JPH019037Y2 - - Google Patents

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JPH019037Y2
JPH019037Y2 JP1982103583U JP10358382U JPH019037Y2 JP H019037 Y2 JPH019037 Y2 JP H019037Y2 JP 1982103583 U JP1982103583 U JP 1982103583U JP 10358382 U JP10358382 U JP 10358382U JP H019037 Y2 JPH019037 Y2 JP H019037Y2
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JP
Japan
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floor
seismic
suppression chamber
plate
plates
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JP1982103583U
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JPS598196U (ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Foundations (AREA)
  • Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はアンカー構造に係わり、特に原子炉施
設のサプレツシヨンチエンバの固定に用いられる
アンカーの構造に関するものである。
従来、原子炉施設のトーラス室の床に、原子炉
格納容器のサプレツシヨンチエンバ(以下単にサ
プレツシヨンチエンバと称す)を固定するための
一方法として、第1図および第2図に示すよう
に、環状に形成されるサプレツシヨンチエンバ1
を複数に分割してサプレツシヨンチエンバユニツ
ト1a,1a…(以下単にユニツトと略す)を形
成しておき、該ユニツト1aの両端下部をトーラ
ス室Cの床Fに埋設された4個の支持プレート
2,2…に、アンカボルト3,3…を介して固定
するとともに、前記ユニツト1aの中央下部を前
記トーラス室Cの床に埋設された耐震プレート4
に、前記ユニツト1aの振動を抑制する耐震装置
5を介して連結することが実施されている。
ところで、前述した従来方法にあつては、耐震
プレート4と複数の支持プレート2,2…とが、
それぞれ独立して前記床Fに埋設されているため
に、次のような問題点を生じるおそれがあり、そ
の対策が必要である。
まず第1に、前記支持プレートおよび耐震プレ
ート4を埋設する場合に、前記ユニツト1aの
個々の据え付け位置を一定にする必要があること
から、前記支持プレート2および耐震プレート4
のレベル設定が必要であり、かつ、該レベル設定
を個々に実施しなければならない。
第2に、支持プレート2と耐震プレート4との
相対的な位置関係を前記ユニツト1aの固定箇所
に合致させるように設定しなければならない。
第3に、前述したレベルや相対的な位置関係の
設定を支持プレート2および耐震プレート4の埋
設時に個々に現場で実施しなければならないか
ら、作業が繁雑になり易く、また、工期が長期化
し易い。
本考案は、前述した従来の諸事情に対処するた
めに提案されたもので、その目的は、支持プレー
トおよび耐震プレートのレベル設定や、これらの
支持プレートおよび耐震プレート相互の埋設位置
の設定を容易にした原子炉格納容器サプレツシヨ
ンチエンバ用アンカーの構造を提供することにあ
る。
以下本考案を第3図に示す一実施例に基づき説
明する。なお、以下の説明中、第1図および第2
図と共通する部分については同一符号を用いて説
明を簡略化する。
本一実施例に示すアンカー構造は、トーラス室
Cの床Fに設置されかつユニツト1aの重量を支
持する複数の支持プレート2と、該支持プレート
2に前記ユニツト1aを固定するアンカボルト3
と、前記床Fに設置されかつ前記ユニツト1aの
振動を抑制する耐震装置5が設けられた耐震プレ
ート4と、前記支持プレート2および耐震プレー
ト4とを相互に連結する複数の連結フレーム6,
6…とを備え、かつ、前記複数の支持プレート
2、耐震プレート4および複数の連結フレーム6
を前記床Fに設置するのに先立つて一体化した構
成となつている。
次いでこれらの詳細について説明すれば、前記
支持プレート2,2…は、前記ユニツト1aの両
端下部に対向するように4個設けられており、該
支持プレート2,2…のそれぞれには、該支持プ
レート2,2…と前記ユニツト1aとを連結する
アンカボルト3,3…が設けられている。
前記アンカボルト3,3…は前記支持プレート
2,2…に貫通して固定されているとともに、支
持プレート2,2…を床Fに設置する際に、一端
部が床F内に埋設されて支持プレート2を床Fに
固定するようになつている。
前記耐震プレート4は、前記ユニツト1aの中
央下部に対向するようになされており、該耐震プ
レート4のユニツト1aと対向する側には、該ユ
ニツト1aに柔結合させられることによりユニツ
ト1aの振動を吸収抑制する前記耐震装置5が設
けられている。該耐震装置5には種々の構成が採
用されるが、一例を挙げれば、耐震プレート4と
ユニツト1aとをピン結合して、該ピンの弾性力
を利用してユニツト1aの振動を吸収抑制するこ
とが考えられる。また、前記耐震プレート4は、
ユニツト1aと対向する側と反対側に固定された
アンカボルトが前記床F内に埋設されることによ
つて、該床Fに固定されるようになつている。
さらに、前記連結フレーム6,6…は、前記支
持プレート2,2…および耐震プレート4の相互
のレベル関係や位置関係が設定された条件に合致
するように、両者を連結している。
そして前記支持プレート2,2…、耐震プレー
ト4および連結フレーム6,6…は、あらかじめ
工場において、相互のレベル関係や位置関係を設
定しつつ一体化されて現場に搬入される。このよ
うにして一体化された支持プレート2,2…、耐
震プレート4および連結フレーム6,6…をトー
ラス室Cの床Fに、該床Fの打設と同時に設置
し、次いで前記支持プレート2,2…および耐震
プレート4上にユニツト1aを連結したのちに、
隣接するユニツト1a,1aを溶接して、サプレ
ツシヨンチエンバ1を床Fに環状に固定する。
このようなサプレツシヨンチエンバ1を固定す
る過程で、支持プレート2,2…および耐震プレ
ート4のレベルや相互の位置関係がすでに設定さ
れているので、床Fの固化後、ただちにユニツト
1aの固定作業に移行することができる。
以上説明したように本考案のアンカー構造によ
れば次のような優れた効果を奏する。
支持プレートと耐震プレートとを連結フレー
ムによつて一体化することにより、両者の相対
的な位置関係の設定やレベルの設定をあらかじ
め工場において行なえるので、これらの位置関
係やレベルの設定を確実に行なうことができ
る。
また、前述のように支持プレートと耐震プレ
ートとの位置関係やレベルの設定を確実に行な
えるので、サプレツシヨンチエンバの据え付け
精度を向上させることができる。
さらに、現場における作業を極力少なくする
ことができるので、工期の短縮化を計ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
図面中、第1図および第2図はサプレツシヨン
チエンバを固定するための従来方法の一例を示す
もので、第1図は一部を断面した平面図、第2図
は第1図の−線に沿う矢視断面図、第3図は
本考案の一実施例を示す要部の拡大平面図であ
る。 1……サプレツシヨンチエンバ、1a……(サ
プレツシヨンチエンバ)ユニツト、2……支持プ
レート、3……アンカボルト、4……耐震プレー
ト、5……耐震装置、6……連結フレーム、C…
…トーラス室、F……床。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 原子炉建屋のトーラス室の床に、複数に分割さ
    れたサプレツシヨンチエンバユニツトを環状に固
    定するようにしたアンカーの構造において、前記
    床に設置されかつ前記サプレツシヨンチエンバユ
    ニツトの重量を支持する支持プレートと、前記床
    に設置されかつ前記サプレツシヨンチエンバユニ
    ツトの振動を抑制する耐震装置が設けられた耐震
    プレートと、前記支持プレートおよび耐震プレー
    トを相互に連結する連結フレームとを備え、か
    つ、これらの支持プレート、耐震プレートおよび
    連結フレームを一体化してなる原子炉格納容器サ
    プレツシヨンチエンバ用アンカーの構造。
JP1982103583U 1982-07-08 1982-07-08 原子炉格納容器サプレツシヨンチエンバ用アンカ−の構造 Granted JPS598196U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982103583U JPS598196U (ja) 1982-07-08 1982-07-08 原子炉格納容器サプレツシヨンチエンバ用アンカ−の構造

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JP1982103583U JPS598196U (ja) 1982-07-08 1982-07-08 原子炉格納容器サプレツシヨンチエンバ用アンカ−の構造

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Publication Number Publication Date
JPS598196U JPS598196U (ja) 1984-01-19
JPH019037Y2 true JPH019037Y2 (ja) 1989-03-10

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ID=30243595

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982103583U Granted JPS598196U (ja) 1982-07-08 1982-07-08 原子炉格納容器サプレツシヨンチエンバ用アンカ−の構造

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JPS598196U (ja) 1984-01-19

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