JP2541693Y2 - 油圧走行車のフリー走行装置 - Google Patents

油圧走行車のフリー走行装置

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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、油圧モータの作動によ
り走行駆動される油圧走行車に関し、さらには、上記油
圧モータに圧油を供給する油圧ポンプが作動不能となっ
た場合等に、油圧走行車の牽引走行等を可能とするため
の油圧走行車のフリー走行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧走行車は油圧モータの回転作動によ
り走行駆動されるが、この油圧走行車の走行制動時にお
ける制動力はいわゆる油圧開放式ブレーキ装置により発
生させる場合が多い。この油圧開放式ブレーキ装置は、
圧油の供給を受けると油圧モータの回転を許容するよう
作動(以下、開放作動という)し、圧油の供給が停止さ
れると油圧モータの回転を制動・阻止するよう作動(以
下、制動作動という)するものである。そして、そのよ
うな油圧走行車では、油圧モータに圧油が供給されると
きには油圧開放式ブレーキ装置にも圧油が供給されるよ
うにして自動的に油圧開放式ブレーキ装置を開放作動さ
せ、一方、油圧モータへの油圧供給が停止されたときに
は油圧開放式ブレーキ装置への圧油の供給も停止するよ
うにして油圧開放式ブレーキ装置を自動的に制動作動さ
せる。これにより、例えば、駐車時に確実に油圧走行車
を停止状態に保つことができる。
【0003】なお、油圧モータおよび油圧開放式ブレー
キ装置に対して供給される圧油は、エンジンや電動モー
タ等の駆動源により駆動される機械駆動式油圧ポンプか
ら吐出される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような油圧開放式ブレーキ装置に対する圧油の供給制御
を行うと、例えば、エンジン等が故障して機械駆動式油
圧ポンプから油圧を発生させることができなくなった場
合には、油圧開放式ブレーキ装置が制動作動状態にロッ
クされてしまうために油圧モータの回転が阻止され、油
圧走行車を牽引等しても走行させることができなくなく
なるという問題がある。
【0005】本考案は、このような問題に鑑みてなされ
たものであり、機械駆動式油圧ポンプからの油圧発生が
不能となった場合でも、油圧走行車を自由に牽引走行等
させることができるようにする油圧走行車のフリー走行
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案のフリー走行装置は、手動により圧油の吐
出が可能な手動式油圧ポンプと、この手動式油圧ポンプ
から吐出された圧油を油圧開放式ブレーキ装置に供給す
るブレーキ開放手段とを備えている。
【0007】なお、上記手動式油圧ポンプから吐出され
た圧油を利用して、油圧モータにつながる圧油の供給用
油路と排出用油路とを短絡させる油路バイパス手段をも
設けても良い。
【0008】
【作用】このようなフリー走行装置では、機械駆動式油
圧ポンプから圧油を油圧開放式ブレーキ装置に供給する
ことができなくなっても、手動式油圧ポンプから吐出さ
れた圧油を油圧開放式ブレーキ装置に供給してこれを開
放作動させることができる。これにより、油圧モータを
自由に回転させ、油圧走行車を牽引走行等させることが
できる。
【0009】なお、手動式油圧ポンプから吐出された圧
油によって作動する油路バイパス手段によって油圧モー
タにつながる圧油の供給用油路と排出用油路とが短絡さ
れることにより、油圧モータの自由回転を許容すること
ができる。これにより、油圧走行車のスムーズな牽引走
行等を可能とすることができる。
【0010】
【実施例】以下、本考案の好ましい実施例について図面
を参照しながら説明する。まず、図2には、本考案に係
るフリー走行装置を備えた高所作業車(油圧走行車)2
0を示している。この高所作業車20は、4輪式の走行
台車21の上部に、この走行台車21に対して水平旋回
が自在な旋回台22を取り付けてなる。この旋回台22
の上部にはテレスコープ状に伸縮自在に構成されたブー
ム23が起伏自在に枢着されている。さらに、ブーム2
3の先端には、作業台24が水平に取り付けられてい
る。この作業台24に搭乗した作業者は、作業台24に
取り付けられた操作レバー25の操作を通じて、走行台
車21を走行させたりブーム23を起伏作動・伸縮作動
させたりすることにより任意の高所に移動することがで
きる。
【0011】ここで、走行台車21の駆動輪(後輪)2
1aは、その中央部周辺に取り付けられた油圧モータ1
1および減速機等からなる走行駆動装置により回転駆動
される。以下、その走行駆動装置について図1を併せ用
いて説明する。走行駆動装置10は、上記油圧モータ1
1と、この油圧モータ11に供給される圧油を吐出する
エンジン駆動式油圧ポンプ(機械駆動式油圧ポンプ)1
2とを備えている。油圧モータ11の出力軸は減速機G
につながっており、この減速機Gの出力軸(図示せず)
に上記駆動輪21aが連結されている。エンジン駆動式
油圧ポンプ12は、図2に示すように旋回台22に内蔵
されており、同じく旋回台22に内蔵されたエンジンE
によって駆動される。油圧ポンプ12から吐出された圧
油は、上記操作レバー25の操作に対応して切換作動す
る走行操作制御バルブ13に供給される。
【0012】この走行操作制御バルブ13は、図1の紙
面を横長に置いた場合(以下、同様)における右動位
置、左動位置および中立位置を有する3位置切換え弁で
あり、右動位置に位置するときは、後述する油圧切換え
式走行時ブレーキ開放バルブ(以下、単に走行時ブレー
キ開放バルブという)14につながる第1油圧ラインL
11を油圧ポンプ12に接続するとともに、同じく走行
時ブレーキ開放バルブ14につながる第2油圧ラインL
12をオイルタンクTに接続する。また、左動位置に位
置するときは、第2油圧ラインL12を油圧ポンプ12
に接続するとともに第1油圧ラインL11をオイルタン
クTに接続する。さらに、中立位置に位置するときは第
1・第2油圧ラインL11,L12の双方をオイルタン
クTに接続する。
【0013】上記走行時ブレーキ開放バルブ14は、下
動位置,上動位置および中立位置を有する3位置切換え
弁であり、下動位置に位置するときは、第1油圧ライン
L11を、油圧モータ11の正転側入力ポート11aに
つながる第3油圧ラインL13および後述する油圧開放
ブレーキ装置15につながる第5油圧ラインL15に接
続するとともに、第2油圧ラインL12を、油圧モータ
11の逆転側入力ポート11bにつながる第4油圧ライ
ンL14に接続する。
【0014】また、走行時ブレーキ開放バルブ14は、
上動位置に位置するときは、第2油圧ラインL12を、
第4油圧ラインL14および第5油圧ラインL15に接
続するとともに、第1油圧ラインL11を第3油圧ライ
ンL13に接続する。さらに、中立位置に位置するとき
は、第1油圧ラインL11を第3油圧ラインL13に接
続し、第2油圧ラインL12を第4油圧ラインL14に
接続するとともに、第5油圧ラインL15をオイルタン
クTに接続する。ただし、この中立位置では、第1油圧
ラインL11、第2油圧ラインL12からの第3油圧ラ
インL13、第4油圧ラインL14への圧油の流入のみ
が許容される。
【0015】なお、この走行時ブレーキ開放バルブ14
の位置切換えは、第1油圧ラインL11および第2油圧
ラインL12内の油圧を利用して行われる。即ち、第1
油圧ラインL11内に所定の油圧が生ずるとその油圧力
により走行時ブレーキ開放バルブ14は下動位置に切り
換わる。また、第2油圧ラインL12内に所定の油圧が
生ずると走行時ブレーキ開放バルブ14は上動位置に切
り換わる。そして、第1油圧ラインL11および第2油
圧ラインL12のいずれにも所定の油圧が生じないとき
は、中立位置に位置する。
【0016】上記油圧開放ブレーキ装置15は、ブレー
キシリンダ51と、油圧モータ11の出力軸に一体的に
取り付けられたブレーキディスク52とから構成され
る。ここで、ブレーキシリンダ51は、いわゆる単動型
油圧シリンダからなり、そのピストンロッド51aの先
端にはブレーキパッド51bが取り付けられている。な
お、ロッド側油室51cには上記第5油圧ラインL15
が接続されており、ボトム側油室51d内には、ピスト
ンロッド51aを伸長する方向に付勢するスプリング5
1eが取り付けられている。
【0017】このように構成された走行駆動装置10お
よび油圧開放ブレーキ装置15では、走行操作制御バル
ブ13が右動位置に切り換えられると、第1油圧ライン
L11内にエンジン駆動式油圧ポンプ12から吐出され
た圧油が供給され、そこに油圧が発生する。その油圧が
上記所定圧を超えると、走行時ブレーキ開放バルブ14
が下動位置に切り換わり、第3油圧ラインL13を介し
て油圧モータ11の正転側入力ポート11aに上記圧油
が供給される。
【0018】これとともに、第5油圧ラインL15を介
してブレーキシリンダ51のロッド側油室51cに、エ
ンジン駆動式油圧ポンプ12から吐出された圧油が供給
されるため、ピストンロッド51aがスプリング51e
の付勢力に抗して縮小作動してブレーキパッド51bを
ブレーキディスク52から離脱させる(以下、これを油
圧開放ブレーキ装置15の開放作動という)。これによ
り、油圧モータ11の回転が許容される。
【0019】その一方、第2油圧ラインL12および第
4油圧ラインL14はオイルタンクTに接続される。こ
うして、油圧モータ11は、逆転側入力ポート11bか
ら第2油圧ラインL12および第4油圧ラインL14を
介して圧油をオイルタンクTに排出しながら正転作動
(高所作業車20は前進走行)する。なお、この場合に
おける第3油圧ラインL13は請求項2にいう「供給用
油路」に相当し、第4油圧ラインL14は「排出用油
路」に相当する。
【0020】逆に、走行操作制御バルブ13が左動位置
に切り換えられると、第2油圧ラインL12内にエンジ
ン駆動式油圧ポンプ12から吐出された圧油が供給さ
れ、走行時ブレーキ開放バルブ14が上動位置に切り換
わり、第4油圧ラインL14を介して油圧モータ11の
逆転側入力ポート11bに上記圧油が供給される。これ
とともに、第5油圧ラインL15を介してブレーキシリ
ンダ51のロッド側油室51cに圧油が供給されるた
め、油圧モータ11の回転が許容される。
【0021】その一方、第1油圧ラインL11および第
3油圧ラインL13はオイルタンクTに接続される。こ
うして油圧モータ11は、正転側入力ポート11aから
圧油を排出しながら逆転作動(高所作業車20は後進走
行)する。なお、この場合における第4油圧ラインL1
4は請求項2にいう「供給用油路」に相当し、第3油圧
ラインL13は「排出用油路」に相当する。
【0022】さらに、走行操作制御バルブ13が中立位
置に切り換えられると、第1・第2油圧ラインL11,
L12に圧油が供給されないため走行時ブレーキ開放バ
ルブ14も中立位置に位置する。このとき油圧モータ1
1が作動(高所作業車20が走行)していた場合には、
油圧モータ11は駆動輪21aにより駆動されて回転す
るが、ブレーキシリンダ51のロッド側油室51cへの
油圧供給が停止するためにピストンロッド51aがスプ
リング51eの付勢力によって伸長作動してブレーキパ
ッド51bをブレーキディスク52に押し付ける(以
下、これを油圧開放式ブレーキ装置15の制動作動とい
う)。これにより、油圧モータ11の回転は制動され、
高所作業車20は短い空走距離で停止し、さらに駐車時
には停止状態を維持できる。
【0023】ただし、このような走行駆動装置10にお
いて、例えば、エンジンEが故障してエンジン駆動式油
圧ポンプ12から圧油を吐出させることができなくなる
と、走行操作制御バルブ13が右動位置または左動位置
に切り換えられても、第1・第2油圧ラインL11,L
12には油圧が発生せず、走行時ブレーキ開放バルブ1
4は中立位置に位置したままとなる。このため、油圧開
放式ブレーキ装置14は制動作動状態にロックされてし
まい、高所作業車20を牽引等して走行させることさえ
できなくなる。
【0024】このため、本高所作業車20には、上記フ
リー走行装置が設けられている。以下、このフリー走行
装置について図1を用いて説明する。フリー走行装置1
は、手動式油圧ポンプ2と、安全バルブ3と、停止時ブ
レーキ開放バルブ(請求項1にいう「ブレーキ開放手
段」に相当する)4と、バイパス開閉バルブ5とを備え
て構成されている。
【0025】手動式油圧ポンプ2は、手動操作(ここで
は、ピストン2aの押し込み操作)により圧油を吐出さ
せることができるものであり、そのボトム側油室2bか
ら停止時ブレーキ開放バルブ4につながる開放圧油供給
ラインL1が延びている。
【0026】安全バルブ3は、手動式油圧ポンプ2に近
接して設けられ、開放圧油供給ラインL1を開通させる
上動位置と、開放圧油供給ラインL1をオイルタンクT
に接続する下動位置を有する。この安全バルブ3の位置
切換えは、手動操作により行われる。この安全バルブ3
は、必要な場合にのみ上動位置に切換え操作されて手動
式油圧ポンプ2による開放圧油供給ラインL1への圧油
供給を許容し、例えば、通常の走行制動時に手動式油圧
ポンプ2を誤操作して、油圧開放式ブレーキ装置15を
開放作動させてしまうような事態の発生を未然に防止す
る。
【0027】停止時ブレーキ開放バルブ4は、第5油圧
ラインL15を開通させる上動位置と、第5油圧ライン
L15とオイルタンクTとの接続を遮断しつつその第5
油圧ラインL15に開放圧油供給ラインL1を接続させ
る下動位置とを有する。なお、この停止時ブレーキ開放
バルブ4の位置切換えは、開放圧油供給ラインL1内の
油圧に応じて行われる。即ち、開放圧油供給ラインL1
内に所定油圧が発生していないときは上動位置に位置
し、開放油圧供給ラインL1内に所定油圧が発生したと
きは下動位置に切り換わる。
【0028】バイパス開閉バルブ5は、第3油圧ライン
L13と第4油圧ラインL14とを短絡させるようにそ
れらの間に接続されたバイパス油圧ラインL2上に設け
られており、バイパス油圧ラインL2を閉止する右動位
置とバイパス油圧ラインL2を開通させる左動位置とを
有する。このバイパス開閉バルブ5の位置切換えは、開
放圧油供給ラインL1から分岐した設けられたパイロッ
ト油圧ラインL3内の油圧(つまりは開放圧油供給ライ
ンL1内の油圧)に応じて行われ、パイロット油圧ライ
ンL3内に所定油圧が発生していないときは右動位置に
位置し、パイロット油圧ラインL3内に所定油圧が発生
したときは左動位置に位置する。
【0029】以上のように構成されたフリー走行装置1
では、上記のようにエンジンEが故障する等したとき
は、まず、安全バルブ3が上動位置に切換られ、手動式
油圧ポンプ2が操作されることにより開放圧油供給ライ
ンL1内に圧油が供給される。これにより、ブレーキ開
放バルブ4が下動位置に切り換わり、手動式油圧ポンプ
2から吐出された圧油は油圧開放式ブレーキ装置15
(ブレーキシリンダ51)に供給されこれを開放作動さ
せる。一方、パイロット油圧ラインL3を通じて手動式
油圧ポンプ2から吐出された圧油の油圧がバイパス開閉
バルブ5に作用し、これを左動位置に切り換える。これ
により、油圧モータ11の自由な回転が許容され、高所
作業車20はスムーズに牽引走行等される。
【0030】こうして高所作業車20を牽引走行等させ
た後には、安全バルブ3を下動位置に戻せば、開放圧油
供給ラインL1およびパイロット油圧ラインL3がオイ
ルタンクTに接続されるため、ブレーキ開放バルブ4お
よびバイパス開閉バルブ5がそれぞれ上動位置および右
動位置に戻り、油圧開放式ブレーキ装置15を再び制動
作動状態に戻すことができる。
【0031】なお、上記実施例では高所作業車に用いら
れたブレーキ開放装置について説明したが、本考案に係
るフリー走行装置は、それ以外の油圧走行車にも用いる
ことができる。
【0032】
【考案の効果】以上のように、本考案のフリー走行装置
を用いれば、エンジン等が故障して機械駆動式油圧ポン
プから吐出される圧油を油圧開放式ブレーキ装置に供給
することができなくなり、油圧モータの回転がロックさ
れても、手動式油圧ポンプから吐出された圧油を油圧開
放式ブレーキ装置に供給してこれを開放作動させること
ができる。これにより、油圧モータを自由に回転させる
ことが可能となり、油圧走行車を牽引する等して走行さ
せることができる。なお、油圧モータへの圧油の供給用
油路と排出用油路とを短絡連通させることにより、上記
牽引走行等をよりスムーズに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るフリー走行装置および油圧走行車
の走行駆動装置・油圧開放式ブレーキ装置の油圧回路図
である。
【図2】上記油圧走行車の側面図である。
【符号の説明】
1 フリー走行装置 2 手動式油圧ポンプ 4 停止時ブレーキ開放バルブ(ブレーキ開放手段) 5 バイパス開閉バルブ 10 走行駆動装置 11 油圧モータ 12 エンジン駆動式油圧ポンプ 14 走行時ブレーキ開放バルブ 15 油圧開放式ブレーキ装置 20 高所作業車(油圧走行車) 24 作業台 E エンジン

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン等により駆動される機械駆動式
    油圧ポンプと、この機械駆動式油圧ポンプから吐出され
    た圧油の供給を受けて作動する油圧モータと、圧油の供
    給を受けたときは前記油圧モータの回転を許容する一
    方、圧油の供給が停止されたときは前記油圧モータの回
    転を制動する油圧開放式ブレーキ装置とを備え、前記機
    械駆動式油圧ポンプから吐出された圧油が前記油圧モー
    タに供給されるときにのみ自動的にその圧油が前記油圧
    開放式ブレーキ装置に供給されるようになっており、前
    記油圧モータの回転作動により走行駆動される油圧走行
    車のフリー走行装置であって、 手動により圧油を吐出させることが可能な手動式油圧ポ
    ンプと、この手動式油圧ポンプから吐出された圧油を前
    記油圧開放式ブレーキ装置に供給するブレーキ開放手段
    とを備えたことを特徴とする油圧走行車のフリー走行装
    置。
  2. 【請求項2】前記手動式油圧ポンプから吐出された圧油
    を利用して、前記油圧モータにつながる圧油の供給用油
    路と排出用油路とを短絡させる油路バイパス手段をも備
    えたことを特徴とする請求項1に記載の油圧走行車のフ
    リー走行装置。
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