JPH018472Y2 - - Google Patents

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JPH018472Y2
JPH018472Y2 JP14724483U JP14724483U JPH018472Y2 JP H018472 Y2 JPH018472 Y2 JP H018472Y2 JP 14724483 U JP14724483 U JP 14724483U JP 14724483 U JP14724483 U JP 14724483U JP H018472 Y2 JPH018472 Y2 JP H018472Y2
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swinging
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JP14724483U
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  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、塗布ロボツトによつて自動車用フロ
ントウインドガラスまたはリヤウインドガラスの
周部に接着剤を塗布する際に使用される自動位置
決め装置に関するものである。
(従来技術) 自動車の組立工程において、塗布ロボツトによ
つて前記ウインドガラスの周部に接着剤を塗布す
る際、接着剤の塗布精度を高めるためウインドガ
ラスの位置決めを行つている。このためのウイン
ドガラスの位置決め装置としては、前記ウインド
ガラスを支持する複数の支持アタツチメントを立
設した装置本体ベースと、該装置本体ベースにウ
インドガラスの長手方向に摺動自在に設けられ、
ウインドガラスの長手方向の両側面に当接する一
対の位置決めアタツチメントと、該各位置決めア
タツチメントをそれぞれ独立してウインドガラス
の長手方向に移動させるための2台のエアシリン
ダ装置とから概略構成され、支持アタツチメント
に積載されたウインドガラスを各エアシリンダ装
置の作動により位置決めするようにしたものがあ
る。
しかしながら、このような従来の位置決め装置
にあつては、ウインドガラス自体の長手方向の寸
法バラツキが大きく、しかも前記2台のエアシリ
ンダ装置が必ずしも同期して連動せず、移動スト
ロークに差が生ずることがあるため、前記ウイン
ドガラスの位置決め精度のバラツキが大きく、塗
布ロボツトによる接着剤の塗布精度が低下すると
いう欠点があつた。
(考案の目的) 本考案は、従来技術が有する上記の欠点を除去
するもので、その目的とするところは、ウインド
ガラスの両側面に当接する一対の位置決めアタツ
チメント間に平行リンク機構を設けて、1台のエ
アシリンダ装置で作動させることにより、ウイン
ドガラスの位置決め精度の向上を図るようにした
自動車用ウインドガラスの自動位置決め装置を提
供することにある。
(考案の構成) このため本考案の構成は、ウインドガラスを支
持する支持アタツチメントを立設した装置本体ベ
ースに、一対の位置決めアタツチメントをウイン
ドガラスの長手方向の両側面に当接し得るように
摺動自在に設けると共に、装置本体ベースに、一
対の揺動アームをウインドガラスの長手方向に揺
動自在に支持して設け、両揺動アームの一端部間
に、該両揺動アームの揺動支点同士を結ぶ線と平
行となるようにリンク部材を枢着し、その両枢着
点間の距離を前記両揺動支点間の距離と等しくな
るように設定し、一方の位置決めアタツチメント
と一方の揺動アームの一端部との間に一のコネク
チングロツドを枢着し、他方の位置決めアタツチ
メントと他方の揺動アームの他端部との間には他
のコネクチングロツドを枢着し、他のコネクチン
グロツドと他方の揺動アームの他端部を枢着する
軸と他方の揺動アームの揺動支点との間の距離
を、一のコネクチングロツドと一方の揺動アーム
の一端部を枢着する軸と他方の揺動アームの揺動
支点との間の距離と等しくし、両揺動アームのい
ずれか一方を揺動させるためのエアシリンダ装置
を装置本体ベースに設けたことを特徴とするもの
である。
(作用) このような構成において、装置本体ベースに立
設した支持アタツチメントに積載されたウインド
ガラスを位置決めする場合は、エアシリンダ装置
によつて例えば一方の揺動アームの一端部を、一
方の位置決めアタツチメントがウインドガラスの
長手方向の一側面に接近するように揺動させる。
すると、一方の揺動アームの揺動に伴なつて、リ
ンク部材を介して他方の揺動アームの他端部は、
他方の位置決めアタツチメントが前記ウインドガ
ラスの長手方向の他側面に近づくように揺動す
る。すなわち、両位置決めアタツチメントはウイ
ンドガラスの長手方向の両外側より互に接近する
ように移動する。
この場合、一のコネクチングロツドと一方の揺
動アームの一端部を枢着する軸と一方の揺動アー
ムの揺動支点との間の距離は、他のコネクチング
ロツドと他方の揺動アームの他端部を枢着する軸
と他方の揺動アームの揺動支点との間の距離と等
しくなるように設定されているので、上記両位置
決めアタツチメントは互に接近する方向に等しい
距離だけ移動する。その結果、ウインドガラス
は、上記両位置決めアタツチメントにより挾まれ
るようにして、ウインドガラスの長手方向の所定
の位置に精度良く位置決めされることとなる。
(実施例) 以下に、本考案の一実施例を第1図ないし第6
図について説明すると、1は装置本体ベースであ
つて、装置本体ベース1には、自動車用フロント
ウインドガラスまたはリヤウインドガラス(以
下、単にウインドガラスという。)2を支持する
ためのアツパ側支持アタツチメント3a,3bお
よびロア側支持アタツチメント4a,4bが互に
相対峙するように立設されている。ウインドガラ
ス2は図示しない移載機により移載されて前記支
持アタツチメント3a,3b,4a,4bに載置
されるようになつている。
ロア側支持アタツチメント4a,4bは装置本
体ベース1に固定して設けられているが、アツパ
側支持アタツチメント3a,3bは、ハードトツ
プとセダンの2種類のウインドガラス2の位置決
めを行うため、ウインドガラス2の長手方向(第
1図における矢印XX′方向)と直角方向へ位置調
整可能に設けられている。すなわち、ハードトツ
プとセダンのそれぞれのウインドガラス2の長手
方向と直角方向の寸法に対応してアツパ側支持ア
タツチメント3a,3bの位置調整を行つたうえ
で、前記移載機によつてウインドガラス2は支持
アタツチメント3a,3b,4a,4bにより囲
まれたセツト位置に載せられるようになつてい
る。
5,6は図中矢印XX′方向へ延びるように装置
本体ベース1の両側に対向的に敷設された左側ガ
イドレール、右側ガイドレールであつて、左側ガ
イドレール5、右側ガイドレール6には左側スラ
イドプレート7、右側スライドプレート8がウイ
ンドガラス2の長手方向へ摺動自在に嵌合して設
けられている。左側スライドプレート7、右側ス
ライドプレート8には、ウインドガラス2の長手
方向の両側面に当接する一対の左側位置決めアタ
ツチメント9、右側位置決めアタツチメント10
が固定して設けられている。
装置本体ベース1の一対の位置決めアタツチメ
ント9,10間には、左側揺動アーム11、右側
揺動アーム12が軸(揺動支点)13,14を介
してウインドガラス2の長手方向へ揺動自在に設
けられている。一対の揺動アーム11,12に下
端部間には、第1図に示すように、軸13と14
を結ぶ線と平行となるように、リンク部材15が
軸(枢着点)16,17を介して枢着されてい
る。軸13と16間の距離は、軸14と17間の
距離と等しくなるように設定されている。
左側スライドプレート7の連結部7aと左側揺
動アーム11の下端部との間には、左側コネクチ
ングロツド18が枢着されている。同様に、右側
スライドプレート8の連結部8aと右側揺動アー
ム12の上端部との間には、右側コネクチングロ
ツド19が枢着されている。左側コネクチングロ
ツド18と左側揺動アーム11の下端部とは、こ
こでは前記軸16により枢着され、右側コネクチ
ングロツド19と右側揺動アーム12の上端部と
は、軸20により枢着されている。軸13と16
間の距離は、軸14と20間の距離と相等しくな
るように設定されている。
21は装置本体ベース1の下面側に固定して配
設されたエアシリンダ装置で、その出力軸21a
の先端は、前記軸17を介して右側揺動アーム1
2の下端部に枢着されている。軸14と17間の
距離は、軸14と20間の距離と相等しくなるよ
うに設定されている。22は装置本体ベース1の
略中央部に配設されたエアシリンダ装置で、その
出力軸22aの先端は、装置本体ベース1の適所
に設けたフローテイングジヨイント23に結合さ
れている。
次に、このような構成からなるウインドガラス
の自動位置決め装置の作動について説明する。な
お、ウインドガラス2は支持アタツチメント3
a,3b,4a,4bにより囲まれたセツト位置
に載せられており、かつ、一対の位置決めアタツ
チメント9,10はウインドガラス2の長手方向
の両外側に位置しているものとして説明する。
支持アタツチメント3a,3b,4a,4bに
載せられたウインドガラス2の長手方向の位置決
めを行う際は、エアシリンダ装置21によつて右
側揺動アーム12の下端部を第2図における反時
計回り方向に揺動させる。すると、右側揺動アー
ム12の上端部に枢着した右側コネクチングロツ
ド19を介して、右側スライドプレート8が第2
図下矢印X方向へ摺動することにより、右側位置
決めアタツチメント10はウインドガラス2の長
手方向の内側へ向けて移動する。
その一方で、右側揺動アーム12の揺動に伴つ
てこれと同時に、左側揺動アーム11はリンク部
材15を介して第2図中反時計回り方向に揺動す
る。その結果、左側揺動アーム11の下端部に枢
着した左側コネクチングロツド18を介して、左
側スライドプレート7が第2図中矢印X′方向へ
摺動することによつて、左側位置決めアタツチメ
ント9はウインドガラス2の長手方向の内側へ向
けて移動する。
ここで、軸13と16間の距離は、軸14と2
0間の距離と相等しいので、一対の位置決めアタ
ツチメント9,10は、ウインドガラス2の長手
方向の両外側より互に接近する方向に等速度で移
動して、エアシリンダ装置21の出力軸21aの
伸長ストロークの長さだけ変位する。このよう
に、一対の位置決めアタツチメント9,10が互
に接近する方向へ等しい距離だけ変位することに
よつて、ウインドガラス2は一対の位置決めアタ
ツチメント9,10により挾まれた状態で、ウイ
ンドガラス2の長手方向の所定の位置に精度良く
自動的に位置決めされることとなる。
実施例では、左側揺動アーム11と左側コネク
チングロツド18を枢着する軸と、左側揺動アー
ム11とリンク部材15を枢着する軸とは同一の
ものとして構成したが、該両軸は別々に構成して
もよい。また、右側揺動アーム12とリンク部材
15を枢着する軸と、右側揺動アーム12とエア
シリンダ装置21の出力軸21aを枢着する軸と
は同一のものとして構成したが、該両軸は別々に
構成してもよい。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、一対の揺動アー
ムとリンク部材により平行リンク機構を形成し、
ウインドガラスの長手方向の両側面に当接する一
対の位置決めアタツチメントが、互に接近する方
向へ等距離だけ変位するように構成したので、ウ
インドガラスの位置決め精度が向上し、塗布ロボ
ツトによる接着剤の塗布精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2
図は第1図の正面図、第3図は第1図の右側面
図、第4図は第1図のA方向矢視図、第5図は第
1図のB方向矢視図、第6図は第1図のC方向矢
視図である。 1……装置本体ベース、2……ウインドガラ
ス、3a,3b……アツパ側支持アタツチメン
ト、4a,4b……ロア側支持アタツチメント、
9,10……位置決めアタツチメント、11,1
2……揺動アーム、13,14……軸(揺動支
点)、15……リンク部材、16,17……軸
(枢着点)、18,19……コネクチングロツド、
21……エアシリンダ装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 自動車用フロントウインドガラスまたはリヤウ
    インドガラスを支持するための支持アタツチメン
    トを立設した装置本体ベースに、前記ウインドガ
    ラスの長手方向の両側面に当接する一対の位置決
    めアタツチメントをそれぞれ、前記ウインドガラ
    スの長手方向に摺動自在に設けるとともに、前記
    装置本体ベースには一対の揺動アームを前記ウイ
    ンドガラスの長手方向に揺動自在に支持して設
    け、 該両揺動アームの一端部間にリンク部材を、前
    記両揺動アームの揺動支点同士を結ぶ線と平行と
    なるように枢着し、かつ、該リンク部材の両枢着
    点間距離を前記両揺動アームの揺動支点間距離と
    等しくなるように設定し、 前記一対の位置決めアタツチメントの一方と前
    記一対の揺動アームの一方の一端部との間に一の
    コネクチングロツドを枢着し、他方の位置決めア
    タツチメントと他方の揺動アームの他端部との間
    には他のコネクチングロツドを枢着するととも
    に、 該他のコネクチングロツドと前記他方の揺動ア
    ームの他端部を枢着する軸と、該他方の揺動アー
    ムの揺動支点との間の距離を、前記一のコネクチ
    ングロツドと前記一方の揺動アームの一端部を枢
    着する軸と、該一方の揺動アームの揺動支点との
    間の距離と相等しくなるように設定し、 前記装置本体ベースには、前記両揺動アームの
    いずれか一方を揺動させるためのエアシリンダ装
    置を配設した、 ことを特徴とする自動車用ウインドガラスの自動
    位置決め装置。
JP14724483U 1983-09-22 1983-09-22 自動車用ウインドガラスの自動位置決め装置 Granted JPS6054677U (ja)

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JP14724483U JPS6054677U (ja) 1983-09-22 1983-09-22 自動車用ウインドガラスの自動位置決め装置

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JP14724483U JPS6054677U (ja) 1983-09-22 1983-09-22 自動車用ウインドガラスの自動位置決め装置

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Publication Number Publication Date
JPS6054677U JPS6054677U (ja) 1985-04-17
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JP14724483U Granted JPS6054677U (ja) 1983-09-22 1983-09-22 自動車用ウインドガラスの自動位置決め装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0631029B2 (ja) * 1985-06-12 1994-04-27 富士重工業株式会社 ウインドガラスの位置決め装置

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JPS6054677U (ja) 1985-04-17

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