JPH018445Y2 - - Google Patents

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JPH018445Y2
JPH018445Y2 JP14187483U JP14187483U JPH018445Y2 JP H018445 Y2 JPH018445 Y2 JP H018445Y2 JP 14187483 U JP14187483 U JP 14187483U JP 14187483 U JP14187483 U JP 14187483U JP H018445 Y2 JPH018445 Y2 JP H018445Y2
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JP14187483U
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ジヤツキ固定装置に関し、詳しく
は、回動可能なジヤツキ保持部材を操作して、こ
のジヤツキ保持部材の弾力によつてジヤツキをフ
ロアなどに押し付けるようにして固定するように
し、ジヤツキ保持用ブラケツトの省略に伴うジヤ
ツキ収納スペースの節約およびコストダウン、あ
るいは、ジヤツキ固定作業の簡略化を図つたもの
に関する。
従来、ジヤツキ、とくに、パンタグラフ式ジヤ
ツキの固定装置は、たとえば、実開昭55−83145
号公報の第1図および第2図に示されているよう
に、トランクルームの隅部などに、ジヤツキの下
面を拘束する底板と、ジヤツキの頂部を拘束しう
る掛止片とを有するブラケツトを形成しておき、
前記底板と前記掛止片との間の空間内にジヤツキ
を位置させ、ジヤツキのシヤフトを軸転させてこ
れの頂部の受け金具を上げることによつて前記ブ
ラケツトの底板と掛止片間にジヤツキが突つ張り
状に固定されるようにしたものや、この公報の第
3図以下の図面に示されているように、ブラケツ
トの底板につづいてジヤツキの側面に沿つて若干
上方にのびる支承フランジの頂部に、回動自在の
リンク部材を取付け、このリンク部材をジヤツキ
の頂部の受け金具に引つ掛けるようにして、上記
と同様、ジヤツキを突つ張ることにより固定する
ようにしたものが一般的である。
しかしながら、上記の二つのタイプのジヤツキ
の固定装置は、いずれも、ジヤツキ自身の突つ張
り力を利用してこれを固定するようにしているた
め、その突つ張り力に充分耐えて確実にジヤツキ
を固定保持するための、ある程度の強度を有する
ブラケツトを必要とし、このブラケツトの作成コ
ストが必要であるとともに、このブラケツトがト
ランクルーム内の空間を一部占領し、トランク空
間が圧迫されるという不具合がある。また、固定
に際しても、ジヤツキのシヤフトを軸転させてこ
れの頂部の受け金具を上げるという操作が必要で
あり、シヤフトを軸転させなければならないとい
う面倒さに加えて、ジヤツキがしつかりと固定さ
れているかどうかを確認しなければならないとい
う面倒さがある。
そこで本考案は、上記のような事情のもとで考
え出されたもので、その目的は、簡単な構成によ
つて、簡単な操作をするだけで、確実にジヤツキ
を固定しうるようにしたジヤツキのジヤツキ固定
装置をあらたに提供することである。
このような目的を達成するため、本考案では、
次の技術的手段を講じている。
すなわち、ジヤツキの上部に弾性的にはまり込
みうる係合部を有する保持部材の基部を、ジヤツ
キ固定部に回動可能に支持させたこと、である。
このようにすることにより、ジヤツキは、これ
を所定の固定位置に位置させるとともに、上記の
保持部材を起こすようにして回動させ、そしてこ
の保持部材の係合部をジヤツキの頂部の受け金具
などに弾力的に係合させるだけで、しつかりと固
定される。この保持部材は、たとえば弾性的に変
曲可能な線材を屈曲成形することによつて容易に
作成できるため、ジヤツキの固定装置としては従
来に比してきわめて簡単かつ軽量な構成となり、
コストの低減および車両重量の軽減に寄与する。
また、ジヤツキを突つ張ることにより固定するの
ではなく、単に保持部材を引つ掛けて弾性的に押
さえ付けるだけで保持するので、ジヤツキをその
受け金具を最も低く下げた状態で固定することが
できるため、固定した状態でのジヤツキがトラン
クルームなどの空間を占める割合を従来に比べて
小さくすることができる。これは、トランクルー
ム内の有効利用につながる。
以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ、具
体的に説明する。
第1図ないし第3図は、本考案の第一実施例を
示す。図から明らかなように、この実施例は、い
わゆるパンタグラフ式のジヤツキ1を固定しうる
ように構成した例である。このジヤツキ1は、ベ
ース部材2と、このベース部材2に基端部をピン
接合された前後方向(第1図の左右方向)に延び
る一対の第一リンク部材3…と、この第一リンク
部材3…の先端部に基端部をピン接合された一対
の第二リンク部材4…と、この第二リンク部材の
先端部を回動可能に支持する上下動部材5とから
なる全体としてほぼダイヤ形の変形可能なパンタ
グラフリンク機構6を有している。第一リンク部
材3…と第二リンク部材4…との接合部には、互
いに逆ねじのねじブロツク7,8が取付けられて
おり、これらのねじブロツク7,8には、逆回り
のねじ部を有するシヤフト9が通挿されている。
このシヤフト9の先端部に設けられた工具用係合
部10に適当な回し工具(図示略)を係合させて
このシヤフト9を軸転させると、前記ねじブロツ
ク7,8は、互いに近付きまたは遠ざかるように
移動する。この結果前記バンタグラフリンク機構
6のダイヤ形の横方向の対角線の長さが強制的に
変化させられることになり、前記上下等部材5は
上下動させられる。
前記上下動部材5の頂部には、垂直方向の軸回
りに回転しうる受け金具11が取付けられてお
り、この受け金具11をたとえば車体の下面に当
てがうようにして使用する。
この実施例のジヤツキ固定装置は、上記のパン
タグラフ式のジヤツキ1の上記受け金具11の上
部に、これを押さえ付けるようにしてはまりこみ
うる係合部12を有する保持部材13の基部13
aを、ジヤツキ固定位置に回動可能に取付けて構
成されている。
図から明らかなように、この保持部材13は、
一本の線材を屈曲成形することによつて作成する
ことができ、図示例のものでは、第2図に示すよ
うに、ジヤツキ1の両脇を上方に延びる脚部14
と、この脚部の間隔をジヤツキの受け金具11の
幅方向の寸法より短い間隔に縮小させたのち、こ
れの上端部から平面視ジヤツキ1の前後方向にほ
ぼ平行状にのびるとともにジヤツキ1の受け金具
11の第1図の正面形状に沿つて屈曲させてこの
受け金具11の上部および前後面を拘束するよう
に形成された係合部12とを有している。なお、
第3図から明らかなように、この係合部11の先
端部は平面視U字状のガイド部15によつてつな
げられている。したがつて保持部材13は、その
前後方向から見ると、ほぼ逆U字状となつてい
る。また、この保持部材13の脚の基端部13a
は、第3図に示すように内側におりまげられて支
軸16が形成されており、これを、トランクルー
ム等の床面に形成した支持孔17に回動可能に支
持させてある。
なお、前記保持部材13を構成する線材は、若
干弾性変形しうる金属線材を用いることが好まし
い。また、保持部材13は、第1図に実線で示す
ようにその係合部12がジヤツキ1の受け金具1
1に係合したとき、若干変形してこの受け金具1
1を下方にむけ弾性的に押さえ付けうるように、
その自然状態での形状を、第1図に仮想線で示す
ように、脚部14と係合部12とのなす角度が直
角よりやや小さめとなるように定めておくべきで
ある。また、この保持部材13の基端部から係合
部12までの高さは、受け金具11を最大限下げ
た状態でのジヤツキ1の高さに合せておけばよ
い。
また、第1図に表れているように、ジヤツキを
固定保持すべき面には、ジヤツキ1のベース部材
2の平面形状に合せた凹部18を設けておくと、
ジヤツキ1の固定位置が一目でわかり、ジヤツキ
の固定作業を行い易くなり、かつ固定されたジヤ
ツキ1がずれ動くことがでくなるので好都合であ
る。
以上のような本考案の第一実施例のジヤツキ固
定装置を用いてジヤツキを固定するには、保持部
材13にジヤツキ1を通すようにして第1図に示
すようにジヤツキを位置させ、第1図に仮想線で
示す保持部材13を第1図実線で示すように回動
させるとともに、その係合部12をジヤツキ1の
受け金具11に弾性的にはめこめばよい。
第4図は、本考案のジヤツキ固定装置の第二実
施例を示す。
この実施例では、第一実施例と同様、若干弾性
変形可能な線材を用いて形成され、かつジヤツキ
1のバンタグラフリンク機構6の第二リンク部材
4…に横方向から弾性的に係合しうる係合部19
を有する前後一対の保持部材20…を、ジヤツキ
1の長手方向に対して直角方向に回動しうるよう
に設けて構成されている。この実施例によると、
2個の保持部材20を操作してこれの係合部19
をジヤツキの第二リンク部材4に係合させる必要
があるが、第一実施例のようにジヤツキ1を保持
部材に通すという操作が必要なくなる。
なお、本考案の範囲は、図面に示した実施例に
限定されないことは、勿論である。
実施例では、保持部材を弾性変形可能な線材を
用いて作成してあるが、脚部のみを線材で形成
し、係合部をジヤツキの受け金具等の形状に沿つ
て折曲形成した板材により形成してもよい。
以上説明したように、本考案のジヤツキ固定装
置は、保持部材を回動操作するとともにこれの係
合部をジヤツキの受け金具に弾性的に係合させる
だけできわめて容易にジヤツキを固定することが
できる。しかも保持部材は若干弾性変形可能な線
材を用いて容易に作成することができ、コストも
それほどかからない。また、従来のようにジヤツ
キの突つ張り力に耐えうる堅牢なブラケツトも必
要なくなるので、車体重量を軽減することがで
き、また、トランクルーム内の空間を有効利用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の実施例を示し、第1図は、第
一実施例の側面図、第2図は、第1図の−線
断面図、第3図は、第一実施例の分解斜視図、第
4図は、第二実施例の側面図である。 1……ジヤツキ、12……係合部、13……保
持部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ジヤツキの上部に弾性的にはまり込みうる係合
    部を有する保持部材の基部を、ジヤツキ固定部に
    回動可能に支持させたことを特徴とする、ジヤツ
    キ固定装置。
JP14187483U 1983-09-12 1983-09-12 ジャッキ固定装置 Granted JPS6049053U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14187483U JPS6049053U (ja) 1983-09-12 1983-09-12 ジャッキ固定装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP14187483U JPS6049053U (ja) 1983-09-12 1983-09-12 ジャッキ固定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6049053U JPS6049053U (ja) 1985-04-06
JPH018445Y2 true JPH018445Y2 (ja) 1989-03-07

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ID=30317179

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JP14187483U Granted JPS6049053U (ja) 1983-09-12 1983-09-12 ジャッキ固定装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006306311A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Mazda Motor Corp 自動車のジャッキ固定構造
JP5402519B2 (ja) * 2009-10-20 2014-01-29 スズキ株式会社 車両のジャッキ固定構造

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Publication number Publication date
JPS6049053U (ja) 1985-04-06

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