JPS61260632A - 異物検査装置 - Google Patents

異物検査装置

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JPS61260632A
JPS61260632A JP60101315A JP10131585A JPS61260632A JP S61260632 A JPS61260632 A JP S61260632A JP 60101315 A JP60101315 A JP 60101315A JP 10131585 A JP10131585 A JP 10131585A JP S61260632 A JPS61260632 A JP S61260632A
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JP
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foreign
pellicle
scattered
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JP60101315A
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English (en)
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Shoichi Horiuchi
堀内 昭一
Takashi Maruyama
隆 丸山
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • G03F1/82Auxiliary processes, e.g. cleaning or inspecting
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    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic Table or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、微小なゴミ等の異物を検出する装置に係り、
ペリクル装着状態のレティクル及びマスクあるいはペリ
クル単体の異物付着状態の検出に好適な異物検査装置に
関する。
〔発明の背景〕
従来の装置は、特開昭59−82727号に記載のよう
にペリクル装着状態で基板上の異物を検出する有効な方
法を提供している。しかし、レティクルあるいはフォト
マスクを用いる露光においては、基板に付着した異物で
もクロムパターン上の異物(パターン幅よりも小さい異
物)は、ウェハ上に転写されないため露光上有害ではな
く、さらに縮tJs投影露光においては転写ボケの効果
があるため、パターン面に付着した異物と比較し、ガラ
ス面側の微小異物は転写しにくいということもあり、単
に異物有無の検出だけではなく、異物が前述したどの位
置に付着しているかを示すいわゆる付着状態の検出も必
要であるが、従来の装置は、この点の配慮がなされてい
なかった。
もう1つの従来装置は、特開昭58−62544号に記
載のように、表あるいは裏のいずれか一方からレーザビ
ームを基板上に照射し、表側と裏側とで散乱光を光電検
出し、その信号の差異に基づいて異物検査を行い、異物
が表と裏のどちらに付着しているかあるいは、パターン
上に付着しているかなどの異物付着状態の検出が出来る
様に工夫されているが、この方法では、ビーム照射側か
ら見て裏側に設けられた光電検出器に、表側で得られる
信号と比較出来る十分な強度の信号が得られることが条
件となる。しかし、レティクルあるいはフオトマスクへ
の異物付着防止対策として普及しつつあるペリクル装着
状態(透明なうす膜、例えば0.8〜2 μm厚さのニ
トロセルロース膜を基板上の約5〜10mmの高さに装
着する。)では、裏側への散乱光はペリクル膜で減衰し
く実験によれば、ペリクル膜で散乱光強度は1/3〜1
15に減衰する。)、十分な強度の検出信号が得られな
い場合があること、さらに単に一方の面に照射し面に付
着した異物は検出できず、また裏面の微小異物は検出で
きない場合がある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、ペリクル膜を装着した状態のレティク
ル又はフォトマスクなど基板状の検査対象およびペリク
ル膜に付着した異物の付着状態を検査可能な異物検査装
置を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は、上記目的を達成するために、ペリクル装着状
態で斜め方向から基板の上面および下面にビームを走査
し、基板の上面および下面に付着した異物で散乱された
光を検出すると共に、異物の検出位置を記憶しておき、
上面走査と下面走査でそれぞれの記憶された異物位置に
おける検出信号レベルを比較し、その結果から、異物付
着状態すなわち、パターン面側のパターン上に付着した
異物か、同面側のガラス面に付着した異物か、あるいは
、ガラス面側のパターン上に付着した異物か、同面側の
ガラス面に付着した異物かを区別して検出することを特
徴とするものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を図に示す実施例にもとづいて説明する。
具体的な実施例の説明の前に、本発明の特徴を明らかに
するため1本発明の基本を第1図〜第2図をもとに説明
する。
第1図は、ペリクルを装着した状態のレチクルあるいは
フォトマスク等の基板上の異物を検出する状態を示す説
明図である。図は、レチクル等の基板3の上面、下面に
ペリクル(透明なうす膜)4が金属性の枠5と一体で接
着されている状態を示し、枠5を断面した図である。ペ
リクル4は基板上の回路パターン3a、3b等をウェハ
上に露光する場合を考慮し、0.8  μmまたは2μ
m前後のニトロセルロース膜が用いられており、基板3
の表面から数l111〜10mm前後離して装着される
ペリクル4を用いる目的の一つは、基板3の表面にゴミ
などの異物付着の防止にあるが、ペリクル′4を装着す
る前に行う洗浄の不適、あるいは、洗浄からペリクル4
装着までの持運び中の異物付着、さらに、ペリクル4の
内側に付着していた異物の落下などがあり、基板3への
異物付着の問題は以前として残っている。基板3表面へ
の異物付着の実体は様々であるが、投影露光と異物検査
を関連づけて整理すると図に示すA、B、Cの3つのケ
ースで考えれば良いことになる。すなわち、投影露光で
は基板3に描画された回路パターン例えば3a、3bを
ウェハ上に等倍あるいは縮小投影することを目的として
おり、回路パターンはクロムを主にして構成されている
。したがって、回路パターン3aの上に付着している異
物で38の幅よりも小さいもの、あるいは、基板3の下
面側で回路パターン3bの裏面に付着している異物で3
bの幅よりも小さいものは、回路パターン3a。
3bの影になリウエハ上へは転写されないため、このよ
うな異物は投影露光上無害である。露光上問題となる異
物は、回路パターン例えば3a+3bのない個所に付着
した異物Bであり、これはあるサイズ以−ヒになるとウ
ェハ上に転写し不良品を作る原因となる。前記説明で明
らかなように、異物A、Cが回路パターン3a、3bの
幅よりも大きい場合は当然露光上問題となるが、異物A
Cのケースを検出する方式で検出可能のため省略しであ
る。
以上の説明のように、異物検査においては上記3つの異
物付着ケースを区別して検査する必要がある。すなわち
、異物Aでは、基板3の上面の(一般にクロムパターン
面と云う。)回路パターン上に付着していること、異物
Bでは、基板3の上面に付着していること、異物Cでは
、基板3の下面の(一般にガラス面と云う。)回路パタ
ーンの影になっていることをそれぞれ識別するいわゆる
。異物付着状態の検査を必要とする。
次に上記技術を提供する本発明の基本となる検出方法を
説明する。
レーザビーム1を基板3に対し斜め方向から基−板3の
上面に照射し、横方向(例えば図では左かれるようにな
っているので、走査中に異物Aの付着個所に照射される
と、異物の表面形状がランダムなために例えばla、l
bに示す如くランダムな方向に散乱光が発生し、その1
部の散乱光1aがペリクル4を透過し、光電素子6で受
光される。
このとき異物Aから散乱光の1部は、基板3の下面方向
にも散乱されるが、回路パターン3aで反射され下面側
には照射されない。
レーザビーム1が異物Bの付着個所に照射されると、前
記と同様に異物のサイズに応じた散乱光が発生し、その
1部の散乱光ICが光電素子6で受光される。このとき
前記と同様に基板3の下面側にも基板3を透過した散乱
光1d’ が散乱され、光電素子7で受光される。
レーザビーム1が回路パターン3bの個所に照射される
とビーム1の入射角度とパターンの角度に相応し指向性
のある散乱光、例えば1eが発生し異物との識別が必要
となるが、これは特開昭59−82727の従来技術で
解決可能で本発明上問題とならない。
次にレーザビーム1を基板3の下面側に切換え、前記と
同様に基板3の下面を走査する。レーザビーム2が異物
Aの付着している個所1こ照射されると、回路パターン
3aで散乱光2aとなり、異物Aからの散乱光は得られ
ない。尚散乱光2aは前記回路パターン3bの場合と同
様に検出されない様に構成されている。
レーザビーム2が異物Bの付着している個所に照射され
ると、基板3を透過し散乱光2b、2b’が発生し光電
素子6,7で受光される。
レーザビーム2が異物Cの付着している個所に照射され
ると、前記異物A、Bの場合と同様に散乱光が発生し、
その一部の散乱光2Cが光電素子7で受光される。
以上説明したレーザビーム1及び2の走査状態における
光電素子6,7の出力をモニターすると第2図(a )
(b )(c )(d )のような信号がそれぞれ得ら
れる。ここで(a)、(b)は、基板3の上面にル−ザ
ビーム1を走査したときの光電素子6,7〕ユ信号を示
し、(a)が光電素子6の信号、(b)が光電素子7の
信号を示す。(c)、(d)は、レーザビーム2を走査
したときの光電素子6,7の信号を示しており、(Q)
が6の光電素子、(d)が7の光電素子の信号を示して
いる。ここで図の縦軸は光電素子6,7の受光する散乱
光の強さに比例した量を表わし、異物A、B、Cに対応
した信号をそれぞれSa、Sb、Scで表わすものとす
る。
また横軸は基板3上のレーザビーム1,2の走査位置を
表わし、異物A、B、Cに対応した位置をそれぞれPa
、Pb、Pcで表わすものとする。
異物Aによる散乱光では第2図(a)に示す信号波形S
aが得られる。しかしくb)、(c)、(d)では信号
が検出されないから異物は基板3の上側の面(光電素子
6の側)の回路パターン3a上に付着していると判断で
きる。異物Bによる散乱光では第2図(a)、(b)、
(c)、(d)に示す信号波形sbが得られ、その信号
レベルはそれぞれsbl。
sb、、sb、、sb4で表わす如くとなりSb1の上
面を走査していること、信号レベルがSb1>sb、>
sb、>sb4かまたはsb□>sb。
かを判定すれば異物は基板3の上側の面の回路パターン
のないところに付着していると判断できる。
また異物Bが基板3の下側の面に付着している場合は上
記説明でも明らかな如く、レーザビーム2の走査でSb
4の信号レベルがもつとも大きくなるから上記と同様に
それぞれ4つの信号かまたは2つの信号を比較判定する
ことにより付着状態の判断が可能である。尚、異物Bの
形状、種類によってはld’ 、2b’の散乱光強度よ
りも2bの方が大きい場合も考えられるが、その場合も
一上記4つの信号の2つ以上を比較判定することにより
異物Bの付着状態を判断することができる。異物Cによ
る散乱光では第2図(c)に示す信号波形Scが得られ
る。しかしくa)、(b)、(d)では信号が検出され
ないから異物は基板3下面の回路パターン3bの裏側に
付着していると判断できる。
次に本発明の実施例の詳細を図面に基づいて説明する。
第3図は異物検査装置の検出光学系の実施例を示す斜視
図である。
第3図において基板3の上面(図の表面)を走査するレ
ーザビームはIAおよびIA’の方向から照射する様に
通常の光学手段を用い切換えられ、基板3のX方向手前
半分をIA’が向側半分をIAが分担し、IB〜ICあ
るいはIB’〜IC′の角度でビームを振り、基板3上
のY、線上を走査する。また基板3の下面(図の裏面)
については、レーザビームを下面側に切換え、2A〜2
Cおよび2A’〜2G’ に示す如く、上記の上面側と
同様に下面を走査する。X方向のビーム走査は基板3を
X方向に移動しくこれは、X、Y、Z方向に移動可能な
ステージで行われるが本発明範囲外のため省略しである
。)行う。異物からの散乱光を受光する光電素子は、レ
ーザビームの走査線Y1軸上に上面側6a、6b、下面
側7a、7bの4個が配置されており、それぞれla、
la’。
−2a、2a’方向に散乱された散乱光を受光する。
L〜7第4図は第3図のY軸方向に基板3およびペリク
ル4、枠5を判断し、レーザビームIA方向から見た光
電素子の配置を示す図である。光電素子6a、6bおよ
び7a、7bはペリクル枠5に影響されずに、枠内の検
査エリアを広くとるため、左右半分ずつを2個の光電素
子6a、6b (下面側は7a、7b)で分担して1a
およびla’(下面側は2a、2a’ )の散乱光を受
光するため集光レンズ等通常の光学手段が光電素子と共
に配置されている。
第5図は装置の本発明に係る検出回路の主要な構成を示
すブロック図である。光電素子6a。
6b、7a、7bのアナログ信号は電圧増巾器8a、8
b、9a、9bを経てマルチプレクサ10.11に入力
する。マルチプレクサ10゜11はガルバノミラ−駆動
装置17から発するゲート信号で動作し、マルチプレク
サ10では8aあるいは8bのいずれか、マルチプレク
サ11では9aあるいは9bのいずれかの信号のみを通
し、A/D変換器23.24を経て記憶装置25に入力
する。
一方、レーザビーム(図示せず)を基板上のY軸方向に
走査するため、ガルバノミラ−駆動装置17でガルバノ
ミラ−12を駆動する。この駆動信号は位置演算器21
でY軸位置に演算され、A/D変換器22を経て記憶装
置25に入力される。
ここでレーザビームの走査を第3図で説明した如く、基
板上X軸方向の半分ずつで切換えるため(例えば第3図
のIA力方向らIA’方向への切換え)、ガルバノミラ
−駆動装置17はステージ位置制御装置18のX軸位置
信号を受けて切換えの制御も行う。
基板の位置はステージ(図示せず)の位置で決まるよう
に構成しており、ステージの位置はステージ位置制御装
置18で制御されるX軸駆動装置15と、2軸駆動装置
16で位置決めされる。X軸とY軸の位置は位置検出器
13と14で検出さ−れる。X軸の位置検出信号は位置
演算器19で位−L置信号に変換され、A/D変換器2
oを経て記憶装置25に入力される。位置検出器14は
Y軸の位置制御を行うためのもので、レーザビームの焦
点を基板の上面及び下面に正確に合せることができる。
さらにレーザビームが基板の上面を走査しているか、あ
るいは下面を走査しているかを検知するため、ビーム切
換制御回路26の信号を記憶装置25に入力する。
以上の様に構成した実施例の動作を次に説明する。
今レーザビームが第3図IA方向から照射し、第4図の
右側部分を走査しているものとすると、まずビーム切換
制御回路26から記憶装置25に基板の上面側を走査し
ている信号が入力される。
ここで、基板のパターン面が上面か下面かは既知であり
、装置のイニシャル設定条件であらかじめ設定され記憶
装置25に入力されている。したがって上記信号が入力
されると、記憶装置25で走査中の面がパターン面かガ
ラス面か判定できる。
)散たされた散乱光2°を受光する光電素子7°の、檜
蒋を通す様に、レーザ走査と同期しガルバノミニノ ラー駆動装置から発するゲート信号で、マルチプレクサ
10.11を動作させる。それぞれの散乱光1a、2a
に基づく信号は、前記第2図で説明した異物付着状態の
情報も含め、異物に応じた強度の信号として記憶装置2
5に入力される。記憶装置25はこの異物信号と同期し
て前記構成で説明したレーザ走査位置すなわちX軸及び
Y軸の信号を記憶しており、上記異物信号の上面と下面
の位置合せができ、第2図に示す如き同一異物からの走
査面をパラメータとした信号の比較が可能となる。
第4図右側部分の走査が終了すると次に左側部分の走査
に移り、第4図1a′、2a′の散乱光を受光する様に
マルチプレクサ10.11を切換え光電素子6b、7b
の信号を通す。
上面側の走査を終了すると次にレーザビームを下面側す
なわち第3図の2Aあるいは2A’方向からの走査に切
換え、上記上面側と同様の動作でると、記憶装置25に
は同一の異物に対して、上面走査で2種類、下面走査で
2種類の合計4種類の信号と、これと同期して異物付着
位置と付着面の情報が入力されていることになり、異物
信号を第2図の例に示す如き結果に整理することができ
る。この結果から前記発明の基本説明で述べた如くそれ
ぞれの信号レベルを上記付着面情報とともに比較すると
、目的とする異物付着状態すなわちパターン面に付着し
ているか、あるいはガラス面に付着しているか、さらに
クロムパターン上か、あるいはクロムパターンの裏面に
付着しているかの結果を得ることができる。
ここで異物付着状態の検知のため同一の異物に対し2つ
の光電素子からなる4種類の信号を用いる理由は、本発
明の目的がペリクル装着状態でのレティクルあるいはマ
スクなどの基板に付着した異物の検知にあることから、
ペリクル枠の影響を受けずに基板の広い範囲にわたり異
物検査を行い、異物付着状態を検知するためである。
本発明に係るもう一つの基本的実施例を第6図および第
7図により説明する。第6図はペリクルに付着した異物
の付着状態を検出する原理図で、第7図は検出信号の状
態を示す説明図である。ペリクル4は枠5に接着固定さ
れた状態で市販されており、異物付着のケースはペリク
ル4の上面側に付着している異物Aと下面側に付着して
いる異物Bに大別することができる。ここで異物Aのよ
うにペリクル4の上面に付着した異物は、前記説明の如
く露光での転写ボケの効果があることから基板上で問題
となる異物よりもはるかに大きな異物(例えば30μm
以上)しかウェハ上に転写せず小さな異物は無害である
。しかし異物Bのように下面側に付着した小さな異物は
そのまま下面に止まっていれば上面側異物と同様に無害
であるが、ペリクルを基板に装着した後この異物が基板
上に落下する場合があり露光上問題となっている。した
がってペリクル4に付着した異物についても前記例と同
様に付着状態の検知が必要となる。すなわち上面側の異
物Aは基板上に落下するケースがないため比較的大きな
異物の有無を検知すれば良く、下面側の異物Bについて
は基板上の落下も考慮し微小異物から検知する必要があ
る。そこでペリクル4の上面側及び下面側に前記実施例
と同様の方法でレーザビーム1及び2を走査するものと
し、今レーザビーム1を走査すると、異物Aから上面側
の光電素子6の散乱光1aが受光され第7図(a)に示
すSaの信号が発生する。同時に下面側の光電素子6に
はペリクル4で減衰した散乱光1cが受光され第7図(
b)に示すSa’の信号が発生する。異物Bからはペリ
クル4を透過したレーザ光で発生する散乱光1aがペリ
クル4を再び透過し、光電素子6で検出され第7図(a
)に示す信号が発生する。同時に下面側の光電素子7に
も散乱光1eが受光され、第7図(b)に示すSb2の
信号が発生する。次にレーザ光を下面側に切換えレーザ
ビーム2を走査すると、異物Aから下面側及び上面側に
散乱光2a及び2bが発生し、光電素子7及び6に受光
され第7図(d)に示すS a”と(c)に示すSa″
′の信号が発生する。異物Bからは散乱光2c及び2d
が発生し、光電素子7及び6に受光され第7図(d)に
示すsbwと(c)に示すSb2の信号が発生する。こ
こで第7図のPa、Pbは異物A、Bのそれぞれの位置
に対応し、縦軸、横軸は第2図と同様であるものとする
以上の説明で明らかな様に第7図に示す信号がそれぞれ
得られるから、これをもとに前記実施例と同様の手段で
、レーザ走査面と走査位置を考慮し信号を比較すると異
物サイズと共に付着面の判定ができるので、付着面に応
じて問題となる異物有無の判定が容易に可能となる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ペリクルを装着した基板上及びペリク
ル単体の異物検査が可能となり、異物の有無とそのサイ
ズのみならず、その付着状態すなわち基板上にあっては
その異物がパターン面のパターン上にあるか、あるいは
ガラス面にあるかまたはガラス面のパターン裏面にある
かの判定が自動的に行われるので、従来装置にあった付
着状態f A & #’t ’t’J定7゛不要8なり
・判定0正確22自動化、省人化につながり、さらに検
査時間の短縮が図れるため、半導体製造プロセスのスル
ープット向上と無塵化に貢献すること大である。
さらに従来のペリクル単体で異物検査を行える装置がな
かったため、もっばら人間の目に頼っており異物の正確
な検査と付着状態の判定が不可能であったが、本発明に
よれば、ペリクル単体の検査も可能となり、異物の有無
のみならず検出異物がペリクルの上面に付着しているか
、下面に付着しているかの判定がそのサイズとともに検
知でき、露光上真に問題となる異物をプロセスの条件に
合せて上面と下面側々に分けて判定することができるの
で、前記同様大きな効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の異物検査装置の検出原理の説明図、第
2図は第1図による検出信号を示す図、第3図はレーザ
光の走査状態を示す図、第4図は光電素子の配置図、第
5図は本発明の一実施例の基本構成を示す図、第6図は
本発明のもう一つの実施例のペリクル単体での検出原理
の説明図、第7図は第6図による検出信号を示す図であ
る。 3・・・基板、4・・・ペリクル膜、6,7・・・光電
素子、8 a 、 8 b 、 9 a 、 9 b−
電圧増巾器、10゜11・・・マルチプレクサ、12・
・・ガルバノミラ−113,14・・・位置検出器、1
5・・・X軸駆動装置、16・・・2軸駆動装置、17
・・・ガルバノミラ−駆動装置、18・・・ステージ位
置制御装置、19.21・・・位置演算器、20,22
,23.24・・・A/D変換器、25・・・記憶装置
、26・・・ビーム切換制御回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、枠にペリクル膜を形成した異物付着防止手段を基板
    に装着した状態で、ペリクル膜を透過して基板上に光ビ
    ームを走査し、基板上に付着した異物からの散乱光に基
    づいて異物の有無を検査する装置において、基板の上面
    及び下面に斜め方向から光ビームを切換えて走査する光
    ビーム走査手段と、照射方向に対して予め定められた方
    向に配置され、該基板面に付着した異物からの散乱光を
    基板及びペリクル膜を通して受光すべく配置した上下各
    々1個ずつが1対となる4個の光電検出手段と、前記光
    ビームの基板上の走査位置検出手段と、前記それぞれの
    光電検出手段で検出された異物信号と、これと同期して
    前記光ビーム走査位置から異物検出位置を記憶する手段
    とからなり、一方の面の走査過程における上下両面で1
    対となる2個ずつの光電検出手段からのそれぞれの検出
    信号とこれと同期した検出位置信号、及び他方の面の走
    査過程における前記2個ずつの光電検出手段からのそれ
    ぞれの検出信号とこれと同期した検出位置信号を得、同
    一検出位置における該光電検出手段からの4つの検出信
    号を比較し、異物付着状態の判定をすることを特徴とす
    る異物検査装置。 2、被検査対象物が枠にペリクル膜を形成した状態のペ
    リクル膜であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の異物検査装置。
JP60101315A 1985-05-15 1985-05-15 異物検査装置 Pending JPS61260632A (ja)

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