JPH018798Y2 - - Google Patents

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JPH018798Y2
JPH018798Y2 JP10115381U JP10115381U JPH018798Y2 JP H018798 Y2 JPH018798 Y2 JP H018798Y2 JP 10115381 U JP10115381 U JP 10115381U JP 10115381 U JP10115381 U JP 10115381U JP H018798 Y2 JPH018798 Y2 JP H018798Y2
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JP
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gas
piping
gas inlet
pipe
box stock
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JP10115381U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野及び考案の概要] 本考案はガス配管の増設具に関するものであ
り、配管増設作業が簡便に行なえるようにするた
めのものである。
[従来の技術及びその問題点] ガスコツクを外装ケースに収納したいわゆるボ
ツクスコツクは、第2図に示す如く、壁面13等
に形成された凹部内に配設され、ボツクスコツク
10のガス入口側接続部11は壁面13の凹部内
に引き込まれた配管端末部12に接続してある。
そして、上記のものに於いて使用器具の増加に
伴うガス配管の増設を行なう場合、従来は、鋼管
配管14を途中で切断して該切断部に三方継手等
を入れて配管分岐部を形成し、その下流側に分岐
流路を作るようにしている。
ところが、上記のものに於いてガス配管の増設
を行なう場合にはその作業性が悪いという問題が
あつた。
これは、配管増設の為に必要となる配管分岐部
を鋼管配管14の途中に設けるからである。
即ち、既設の鋼管配管14は、壁面内に埋設配
管されていることが多いことから、鋼管配管14
を途中で切断して該部分に配管分岐部を設ける場
合には、壁面を崩したり該壁面を修復したりしな
ければならず、配管増設作業が面倒になり作業性
が悪くなるのである。
[技術的課題] 本考案は配管増設作業が簡便に行なえるように
するため、配管増設の為に必要となる配管分岐部
を既設ボツクスコツクの配置部に設置できるよう
にすることを技術的課題とする。
[技術的手段] 上記技術的課題を解決する為に講じた本考案の
技術的手段は、『既設のガス配管端末部12に接
続される一つのガス入口2とこれに繋がる第1、
第2ガス出口を形成した二又状の本体1と、該本
体1の第2ガス出口7に連設され且屈曲部8が室
内側に突出するL字状パイプとから構成し、該本
体1のガス入口2側の接続部5を既設のボツクス
コツク10のガス入口側接続部11と同一構造と
すると共に、第1ガス出口3側の接続部6をガス
配管端末部12の接続部15と同一構造とし、他
方、第1ガス出口3と前記L字状パイプの屈曲部
8との対向面間の距離を、既設のボツクスコツク
10のガス入口側接続部11からその反対側端縁
までの距離よりも大きく設定した』ことである。
[作用] 上記技術的手段は次のように作用する。
ガス配管の増設作業を行なう時は、先ず、既設
のボツクスコツク10をガス配管端末部12から
取外し、前記ボツクスコツクが収容されていた凹
所18を大きくする。続いてボツクスコツク10
に代えて本考案のガス配管増設具をガス配管端末
部12に取付る。この場合、ガス配管増設具のガ
ス入口2側の接続部5はボツクスコツク10のガ
ス入口側接続部11と同一構造となつていること
から、ガス配管増設具のガス入口2側の接続部5
を、ガス配管末端部12の接続部15にそのまま
接続することができ、それにより、本考案のガス
配管増設具が、そのまま、ガス配管端末部12に
取付けられる。
次に、取外したボツクスコツク10をガス配管
増設具の第1ガス出口3に対応させると、この第
1ガス出口3はガス配管端末部12側の接続部1
5と同一構造になつていることから、取外したボ
ツクスコツク10はそのままガス配管増設具の前
記第1ガス出口3に接続できることとなる。そし
て、L字状パイプの屈曲部8と第1ガス出口3の
間隔は所定に設定されているから、取付けられた
既設のボツクスコツク10はガス配管増設具の本
体1から突出させたL字状パイプの先端屈曲部8
との間に収まつた状態になる。その後、屈曲部8
に増設する新たな配管を接続すれば、配管の増設
作業が完了する。
[効果] 本考案は上記構成であるから次の特有の効果を
有する。
ガス配管増設具を既設のボツクスコツク10
とガス配管端末部12の間に介装させることに
より、配管増設用の分岐点をボツクスコツク1
0の配設部に位置させることができるから、既
設のガス配管を変更することなく配管増設が行
なえ、配管増設作業が簡便に行なえる。
既設のボツクスコツク配設部にガス配管増設
具を介装して配管増設をするものであるから、
その上流側ガス配管を切断するために該ガス配
管が埋設された壁面等を壊す必要がなく、壁面
等に施す加工、処理等が必要最小限に抑えられ
る。
ガス配管増設具は、既設のボツクスコツク1
0とガス配管端末部12間に位置し、然も、通
常、該ボツクスコツク10とガス配管端末部1
2の接続部は壁面内に位置するから、配管の分
岐増設部は壁面内に埋没してしまい、外観上の
見苦しさが防止できる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明を
加える。
第1図に本考案実施例の増設具を示すが、同図
に於いて、本体1は一側にガス入口2が設けら
れ、該本体1内の流路は該ガス入口2から第1ガ
ス出口3に繋がる流路と、ガス入口2から第2ガ
ス出口7を経て接続管4に向う流路に分岐してい
る。前記ガス入口2側にはフランジ50を設けて
接続部5が形成されており、該接続部5の構造
は、第2図に示す公知のボツクスコツク10のガ
ス入口側接続部11と同一に構成されている。こ
れにより、上記ガス入口2側の接続部5は、後述
のボツクスコツク取外し状態にある配管端末部1
2の接続部15に接続できるようになつている。
他方、第1ガス出口3側にも接続部6を構成する
為のフランジ60が設けられていると共に、該接
続部6の構造は配管端末部12に於ける接続部1
5と同一に構成されており、これにより、上記第
1ガス出口3側の接続部6には、ボツクスコツク
10のガス入口側接続部11が接続できるように
なつている。
又、本体1の第2ガス出口7には、鋼管製のL
字状パイプで構成された接続管4が連設されてお
り、第1ガス出口3と前記接続管4の屈曲部8と
の間にボツクスコツク10が挿入可能となつてい
る。そして、上記L字状に屈曲された接続管4が
既述技術的手段に記載したL字状パイプに対応す
る。
上記した実施例の増設具を用いて配管増設する
実際についてさらに詳述する。
既設のボツクスコツク10は第2図の如く、壁
面13等に埋設されており、鋼管配管14の先端
にボツクスコツク10用のガス配管端末部12を
取り付け、これに、ボツクス16に収容取付け状
態にあるコツク本体17のガス入口側接続部11
をネジ止めしている。ここで、鋼管配管14は壁
面13内に配設されると共に、その先端部に続く
壁面13部分には、室内に開口する凹所18が穿
設されており、上記ボツクスコツク10は前記凹
所18内に収容された状態に配設されるようにな
つている。
配管増設に際しては、いつたんボツクスコツク
10を前記と逆の手順で取外し、凹所18を拡大
させる。
次いで、第1図の想像線で示すように、ガス配
管増設具のガス入口2側の接続部5を構成するフ
ランジ50を、ガス配管端末部12の接続部15
を構成するフランジ30にネジ止56で結合し、
これにより、上記両接続部5,15を接続する。
この時、ガス入口2側の接続部5の構造はボツク
スコツク10のガス入口側接続部11と同じに構
成されているため、前記接続取付作業は簡便であ
る。又、本体1の第1ガス出口3側の接続部6
と、ボツクスコツク10のガス入口側接続部11
とを、ネジ57を用いることにより上記と同様に
接続する。
これにより、第3図に示すように、ガス配管増
設部がガス配管端末部12に接続されると共に接
続管4は凹所18の底部19に近接して上昇し、
該凹所の上壁20に近接して屈曲した屈曲部8の
先端は凹所18の開放部上端に臨むこととなる。
従つて、接続管4はボツクスコツク10のボツク
ス16と凹所18の壁面間を通過することとな
る。
上記した接続管4の先端に鋼管配管部材21の
一端を屈曲状態でロウ付接続し、蓋枠22で該接
続部をボツクスコツク10と共に被蓋すると第3
図の如く配管が増設される。鋼管配管部材21は
第4図の如く鋼管23を角型被覆部材24で包ん
だもので、可塑性に富むものであり、必要に応じ
て屈曲配管可能である。この鋼管配管部材21の
先端に露出型ボツクスコツク25を連設し壁面1
3に添設固定すれば、これから増設器具Bへの配
管ができ、該露出型ボツクスコツク25が増設器
具Bの元コツクとして機能する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の側面図、第2図は従
来のボツクスコツクの取付状態の説明図、第3図
は本考案実施例の使用状態の説明図、第4図は鋼
管配管部材の部分斜視図であり、図中、 1……本体、2……ガス入口、3……第1ガス
出口、7……第2ガス出口、8……屈曲部、10
……ボツクスコツク、11……ガス入口側接続
部、12……ガス配管端末部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 既設のガス配管端末部12に接続される一つの
    ガス入口2とこれに繋がる第1、第2ガス出口と
    を形成した二又状の本体1と、該本体1の第2ガ
    ス出口7に連設され且屈曲部8が室内側に突出す
    るL字状パイプとから構成し、該本体1のガス入
    口2側の接続部5を既設のボツクスコツク10の
    ガス入口側接続部11と同一構造とすると共に、
    第1ガス出口3側の接続部6をガス配管端末部1
    2の接続部15と同一構造とし、他方、第1ガス
    出口3と前記L字状パイプの屈曲部8との対向面
    間の距離を、既設のボツクスコツク10のガス入
    口側接続部11からその反対側端縁までの距離よ
    りも大きく設定したガス配管増設具。
JP10115381U 1981-07-06 1981-07-06 ガス配管増設具 Granted JPS586086U (ja)

Priority Applications (1)

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JP10115381U JPS586086U (ja) 1981-07-06 1981-07-06 ガス配管増設具

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JP10115381U JPS586086U (ja) 1981-07-06 1981-07-06 ガス配管増設具

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Publication Number Publication Date
JPS586086U JPS586086U (ja) 1983-01-14
JPH018798Y2 true JPH018798Y2 (ja) 1989-03-09

Family

ID=29895823

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JP10115381U Granted JPS586086U (ja) 1981-07-06 1981-07-06 ガス配管増設具

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JPS586086U (ja) 1983-01-14

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