずとも合紙を複写済用紙に挿入する機能が実現され
ている。
合紙の挿入態様は、所定枚数毎、所定の内容単位毎等、
操作者の意思によって種々変更することができる。
操作者の意思によって種々変更することができる。
また、ソータを用いて複数部数の丁合いを行なう場合、
上記のように手差し給紙機構を利用して各部の複写済用
紙内に合紙挿入を行なうことは、特に、作業の煩わしさ
を解消する点で有効である。
上記のように手差し給紙機構を利用して各部の複写済用
紙内に合紙挿入を行なうことは、特に、作業の煩わしさ
を解消する点で有効である。
[考案の効果] 以上説明してきたように、本考案によれば、手差し給紙
機構を利用したため、合紙挿入に関して操作者の負担を
極力軽減した複写機を簡便に実現することが可能とな
る。そして、これにより実現された複写装置は、更に付
加価値の高いものとなる。
機構を利用したため、合紙挿入に関して操作者の負担を
極力軽減した複写機を簡便に実現することが可能とな
る。そして、これにより実現された複写装置は、更に付
加価値の高いものとなる。
第1図は本考案の構成を示すブロック図、第2図は本考
案に係る複写装置の機構部の構成例を示す図、第3図は
本考案に係る複写装置の制御系の基本構成例を示すブロ
ック図、第4図は第3図におけるCPUでの処理の流れ
の一例を示すフローチャートである。 [符号の説明] 1…複写部 2…自動給紙機構 3…手差し給紙機構 4…手差し検出手段 5…自動用紙送り停止手段 6…複写機能停止手段 20a,20b…用紙 21a,21b…トレイ 25…自動給紙系搬送路 30…手差しトレイ 32…手差し系搬送路 33…手差しトレイセンサ 34…手差し用紙センサ
案に係る複写装置の機構部の構成例を示す図、第3図は
本考案に係る複写装置の制御系の基本構成例を示すブロ
ック図、第4図は第3図におけるCPUでの処理の流れ
の一例を示すフローチャートである。 [符号の説明] 1…複写部 2…自動給紙機構 3…手差し給紙機構 4…手差し検出手段 5…自動用紙送り停止手段 6…複写機能停止手段 20a,20b…用紙 21a,21b…トレイ 25…自動給紙系搬送路 30…手差しトレイ 32…手差し系搬送路 33…手差しトレイセンサ 34…手差し用紙センサ
Claims (1)
- 【請求項1】所定の画像形成プロセスを経て原稿画像の
複写を行なう複写部への給紙機構として、指定された用
紙サイズのトレイから用紙を送る自動給紙機構と、操作
者の所定操作によって有効となり、手差しによって供さ
れた用紙を送る手差し給紙機構とを備えた複写装置にお
いて、手差し給紙機構が有効にされたことを検出する手
差し検出手段と、自動給紙機構を用いた複写作動中に上
記手差し検出手段が手差し給紙機構が有効になったこと
を検出したときに自動給紙機構での用紙送りを停止させ
る自動用紙送り停止手段と、このとき複写部での機能を
停止させる複写機能停止手段とを備えたとことを特徴と
する複写装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18856786U JPH0628507Y2 (ja) | 1986-12-09 | 1986-12-09 | 複写装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18856786U JPH0628507Y2 (ja) | 1986-12-09 | 1986-12-09 | 複写装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6393340U JPS6393340U (ja) | 1988-06-16 |
JPH0628507Y2 true JPH0628507Y2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=31140049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18856786U Expired - Lifetime JPH0628507Y2 (ja) | 1986-12-09 | 1986-12-09 | 複写装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0628507Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-12-09 JP JP18856786U patent/JPH0628507Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6393340U (ja) | 1988-06-16 |
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