JPH042004Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH042004Y2 JPH042004Y2 JP4892686U JP4892686U JPH042004Y2 JP H042004 Y2 JPH042004 Y2 JP H042004Y2 JP 4892686 U JP4892686 U JP 4892686U JP 4892686 U JP4892686 U JP 4892686U JP H042004 Y2 JPH042004 Y2 JP H042004Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- centering
- tire
- guide rollers
- arms
- support member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000008602 contraction Effects 0.000 claims description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004073 vulcanization Methods 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Conveyors (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Special Conveying (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、タイヤセンターリング装置に係わ
り、更に詳しくは加硫タイヤをインフレートして
いない状態で変形させることなく自動的に、かつ
連続的にセンターリングすることが出来るタイヤ
センターリング装置に関するものである。
り、更に詳しくは加硫タイヤをインフレートして
いない状態で変形させることなく自動的に、かつ
連続的にセンターリングすることが出来るタイヤ
センターリング装置に関するものである。
従来、加硫後のタイヤを加工及び測定装置に供
給する場合、タイヤの加工作業性を良好にした
り、また加工精度及び測定精度を向上させるため
に、供給されたタイヤを装置の中心に合せる所謂
センターリングが一般に行なわれている。
給する場合、タイヤの加工作業性を良好にした
り、また加工精度及び測定精度を向上させるため
に、供給されたタイヤを装置の中心に合せる所謂
センターリングが一般に行なわれている。
このセンターリング装置は、例えば第3図に示
すように、加工テーブル1上に設置されたタイヤ
Wの搬送コンベア2と、搬送コンベア2の途中に
設けられたタイヤWのセンターリング機構3とか
ら構成され、前記搬送コンベア2は、加工テーブ
ル1上に複数本のローラ4が所定の間隔を隔て
て、かつ長手方向の中央に間隔を設けて平行に配
設されている。またセンターリング機構3は、加
工テーブル2上に回転自在に支持された4本のセ
ンターリングアーム5a,5b,6a,6bと、
この4本のセンターリングアーム5a,5b,6
a,6bを同期して拡縮作動させる拡縮可能な歯
車機構7aとリンク機構7bとから構成され、ま
たセンターリングアーム5a,5b,6a,6b
の先端には、第4図に示すようにタイヤWを回転
自在に支持するガイドローラ8a,8b,9a,
9bが設けられている。
すように、加工テーブル1上に設置されたタイヤ
Wの搬送コンベア2と、搬送コンベア2の途中に
設けられたタイヤWのセンターリング機構3とか
ら構成され、前記搬送コンベア2は、加工テーブ
ル1上に複数本のローラ4が所定の間隔を隔て
て、かつ長手方向の中央に間隔を設けて平行に配
設されている。またセンターリング機構3は、加
工テーブル2上に回転自在に支持された4本のセ
ンターリングアーム5a,5b,6a,6bと、
この4本のセンターリングアーム5a,5b,6
a,6bを同期して拡縮作動させる拡縮可能な歯
車機構7aとリンク機構7bとから構成され、ま
たセンターリングアーム5a,5b,6a,6b
の先端には、第4図に示すようにタイヤWを回転
自在に支持するガイドローラ8a,8b,9a,
9bが設けられている。
そして、センターリングアーム5a,5b,6
a,6bの先端に取付けられたガイドローラ8
a,8b,9a,9bと供給されたタイヤWの外
周面に押し付け合い、タイヤWを移動させて加工
テーブル1の中心Oに移動させることによりセン
ターリングを行つている。
a,6bの先端に取付けられたガイドローラ8
a,8b,9a,9bと供給されたタイヤWの外
周面に押し付け合い、タイヤWを移動させて加工
テーブル1の中心Oに移動させることによりセン
ターリングを行つている。
然し乍ら、上記のようなセンターリング作業
は、加硫後のタイヤでインフレートしていない状
態では、トレツド部及びサイドウオール部の剛性
が弱いタイヤWの場合には、第5図に示すように
ガイドローラ8a,8b,9a,9bのうち接触
したガイドローラ8bの部分が局部的に変形を起
し、センターリング作業ができないと言う問題が
あつた。即ち、センターリングアーム5bの作用
する押圧力Fは、ガイドローラ8bを介してタイ
ヤWの一点に集中するため、上記押圧力Fがタイ
ヤWの剛性の弱い部分Xを変形させるだけで、タ
イヤWを移動させることができず、この結果タイ
ヤWのセンターリング作業ができなかつた。
は、加硫後のタイヤでインフレートしていない状
態では、トレツド部及びサイドウオール部の剛性
が弱いタイヤWの場合には、第5図に示すように
ガイドローラ8a,8b,9a,9bのうち接触
したガイドローラ8bの部分が局部的に変形を起
し、センターリング作業ができないと言う問題が
あつた。即ち、センターリングアーム5bの作用
する押圧力Fは、ガイドローラ8bを介してタイ
ヤWの一点に集中するため、上記押圧力Fがタイ
ヤWの剛性の弱い部分Xを変形させるだけで、タ
イヤWを移動させることができず、この結果タイ
ヤWのセンターリング作業ができなかつた。
この考案は、かかる従来の問題点に着目して案
出されたもので、その目的とするところは加硫後
のタイヤの加工及び測定を自動的に、かつ連続的
に行う装置の中心部へ、インフレートしていない
状態のタイヤをトレツド部及びサイドウオール部
等の剛性の弱い部分に変形を起させずにセンター
リングすることが出来るタイヤセンターリング装
置を提供するものである。
出されたもので、その目的とするところは加硫後
のタイヤの加工及び測定を自動的に、かつ連続的
に行う装置の中心部へ、インフレートしていない
状態のタイヤをトレツド部及びサイドウオール部
等の剛性の弱い部分に変形を起させずにセンター
リングすることが出来るタイヤセンターリング装
置を提供するものである。
この考案は上記目的を達成するため、加工テー
ブルの相対向する側部に、拡縮機構を介して開閉
可能な二本一組のセンターリングアームを配設し
て成るタイヤセンターリング装置において、前記
各センターリングアームの先端に、回転可能な支
持部材を夫々設けると共に、この各支持部材に2
個のガイドローラを設けたことを要旨とするもの
である。
ブルの相対向する側部に、拡縮機構を介して開閉
可能な二本一組のセンターリングアームを配設し
て成るタイヤセンターリング装置において、前記
各センターリングアームの先端に、回転可能な支
持部材を夫々設けると共に、この各支持部材に2
個のガイドローラを設けたことを要旨とするもの
である。
以下添付図面の第1図及び第2図に基いて、こ
の考案の実施例を説明する。
の考案の実施例を説明する。
なお以下の説明で、上記第3図〜第5図におい
て説明した従来例を同一構成要素は同一符号を付
して説明する。
て説明した従来例を同一構成要素は同一符号を付
して説明する。
第1図は、この考案を実施したタイヤセンター
リング装置の概略平面図を示し、加工テーブル1
の相対向する側部に、拡縮機構で言うところの歯
車機構7aとリンク機構7bとを介して開閉可能
な二本一組のセンターリングアーム5a,5b,
6a,6bを配設し、前記センターリングアーム
5a,5b,6a,6bの先端には、ピン11を
支点として回転可能な三角形状の支持部材12が
夫々設けられている。
リング装置の概略平面図を示し、加工テーブル1
の相対向する側部に、拡縮機構で言うところの歯
車機構7aとリンク機構7bとを介して開閉可能
な二本一組のセンターリングアーム5a,5b,
6a,6bを配設し、前記センターリングアーム
5a,5b,6a,6bの先端には、ピン11を
支点として回転可能な三角形状の支持部材12が
夫々設けられている。
前記各支持部材12の前後部には、2個のガイ
ドローラ13a,13bが夫々設けられ、また支
持部材12はセンターリングアーム5a,5b,
6a,6bとの間に介設されたスプリング14を
介して常時一定の弾性力により後方に付勢されて
いる。
ドローラ13a,13bが夫々設けられ、また支
持部材12はセンターリングアーム5a,5b,
6a,6bとの間に介設されたスプリング14を
介して常時一定の弾性力により後方に付勢されて
いる。
この考案は、上記のように構成することによ
り、タイヤWのセンターリング時に、センターリ
ングアーム5a,5b,6a,6bの先端に設け
られた2個のガイドローラ13a,13bにより
タイヤWを加工テーブル1の中心O側に移動させ
る場合、従来のようにセンターリングアーム5
a,5b,6a,6bの作用点が1点に集中せ
ず、常に2個のガイドローラ13a,13bで2
箇所においてタイヤWに接触させて押圧力Fを作
用させることが出来るので、第2図に示すように
その押圧力Fは2分化され、従つてタイヤWの剛
性の低い部分であつても従来に比較して変形量が
約1/2以下に少なくなる。
り、タイヤWのセンターリング時に、センターリ
ングアーム5a,5b,6a,6bの先端に設け
られた2個のガイドローラ13a,13bにより
タイヤWを加工テーブル1の中心O側に移動させ
る場合、従来のようにセンターリングアーム5
a,5b,6a,6bの作用点が1点に集中せ
ず、常に2個のガイドローラ13a,13bで2
箇所においてタイヤWに接触させて押圧力Fを作
用させることが出来るので、第2図に示すように
その押圧力Fは2分化され、従つてタイヤWの剛
性の低い部分であつても従来に比較して変形量が
約1/2以下に少なくなる。
また、2個のガイドローラ13a,13bはセ
ンターリングアーム5a,5b,6a,6bに直
接取付けられているのではなく、回転可能な支持
部材12を介して設けられているので、ガイドロ
ーラ13a,13bの接触角度は自由に調整で
き、従つてタイヤWのセンターリング時には常に
2個のガイドローラ13a,13bが同時に接触
出来るのである。
ンターリングアーム5a,5b,6a,6bに直
接取付けられているのではなく、回転可能な支持
部材12を介して設けられているので、ガイドロ
ーラ13a,13bの接触角度は自由に調整で
き、従つてタイヤWのセンターリング時には常に
2個のガイドローラ13a,13bが同時に接触
出来るのである。
即ち、タイヤWのセンターリング時に、一方の
ガイドローラ13aが先にタイヤWに接触したと
しても(第2図の二点鎖線の状態)、センターリ
ングアーム5bの押圧力Fにより支持部材12が
ピン11を支点として、かつスプリング14の弾
性力に抗してタイヤWの外周面側に回転し、第2
図の実線の状態になるので、2個のガイドローラ
13a,13bは、常に同時にタイヤWの外周面
に接触し状態で押圧力F/2を作用させることが
出来るのである。
ガイドローラ13aが先にタイヤWに接触したと
しても(第2図の二点鎖線の状態)、センターリ
ングアーム5bの押圧力Fにより支持部材12が
ピン11を支点として、かつスプリング14の弾
性力に抗してタイヤWの外周面側に回転し、第2
図の実線の状態になるので、2個のガイドローラ
13a,13bは、常に同時にタイヤWの外周面
に接触し状態で押圧力F/2を作用させることが
出来るのである。
この考案は、上記のように加工テーブルの相対
向する側部に、拡縮機構を介して開閉可能な二本
一組のセンターリングアームを配設して成るタイ
ヤセンターリング装置において、前記各センター
リングアームの先端に、回転可能な支持部材を
夫々設けると共に、この各支持部材に2個のガイ
ドローラを設けたため、以下のような優れた効果
を奏するものである。
向する側部に、拡縮機構を介して開閉可能な二本
一組のセンターリングアームを配設して成るタイ
ヤセンターリング装置において、前記各センター
リングアームの先端に、回転可能な支持部材を
夫々設けると共に、この各支持部材に2個のガイ
ドローラを設けたため、以下のような優れた効果
を奏するものである。
(a) 押圧力の作用点を多くすることにより、タイ
ヤの局部的な変形がなくなり、センターリング
の精度が向上する。
ヤの局部的な変形がなくなり、センターリング
の精度が向上する。
(b) センターリングアームの先端に設けられたガ
イドローラは、任意の角度に調整が出来るの
で、タイヤの外径差や、オフセツトされている
タイヤの位置に関係なく、常に2個のガイドロ
ーラを同時に接触させて押圧力を作用させるこ
とができる。
イドローラは、任意の角度に調整が出来るの
で、タイヤの外径差や、オフセツトされている
タイヤの位置に関係なく、常に2個のガイドロ
ーラを同時に接触させて押圧力を作用させるこ
とができる。
第1図はこの考案を実施したセンターリング装
置の概略平面図、第2図は第1図の要部拡大説明
図、第3図は従来のセンターリング装置の平面
図、第4図は従来のセンターリング装置の概略平
面図、第5図は第4図の一部拡大説明図である。 1……加工テーブル、5a,5b,6a,6b
……センターリングアーム、7a,7b……拡縮
機構(歯車機構、リンク機構)、12……支持部
材、13a,13b……ガイドローラ13a,1
3b。
置の概略平面図、第2図は第1図の要部拡大説明
図、第3図は従来のセンターリング装置の平面
図、第4図は従来のセンターリング装置の概略平
面図、第5図は第4図の一部拡大説明図である。 1……加工テーブル、5a,5b,6a,6b
……センターリングアーム、7a,7b……拡縮
機構(歯車機構、リンク機構)、12……支持部
材、13a,13b……ガイドローラ13a,1
3b。
Claims (1)
- 加工テーブルの相対向する側部に、拡縮機構を
介して開閉可能な二本一組のセンターリングアー
ムを配設して成るタイヤセンターリング装置にお
いて、前記各センターリングアームの先端に、回
転可能な支持部材を夫々設けると共に、この各支
持部材に2個のガイドローラを設けたことを特徴
とするタイヤセンターリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4892686U JPH042004Y2 (ja) | 1986-04-03 | 1986-04-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4892686U JPH042004Y2 (ja) | 1986-04-03 | 1986-04-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62162011U JPS62162011U (ja) | 1987-10-15 |
JPH042004Y2 true JPH042004Y2 (ja) | 1992-01-23 |
Family
ID=30870911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4892686U Expired JPH042004Y2 (ja) | 1986-04-03 | 1986-04-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH042004Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107107501B (zh) * | 2014-12-04 | 2018-12-11 | 西博自动化公司 | 一种将条带放置并固定在轮胎内部的方法和设备 |
CN107206850B (zh) * | 2015-02-09 | 2019-07-19 | 三菱重工机械系统株式会社 | 轮胎打标装置 |
JP6898094B2 (ja) * | 2016-12-26 | 2021-07-07 | Toyo Tire株式会社 | タイヤ部材の取り出し装置及びタイヤ部材の取り出し方法 |
-
1986
- 1986-04-03 JP JP4892686U patent/JPH042004Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62162011U (ja) | 1987-10-15 |
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