JPH11200306A - 線ばねクリップ締結工具 - Google Patents

線ばねクリップ締結工具

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JPH11200306A
JPH11200306A JP1809498A JP1809498A JPH11200306A JP H11200306 A JPH11200306 A JP H11200306A JP 1809498 A JP1809498 A JP 1809498A JP 1809498 A JP1809498 A JP 1809498A JP H11200306 A JPH11200306 A JP H11200306A
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Tsuneaki Kobayashi
経明 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 線ばねクリップ締結工具において、アーム片
を付け替えることなく、1本の工具でもって種類の異な
る線ばねクリップを締結する。 【解決手段】 ほぼT字形状のアーム片(20)の両端に相
互に取付軸(23)からの距離の異なる位置に爪部(21 、2
2) を形成するか、アーム片の中間部位でハンドル体に
軸支し、アーム片の両端部位に取付位置から距離の異な
る位置に爪部(24 、25) を形成し、取付軸と爪部との間
の距離を変更可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はレール締結用の線
ばねクリップを引込み引抜く際に用いる線ばねクリップ
締結工具に関し、特に線ばねクリップの形状、ばね受台
部の大きさや形状が異なる場合にも簡単かつ確実に引込
み引抜くことのできるようにした工具に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄道軌道において、木、合成又はコンク
リート製のまくらぎ上にレールを敷設する場合、締結工
具を用い、まくらぎ側に設けたタイプレート形又は、埋
込形のばね受台部の挿入孔に平面e字形状の線ばねクリ
ップの一端部を弾性変形させつつ引込み、該線ばねクリ
ップの弾性復帰力にてレールをまくらぎに弾性締結する
方式がよく採用されている。
【0003】かかる線ばねクリップ締結工具では、図1
0に示すように、ハンドル体50の下方部位にアーム片
51の一端を取付軸52で軸支し、アーム片51の他端
側に爪部53を形成し、図11の(a)(b)に示すように、
ハンドル体50の下端をばね受台60又はその近傍に支
持し、爪部53で線ばねクリップ54を引っ掛けた状態
でハンドル体50をその下端を支点に揺動させて線ばね
クリップ54の一端側をばね受台部60の挿入孔61に
引込む一方、線ばねクリップ54を引抜く場合は逆の操
作を行うようにした方式が一般的に採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、鉄道軌道の
分岐器内においては、レール継目部分と、そうでない一
般部分とがあり、それぞれ異なった品形の線ばねクリッ
プが使用されることがある。
【0005】しかし、レール継目部分に一般部分用の締
結工具を用いた場合には図12に示されるように、ばね
受台部後方の段差(低くなった箇所と線ばねクリップの
折り返し部54aとの垂直距離)が一般部のそれより小
さいため、引込み開始時にハンドル体50をその下部O
を支点にして揺動させる際にアーム片取付軸52の位置
が折り返し部54aよりも高くなり過ぎ、爪部と取付軸
とを結ぶ直線の水平方向に対する角度(図13の角度β
参照)が大きくなると、ハンドル体50に加えられた力
から線ばねクリップ54を水平方向に移動させるのに必
要な分力が得られないため、線ばねクリップ54を引込
むことができないことがあった。この問題を解決するた
めには爪部と取付軸52との間の距離を長くして角度β
を小さくした継目専用のアーム片に付け替える必要があ
り、作業が非常に煩雑になるという問題があった。
【0006】なお、アーム片の先端側に2つの爪部を長
手方向に位置をずらして形成し、引込み途中や引抜き途
中で爪部を選択してアーム片の有効長さを変え、線ばね
クリップを軽く引込み引抜くことのできるようにした線
ばねクリップ締結工具が知られている(実開平6ー49
504号公報参照)。
【0007】しかし、上記従来公報記載の線ばねクリッ
プ締結工具を継目部用線ばねクリップに用いると、2つ
の爪部を並べた構造であるため、アーム片取付軸側の爪
部を用いる場合にアーム片の先端がタイプレート等と当
り、線ばねクリップに引っ掛けられなくて使用できない
ことが判明した。
【0008】本発明は、かかる問題点に鑑み、1本の工
具でもってアーム片を取り換えることなく、2種類の線
ばねクリップに対応できるようにした線ばねクリップ締
結工具を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本件発明者らは上述の課
題を解決すべく鋭意研究した結果、下記のことを知見
し、本発明を完成するに至った。即ち、実際の鉄道軌道
でに線ばねクリップのレールに対する締結力は約100
0Kgであり、線ばねクリップの引込み引抜きには約3
00Kg以上の水平方向の力、特に線ばねクリップの引
込み開始時には線ばねクリップを弾性変形させつつばね
受台部の挿入孔に引込む関係上、線ばねクリップを上方
に引き上げつつ約300Kg以上の力で水平方向に引く
ことが必要である。
【0010】他方、線ばねクリップをばね受け台部に引
込む時に線ばねクリップに働く力について検討すると、
図13においてハンドル体の下端Oを支点としてショル
ダー後方にアーム片取付軸Sの接線方向の力P0 でハン
ドル体を引くと、アーム片取付軸Sと線ばねクリップC
とを結ぶ方向にはP1 (=P0 COS(βーα) )の力が作
用し、線ばねクリップSにはP1 の水平方向の分力P2
(=P1COSβ)が働き、これにより線ばねクリップCが
移動される。但し、角度βは爪部と取付軸とを結ぶ直線
の水平方向に対する角度、角度αはハンドル体の垂直方
向に対する角度である。
【0011】ここで、角度βが45°以上になると垂直
方向の分力が水平方向の分力を上回るので、線ばねを水
平方向に移動し難くなる。従来品のアーム片取付軸の高
さとハンドル体の全長の比率は概ね1:12である。ま
た、作業者が立ち姿勢でハンドル体を引く力は概ね40
Kg程度であることから、かかる条件ではアーム片には
約480kgの力P1 が作用する。線ばねクリップを上
方に引き上げつつ上記作用力P1 の水平方向の分力P2
を300Kg以上とするためには、上述の角度αを概ね
10°〜13°の時、角度βを概ね35°〜40°とす
ればよい。
【0012】そこで、本発明に係る線ばねクリップ締結
工具は、ハンドル体の下方部位にアーム片を取付軸にて
軸支して構成され、上記アーム片先端側の爪部に平面e
字状の線ばねクリップを引っ掛け、上記ハンドル体の下
端を支点とする該ハンドル体の上記アーム片長手方向へ
の揺動操作にて上記線ばねクリップの一端部をばね受台
部の挿入孔に引込み又は引抜くようにした線ばねクリッ
プ締結工具において、上記ハンドル体がほぼ真直な形状
をなし、該ハンドル体の下方部位にはアーム片が軸支さ
れ、上記アーム片が上記ハンドル体の揺動方向側方から
見てほぼT字形状をなし、該ほぼT字形状の両端には各
々相互に上記取付軸から距離の異なる位置に爪部が形成
されており、上記爪部の選択によりレール継目部分及び
一般部分の両方の線ばねクリップを引込み引抜き可能と
なしたことを特徴とする。
【0013】具体的には、本発明に係る線ばねクリップ
締結工具は、ハンドル体の下方部位にアーム片を取付軸
にて軸支して構成され、上記アーム片先端側の爪部に平
面e字状の線ばねクリップを引っ掛け、上記ハンドル体
の下端を支点とする該ハンドル体の上記アーム片長手方
向への揺動操作にて上記線ばねクリップの一端部をばね
受台部の挿入孔に引込み又は引抜くようにした線ばねク
リップ締結工具において、上記ハンドル体がほぼ真直な
形状をなし、該ハンドル体の下方部位にはハンドル体長
さの概ね1/16の位置に上記アーム片を軸支し、作業
者が無理なく使いこなせるように約30%作用力の増幅
を図る一方、上記アーム片が上記ハンドル体の揺動方向
側方から見てほぼT字形状をなし、該ほぼT字形状の両
端には各々相互に上記取付軸から距離の異なる位置に爪
部を形成し、一般部及び継目部におけるばね受台部の形
状、線ばねクリップの形状等に対応し、特に取外し時の
角度βが小さくなるように考慮し、上記爪部の選択によ
り、上記線ばねクリップの引込み開始時に上記ハンドル
体の垂直方向に対する角度αを概ね10°〜13°、上
記爪部と取付軸とを結ぶ直線の水平方向に対する角度β
を概ね40°に、上記線ばねクリップの引抜き開始時に
上記ハンドル体の垂直方向に対する角度αを概ね13
°、上記爪部と取付軸とを結ぶ直線の水平方向に対する
角度βを概ね35°〜40°に各々設定可能となしたこ
とを特徴とする。
【0014】本発明の特徴の1つはアーム片をほぼT字
形状とし、そのT字形状の両端に各々爪部を形成し、ア
ーム片を取付軸を中心に回動させ、使用する爪部を代え
られるようにした点にある。これにより、アーム片の長
手方向に爪部を並べる場合にようにアーム片の先端がば
ね受台部に干渉することがなく、又アーム片を取り換え
ることなく、引っ掛け高さの異なる線ばねクリップに対
してハンドル体及びアーム片を引込み開始又は引抜き開
始に最適な状態にして確実に引っ掛け、ばね受台部挿入
孔に軽くかつ確実に引込みあるいは引き抜くことができ
る。
【0015】また、上記ではアーム片をほぼT字形状と
したが、アーム片の長手方向の両端に各々爪部を形成す
ることもできる。
【0016】そこで、本発明に係る線ばねクリップの締
結工具は、ハンドル体の下方部位にアーム片を取付軸に
て軸支して構成され、上記アーム片先端側の爪部に平面
e字状の線ばねクリップを引っ掛け、上記ハンドル体の
下端を支点とする該ハンドル体の上記アーム片長手方向
への揺動操作にて上記線ばねクリップの一端部をばね受
台部の挿入孔に引込み又は引抜くようにした線ばねクリ
ップ締結工具において、上記ハンドル体がほぼ真直な形
状をなし、該ハンドル体の下方部位にはアーム片のほぼ
中間部位が軸支され、該アーム片の長手方向の両端部位
には各々上記取付軸から距離の異なる位置に爪部が形成
されており、上記爪部の選択によりレール継目部分及び
一般部分の両方の線ばねクリップを引込み引抜き可能と
なしたことを特徴とする。
【0017】具体的には、本発明に係る線ばねクリップ
の締結工具は、ハンドル体の下方部位にアーム片を取付
軸にて軸支して構成され、上記アーム片先端側の爪部に
平面e字状の線ばねクリップを引っ掛け、上記ハンドル
体の下端を支点とする該ハンドル体の上記アーム片長手
方向への揺動操作にて上記線ばねクリップの一端部をば
ね受台部の挿入孔に引込み又は引抜くようにした線ばね
クリップ締結工具において、上記ハンドル体がほぼ真直
な形状をなし、該ハンドル体の下方部位にはハンドル体
長さの概ね1/16の位置に上記アーム片のほぼ中間部
位が軸支され、上記アーム片の長手方向の両端部位には
各々上記取付軸から距離の異なる位置に爪部が形成され
ており、上記爪部の選択により、上記線ばねクリップの
引込み開始時に上記ハンドル体の垂直方向に対する角度
αを概ね10°〜13°、上記爪部と取付軸とを結ぶ直
線の水平方向に対する角度βを概ね40°に、上記線ば
ねクリップの引抜き開始時に上記ハンドル体の垂直方向
に対する角度αを概ね13°、上記爪部と取付軸とを結
ぶ直線の水平方向に対する角度βを概ね35°〜40°
に設定可能となしたことを特徴とする。
【0018】
【作用及び発明の効果】本発明によれば、爪部をアーム
片の長手方向の両側又は長手方向と垂直な方向の両側に
形成するか、又はアーム片に長溝を形成し、取付軸を長
溝に対してスライドさせることにより、爪部と取付軸と
の間を距離を変更するようにしたので、引っ掛け高さの
異なる線ばねクリップに対し、ハンドル体及びアーム片
を引込み開始又は引抜き開始に最適な状態にして確実に
引っ掛け、軽くかつ確実に線ばねを引込み又は引抜くこ
とができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す具体例
に基づいて詳細に説明する。図1及び図2は本発明の線
ばねクリップ締結工具の好ましい実施形態を示す。図に
おいて、締結工具はハンドル体10とアーム片20とか
ら構成されている。ハンドル体10はほぼ真直な形状の
角パイプ材等からなり、その上端部には両側方に延びる
グリップ11が固定され、ハンドル体10の下端には取
付部12が固定されている。
【0020】この取付部12には挿入スリット13が前
端面及び後端面に開口しかつ上下方向に延びて形成され
るとともに、下端にばね受台部32等の角部に当接させ
る段部14が形成されている。
【0021】他方、アーム片20はほぼT字形状をな
し、アーム片20のほぼT字形状の下端部は取付部12
の挿入スリット13内に挿入されて取付軸23によって
回動可能に軸支され、又アーム片20のほぼT字形状の
両端部には取付軸23から距離の異なる位置に爪部2
1、22が形成されている。
【0022】次に、図3ないし図6を用いて使用方法に
ついて説明する。図3の(a)(b)に示す一般部又は図6の
(a)(b)に示す継目部において、レール30をタイプレー
ト31上に敷設する場合、まず図4の(a) 及び図7の
(a) に示されるように、平面e字状をなす線ばねクリッ
プ33の先端33aをばね受台部32の挿入孔32aに
わずかに挿入し、締結工具のハンドル体10の下端段部
14をばね受台部32の角部又は後方の低くなった箇所
に置き、締結工具のアーム片20の適切な爪部21又は
22を線ばねクリップ33の折り返し部位33bに引っ
掛ける。
【0023】すると、ハンドル体10の垂直方向に対す
る角度αを概ね10°〜13°、爪部21、22と取付
軸23とを結ぶ直線の水平方向に対する角度βを概ね4
0°に設定できる。かかる状態においてはハンドル体1
0を約40Kgの力で引っ張ると、線ばねクリップ33
には上方向に適度の引張力を作用させて線ばねクリップ
33を弾性変形させつつ、水平方向に約300Kg以上
の引張力を作用させることができるので、図4の(b) 及
び図7の(b) に示されるように下端段部14を支点にハ
ンドル体10を折り返し部位33bの方向に引っ張って
揺動させると、線ばねクリップ33が弾性変形されつつ
その端部33aがばね受台部32の挿入孔32a内に引
込まれ、レール30がタイプレート31に弾性締結され
る。
【0024】このようにばね受台部32の形状やばね受
台部32の固定構造、線ばねクリップ33の大きさや形
状によって線ばねクリップ33の折り返し部位33bと
締結工具の取付軸23との間の距離が異なる場合にも、
アーム片20の爪部21、22を選択することによって
容易に対応でき、又引込みの途中で爪部21、22を代
えて引込み作業を二段階に行うこともできる。
【0025】他方、線ばねクリップ33を外す場合に
は、挿入時とは反対側に、例えば一般部の場合には図5
に示されるようにハンドル体10の下端段部14をばね
受台部32の角部に当てて支持し、線ばねクリップ33
の折り返し部位33bにアーム片20の爪部22を引っ
掛けると、ハンドル体10の垂直方向に対する角度αを
概ね13°、爪部22、21と取付軸23とを結ぶ直線
の水平方向に対する角度βを概ね35°に設定でき、か
かる状態ではハンドル体10を約40Kgの力で引っ張
ると、線ばねクリップ33には水平方向に約300Kg
以上の引張力を作用させることができるので、上記と同
様の操作を行えば、線ばねクリップ33を軽くかつ確実
に引抜くことができる。
【0026】図8及び図9は本発明の第2の実施形態を
示し、図において図1及び図2と同一符号は同一又は相
当部分を示す。本例では第1の実施形態とは異なり、ア
ーム片20の長手方向の両端部に爪部24、25を形成
する一方、アーム片20の長手方向中央より一方の爪部
25側に取付軸23の挿通穴27を形成し、取付軸23
と一方の爪部25からの距離よりも取付軸23と他方の
爪部24からの距離の方が大きくなるように設定してお
り、このように構成することによっても上記実施形態と
同様の作用効果を奏する。なお、アーム片20には一方
の爪部25側にウェイト26を設けて爪部25側を使う
ときにアーム片20を爪部25側に下がるようにしてい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る線ばねクリップ締結工具の第1
の実施形態における側面(a) 及び正面(b) を示す図であ
る。
【図2】 上記線ばねクリップ締結工具におけるアーム
片20の正面(a) 、一部切欠き右側面(b) 及び左側面
(c) を示す図である。
【図3】 上記線ばねクリップ締結工具が適用される一
般部の弾性締結構造の正面(a) 及び平面(b) を示す図で
ある。
【図4】 一般部に対する上記線ばねクリップ締結工具
の引込み開始時(a)及び引込み完了の状態(b) を示す図
である。
【図5】 一般部に対する上記線ばねクリップ締結工具
の引抜き開始時の状態を示す図である。
【図6】 上記線ばねクリップ締結工具が適用される継
目部の弾性締結構造の正面(a) 及び平面(b) を示す図で
ある。
【図7】 継目部に対する上記線ばねクリップ締結工具
の引込み開始時(a)及び引込み完了の状態(b) を示す図
である。
【図8】 本発明に係る線ばねクリップ締結工具の第2
の実施形態を示す側面図である。
【図9】 上記線ばねクリップ締結工具におけるアーム
片の正面(a) 及び底面(b) を示す図である。
【図10】 従来の線ばねクリップ締結工具を示す側面
図である。
【図11】 従来の線ばねクリップ締結工具を用いた引
込み開始時(a) 及び引込み完了の状態(b) を示す図であ
る。
【図12】 発明が解決しようとする課題を説明するた
めの図である。
【図13】 課題を解決するための手段を説明するため
の図である。
【符号の説明】
10 ハンドル体(12を含む) 11 グリップ 14 下端段部 20 アーム片 21、22 爪部 23 取付軸 31 タイプレート 32 ばね受台部 32a 挿入孔 33 線ばねクリップ 33a 一端 33b 折り返し部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドル体の下方部位にアーム片を取付
    軸にて軸支して構成され、上記アーム片先端側の爪部に
    平面e字状の線ばねクリップを引っ掛け、上記ハンドル
    体の下端を支点とする該ハンドル体の上記アーム片長手
    方向への揺動操作にて上記線ばねクリップの一端部をば
    ね受台部の挿入孔に引込み又は引抜くようにした線ばね
    クリップ締結工具において、 上記ハンドル体がほぼ真直な形状をなし、該ハンドル体
    の下方部位にはアーム片が軸支され、上記アーム片が上
    記ハンドル体の揺動方向側方から見てほぼT字形状をな
    し、該ほぼT字形状の両端には各々相互に上記取付軸か
    ら距離の異なる位置に爪部が形成されており、 上記爪部の選択によりレール継目部分及び一般部分の両
    方の線ばねクリップを引込み引抜き可能となしたことを
    特徴とする線ばねクリップ締結工具。
  2. 【請求項2】 ハンドル体の下方部位にアーム片を取付
    軸にて軸支して構成され、上記アーム片先端側の爪部に
    平面e字状の線ばねクリップを引っ掛け、上記ハンドル
    体の下端を支点とする該ハンドル体の上記アーム片長手
    方向への揺動操作にて上記線ばねクリップの一端部をば
    ね受台部の挿入孔に引込み又は引抜くようにした線ばね
    クリップ締結工具において、 上記ハンドル体がほぼ真直な形状をなし、該ハンドル体
    の下方部位にはハンドル体長さの概ね1/16の位置に
    上記アーム片が軸支され、上記アーム片が上記ハンドル
    体の揺動方向側方から見てほぼT字形状をなし、該ほぼ
    T字形状の両端には各々相互に上記取付軸から距離の異
    なる位置に爪部が形成されており、 上記爪部の選択により、上記線ばねクリップの引込み開
    始時に上記ハンドル体の垂直方向に対する角度を概ね1
    0°〜13°、上記爪部と取付軸とを結ぶ直線の水平方
    向に対する角度を概ね40°に、上記線ばねクリップの
    引抜き開始時に上記ハンドル体の垂直方向に対する角度
    を概ね13°、上記爪部と取付軸とを結ぶ直線の水平方
    向に対する角度を概ね35°〜40°に各々設定可能と
    なしたことを特徴とする線ばねクリップ締結工具。
  3. 【請求項3】 ハンドル体の下方部位にアーム片を取付
    軸にて軸支して構成され、上記アーム片先端側の爪部に
    平面e字状の線ばねクリップを引っ掛け、上記ハンドル
    体の下端を支点とする該ハンドル体の上記アーム片長手
    方向への揺動操作にて上記線ばねクリップの一端部をば
    ね受台部の挿入孔に引込み又は引抜くようにした線ばね
    クリップ締結工具において、 上記ハンドル体がほぼ真直な形状をなし、該ハンドル体
    の下方部位にはアーム片のほぼ中間部位が軸支され、該
    アーム片の長手方向の両端部位には各々上記取付軸から
    距離の異なる位置に爪部が形成されており、 上記爪部の選択によりレール継目部分及び一般部分の両
    方の線ばねクリップを引込み引抜き可能となしたことを
    特徴とする線ばねクリップ締結工具。
  4. 【請求項4】 ハンドル体の下方部位にアーム片を取付
    軸にて軸支して構成され、上記アーム片先端側の爪部に
    平面e字状の線ばねクリップを引っ掛け、上記ハンドル
    体の下端を支点とする該ハンドル体の上記アーム片長手
    方向への揺動操作にて上記線ばねクリップの一端部をば
    ね受台部の挿入孔に引込み又は引抜くようにした線ばね
    クリップ締結工具において、 上記ハンドル体がほぼ真直な形状をなし、該ハンドル体
    の下方部位にはハンドル体長さの概ね1/16の位置に
    上記アーム片のほぼ中間部位が軸支され、上記アーム片
    の長手方向の両端部位には各々上記取付軸から距離の異
    なる位置に爪部が形成されており、 上記爪部の選択により、上記線ばねクリップの引込み開
    始時に上記ハンドル体の垂直方向に対する角度を概ね1
    0°〜13°、上記爪部と取付軸とを結ぶ直線の水平方
    向に対する角度を概ね40°に、上記線ばねクリップの
    引抜き開始時に上記ハンドル体の垂直方向に対する角度
    を概ね13°、上記爪部と取付軸とを結ぶ直線の水平方
    向に対する角度を概ね35°〜40°に設定可能となし
    たことを特徴とする線ばねクリップ締結工具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103203716A (zh) * 2013-03-21 2013-07-17 中原利达铁路轨道技术发展有限公司 一种手动弹条快速安装工具
JP2015004181A (ja) * 2013-06-19 2015-01-08 東日本旅客鉄道株式会社 ヘアピンクリップ着脱工具
CN105479398A (zh) * 2016-01-20 2016-04-13 北京燕宏达铁路设备有限公司 异形扣件拆装机

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