JPH0318017Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0318017Y2 JPH0318017Y2 JP1985014732U JP1473285U JPH0318017Y2 JP H0318017 Y2 JPH0318017 Y2 JP H0318017Y2 JP 1985014732 U JP1985014732 U JP 1985014732U JP 1473285 U JP1473285 U JP 1473285U JP H0318017 Y2 JPH0318017 Y2 JP H0318017Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston rod
- claw member
- air cylinder
- pipe arm
- movable body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 29
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Manipulator (AREA)
- Jigs For Machine Tools (AREA)
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、例えば、プレス成形加工において、
プレス機に対しワークを自動的に搬入搬出するた
めのワーク搬送用クランプ装置に関するものであ
る。
プレス機に対しワークを自動的に搬入搬出するた
めのワーク搬送用クランプ装置に関するものであ
る。
〈従来の技術〉
自動プレスラインでは、ワークをプレス機に対
し搬入搬出する装置が使用されている。従来の装
置は第4図で示すように、作動アーム1の先端に
バキユームカツプ2を設けてワークWを吸着する
構造や第5図で示すように、作動アーム1の先端
のヘツド3に固定爪4と、シリンダ6によつて旋
回動する可動爪5とを設け、可動爪5の旋回動に
よつてワークWの縦壁を固定爪4とでクランプす
る構造のものであつた。
し搬入搬出する装置が使用されている。従来の装
置は第4図で示すように、作動アーム1の先端に
バキユームカツプ2を設けてワークWを吸着する
構造や第5図で示すように、作動アーム1の先端
のヘツド3に固定爪4と、シリンダ6によつて旋
回動する可動爪5とを設け、可動爪5の旋回動に
よつてワークWの縦壁を固定爪4とでクランプす
る構造のものであつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉
上記第4図で示すバキユームカツプ機構の場合
には、ワークWの形状が図示のようにハツト形の
ものでは、ワークWの重量が重い割にバキユーム
カツプ2の吸着面が少ないと、カツプの大きいも
のが使用できず、吸着力が不足して搬送ミスが多
くなる。また、第5図で示す固定爪4と旋回可動
爪5とによつてクランプする機構の場合は、旋回
可動爪5が下型8と干渉するために、ワークWを
下型8の上方に持ち上げるリフター7を設備する
か、又は下型8を切削して旋回可動爪5との干渉
を避ける必要があつた。
には、ワークWの形状が図示のようにハツト形の
ものでは、ワークWの重量が重い割にバキユーム
カツプ2の吸着面が少ないと、カツプの大きいも
のが使用できず、吸着力が不足して搬送ミスが多
くなる。また、第5図で示す固定爪4と旋回可動
爪5とによつてクランプする機構の場合は、旋回
可動爪5が下型8と干渉するために、ワークWを
下型8の上方に持ち上げるリフター7を設備する
か、又は下型8を切削して旋回可動爪5との干渉
を避ける必要があつた。
本考案の目的は、上記のような従来の問題点を
解消したワークの搬送用クランプ装置を提供する
ものである。
解消したワークの搬送用クランプ装置を提供する
ものである。
〈問題点を解決するための手段〉
本考案は、上記目的を達成するために、作動装
置によつて搬送位置に作動可能なパイプアーム内
に連結バーを軸方向に移動自在に嵌装し、前記パ
イプアームにエアシリンダを、そのピストンロツ
ドが前記連結バーと平行な軸線方向に進退移動す
るよう固設し、このエアシリンダのピストンロツ
ドと前記連結バーの一端とを前記エアシリンダ近
傍のパイプアームに固着した支持ブロツクに枢着
支点を有する揺動リンクにより相対運動可能に連
結し、前記連結バーの他端には可動体を固設し、
前記ピストンロツドの先端に爪部材を設け、また
前記可動体には前記爪部材と対向する爪部材をコ
イルバネによつて常に前進方向に押圧して進退位
置調整可能に設けたものである。
置によつて搬送位置に作動可能なパイプアーム内
に連結バーを軸方向に移動自在に嵌装し、前記パ
イプアームにエアシリンダを、そのピストンロツ
ドが前記連結バーと平行な軸線方向に進退移動す
るよう固設し、このエアシリンダのピストンロツ
ドと前記連結バーの一端とを前記エアシリンダ近
傍のパイプアームに固着した支持ブロツクに枢着
支点を有する揺動リンクにより相対運動可能に連
結し、前記連結バーの他端には可動体を固設し、
前記ピストンロツドの先端に爪部材を設け、また
前記可動体には前記爪部材と対向する爪部材をコ
イルバネによつて常に前進方向に押圧して進退位
置調整可能に設けたものである。
〈作用〉
上記本考案は、エアシリンダのピストンロツド
の後退端で、ピストンロツドの先端の爪部材と、
可動体に設けられている爪部材との対向間は大き
く離間したアンクランプ状態であり、ピストンロ
ツドの前進移動により揺動リンクを介してピスト
ンロツドの前進移動とは相対方向に移動する連結
バーによつて可動体の爪部材とピストンロツド先
端の爪部材とを互いに接近する方向に同時に作動
し、両爪部材によるワークを挟持するものであ
る。
の後退端で、ピストンロツドの先端の爪部材と、
可動体に設けられている爪部材との対向間は大き
く離間したアンクランプ状態であり、ピストンロ
ツドの前進移動により揺動リンクを介してピスト
ンロツドの前進移動とは相対方向に移動する連結
バーによつて可動体の爪部材とピストンロツド先
端の爪部材とを互いに接近する方向に同時に作動
し、両爪部材によるワークを挟持するものであ
る。
〈実施例〉
以下本考案の実施例を第1図乃至第3図に基づ
いて説明する。第1図において、10はパイプア
ームであり、図略の作動装置によつて搬送位置に
作動する。このパイプアーム10の先端部内に連
結バー11を軸方向に移動自在に嵌装する。さら
に、パイプアーム10にエアシリンダ12を、そ
のピストンロツド13が前記連結バー11と平行
な軸線方向に進退移動するよう固設する。また、
前記エアシリンダ12の近傍のパイプアーム10
に支持ブロツク14を固着し、この支持ブロツク
14に揺動リンク16の中心部を枢着15する。
この揺動リンク16の一端をピストンロツド13
にピン19によつて枢着結合し、他端は連結バー
11の一端にピン20によつて枢着結合してピス
トンロツド13と連結バー11とを連結してい
る。17は前記ピン20の移動を許容するために
パイプアーム10に明けられている長穴である。
いて説明する。第1図において、10はパイプア
ームであり、図略の作動装置によつて搬送位置に
作動する。このパイプアーム10の先端部内に連
結バー11を軸方向に移動自在に嵌装する。さら
に、パイプアーム10にエアシリンダ12を、そ
のピストンロツド13が前記連結バー11と平行
な軸線方向に進退移動するよう固設する。また、
前記エアシリンダ12の近傍のパイプアーム10
に支持ブロツク14を固着し、この支持ブロツク
14に揺動リンク16の中心部を枢着15する。
この揺動リンク16の一端をピストンロツド13
にピン19によつて枢着結合し、他端は連結バー
11の一端にピン20によつて枢着結合してピス
トンロツド13と連結バー11とを連結してい
る。17は前記ピン20の移動を許容するために
パイプアーム10に明けられている長穴である。
前記連結バー11の他端にはピン22を介して
可動体21が一体に設けられている。23は前記
ピン22の移動を許容するためにパイプアーム1
0の明けられている長穴である。この可動体21
は前記ピストンロツド13の進退作動に基づいて
前記揺動リンク16並びに連結バー11を介して
ピストンロツド13の進退移動方向とは相対的に
進退移動する。
可動体21が一体に設けられている。23は前記
ピン22の移動を許容するためにパイプアーム1
0の明けられている長穴である。この可動体21
は前記ピストンロツド13の進退作動に基づいて
前記揺動リンク16並びに連結バー11を介して
ピストンロツド13の進退移動方向とは相対的に
進退移動する。
そこで、前記ピストンロツド13の先端に爪部
材24を、また前記可動体21に前記爪部材24
と対向して爪部材25を設ける。この可動体21
側に設けられる爪部材25は、ロツド26によつ
て軸方向に移動可能に可動体21に支持され、可
動体21と爪部材25の背部との間にコイルバネ
27を介装し、常に爪部材25を前進方向に弾機
押圧している。そして、ロツド26の後退にはス
トツパを兼ねたナツト28が螺合され、このナツ
ト28の位置を前後方向に移動調整することによ
り爪部材25の位置を調整可能にしているもので
ある。
材24を、また前記可動体21に前記爪部材24
と対向して爪部材25を設ける。この可動体21
側に設けられる爪部材25は、ロツド26によつ
て軸方向に移動可能に可動体21に支持され、可
動体21と爪部材25の背部との間にコイルバネ
27を介装し、常に爪部材25を前進方向に弾機
押圧している。そして、ロツド26の後退にはス
トツパを兼ねたナツト28が螺合され、このナツ
ト28の位置を前後方向に移動調整することによ
り爪部材25の位置を調整可能にしているもので
ある。
次に上記構成の作用について第2図及び第3図
を加えて説明する。第1図はエアシリンダ12の
ピストンロツド13が後退端に移動し、両爪部材
24,25の対向間が大きく離間されているアン
クランプ状態である。この離間した両爪部材2
4,25をパイプアーム10の作動によつて、例
えば、ハツト形のワークWの縦壁を挟むように位
置する。次いで第2図で示すように、エアシリン
ダ12を作動させ、ピストンロツド13を前進
(図示では左進)する。これにより揺動リンク1
6は枢着15点を支点にして時計方向に旋回動
し、連結バー11をピストンロツド13の前進移
動方向とは相対方向の図示で右方に移動させ、可
動体21を同方向に移動する。従つて、両爪部材
24,25は互いに接近し、第3図で示すよう
に、両爪部材24,25はワークWの両方の縦壁
を挟み込んで把持クランプし、パイプアーム10
の作動によつてワークWを所要の位置に搬送する
ものである。
を加えて説明する。第1図はエアシリンダ12の
ピストンロツド13が後退端に移動し、両爪部材
24,25の対向間が大きく離間されているアン
クランプ状態である。この離間した両爪部材2
4,25をパイプアーム10の作動によつて、例
えば、ハツト形のワークWの縦壁を挟むように位
置する。次いで第2図で示すように、エアシリン
ダ12を作動させ、ピストンロツド13を前進
(図示では左進)する。これにより揺動リンク1
6は枢着15点を支点にして時計方向に旋回動
し、連結バー11をピストンロツド13の前進移
動方向とは相対方向の図示で右方に移動させ、可
動体21を同方向に移動する。従つて、両爪部材
24,25は互いに接近し、第3図で示すよう
に、両爪部材24,25はワークWの両方の縦壁
を挟み込んで把持クランプし、パイプアーム10
の作動によつてワークWを所要の位置に搬送する
ものである。
〈考案の効果〉
以上のように本考案は、対向する一対の爪部材
をエアシリンダの作動によつて揺動リンクと連結
バーとによる簡単な構造の運動変換機構により離
間並びに接近する相対移動を行い、ワークを把持
クランプする構成であるために、ハツト形のワー
クの搬送が確実に得られ、従来のようにワークの
リフト装置が不要となる。また、可動体側に設け
られている爪部材はストツパを兼ねたナツトによ
り位置調整が可能であるため、爪部材が摩耗して
も簡単な操作により適正位置にアジヤストでき、
ワークの挟持の確実性を有している。さらに、こ
のアジヤスト可能な爪部材はコイルバネによつて
前進方向に弾機押圧され、このコイルバネ力によ
つてワークを挟持するものであるから、剛性のな
いワークでもコイルバネ力を変えることにより、
ワークを変形することなくクランプさせることが
できる効果がある。
をエアシリンダの作動によつて揺動リンクと連結
バーとによる簡単な構造の運動変換機構により離
間並びに接近する相対移動を行い、ワークを把持
クランプする構成であるために、ハツト形のワー
クの搬送が確実に得られ、従来のようにワークの
リフト装置が不要となる。また、可動体側に設け
られている爪部材はストツパを兼ねたナツトによ
り位置調整が可能であるため、爪部材が摩耗して
も簡単な操作により適正位置にアジヤストでき、
ワークの挟持の確実性を有している。さらに、こ
のアジヤスト可能な爪部材はコイルバネによつて
前進方向に弾機押圧され、このコイルバネ力によ
つてワークを挟持するものであるから、剛性のな
いワークでもコイルバネ力を変えることにより、
ワークを変形することなくクランプさせることが
できる効果がある。
第1図は本考案装置の側面図、第2図及び第3
図は本考案装置の作動を説明する側面図、第4図
及び第5図は従来装置の側面図である。 10……パイプアーム、11……連結バー、1
2……エアシリンダ、13……ピストンロツド、
16……揺動リンク、21……可動体、24,2
5……爪部材、27……コイルバネ。
図は本考案装置の作動を説明する側面図、第4図
及び第5図は従来装置の側面図である。 10……パイプアーム、11……連結バー、1
2……エアシリンダ、13……ピストンロツド、
16……揺動リンク、21……可動体、24,2
5……爪部材、27……コイルバネ。
Claims (1)
- 作動装置によつて搬送位置に作動可能なパイプ
アーム内に連結バーを軸方向に移動自在に嵌装
し、前記パイプアームにエアシリンダを、そのピ
ストンロツドが前記連結バーと平行な軸線方向に
進退移動するよう固設し、このエアシリンダのピ
ストンロツドと前記連結バーの一端とを前記エア
シリンダ近傍のパイプアームに固着した支持ブロ
ツクに枢着支点を有する揺動リンクにより相対運
動可能に連結し、前記連結バーの他端には可動体
を固設し、前記ピストンロツドの先端に爪部材を
設け、また前記可動体には前記爪部材と対向する
爪部材をコイルバネによつて常に前進方向に押圧
して進退位置調整可能に設けて成るワーク搬送用
クランプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985014732U JPH0318017Y2 (ja) | 1985-02-06 | 1985-02-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985014732U JPH0318017Y2 (ja) | 1985-02-06 | 1985-02-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61133233U JPS61133233U (ja) | 1986-08-20 |
JPH0318017Y2 true JPH0318017Y2 (ja) | 1991-04-16 |
Family
ID=30499925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985014732U Expired JPH0318017Y2 (ja) | 1985-02-06 | 1985-02-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0318017Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4715586U (ja) * | 1971-03-24 | 1972-10-23 | ||
JPS5353153U (ja) * | 1976-10-09 | 1978-05-08 | ||
JPS5720122A (en) * | 1980-07-09 | 1982-02-02 | Hitachi Ltd | Method of inspecting ground-fault protecting device |
-
1985
- 1985-02-06 JP JP1985014732U patent/JPH0318017Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4715586U (ja) * | 1971-03-24 | 1972-10-23 | ||
JPS5353153U (ja) * | 1976-10-09 | 1978-05-08 | ||
JPS5720122A (en) * | 1980-07-09 | 1982-02-02 | Hitachi Ltd | Method of inspecting ground-fault protecting device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61133233U (ja) | 1986-08-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN107838938B (zh) | 一种机器人抓手 | |
JPH0318017Y2 (ja) | ||
JPS5924892B2 (ja) | 転向装置 | |
US4887803A (en) | Power actuated cam clamp | |
US3807719A (en) | Clamp | |
JPH0362788U (ja) | ||
JP2562519Y2 (ja) | ワーククランプ装置 | |
CN220659779U (zh) | 一种侧围总成预拼柔性抓手 | |
JP3224629U (ja) | プレス装置用ワーク搬送装置 | |
JP2574579B2 (ja) | ワークの搬送装置 | |
JP3062769B2 (ja) | 簡易荷役機械 | |
JPH0340466Y2 (ja) | ||
JPH0644588Y2 (ja) | 工作物搬送装置用フローティングチャック | |
JPS6231240Y2 (ja) | ||
JPH0141551Y2 (ja) | ||
JPH0540913Y2 (ja) | ||
JP2589236Y2 (ja) | ワーク移送装置 | |
JPS63114790U (ja) | ||
JPS5852051Y2 (ja) | トランスフア装置 | |
JPS6226421Y2 (ja) | ||
JPH0525830Y2 (ja) | ||
JPH0426186Y2 (ja) | ||
JPH0618760Y2 (ja) | トランスファ装置 | |
JPS626015Y2 (ja) | ||
JPS6232138B2 (ja) |