JPH0195892A - 非腐食性フラックスろう付用アルミニウムブレージング材料 - Google Patents
非腐食性フラックスろう付用アルミニウムブレージング材料Info
- Publication number
- JPH0195892A JPH0195892A JP25492287A JP25492287A JPH0195892A JP H0195892 A JPH0195892 A JP H0195892A JP 25492287 A JP25492287 A JP 25492287A JP 25492287 A JP25492287 A JP 25492287A JP H0195892 A JPH0195892 A JP H0195892A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brazing
- core material
- aluminum
- filler metal
- flux
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000005219 brazing Methods 0.000 title claims abstract description 69
- 239000000463 material Substances 0.000 title claims abstract description 36
- 230000004907 flux Effects 0.000 title claims abstract description 18
- 230000009972 noncorrosive effect Effects 0.000 title claims abstract description 13
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 title claims description 24
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims description 24
- 239000011162 core material Substances 0.000 claims abstract description 31
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 claims abstract description 11
- 229910018125 Al-Si Inorganic materials 0.000 claims abstract description 5
- 229910018520 Al—Si Inorganic materials 0.000 claims abstract description 5
- 239000000945 filler Substances 0.000 abstract description 10
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 abstract description 10
- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract description 10
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract description 3
- 229910052749 magnesium Inorganic materials 0.000 abstract description 3
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 abstract description 2
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 5
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910001873 dinitrogen Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 3
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 3
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 3
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 3
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 2
- 229910052804 chromium Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 2
- 229910052748 manganese Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 2
- 229910052719 titanium Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910052726 zirconium Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910018131 Al-Mn Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910021364 Al-Si alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910018461 Al—Mn Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910001020 Au alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005253 cladding Methods 0.000 description 1
- 238000005352 clarification Methods 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 150000002222 fluorine compounds Chemical class 0.000 description 1
- 239000003353 gold alloy Substances 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K35/00—Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting
- B23K35/22—Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting characterised by the composition or nature of the material
- B23K35/24—Selection of soldering or welding materials proper
- B23K35/28—Selection of soldering or welding materials proper with the principal constituent melting at less than 950 degrees C
- B23K35/286—Al as the principal constituent
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は非腐食性フラックスろう付用アルミニウムブレ
ージング材料に係り、更に詳しくは、非腐食性フラック
スろう相法で製造される自動車用のろう付熱交換器に適
するアルミニウムブレージング材料に関する。
ージング材料に係り、更に詳しくは、非腐食性フラック
スろう相法で製造される自動車用のろう付熱交換器に適
するアルミニウムブレージング材料に関する。
(従来の技術及び解決しようとする問題点)自動車用の
アルミニウム製熱交換器、例えば、ラジェータやエアコ
ン等はフラックスろう相法により製造されるろう付熱交
換器が多用されている。
アルミニウム製熱交換器、例えば、ラジェータやエアコ
ン等はフラックスろう相法により製造されるろう付熱交
換器が多用されている。
このようなろう付熱交換器は、JISZ3263による
BAIIPC等のAl−Si系ろう材(例、A4343
合金)をAfl−Mn系(例、A3003合金)の芯材
の両面又は片面にクラッドしたアルミニウムプレージン
グシートが主に用いられ、K−F−Al系の非腐食性フ
ラックスを使用してフラックスろう相法により製造され
ているケースが多い。
BAIIPC等のAl−Si系ろう材(例、A4343
合金)をAfl−Mn系(例、A3003合金)の芯材
の両面又は片面にクラッドしたアルミニウムプレージン
グシートが主に用いられ、K−F−Al系の非腐食性フ
ラックスを使用してフラックスろう相法により製造され
ているケースが多い。
しかし、自動車用部品の分野においては材料の薄肉化の
市場ニーズが強く、材料の強度面上等の対応が要請され
ているが、アルミニウムプレージングシートの芯材(母
材)はAl−Mn系であって充分な強度が期待できない
。そこで、芯材中にMgを添加したAl金合金用いる試
みがなされているが、非腐食性フラックスろう相法は大
気圧下で実施されることから、Mg含有芯林を用いたア
ルミニウムブレージング材料はろう付により生成される
酸化皮膜が厚くなり、ろう付性が低下するという問題が
あり、このため、この種のブレージング材料はに使用上
制約されているのが現状である。
市場ニーズが強く、材料の強度面上等の対応が要請され
ているが、アルミニウムプレージングシートの芯材(母
材)はAl−Mn系であって充分な強度が期待できない
。そこで、芯材中にMgを添加したAl金合金用いる試
みがなされているが、非腐食性フラックスろう相法は大
気圧下で実施されることから、Mg含有芯林を用いたア
ルミニウムブレージング材料はろう付により生成される
酸化皮膜が厚くなり、ろう付性が低下するという問題が
あり、このため、この種のブレージング材料はに使用上
制約されているのが現状である。
本発明は、かNる事情に鑑みてなされたものであって、
非腐食性ブランクスろう付性においてろう付性を損うこ
となく充分なろう何役強度が得られ、薄肉化に対応でき
るアルミニウムブレージング材料を提供することを目的
とするものである。
非腐食性ブランクスろう付性においてろう付性を損うこ
となく充分なろう何役強度が得られ、薄肉化に対応でき
るアルミニウムブレージング材料を提供することを目的
とするものである。
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成するため、本発明者は、高強度化を図る
ためにMgを含有せしめた芯材を用いたアルミニウムプ
レージングシートを非腐食性フラックスろう付する際、
厚い酸化皮膜の生成に起因するろう付性の低下を効果的
に防止し得る方策を見い出すべく鋭意研究を重ねた結果
、アルミニウムブレージング材料にCaを適量添加する
ことによってろう何時の酸化皮膜の生成を効果的に抑制
でき、ろう付性の低下を防止できることを見い出し、こ
こに本発明をなしたものである。
ためにMgを含有せしめた芯材を用いたアルミニウムプ
レージングシートを非腐食性フラックスろう付する際、
厚い酸化皮膜の生成に起因するろう付性の低下を効果的
に防止し得る方策を見い出すべく鋭意研究を重ねた結果
、アルミニウムブレージング材料にCaを適量添加する
ことによってろう何時の酸化皮膜の生成を効果的に抑制
でき、ろう付性の低下を防止できることを見い出し、こ
こに本発明をなしたものである。
すなわち、本発明の非腐食性フラックスろう肘用アルミ
ニウムブレージング材料は、Mgを0.05〜0.7w
t%含有するアルミニウム合金を芯材とし、この芯材の
両面又は片面にAl−Si系ろう材をクラッドしたブレ
ージング材料であって、該芯材及びろう材の少なくとも
一方にCaを0.002〜Q、1wt%含有せしめたこ
とを特徴とするものである。
ニウムブレージング材料は、Mgを0.05〜0.7w
t%含有するアルミニウム合金を芯材とし、この芯材の
両面又は片面にAl−Si系ろう材をクラッドしたブレ
ージング材料であって、該芯材及びろう材の少なくとも
一方にCaを0.002〜Q、1wt%含有せしめたこ
とを特徴とするものである。
以下に本発明を更に詳細に説明する。
アルミニウムプレージングシートの非腐食性フラックス
ろう付性は、一般に不活性な雰囲気、例えば窒素ガス雰
囲気中で大気圧下で実施されるが、非食性フラックスは
アルミニウム部材を覆い、ろう付加熱過程におけるアル
ミニウム表面の酸化皮膜の成長を抑制すると同時に酸化
皮膜を破壊し、ろう相接合を可能にしている。
ろう付性は、一般に不活性な雰囲気、例えば窒素ガス雰
囲気中で大気圧下で実施されるが、非食性フラックスは
アルミニウム部材を覆い、ろう付加熱過程におけるアル
ミニウム表面の酸化皮膜の成長を抑制すると同時に酸化
皮膜を破壊し、ろう相接合を可能にしている。
しかし、プレージングシート芯材としてMg含有のアル
ミニウム合金を用いた場合、Mgは酸素との親和力が強
いため、僅かな酸素分圧の状態においても、約600℃
に到るろう付昇温過程において酸化皮膜は著しく成長し
、ろう付性が低下する。このため、非食性フラックスろ
う肘用アルミニウム材料においては、Mg含有アルミニ
ウム合金の使用は制約を受けていたのである。
ミニウム合金を用いた場合、Mgは酸素との親和力が強
いため、僅かな酸素分圧の状態においても、約600℃
に到るろう付昇温過程において酸化皮膜は著しく成長し
、ろう付性が低下する。このため、非食性フラックスろ
う肘用アルミニウム材料においては、Mg含有アルミニ
ウム合金の使用は制約を受けていたのである。
本発明者は、かNる現象を鋭意分析した結果、アルミニ
ウムに対するMgの優先的酸化に着目するに至り、この
ような現象を応用し、更にMgに対して優先的酸化が生
じるCaの添加を見出したものである。
ウムに対するMgの優先的酸化に着目するに至り、この
ような現象を応用し、更にMgに対して優先的酸化が生
じるCaの添加を見出したものである。
すなわち、アルミニウム自体も酸化物生成エネルギーが
小さく比較的酸化し易すいか、Mgはアルミニウムより
も更に酸化物生成エネルギーが小さいため、Mg含有ア
ルミニウム合金においては、ろう付等で高温に加熱され
た場合、Mgは材料表面に拡散し僅かな酸素とも化合し
て酸化皮膜を生成し、この酸化皮膜の成長はMgを含有
しないアルミニウム合金よりも著しく早い。
小さく比較的酸化し易すいか、Mgはアルミニウムより
も更に酸化物生成エネルギーが小さいため、Mg含有ア
ルミニウム合金においては、ろう付等で高温に加熱され
た場合、Mgは材料表面に拡散し僅かな酸素とも化合し
て酸化皮膜を生成し、この酸化皮膜の成長はMgを含有
しないアルミニウム合金よりも著しく早い。
ところが、芯材にMgを含有せしめたアルミニウムブレ
ージング材料にCaを添加すると、CaはMgよりも更
に酸化物生成エネルギーが小さいため、優先的に酸化し
、Mgの酸化を抑制できることが判明したのである。
ージング材料にCaを添加すると、CaはMgよりも更
に酸化物生成エネルギーが小さいため、優先的に酸化し
、Mgの酸化を抑制できることが判明したのである。
そのためには、アルミニウムブレージング材料へのCa
添加量を0.002〜0.1%の範囲とする必要がある
。Ca添加量が0.002%未満ではその効果が小さく
、また0、1%を超えるとCa自体の酸化物を有する表
面皮膜が厚くなり、却ってろう付性が低下するので好ま
しくない。Caはろう材或いは芯材の少なくとも一方に
添加すればよく、その効果を発揮できる。
添加量を0.002〜0.1%の範囲とする必要がある
。Ca添加量が0.002%未満ではその効果が小さく
、また0、1%を超えるとCa自体の酸化物を有する表
面皮膜が厚くなり、却ってろう付性が低下するので好ま
しくない。Caはろう材或いは芯材の少なくとも一方に
添加すればよく、その効果を発揮できる。
ろう材としては、通常のAl−Si系合金が適用でき、
Si含有量が5〜13%のものが好ましい。またろう材
のクラツド率は5〜15%が適切である。
Si含有量が5〜13%のものが好ましい。またろう材
のクラツド率は5〜15%が適切である。
芯材としてのアルミニウム合金中のMg含有量は0.0
5〜0.7%の範囲とする。Mg含有量が0.05%未
満では強度向上効果が小さく、また0、7%を超えると
、Caの添加によってもMgに起因する酸化皮膜の成長
を防止できず、ろう付性が低下し、またろう材の芯材中
への拡散が著しくなって耐座屈性が低下するため、好ま
しくない。
5〜0.7%の範囲とする。Mg含有量が0.05%未
満では強度向上効果が小さく、また0、7%を超えると
、Caの添加によってもMgに起因する酸化皮膜の成長
を防止できず、ろう付性が低下し、またろう材の芯材中
への拡散が著しくなって耐座屈性が低下するため、好ま
しくない。
なお、芯材には必要に応じてMn、Cu、Si、Zr、
Cr、Ti等を1種又は2種以上を添加することができ
る。Mn及びCuはMgと同様、強度向上効果があり、
しかも電位を貴とする効果を併わせで有する元素であり
、添加するときはMn1.5%以下、Cu0.5%以下
が望ましい。SLはMgとの共存により時効硬化性を付
与でき1強度向上に寄与できるので、添加するときは0
.6%以下が望ましい。更にZr、Cr及びTiはろう
材の芯材中への拡散を抑制し、耐座屈性の向上に効果が
あり、添加するときは0.2%以下とする。
Cr、Ti等を1種又は2種以上を添加することができ
る。Mn及びCuはMgと同様、強度向上効果があり、
しかも電位を貴とする効果を併わせで有する元素であり
、添加するときはMn1.5%以下、Cu0.5%以下
が望ましい。SLはMgとの共存により時効硬化性を付
与でき1強度向上に寄与できるので、添加するときは0
.6%以下が望ましい。更にZr、Cr及びTiはろう
材の芯材中への拡散を抑制し、耐座屈性の向上に効果が
あり、添加するときは0.2%以下とする。
上記ブレージング材料の非腐食性フラックスろう相法の
他の条件は特に制限されず、K−F−Al系フラックス
、例えばKF、AflF3、NaF等の弗化物を主成分
とするフラックスを用い、窒素ガス等の不活性雰囲気中
で実施すればよい。
他の条件は特に制限されず、K−F−Al系フラックス
、例えばKF、AflF3、NaF等の弗化物を主成分
とするフラックスを用い、窒素ガス等の不活性雰囲気中
で実施すればよい。
次に本発明の実施例を示す。
(実施例)
第1表に示す化学成分を有するろう材のAl合金並びに
第2表に示す化学成分を有する芯材のAl合金をそれぞ
れ常法により溶解、鋳造し、クラッド圧延及び冷間圧延
により全板厚0.35mmのアルミニウムプレージング
シートを製作した。
第2表に示す化学成分を有する芯材のAl合金をそれぞ
れ常法により溶解、鋳造し、クラッド圧延及び冷間圧延
により全板厚0.35mmのアルミニウムプレージング
シートを製作した。
なお、ろう材と芯材の組合わせは第3表に示すとおりで
あり、ろう材は芯材の片面にクララ率10%でクラッド
した。
あり、ろう材は芯材の片面にクララ率10%でクラッド
した。
次いで、プレージングシートにKF−AI2F。
系フラックス(商品名、 Nocolok F 1ux
)を塗布量5g/m2にて塗布し、露点−45℃の窒素
ガス雰囲気中で600℃X3m1nの条件でろう付を行
った。
)を塗布量5g/m2にて塗布し、露点−45℃の窒素
ガス雰囲気中で600℃X3m1nの条件でろう付を行
った。
ろう何役、ろう付性(間隙充填性)及びろう何役強度を
調べた。その結果を第3表に示す。
調べた。その結果を第3表に示す。
なお、ろう付性は、第1図に示すように、A3003合
金板(板厚1.2mm)2の上にその一端側に11nI
IIφのステンレス棒1を介してT字状をなすようにア
ルミニウムプレージングシート3を載置し、前記ろう付
条件と同じ条件で加熱したときの間隙充填性の長さh
(mm)を測定し、評価した。またろう何役強度は前記
ろう何役にJISB号試験片を切り出して測定した。
金板(板厚1.2mm)2の上にその一端側に11nI
IIφのステンレス棒1を介してT字状をなすようにア
ルミニウムプレージングシート3を載置し、前記ろう付
条件と同じ条件で加熱したときの間隙充填性の長さh
(mm)を測定し、評価した。またろう何役強度は前記
ろう何役にJISB号試験片を切り出して測定した。
第3表より明らかなとおり、プレージングシートの芯材
にMgが添加されていない従来材(M−1)はろう何役
強度が不足しており、しかし、Mgを芯材に含有せしめ
て強度向上を図った比較材(M−2)はCaが添加され
ていないのでろう付性に劣り、また比較材(M−3)の
如<Ca及びMgを過剰に添加してもろう付性は改善さ
れない。一方、芯材にMgを適量含有せしめた本発明材
は、いずれも適量のCaが添加されているので、ろう付
性に優れると同時にろう何役強度も高い。
にMgが添加されていない従来材(M−1)はろう何役
強度が不足しており、しかし、Mgを芯材に含有せしめ
て強度向上を図った比較材(M−2)はCaが添加され
ていないのでろう付性に劣り、また比較材(M−3)の
如<Ca及びMgを過剰に添加してもろう付性は改善さ
れない。一方、芯材にMgを適量含有せしめた本発明材
は、いずれも適量のCaが添加されているので、ろう付
性に優れると同時にろう何役強度も高い。
【以下余白1
(発明の効果)
以上詳述したように、本発明によれば1、非腐食性フラ
ックスろう肘用のアルミニウムブレージング材料として
、芯材にMgを添加して高強度を得ると共にろう材及び
芯材の少なくとも一方にCaを適量添加するので、高強
度化と同時に良好なろう付性を得ることができる。した
がって、熱交換器等のろう付アルミニウム構造部材の薄
肉化に要する材料強度向上に充分対応することが可能と
なる。
ックスろう肘用のアルミニウムブレージング材料として
、芯材にMgを添加して高強度を得ると共にろう材及び
芯材の少なくとも一方にCaを適量添加するので、高強
度化と同時に良好なろう付性を得ることができる。した
がって、熱交換器等のろう付アルミニウム構造部材の薄
肉化に要する材料強度向上に充分対応することが可能と
なる。
第1図(a)、(b)はろう付性の試験要領を説明する
図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。 特許出願人 株式会社神戸製鋼所 代理人弁理士 中 村 尚 第1図 (G) (b)
図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。 特許出願人 株式会社神戸製鋼所 代理人弁理士 中 村 尚 第1図 (G) (b)
Claims (1)
- Mgを0.05〜0.7wt%含有するアルミニウム合
金を芯材とし、この芯材の両面又は片面にAl−Si系
ろう材をクラッドしたブレージング材料であって、該芯
材及びろう材の少なくとも一方にCaを0.002〜0
.1wt%含有せしめたことを特徴とする非腐食性フラ
ックスろう付用アルミニウムブレージング材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25492287A JPH0195892A (ja) | 1987-10-09 | 1987-10-09 | 非腐食性フラックスろう付用アルミニウムブレージング材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25492287A JPH0195892A (ja) | 1987-10-09 | 1987-10-09 | 非腐食性フラックスろう付用アルミニウムブレージング材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0195892A true JPH0195892A (ja) | 1989-04-13 |
Family
ID=17271723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25492287A Pending JPH0195892A (ja) | 1987-10-09 | 1987-10-09 | 非腐食性フラックスろう付用アルミニウムブレージング材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0195892A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1637267A4 (en) * | 2003-06-04 | 2008-10-22 | Furukawa Sky Aluminum Corp | METHOD FOR BRAZING ALUMINUM MATERIAL |
-
1987
- 1987-10-09 JP JP25492287A patent/JPH0195892A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1637267A4 (en) * | 2003-06-04 | 2008-10-22 | Furukawa Sky Aluminum Corp | METHOD FOR BRAZING ALUMINUM MATERIAL |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6182992A (ja) | Al合金ブレ−ジングシ−ト | |
JP3772017B2 (ja) | 熱交換器用高強度高耐食アルミニウム合金クラッド材 | |
JP2007131872A (ja) | 熱交換器用アルミニウム合金クラッド材 | |
JP2541995B2 (ja) | Al熱交換器構造部材用高強度Al合金複合ブレ−ジングシ−ト | |
JPH1053827A (ja) | アルミニウム合金製熱交換器用ブレージングシート | |
JP3326106B2 (ja) | 強度および耐食性に優れた熱交換器用アルミニウム合金クラッド材 | |
JPH04263033A (ja) | 熱交換器用アルミニウムクラッド材 | |
JPH0195892A (ja) | 非腐食性フラックスろう付用アルミニウムブレージング材料 | |
JPS5811499B2 (ja) | ブレ−ジングシ−トの芯材用アルミニウム合金 | |
JP2693181B2 (ja) | アルミニウムブレージングシート | |
JP3749136B2 (ja) | 非腐食性フラックスろう付け用アルミニウム合金製ブレージングシート及びろう付け方法 | |
JP3164413B2 (ja) | アルミ製熱交換器部品の接合用材料とその接合方法 | |
JPH05148572A (ja) | アルミニウム合金クラツドフイン材 | |
JPH04297541A (ja) | 熱交換器用アルミニウム合金クラッド材 | |
JP2813492B2 (ja) | アルミニウムブレージングシート | |
JP2005015857A (ja) | アルミニウム合金クラッド材 | |
JPS5823197B2 (ja) | アルミニウムノ フラツクスナシロウヅケヨウロウゴウキン | |
JP2000317673A (ja) | ろう付け性に優れたブレージングシート | |
JPH08120379A (ja) | ろう付用アルミニウム合金製部材 | |
JPS63180394A (ja) | 非腐蝕性フラツクスろう付用アルミニウムブレ−ジングシ−ト | |
JPH08302439A (ja) | 耐食性およびろう付け性に優れた熱交換器用ブレージングシート | |
JPH06184687A (ja) | 熱交換器用高強度アルミニウム合金ブレージングシート | |
JPH08104935A (ja) | 熱交換器用アルミニウム合金クラッド材 | |
JPH05148569A (ja) | フイン用アルミニウム合金クラツド材 | |
JPH0890278A (ja) | アルミニウム合金ろう材 |