JPH0663880A - ワーク移送用6軸スカラロボット - Google Patents

ワーク移送用6軸スカラロボット

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Publication number
JPH0663880A
JPH0663880A JP4220327A JP22032792A JPH0663880A JP H0663880 A JPH0663880 A JP H0663880A JP 4220327 A JP4220327 A JP 4220327A JP 22032792 A JP22032792 A JP 22032792A JP H0663880 A JPH0663880 A JP H0663880A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
horizontal arm
arm
horizontal
work
axis
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4220327A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Kawano
和博 川野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Orii KK
Original Assignee
Orii KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Orii KK filed Critical Orii KK
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Publication of JPH0663880A publication Critical patent/JPH0663880A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 駆動制御の容易なワーク移送用6軸スカラロ
ボットの提供。 【構成】 隣接プレスP1,P2間において前方に延出す
る上下昇降動作可能な第1の水平アーム12と、第1の
水平アーム12に枢支されて、前方に延出する水平揺動
可能な第2の水平アーム14と、第2の水平アーム12
に枢支されて後方に延出し、水平揺動及びこの水平揺動
軸に垂直なアーム縦軸回り回動可能な第3の水平アーム
16と、第3の水平アーム16に枢支されて後方に延出
し、水平揺動及び垂直揺動可能なワーククランプ用ハン
ド18とを備えたワーク移送用6軸スカラロボットであ
って、第2の水平アーム14と第3の水平アーム16と
を同一長さとし、水平アーム16を水平アーム14の2
倍量の角度だけ同期して揺動させることにより、ワーク
Wの直線的移送を可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレスラインを構成す
る隣接プレス間においてワークを移送するスカラロボッ
トに関する。
【0002】
【従来の技術】プレスラインにおける隣接プレス間でワ
ークを移送するには、図4に示す様に、隣接プレス
1,P2間に設けられた基台aに、鉛直面に沿って左右
に揺動する第1の揺動アーム1が設けられ、この第1の
揺動アーム1に同じく鉛直面に沿って左右に揺動する第
2の揺動アーム2が設けられ、この第2の揺動アーム2
にワーククランプ用のハンド3が設けられた構造のワー
ク移送用ロボットが知られている。そして図4仮想線に
示すような範囲で、第1,第2のアーム1,2を揺動さ
せて、ワークWを第1のプレスP1位置から第2のプレ
スP2位置に移送することができる。また、第1のアー
ム1及び第2のアーム2の揺動量は、図5に示すよう
に、ハンド3(ワークW)が水平移動できるように調整
されて、ワークWを最短距離で移送できるように設定さ
れている。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】しかし前記した従来技
術では、アーム1と2の長さが異なるため、ワークWを
水平に移動させるためには、図5に示されるようにアー
ム1,2の揺動速度をそれぞれ異ならしめて調整するこ
とに加えて、アーム3の揺動速度を左右方向に調整する
ことが必要で、即ちアーム2の揺動量は図5符号θ1
θ2,θ3に示す様にアーム1の回動位置によってそれぞ
れ異なってくるため、アーム駆動制御用モータの回転速
度制御が複雑となるという問題があった。
【0004】本発明は前記従来技術の問題点に鑑みなさ
れたもので、その目的は駆動制御の容易なワーク移送用
6軸スカラロボットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係るワーク移送用6軸スカラロボットにお
いてにおいては、隣接プレス間において前方に延出する
上下昇降動作可能な第1の水平アームと、前記第1の水
平アームに枢支されて、前方に延出する水平揺動可能な
第2の水平アームと、前記第2の水平アームに枢支され
て後方に延出し、水平揺動及びこの水平揺動軸に垂直な
アーム縦軸回り回動可能な第3の水平アームと、前記第
3の水平アームに枢支されて後方に延出し、水平揺動及
び垂直揺動可能なワーククランプ用ハンドとを備えたワ
ーク移送用6軸スカラロボットであって、前記第2の水
平アームと第3の水平アームとを同一長さとするように
したものである。
【0006】
【作用】第2の水平アームと第3の水平アームが同一長
さであるため、左右の隣接プレス間の中央部において、
第3の水平アームを第2の水平アームの2倍量の角度だ
け回動させれば、第3の水平アームの先端部、即ちワー
ククランプ用ハンドは、左右方向に直線運動する。した
がって、プレスの下金型上のワークをクランプして隣の
プレスの下金型上に移送するロボットの直線走行のため
の駆動制御が簡単となる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1〜図3は本発明の一実施例を示すもので、
図1はワーク移送用6軸スカラロボトの平面図、図2は
同ロボットの側面図、図3は同ロボットのアームの動き
を説明する平面図である。
【0008】これらの図において、符号P1,P2は左右
に延びるプレスラインを構成する隣接プレスを示し、プ
レスP1,P2のフレームF1,F2間には基台10が固設
されている。基台10には、上下昇降動作可能な第1の
水平アーム12がプレスP1,P2間の中央位置において
前方(図1下方向)に延出している。第1の水平アーム
12の前端部には、前方に延出する第2の水平アーム1
4が設けられ、このアーム14は垂直軸L1回りに水平
揺動できる。符号M1は水平アーム14の揺動制御用の
モータである。
【0009】第2の水平アーム14の前端部には、後方
に延出する第3のアーム16が設けられ、このアーム1
6は垂直軸L2回りに水平揺動できる。符号M2は、アー
ム16の揺動制御用のモータである。またアーム16
は、垂直軸L2と直交するアーム16に沿った水平軸L3
回りに回動することもできる。アーム16の前端部に
は、後方に延出するワーククランプ用のハンド18が設
けられ、このハンド18は水平軸L3と直交する水平軸
4回りに揺動でき、かつ水平軸L3及びL4に直交する
垂直軸L5回りにも揺動できる。ハンド18の先端には
手の平形状の負圧吸着部材20が設けられており、ハン
ド18によってプレス被加工品であるワークWを吸着し
て吊り上げることができる。
【0010】第2の水平アーム14の揺動支点は、プレ
スP1,P2の左右方向中央部位置とされるとともに、水
平アーム14,16の長さは同一で、図1実線で示す位
置から仮想線で示す位置まで揺動する。即ち、アーム1
4は図3符号14a〜14e〜14a,アーム16は図
3符号16a〜16e〜16aに示す様に左右に揺動す
る。またハンド18は、図3符号18a〜18e〜18
aに示す様にプレスPに対し常に正対位置になる様に揺
動する。即ち本実施例に示すロボットは、プレスP1
置において下降してワークWをクランプし、上昇し、図
3符号「a」で示す位置から水平揺動して図3符号
「e」に示す位置となる。次いで、下降してワークWを
アンクランプしてプレスP2位置におき、上昇し、次い
で再び図3符号「a」で示すもとの位置に揺動する。ま
た、このロボットがワークWを移送するために要するワ
ーク移送一行程の間に、アーム14およびハンド18は
90度の正逆揺動を、またアーム16は180度の正逆
揺動をし、これによってワークWはプレスP1位置から
プレスP2位置に直線的に移送されるとともに、ワーク
Wを移送したハンド18は直線的にプレスP1位置に戻
る。
【0011】この様に本実施例では、アーム14,16
およびハンド18の各々の揺動制御用のモータを同期し
て、アーム14とハンド18は同一角度(90度)だ
け、アーム16はアーム14の2倍の角度(180度)
だけ正逆回動させるだけで、ワークWをプレスに対し、
正対状態を保持したまま直線的に移送でき、従って従来
技術の様に、各モータの回動量を異なるように制御する
必要は全くなく、モータの駆動制御が非常に簡単化され
ている。
【0012】また、水平アーム12の前端部は、プレス
1,P2の前縁部と鉛直面上において略面一となる位置
に設けられており、第2,第3の水平アーム14,16
およびハンド18をプレス側に揺動させた状態とするこ
とによって、プレスP1,P2の前面側を開放し、段取り
替えなどの作業の際に本実施例ロボットが邪魔にならな
い様になっている。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るワーク移送用6軸スカラロボットによれば、第2
の水平アームと第3の水平アームが同一長さであるた
め、左右の隣接プレス間の中央部において第3の水平ア
ームを第2の水平アームの2倍量の角度だけ回動させれ
ば、第3の水平アームの先端部、即ちワーククランプ用
ハンドは、左右方向に直線運動するので、ワークをクラ
ンプして隣のプレスに直線走行させる際アームの揺動制
御が簡単となり、コスト的に安価でしかもワーク移送速
度の速いワーク移送用6軸スカラロボットを提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるワーク移送用6軸スカ
ラロボットの平面図
【図2】同ロボットの側面図
【図3】同ロボットのアームの動きを説明する平面図
【図4】従来のロボットの正面図
【図5】同ロボットのアームの動きを説明する平面図
【符号の説明】
1,P2 プレス 10 基台 12 第1の水平アーム 14 第2の水平アーム 16 第3の水平アーム 18 ワーククランプ用ハンド W ワーク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接プレス間において前方に延出する上
    下昇降動作可能な第1の水平アームと、前記第1の水平
    アームに枢支され、前方に延出する水平揺動可能な第2
    の水平アームと、前記第2の水平アームに枢支され後方
    に延出し、水平揺動及びこの水平揺動軸に垂直なアーム
    縦軸回り回動可能な第3の水平アームと、前記第3の水
    平アームに枢支されて後方に延出し、水平揺動及び垂直
    揺動可能なワーククランプ用ハンドとを備えたワーク移
    送用6軸スカラロボットであって、前記第2の水平アー
    ムと第3の水平アームとが同一長さとされたことを特徴
    とするワーク移送用6軸スカラロボット。
JP4220327A 1992-08-19 1992-08-19 ワーク移送用6軸スカラロボット Withdrawn JPH0663880A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4220327A JPH0663880A (ja) 1992-08-19 1992-08-19 ワーク移送用6軸スカラロボット

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Publication Number Publication Date
JPH0663880A true JPH0663880A (ja) 1994-03-08

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ID=16749410

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4220327A Withdrawn JPH0663880A (ja) 1992-08-19 1992-08-19 ワーク移送用6軸スカラロボット

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07299775A (ja) * 1994-05-11 1995-11-14 Daitoron Technol Kk 基板搬送ロボット
KR100424326B1 (ko) * 2000-04-07 2004-03-24 가와사키 쥬코교 가부시키가이샤 로봇시스템
JP2004174709A (ja) * 2002-11-26 2004-06-24 Kuka Roboter Gmbh 工作物を加工するための方法および装置
JP2007118175A (ja) * 2005-09-27 2007-05-17 Yaskawa Electric Corp 搬送システム

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KR100424326B1 (ko) * 2000-04-07 2004-03-24 가와사키 쥬코교 가부시키가이샤 로봇시스템
JP2004174709A (ja) * 2002-11-26 2004-06-24 Kuka Roboter Gmbh 工作物を加工するための方法および装置
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991102