JPH018602Y2 - - Google Patents

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JPH018602Y2
JPH018602Y2 JP4793880U JP4793880U JPH018602Y2 JP H018602 Y2 JPH018602 Y2 JP H018602Y2 JP 4793880 U JP4793880 U JP 4793880U JP 4793880 U JP4793880 U JP 4793880U JP H018602 Y2 JPH018602 Y2 JP H018602Y2
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lever
link
brake
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operating tool
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JP4793880U
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  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自走式掘削機等の作業車両における
旋回ロツク装置に関する。
一般に、この種の自走式掘削機等は、第1図に
示すように、車体を、オペレータを載せ、かつ、
バケツト1等を有する上部車体2と、車輪3等の
走行装置を有する下部車体4とに分割し、両車体
2,4間に設けた旋回ベアリング5により、上部
車体2を下部車体4に対して水平方向に旋回でき
るようになつている。そして、駐車中の自走を防
止する駐車ブレーキ装置は、下部車体4における
車輪3等への動力伝達経路中、例えば走行変速部
6にブレーキ本体7を装着し、このブレーキ本体
7を上部車体2に装備したブレーキレバー8にリ
ンク9を介して連結されているが、このリンク9
も上部リンク10と下部リンク11に分割され
て、上部車体2の旋回を許容し、両者間に係脱自
在な係合部12を設けて駐車時にはブレーキレバ
ー8の操作と同時に係合されてブレーキ本体7を
作動させるようになつている。
したがつて、上記の構造においては、旋回時に
おいては駐車ブレーキを解き両上下リンク10,
11間を分離して行ない、駐車ブレーキの作用状
態においては上部車体2の旋回を行なわないこと
とされているのであるが、旋回時にうつかりして
駐車ブレーキを解くのを忘れることがあり、上下
リンク10,11が係合されていることによつて
これらのリンク10,11が破損する虞れがあつ
た。
本考案は上記の不都合を解消し、駐車ブレーキ
の作用状態においては上部車体の旋回を行なうこ
とのできないロツク装置を設けることにより、ブ
レーキリンクの破損を防止することを目的とする
ものである。
本考案は、上部車体2を旋回させる旋回装置
M1への油圧回路30を開閉する切換弁29のレ
バー34に被係合部材40を連結し、前記ブレー
キ操作具8に連動する係合部材43との係脱によ
り、切換弁29の操作を可能/不可能とし、かつ
該ブレーキ操作具8の作用状態において、前記両
方の部材40,43が係合して前記のレバー34
を旋回装置M1への油圧回路30を開く方向には
操作することができないように、それら両方の部
材40,43を連結配置したことを特徴とする。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第2図及び第3図において、7が、下部車体4
の動力伝達経路中である走行変速機6部に取付け
たドラム式のブレーキ本体であり、この本体ケー
ス内には、伝動軸と一体に回転するブレーキドラ
ム7aと、ケース側の拡張環7bとが内装されて
おり、同じくケース外側に取付けた作動レバー1
3を回動することにより、拡張環7bを拡開さ
せ、もつてドラム7aに押しつけて制動を行なう
内部拡張式である。
一方、このブレーキ本体7の側方には、支点1
4を中心として回動自在な下部第1リンクアーム
15が設けられており、この第1リンクアーム1
5先端と作動レバー13先端とは、第1リンクロ
ツド16にて連結されている。また、17は、上
記第1リンクアーム15と一体に回動する第2リ
ンクアーム、18は、車体フレームに取付けたブ
ラケツト19により上下に案内される垂直方向の
第2リンクロツドであつて、その下端が第2リン
クアーム17の先端に枢着されるととももに、上
端には、水平な板状係合部材20が固着されてい
て、上記をもつて下部リンク11を構成する。
次に、上部リンク10側について説明すると、
上部車体2の適宜の個所には、その一端を支点2
1に取付けて上下に回動自在なリンクレバー22
が設けられており、その先端は、駐車ブレーキレ
バー8の下端に枢着され、該駐車ブレーキレバー
8の上端は上部車体2に載つたオペレータの手の
届く位置に突出するようになつている。24は、
上部車体2に取付けたブラケツト25により垂直
方向に案内される上部リンクロツドであり、この
リンクロツド24の上端は連結杆26を介して、
前記リンクレバー22の中間に枢着されるととも
に、下端には、前記下部第2リンクロツド18と
同じく水平方向の板状係合部材27が固着され、
この係合部材27は、下部第2リンクレバー17
の係合部材20下方に隙間を置いて突出してい
る。
したがつて、駐車ブレーキレバー8を引上げる
と、上部リンクレバー22を介して上部リンクロ
ツド24が引上げられるが、その際、該リンクロ
ツド24の係合部材27が下部第2リンクロツド
18の係合部材20下面に当接係合して、下部第
2リンクロツド18を引上げ、第1・第2リンク
アーム15,17及び下部第1リンクロツド16
を介して作動レバー13を回動させ、駐車ブレー
キの作用状態となる。28は、前記上部リンクレ
バー22と、上部リンクロツド24を案内するブ
ラケツト25との間に設けた、上部リンクレバー
22の戻しバネを示す。
次に、第3図に示す29は油圧切換弁を示して
おり、この切換弁29は、第5図に示すように、
上部車体2を旋回させる油圧旋回モータM1への
管路30と、走行モータM2への管路31を選択
的に切換えるものであるが、この切換弁29内の
スプールと一体でかつハウジングより突出するロ
ツド32の先端は、上部車体2の適宜位置におい
て支点33を中心として回動自在に設けられた切
換レバー34の中間に枢着されて、該切換レバー
34を回動操作することによつて、上記の管路3
0,31が切換えられるもので、該切換レバー3
4を右方に回動させると旋回モータM1側に油圧
が供給され、左方に回動させると走行モータM2
側に供給されるようになつている。第5図中の3
5は、原動機Eによつて駆動される油圧ポンプ、
36はリリーフ弁である。
しかして、37は、この切換レバー34と駐車
ブレーキレバー8とを連動連結するロツクリンク
であり、このリンク37は、ネジ軸38と、該ネ
ジ軸38の一端に取付けた連結具39及び他端ネ
ジ部に螺合した本考案に係る係合部材としての追
従杆40とからなり、この追従杆40には、長手
方向の長孔41が形成されている。また、一方、
前記上部リンクレバー22の支点には、該リンク
レバー22と一体に回動するロツクレバー42の
基端が取付けられており、第4図に示すようにこ
のロツクレバー42の先端に設けたピン43が前
記長孔41に挿入されている。
すなわち、本実施例では、上記のピン43が、
前記追従杆40に対応する係合部材となつてい
る。このピン43は、長孔41内をその長手方向
に添つて自由に移動できるようになつている。
そして、前記駐車ブレーキレバー8を引上げて
駐車ブレーキを作用状態にすると、上記のピン4
3が長孔41の一端に当接してロツクリンク37
を移動させ、切換レバー34を回動させて前記切
換弁29の旋回モータM1への管路30を閉じる
ようになつている。この状態では、上記の切換レ
バー34に連結した前記の追従杆40は、ブレー
キレバー8と連動する前記のピン43と係合して
いるから、切換レバー34を旋回モータM1の管
路30を開く方向に回動できないようになつてい
る。
一方、駐車ブレーキレバー8が、第3図のよう
に非作用状態にあるときには、ロツクピン43と
長孔41端部との間に生じた余裕41aによつ
て、切換レバー34を自由に回動して旋回モータ
M1の管路30を開くことができるようになつて
いる。
本実施例では、駐車ブレーキレバー8が作用状
態にあるときには、常に走行モータM2側の管路
31が開かれるようになつている。
なお、第3図の44は、上部車体2の取付台4
5に取付けられた上部車体2側の旋回ベアリング
外輪、46は下部車体4の取付台47に取付けら
れた下部車体4側の旋回ベアリング内輪を示し、
この部分によつて上部車体2が水平方向に回動す
る。48,48は、いずれも各部材を車体に取付
けるためのブラケツトである。
以上のように、本考案では、上部車体を旋回さ
せる旋回装置への油圧回路を開閉する切換弁のレ
バーに被係合部材を連結し、前記ブレーキ操作具
に連動する係合部材との係脱により、切換弁の操
作を可能/不可能とし、かつ該ブレーキ操作具の
作用状態において、前記両方の部材が係合して前
記のレバーを旋回装置への油圧回路を開く方向に
は操作することができないように、それら両方の
部材を連結配置したことにより、ブレーキ操作具
を操作して駐車ブレーキを働かせている間におい
ては、前記切換弁のレバーが、その切換弁から旋
回装置への油圧回路が閉ざされた状態で保持さ
れ、上部車体は下部車体に対して旋回することが
なくロツク状態となる。したがつて、駐車ブレー
キを作用させている間は、上部車体が旋回するこ
とがなく、不注意で駐車ブレーキを働かせたまま
上部車体を旋回させ、上部車体と下部車体との間
に跨る駐車ブレーキのリンク機構を破損させてし
まうおそれがなくなるという顕著な効果が得られ
たものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、自走式掘削機の全体側面図、第2図
は、本考案実施例を示すリンク装置の正面図、第
3図は第1図の左側面図、第4図は、ロツクピン
と長孔との関係を示す拡大横断面図、第5図は、
旋回モータと走行モータへの油圧回路図である。 2……上部車体、3……車輪、4……下部車
体、7……ブレーキ本体、8……ブレーキレバ
ー、10……上部リンク、、11……下部リンク、
20,27……係合部材、29……切換弁、30
……管路、34……切換レバー、37……ロツク
リンク、40……追従杆、43……ピン、M1
…旋回モータ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車輪3等の走行装置を有する下部車体4と、該
    下部車体4に対して水平方向に旋回自在な上部車
    体2とからなる作業車両であつて、前記下部車体
    4の走行装置への動力伝達経路中にブレーキ本体
    7を、上部車体2には該ブレーキ本体7の操作具
    8を設けるとともに、該ブレーキ操作具8からブ
    レーキ本体7へのリンク系統を上部車体2側と下
    部車体4側とに係脱自在に分割したものにおい
    て、 前記上部車体2を旋回させる旋回装置M1への
    油圧回路30を開閉する切換弁29のレバー34
    に被係合部材40を連結して、前記ブレーキ操作
    具8に連動する係合部材43との係脱により切換
    弁29の操作を可能/不可能とし、かつ該ブレー
    キ操作具8の作用状態において、前記両方の部材
    40,43が係合して前記のレバー34を旋回装
    置M1への油圧回路30を開く方向には操作する
    ことができないように、それら両方の部材40,
    43を連結配置したことを特徴とする作業車両に
    おける上部車体の旋回ロツク装置。
JP4793880U 1980-04-08 1980-04-08 Expired JPH018602Y2 (ja)

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JPS56150263U JPS56150263U (ja) 1981-11-11
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