JPH0195572A - セラミック超電導限流素子の製造方法 - Google Patents

セラミック超電導限流素子の製造方法

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Publication number
JPH0195572A
JPH0195572A JP62251659A JP25165987A JPH0195572A JP H0195572 A JPH0195572 A JP H0195572A JP 62251659 A JP62251659 A JP 62251659A JP 25165987 A JP25165987 A JP 25165987A JP H0195572 A JPH0195572 A JP H0195572A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceramic
ceramic superconducting
local heating
limiting element
current limiting
Prior art date
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Pending
Application number
JP62251659A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Okuma
大熊 英夫
Koji Tohata
東畑 孝二
Hironori Suzuki
洋典 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0195572A publication Critical patent/JPH0195572A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/60Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment

Landscapes

  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は無誘導のセラミック超電導素子の製造方法に関
する。
(従来の技術) 超電導体に臨界電流を越えた電流をを流すと超°電導状
態が敗れ(クエンチし)抵抗が発生し限流効果が得られ
ることはA、 Fevrier、 Y、 Laumon
d。
Prospective Uses of 5uper
conductors for 50/60Hertz
  Appli  cations ;Communi
cation  a  la  1ieInterna
tional Cryogenic Engineer
ing Conference(22−25April
 1986. BERLIN)に報告されている。
最近イッ゛トリウム、バリウム、銅、酸素系酸化物(Y
Ba、Cuff07−K :以下YBCOと略す)を代
表とするペロブスカイト構造のセラミックスが90に以
下で超電導性を示すことが発見された。この材料を用い
て限流素子とすることは容易に考えられる。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、YBCOセラミックを限流素子に用いるため
にはクエンチしたときの抵抗値が大きいことが必要であ
る。そのためには細長いセラミックスを作る必要がある
。また、限流素子には常時電流を流しており、この電流
により発生する磁場でクエンチする電流値が低下するた
め無誘導巻の構造にしなければならない。また限流素子
は液体窒素温度で冷却して使うため小形でコンパクトに
する必要がある。
これらの要求を満たすためには細長い線状のセラミック
スを二重折にしてコイル状に巻くことが考えられる。し
かし、YBCOセラミックは脆く、このように加工する
ことは現在の技術では現実問題として不可能である。ま
た、超it!lセラミックスの板に切込み溝を入れ実効
的に長いセラミックスを得ることは切込み溝を入れるこ
とにより、セラミックスの機械的強度が弱くなり、実用
上問題である。
本発明は以上の欠点を除去し、クエンチしたときの抵抗
値を大きく、無誘導構造でかっ、機械的強度のあるセラ
ミック超電恵限流素子の製造方法を得ることを目的とす
る。
【発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明においては板状に形
成されたセラミック超電6材の一側端から他側端近傍及
び他側端から一側端近傍へ平行にかつ交互に線状の局所
加熱加工を施こし、この局所加熱加工部を厚さ方向に熱
変質させている。
(作 用) これにより、連続体でかつ電気的に棒状の素子を作るこ
とができるので、高強度でクエンチ時の抵抗値を大きく
無誘導のセラミック超111導限流素子の製造方法を提
供することができる。
(実施例・1) 本発明の一実施倒を第1図を参照して説明する。
板状(20m+ X20m1 X 1 mm) YBC
Oセラミック1超電導材に第1TPIのように一側端か
ら他側端近傍及び他側端から一側端近傍へ平行にかつ交
互に2mmおきに線状に炭酸ガスレーザを照射して局所
加熱加工を施こした。
レーザ光の出力、照射時間、走査時間などを制御するこ
とにより、レーザ光の照射された部分2が焼は切れず熱
変質を受ける程度とした。また、セラミック板の裏まで
熱度ffWが達しているよう・にした、この熱変質とは
加熱加工により超電導特性を示さない即ち高抵抗状態を
いう。尚、この熱変質の判断はX線回折パターンにて行
なった。即ち、加熱により超電導状態のモノクリニック
相から熱変質状態のオルソロピック相へ相変化すること
を確認した。第1図の破線部Aで示した部分の側面図で
ある第2図に示すように熱変質層7は厚み方向にテーパ
がついており、セラミックスの棒状部分の断面の寸法は
平均的には幅1.8m、厚さ2mであった。熱変質層を
入れず残すコーナの部分3の幅(コーナ幅)はセラミッ
クス棒状部分の幅の120%〜200%が望ましい、そ
れはこのコーナ部では部分的には無誘導巻でないので臨
界電流が小さくなり、120%以下ではコーナ部でクエ
ンチが始まりクエンチ時の抵抗値が小さく限流素子とし
ては不利になる。一方コーナ幅が200%以上ではこの
部分のみ超電導状態が破れず全体として不均一となり、
これも限流素子としては不利になる。
コーナ幅を2.6m5(約150%)にした試料に銀電
極4および5を付は液体窒素中で直流の電流・電圧特性
を4端子法で測定した。その結果15Aでクエンチし、
2.3vの電圧が発生した。一方比較のために電極4か
ら15mmのところに銀電極6をっけ、4および6の間
で液体窒素中で直流の電流・電圧特性を4端子法で測定
した。その結果同じ15Aでクエンチし、0.13Vの
電圧が発生した。明らかにクエンチ時の抵抗値が長さ方
向で増加している。
このように超電導的には切離し折返し構造をとり、機械
構造的には連続の状態にすることにより、クエンチ時の
抵抗値を大きくして、構造的に切離されていないため機
械的強度の強い限流素子を得ることができる。
(実施例2) 実施例1においてレーザ光の出力をさらに絞り熱変質層
が厚みの半分以上のところまで達するよう制御して照射
した。しかる後裏面より同一場所に同一条件のレーザ光
を照射し両面から加工した。
この試料に銀電極4および5を付は液体窒素中で直流の
電流・電圧特性を測定した。その結果クエンチ時の発生
電圧は2.3vと実施例1と同じ値であった・ 両面から加工することで板厚の厚いセラミックについて
もこの加工法が適用できる。
(実施例3) 実施例1において被加工物であるYBCOセラミックの
表面にアルゴンガスを吹付は還元雰囲気とした。この状
態でレーザ光を実施例1より低い出力で照射して変質層
を導入した。セラミックスの棒状部分の断面の寸法は平
均的には幅1.9■であった。試料に銀電極を付は液体
g素中で直流の電流・電圧特性を測定したところ14A
でクエンチし、2.1Vの電圧が発生した。 このよう
に、レーザ加工の雰囲気を還元雰囲気とすることにより
、YBCOは酸素を放出し易いため、空気中より低出力
で所要の変質層を作製することができろ。
本実施例ではS1変貿層の心入にはレーザ光を用いたが
電子ビームやイオンビームなどのレーザ光以外の方法で
行ってもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明においては、板状に形成され
たセラミック超fft心材に端から交互に線′  状の
居所加熱加工を施こし厚さ方向に熱変質させたので、連
続体でかつ電気的に棒状素子を接続し゛たものとするこ
とができ、高強度でクエンチ時の抵抗値を大きく無誘導
のセラミック超電導限流素子の製造方法を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すセラミック超電導限流
素子の斜視図、第2図は第1図中破線部Aで示す部分の
側面図である。 1・・・セラミック超電導材、 2・・・レーザ光の照
射跡、3・・・コーナ部、       4,5,6・
・・電極、7・・・熱変質層 代理人 弁理士  則 近 憲 缶 周     第子丸   健

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)板状に形成されたセラミック超電導材の一側端か
    ら他側端近傍及び他側端から一側端近傍へ平行にかつ交
    互に線状の局所加熱加工を施こし、この局所加熱加工部
    を超電導特性を示さない状態に厚さ方向熱変質させてな
    るセラミック超電導限流素子の製造方法。
  2. (2)局所加熱加工はレーザ光を用いてなる特許請求の
    範囲第1項記載のセラミック超電導限流素子の製造方法
JP62251659A 1987-10-07 1987-10-07 セラミック超電導限流素子の製造方法 Pending JPH0195572A (ja)

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JP62251659A JPH0195572A (ja) 1987-10-07 1987-10-07 セラミック超電導限流素子の製造方法

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JPH0195572A true JPH0195572A (ja) 1989-04-13

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ID=17226107

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5540388A (en) * 1994-03-25 1996-07-30 Kabushiki Kaisha Keihinseiki Seisakusho Solenoid type fuel injection valve

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5540388A (en) * 1994-03-25 1996-07-30 Kabushiki Kaisha Keihinseiki Seisakusho Solenoid type fuel injection valve

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