JPH0197961A - 露光用原板作成装置及び方法 - Google Patents

露光用原板作成装置及び方法

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JPH0197961A
JPH0197961A JP62255802A JP25580287A JPH0197961A JP H0197961 A JPH0197961 A JP H0197961A JP 62255802 A JP62255802 A JP 62255802A JP 25580287 A JP25580287 A JP 25580287A JP H0197961 A JPH0197961 A JP H0197961A
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Katsuyuki Akagawa
赤川 勝幸
Kazunori Imamura
今村 和則
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、防塵膜(ペリクル)付きのフレームをフォト
マスクやレチクルに自動的に貼付ける装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、半導体素子の製造においては、IC等の回路゛構
造は増々微細化、高密度化が進み、回路の線幅ルールも
1μm以下になってきた。半導体製造は古くからゴミ(
微小なダスト等)との戦いであるとされている程、製造
ラインのクリーン度が要求されている。そのため、フォ
トリソグラフィ工程で使われるフォトマスク又はレチク
ルの保管、  ゛管−は極めてやつ力中なものであった
。そこでフォトマスクやレチクルのパターン領域に異物
が付着するのを防止するために、マスクやレチクルの表
面から一定間隔(5〜7■程度)のところに光学的に安
定した透明な高分子薄膜(ペリクル)を張設する手法が
採用されてきた。ペリクルはマスクやレチクルの形状に
合わせた円形又は矩形の厚さ5〜7m程度のフレームの
一面に均一に張設され、フレームの反対の面には粘着性
の層が設けられている。このペリクル付フレームをレチ
クルに取り付けるには、人手によってレチクルのパター
ン領域とフレーム外形とを合わせた後、フレームの粘着
層でレチクルに固定していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このように従来では、ペリクル付フレームのマスク又は
レチクルへの貼付けを人手で行なっているため、人体か
ら発生する微小異物がペリクル付フレームの内側に入り
込み、貼付は完了後にその微小異物がマスクやレチクル
のパターン領域に落着するといった不都合が生じる。
このような場合、落着した異物はマスクやレチクルの使
用時(露光転写時)の後に判明するため、半導体素子の
製造工程において多大な障害となっていた。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、ペ
リクル付フレームをレチクルやマスクに貼付ける際に、
異物の混入や付着を極力排除する構成をもった貼付は装
置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決する為の手段〕
本発明においては、ペリクル付フレームをほぼ密閉状態
に収納するとともに、一部が開閉可能な防塵ケースをス
トックするケースストック部と、マスク又はレチクル等
の基板をストックする基板ストック部と、前記ケースス
トック部の防塵ケースを開き、収納されたペリクル付フ
レームを取り出すフレーム取出し機構と、基板ストック
部からマスク又はレチクルを取り出す基板取出し機構と
、取り出されたペリクル付フレームをマスク又はレチク
ルの所定位置に位置決めして貼り付ける貼付は機構と、
貼付けられたペリクル付フレームをさらに圧着させ、フ
レームの粘着層とマスク又はレチクルとの貼合わせを確
実にする圧着機構とを設けるようにした。
【作 用〕
従来の貼付作業ではべりタル付フレームを人手で直接触
れていたため、ゴミの付着はさけられなかった。そこで
本発明では、異物(ゴミ)の付着のないペリクル付フレ
ームを防塵ケースに収納したまま使用場所に持ち込み、
人手によって防塵ケースを開封することなく、自動貼付
は装置にセットする。自動貼付は装置内部では防塵ケー
スから自動的にペリクル付フレームを取り出し、このフ
レームは同様に防塵状態でセントされたマスク又はレチ
クルに位置決め、!Jで貼付けられる。このようにペリ
クル付フレームとマスク又はレチクルは貼り合わせの直
前にケースから取り出されるため、ゴミの付着を最小限
に押えることが可能である。
〔実施例〕
第1図は本発明の実施例によるペリクル自動貼付は装置
の概略的な内部構成を上面よりみた図である0本実施例
の装置には、ペリクル貼付は装置本体1とレチクル、又
はペリクル付レチクルに付着した異物を検査する検査装
置本体2とが一体に設けられている0両装置本体1.2
とも内部は適当なりリーン度が保たれるようにほぼ密閉
され、空調される。
さて、装置本体lの正面側には、ペリクル付フレームを
1個ずつ密閉状態で収納したフレームケースの複数をセ
ットするためのケースストック部3と、レチクルを1枚
ずつ密閉状態で収納した公知のレチクルケースの複数を
セットするための基板ストック部4とが設けられている
。この基板ストック部4とレチクルケースの構成は、例
えば特開昭57−64928号公報に開示されているも
のがそのまま採用できる。
一方、ケースストック部3にセットされるフレームケー
スは、第2図のような構造を有し、ペリクル付フレーム
16を載置するトレイ部14と、トレイ部14を上から
ふさぐ蓋部15とで構成される。第2図(A)はトレイ
部14の内側を上面からみたもので、ペリクル付フレー
ム16がケース内部で位置ずれをおこさないように、4
辺の夫々に対応してリプ14aが設けられている。この
リプ14aはケース(トレイ部)外形に対して所定の位
置精度で設けられ、ペリクル付フレーム16を取り出す
ときの搬送アーム等との位置合わせを容易にしている。
第2図(B)はトレイ部14の上に蓋部15をして密閉
した場合の断面を示し、リプ14aはペリタル付フレー
ム16の高さ(厚さ)よりも低くなるように定められる
さらにトレイ部15の下面には、第2図CB)、(C)
に示すように2本の平行なリプ14bが設けられている
0本実施例では、2本のリプ14bの間隔はべりタル付
フレーム16の外形幅よりも大きくなるように定められ
ている。このリプ14bは、貼付は装置本体1内にフレ
ームケースを自動搬送するときのハンドリングのために
設けられている。尚、第2図(A)、(B)に示すよう
に、ケース内のフレーム16の左右には所定の空間がと
られるが、これはフレーム16を搬送するためのアーム
等が進入する際のにげである。
第3図は、自動搬送に適したペリクル付フレーム16の
具体的な構造の一例を示したもので、第3図(A)は正
面図、第3図(B)は側面図である。ペリクル付フレー
ム16はほぼ矩形の枠部16aで構成され、枠部16a
の互いに平行な2辺の角部分(4ケ所)には、第3図(
A)のように円すい形の凹部16bが設けられる。この
4隅の凹部16bは、搬送用のアーム等によって挟持す
る際の位置決め、及びすべり止めの機能をもたせるため
のものである。またペリクル付フレーム16のレチクル
との貼付は面には、第3図(B)に示すように、粘着性
の接着層30が形成され、さらに接着層30を保護する
ために、枠部16aの外形と同一形状の保護シート材1
7が密着されている。この保護シート材17は、フレー
ム16をレチクルに貼付ける直前に、第3図(A)に示
すようにシート材17の一部の枠16aの外形よりも突
出させた部分17aをつかんではがされる。
さて、このようなペリクル付フレーム16を収納したフ
レームケース(14,15)は、第1図中のケーススト
ック部3に、第4図に示すように、はぼ水平状態で積み
重ねるような配置でセットされる。第4図はケーススト
ック部3を装置本体lの正面側からみた図で、ストック
部3にはフレームケース(14,15)のトレイ部14
の下面両脇を保持する段部3aが設けられる。各フレー
ムケース間には、搬送アーム進入のために所定の空間が
できるように各段部3aで支えられる0、ところで第1
図において、上記フレームケース(14,15)は、ス
ライダー5aに沿ってX方向に移動する搬送アーム5b
により、ケースストック部3から取り出され、組立テー
ブル9に運。
ばれる0組立テーブル9は上段テーブルと下段テーブル
との2段構造になっており、第1図中の位置AからAo
までの間をX方向に直進移動可能に設けられている。*
送アーム5bによって運ばれたフレームケース(14,
15)は位置Aで組立テーブル9の下段テーブルにi!
置される0組立テーブル9が位置A°まで移動すると、
フレームケース(14,15)は蓋開閉手段10の吸着
パッド下方に位置する。!開閉手段10はフレームケー
ス(14,15)の蓋部15を吸着パッドで真空吸着し
、蓋部15を上方に持ち上げる。これによりフレームケ
ースが開かれることになる。
また搬送アーム5bの位置Aとケースストック部3の間
の搬送路の途中には、ペリクル付フレーム16の保護シ
ート材17の突出部分17aをつかむ機構12が設けら
れる。
一方、基板ストック部4には、レチクルを収納したケー
スが装着され、スライダー6aに沿ってX方向に移動す
る搬送アーム6bにより、ケース内のレチクルが取り出
され、水平状態で装置の奥の方へ運ばれる。搬送アーム
7bはスライダー7aに沿ってX方向に移動し、搬送ア
ーム6bとの間でのレチクルの受渡し位置と位置Aとの
間で往復できるように構成される。
従って搬送アーム7bは、搬送アーム6bからレチクル
を受は取り、組立テーブル9の上段テーブルまで運ぶこ
とができる。
組立テーブル9が位置Aにあるとき、ペリクル付フレー
ム16がレチクルに貼付けられ、その後組立テーブル9
は位置A°をへて位置A I +に移動する0位置A1
でペリクルフレーム16の貼られたレチクルの上方(又
は下方)には、ペリクルフレーム16とレチクルとを均
等に圧着させるための加圧機構11が設けられている。
加圧機構11の加圧部材はべりタル付フレーム16の枠
部16aの上端面(又は下端面)のみに当接するように
設けられている。
以上、第1図において3つの搬送アーム5b、6b、7
bはともに上下方向(Z方向)に移動可能に設けられて
いる。また搬送アーム6b、7bはレチクルの周辺を保
持するコの字状の簡単なアームでよいが、搬送アーム5
bはべりタル付フレーム16の搬送とフレームケース(
14,15)の搬送とを兼ねるため特別な構造になって
いる。そこで以下に搬送アーム5bの詳細な構造と゛そ
の他主要部分の詳細な構造を順次説明する。
第5図は搬送アーム5bの構造を示す平面図であり、ア
ーム部全体はスライダー5aに沿ってy方向に移動する
アーム支持体50aに設けられる。
そしてアーム部全体は、アーム支持体50aに固定され
たDCモータ22とベルト駆動とにより、y方向に伸び
た中心軸lの回りを矢印Cの如く1806以上に渡って
回転可能に構成される。2本のL字状のアーム指24は
互いに対向するように設けられ、スライドガイド19に
沿って図中の矢印Bの方向(X方向)に中心軸iに関す
る対称性を保って直進移動可能である。2本の平行なア
ーム指24の開閉運動はDCモータ23とカム機構18
とによって行なわれる0両アーム指24の中心軸lに向
う側には、ペリクル付フレーム16の凹部16bに係合
する円すい状の凸部21が、凹部16bの各位置に対応
して形成されている。さらに両アーム指24の外側には
フレームケース(14,15)の下面のリプ14bと係
合し得るように突出した部材20が各2ケ所に設けられ
ている。この部材20によってフレームケースのハンド
リングを確実なものにする。このように搬送アーム部5
bは、フレームケース(14,15)の搬送とフレーム
16の搬送とを兼用するものであり、さらにアーム指2
4が180°以上回転することから、挾持したペリクル
付フレーム16の接着層30を下向き又は上向きの任意
の向きにすることができ、ペリクルフレーム16の片面
貼り、両面貼りのいずれの場合にも対応できる。尚、搬
送アーム5bは、アーム支持体50aを含めて第5図に
示した全体が上下動する。
第6図は組立テーブル9の全体的な形状を示す斜視図で
あり、レチクルが載置される上段テーブル9a、フレー
ムケース(14,15)が載置される下段テーブル9b
、及び移動のためのレールに全体を載せるための底部9
cとが所定の空間をもって上下に配置されている。ただ
し上段テーブル9a、下段テーブル9bの中央部は想像
線で示すように切り取られており、搬送アーム5b(ア
ーム指24)が自由に上下動できるようなスペースが確
保されている。
第7図は機構12の付近を装置正面側がらみた図であり
、搬送アーム5bのアーム指24はベリタル付フレーム
16を水平に挾持している。この際アーム指24の下面
はフレーム16の下面(シート材17)よりも上方に位
置するように定められている。搬送アーム5bがy方向
の所定位置にくると、つかみ機構12のトグル回転部1
2aが直立し、回転部12aの先端に設けられたつかみ
部12bが保護シート材17の突出部17aを上下には
さみ込む、この後、第5図に示したDCモータ22が駆
動され、アーム指24の全体が第7図中の矢印Eのよう
に回転し、保護シート材17が接着3130からひきは
がされる。はがされたシート材17は不図示の廃棄箱に
落下される。
第8図は加圧機構11の構造の一例を示す斜視図であり
、上下に配置された2枚の加圧プレート11a、Ilb
は互いに近づく方向と離れる方向とに可動し、加圧パッ
ト部11cがペリクル付レチクルのフレーム16に上下
から当接し、レチクルの上下面i仮りに貼り付けられた
フレーム16を所定の圧力で密着させる。2枚の加圧プ
レート11a、llbは、その間の空間に、上段テーブ
ル9aに載置゛されたペリクル付レチクルが運ばれてく
るように配置されている。
尚、組立テーブル9を第1図中の位置A ”において上
下動するようにすれば、上側の加圧プレート11aは固
定にしたままでもよい。
ところで第1図において、貼付装置本体1の左側には、
レチクルのガラス面やパターン面に付着した異物等の欠
陥を光学的に検査する異物検査装置本体2が接続されて
いる。基板ストック部4から搬送アーム6bでX方向に
運び出されたレチクル、又はフレーム16の貼付けが終
って搬送アーム7bでX方向に運ばれてくるペリクル付
レチクルは、装置本体2のアーム8bに受は渡される。
アーム8bはスライダー8aに沿ってX方向に水平移動
し、検査時の副走査を兼用して行なう、主走査はレーザ
ビームのスポットをレチクル表面上でX方向にスキャン
することで行なわれる。尚、本実施例では、アーム8b
と搬送アーム6bとの間ではレチクルの受は渡しが可能
であるが、アーム8bと搬送アーム7bとの間では受は
渡しができない、そのため搬送アーム7bで運ばれてく
るペリクル付レチクルは一度搬送アーム6bに受は渡さ
れ、その後アーム7bに受は渡されるように動作する。
またアーム8bはレチクルを装置本体2内に搬入する動
作と検査時の副走査を兼ねるため、上下動はしないよう
な構成となっている。
次に本装置の全体的な動作を説明する。
まず、ペリクル付フレーム16の製造メーカーからは、
第2図に示すように、フレーム16をフレームケース(
14,15)に収納した状態で供給される。オペレータ
はその状態のフレームケース(14,15)を装置本体
1のケースストック部3に第4図のようにセットする。
ペリクルを貼付けるべきレチクルは、公知のレチクルケ
ースに収納されたまま、基板ストック部4に装着される
次に、搬送アーム5b(第5図)は2本のアーム指24
を所定の間隔に調整し、ケースストック部3内のフレー
ムケース(14,15)の下方空間に進入する。そして
搬送アーム5bをわずかに上方に移動させると、フレー
ムケース(14,15)はストック部3の段部3aから
アーム指24の突出部材20の上に受は渡される。さら
に2本のアーム指24がわずかに開かれ、突出部材20
はフレームケース(14,15)のトレイ部14の下面
のリプ14bを内側からつかむ。
次に搬送アーム5bはフレームケース(14,15)を
ストック部3から引き出し、位yIAで待機している組
立テーブル9(第6図)の下段テーブル9b上にフレー
ムケースを受は渡す、下段テーブル9bはフレームケー
スの下面を真空吸着し、ずれないように固定する。その
後、組立テーブル9は位置A゛に移動し、開閉機構lO
の吸着パッドが組立テーブル9の上段テーブル9aの下
方で、フレームケースの上方の空間に進入する。
吸着パッドはフレームケースの蓋部15の上面を真空吸
着し、そのままわずかに上方に持ち上げる。
これにより蓋部15とトレイ部14とが分離され、吸着
パッドに蓋部15を残したまま、組立テーブル9は位置
A”から位置Aに戻る。
次に、再び搬送アーム5bのアーム指24が位置Aにお
いてトレイ部14上のペリクル付フレーム16を、第7
図のように挾持し、トレイ部14かられずかに持ち上げ
た後、つかみ機構12のところまで水平に移動する。そ
して、第7図に示したようにつかみ部12bによってシ
ート材17の突出部分17aをつかみ、アーム指24は
DCモータ22によって回転する。これにより保護シー
ト材17がはがされ、アーム指24は水平に戻される。
一方、基板ストック部4にセットされたレチクルケース
からは、搬送アーム6bによってレチク°ルが取り出さ
れる。アーム6b上に真空吸着されたレチクルは、検査
装置本体2の搬送アーム8bに受は渡され、異物の付着
の無有、付着位置、異物の大きさ等が検査され、検査結
果が記憶される。
この際、露光に障害となる異物が発見された場合は、そ
のレチクルを基板ストック部4の空のレチクルケースに
戻し、洗浄等のメンテナンスが必要であることをオペレ
ータに知らせ、他のレチクルケースから別のレチクルを
取り出す。
検査の結果問題がないときは、レチクルを搬送アーム8
bからアーム6bで受渡した後、搬送アーム7bに受は
渡す、アーム7bはレチクルを位置Aまで運び、組立テ
ーブル9の上段テーブル9aに受渡す、上段テーブル9
aはレチクルを真空吸着により固定し、フレーム16を
挟持したアーム5bは組立テーブル9の上方空間まで移
動する。その後、搬送アーム5bは所定量降下して、ペ
リクル付フレーム16の接着1130をレチクル上面に
当接させる。
このときレチクルに不要な応力を加えないように、上段
テーブル9aはレチクルを弾性体(仮バネ等)を介して
保持している。従ってアーム5bが降下して、フレーム
16がレチクルに当接した後は、レチクルがわずかに下
方に逃げられるような構造となっている。
次に組立テーブル9は位置Aから位IA°まで移動し、
開閉機構10の吸着パッドに保持されている蓋部15を
、空になったトレイ部14に重ね合わせる。そして再び
組立テーブル9は位置Aに戻され、搬送アーム5bが空
になったフレームケース(14,15)の下方空間に進
入され、空のフレームケースを受は取り、ケースストッ
ク部3に戻す。
次に搬送アーム5bはレチクル下面用のペリクル付フレ
ーム16を、別のフレームケース(14,15)から取
り出す、このシーケンスは、先の蓋部15の開放、シー
ト材17のはがしと全く同様に行なわれ、異なる点は、
このシーケンスの間、上段テーブル9a上には上面にペ
リクル付フレーム16が貼られたレチクルが載置されて
いることである。こうして2つ目のフレーム16が搬送
アーム5bに挾持されたら、アーム指24はモータ22
により回転され、フレーム16の接着層30が上方に向
くように反転される。その後、このフレーム16は位置
Aにある上段テーブル9aの下方空間に進入され、搬送
アーム5bはわずかに上方にフレーム16を上昇させ、
接着層30をレチクル下面に当接させる。これによりレ
チクルの上下面の両方にペリクル付フレーム16が貼ら
れたことになる0通常、上下面のフレームは、寸法が同
じものを上下に重ね合わせるように貼付けられ、フレー
ムの外形はレチクル外周よりも小さくなるように決めら
れている。
さて、次に組立テーブル9は位置Aから位置A°をへて
位置A1に移動し、加圧機構11(第8図)により上下
面のペリクル付フレーム16を所定の圧力で上下に挾み
込む、そして、加圧が終ると組立テーブル9は位置A゛
をへて位置Aにもどる。このとき位置A°において、開
閉機構10の吸着バンドに保持されている蓋部15を、
下段テーブル9bに載置されているトレイ部14の上に
重ね合わせるように、吸着パッドを降下させる。
従って、位置Aに戻った組立テーブル2の上段テーブル
9aには、ペリクル付フレームの両面貼付けが完了した
レチクルが載置され、下段テーブル9bには空のフレー
ムケース(14,15)が載置されている。こうして下
段の空のフレームケース(14,15)は搬送アーム5
bによりケースストック部3に戻され、上段のペリクル
付レチクルは搬送アーム7b、搬送アーム6bを介して
搬送アーム8bに受は渡され、異物の検査が行なわれる
。異物検査は、この場合、上下面のペリクルを介して行
なうことになるので、裸のレチクルの検査の場合に対し
て検出感度(特に異物の大きさ)を補正しておくとよい
また必要に応じて、先に記憶した裸のレチクルの検査結
果と照合して、適切にペリクル付フレームが貼付けられ
たか否かを判定する。
こうして検査の終ったペリクル付レチクルは搬送アーム
6bにより空のレチクルケースに戻され、貼付けの良、
不良がオペレータに表示される。
以上、本実施例ではべりタルの両面貼付けを説明したが
、もちろん片面だけでも同様のシーケンスで実行できる
本実施例で搬送アーム5bは、フレームケース(14,
15)の搬送、ペリクル付フレーム16の搬送、フレー
ム16のレチクルへの接着動作、及び保護シート材17
のはがし動作に兼用して使われるため、装置全体が非常
にコンパクトになるといった利点がある。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば人手によりペリクル(防塵
膜)付フレームを扱うことなく自動的にレチクルやマス
ク等に貼付けられ、またケースからケースへ自動搬送さ
れるため、異物等の混入付着が最小限に押えられるとい
った効果が得られる。
〔主要部分の符号の説明〕
1・・・ペリクル貼付装置本体、 2・・・異物検査装置本体、 3・・・フレームケースのストック部、4・・・レチク
ルケースのストック部、5b、6b、7b、8b・・・
搬送アーム、9・・・組立テーブル、  10・・・開
閉機構、11・・・加圧機構、   12・・・つかみ
機構、14・・・フレームのトレイ部、  15・・・
蓋部、16・・・ペリクル付フレーム、 24・・・搬送アーム5bのアーム指。 出願人  日本光学工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  マスク又はレチクルに防塵のためのペリクル付フレー
    ムを自動的に貼付ける装置において、前記ペリクル付フ
    レームをほぼ密閉状態に収納するとともに、一部が開閉
    可能な防塵ケースをストックするケースストック部と; 前記マスク又はレチクルをストックする基板ストック部
    と; 前記ケースストック部の防塵ケースを開き、収納された
    ペリクル付フレームを取り出すフレーム取出し機構と: 前記基板ストック部からマスク又はレチクルを取り出す
    基板取出し機構と; 取り出された前記ペリクル付フレームを、前記マスク又
    はレチクルの所定位置に位置決めして貼り付ける貼付け
    機構と; 該マスク又はレチクルに貼付けられたペリクル付フレー
    ムをさらに圧着させる圧着機構とを備えたことを特徴と
    する自動ペリクル貼付装置。
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