JPH0683491U - ルーフキャリヤ - Google Patents

ルーフキャリヤ

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JPH0683491U
JPH0683491U JP2666693U JP2666693U JPH0683491U JP H0683491 U JPH0683491 U JP H0683491U JP 2666693 U JP2666693 U JP 2666693U JP 2666693 U JP2666693 U JP 2666693U JP H0683491 U JPH0683491 U JP H0683491U
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JP
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roof
supporting rod
supporting
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明利 町田
潤 井口
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精興工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ルーフキャリヤの支脚を二種類のフック部材
に対して使用可能にする。 【構成】ルーフキャリヤ1の支脚7を、支杆4の長手方
向に沿って並行する一対の第1側壁26と、第1側壁2
6と交叉する支杆4の幅方向の第2側壁27とによって
構成する。第1側壁26の内面と第2側壁27の外面と
には、フック部材3の第1係合端3Aを支杆の長手方向
へ摺動可能にする摺動部27C,40を設ける。第2側
壁27の外面には、第1係合端3Aを摺動させるための
操作ボルト36を螺着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車に搭載して使用するスキーキャリヤ等のルーフキャリヤに 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車のルーフ上に水平に配置する支杆と、この支杆に連結する支脚部 と、この支脚部とルーフエッジとに係合するフック部材と、支脚部とフック部材 とに係合しそのフック部材を緊締状態に保つことが可能な操作ボルトとからなる ルーフキャリヤは、よく知られている。ルーフキャリヤの適用車種を特定する場 合には、フック部材に寸法調節機能が殆ど不要であるから、例えば、コの字型に 形成した金属製フック部材の一端部を支脚部に摺動可能に係合し、他端部をルー フエッジに掛止してルーフキャリヤをルーフに固定する比較的簡単な周知技術を 利用することができる。しかし、適用車種を広範囲にしようとする場合には、例 えば、実公昭64−51549号公報に開示された技術に基づいて、支脚部に摺 動可能に係合するスライド駒と、ルーフエッジに対する掛止部材とを屈曲可能に 連結してフック部材を構成するとともに、支脚部とスライド駒との摺動可能距離 を比較的長くつくり、フック部材に寸法調節機能を持たせることが必要になる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来技術において、コの字型のフック部材を使用するための支脚部は、例 えば、その外壁に支杆長手方向への比較的短い摺動面を設けておき、ここにフッ ク部材の一端部を係合するとともに他端部をルーフエッジに掛止し、操作ボルト によってこのフック部材を極く僅かに摺動させて支脚部に固定する。一方、スラ イド駒と掛止部材とを屈曲可能に連結したフック部材を使用するための支脚部は 、例えば、その壁面に支杆長手方向への比較的長い摺動面を設けておき、掛止部 材が緊張状態に達するまで操作ボルトによってスライド駒を摺動させる。このよ うにルーフキャリヤの使用態様によって、ルーフキャリヤのメーカーは、少なく とも2種類の支脚部材とフック部材とを用意しなければならないことがある。一 つのルーフキャリヤに対し部材の種類が増えることはコストアップの要因となり 、結果としてそれがユーザーにコストの負担を強いることになるという問題を生 ずる。
【0004】 そこで、この考案は、支脚部の構造を寸法調節機能を持つフック部材と持たな いフック部材の両者に対して使用可能につくることで前記従来技術におけるコス トアップ要因の解消を課題にしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案が前記課題を解決するために手段とするところは、以下のとおりであ る。
【0006】 この考案においては、自動車のルーフ上に水平に配置する支杆と、この支杆に 連結する支脚部と、この支脚部とルーフエッジとに係合してこれらを連結するフ ック部材と、支脚部とフック部材とに係合し、そのフック部材を緊締状態に保つ ことが可能な操作ボルトとからなるルーフキャリヤが前提である。
【0007】 かかる前提において、フック部材が支脚部に対する第1係合端と、この第1係 合端に対向するルーフエッジへの第2係合端とを有する。また、支脚部が支杆の 両側においてその長手方向に沿って並行する一対の第1側壁と、支杆の幅方向に ありそれら第1側壁と交叉する第2側壁とを有し、前記一対の第1側壁の内面と 第2側壁の外面とには、各々第1係合端の支杆長手方向への摺動を可能にする摺 動部を設け、第2側壁にはその外面から支杆長手方向へ前記操作ボルトを螺着し てフック部材に係合し、その操作ボルトを回動すると第1、2側壁のいずれか一 方へ係合したフック部材が摺動して前記緊締状態を保つことを可能にしてあるこ とが、この考案の特徴である。
【0008】
【作用】 このように構成したルーフキャリヤにおいては、フック部材が寸法調節機能を 殆ど持たないものである場合には、ルーフエッジに第2係合端を掛止したフック 部材の第1係合端を支脚部の外側から第2側壁の摺動部に係合したのち、操作ボ ルトを僅かに締め込むことによってフック部材を緊締状態にしてルーフキャリヤ をルーフに固定することができる。フック部材が寸法調節機能を持つものである 場合には、第1側壁の内面に比較的長い摺動部を設けておき、ここに係合したフ ック部材の第1係合端を操作ボルトによって押圧し、フック部材が緊締状態にな るまで支杆中央方向へ移動させる。第1側壁は、支杆の長手方向に沿うものであ るから長い摺動部を設けることが容易である。
【0009】
【実施例】
この考案に係るルーフキャリヤの詳細を添付の図面を参照して説明すると、以 下のとおりである。
【0010】 図1は、この考案に係るルーフキャリヤとしてスキーキャリヤ1を例にとり、 これを自動車のルーフ2に搭載した状態を示す斜視図である。スキーキャリヤ1 は、ルーフ2上に水平に配置した角パイプ状の支杆4と、支杆4を左右両端部で 支持する支脚7と、支脚7に連結するとともに一端がルーフエッジに掛止したフ ック部材3と、支杆4の左右両側に取り付けた一対のスキー挟持部材5とからな る。スキー挟持部材5は、一対のスキー受座12を有する支持台10と、支持台 10に軸支ピン8を介して開閉可能に取り付けたアーム11とからなり、アーム 11に取り付けた弾性帯片40と、スキー受座12とでスキー(図示せず)を挟 持することができる。スキーキャリヤ1は、車の前後方向に一対が搭載してあり 、スキーを二点で支えることができる。
【0011】 図2は、図1のX−X線矢視図であって、支脚7が支杆4とフック部材3とに 連結する状態を示す。支杆4は、上面15と、下面16と、側面17とを有し、 下面16の内側には、支杆4の長手方向所要位置に2つのネジ孔18を有するナ ット部材19が取り付けてあり、後記ボルト20が螺着している。
【0012】 支脚7は、支杆4を支持する頂面25と、支杆4の両側において対向する一対 の第1側壁26と、それら第1側壁26をつなぐ支杆4幅方向の第2側壁27と を有し、第1側壁26の下端部には、ルーフ2へ当接するクッションパッド28 が回動軸29を介して取り付けてある。図において頂面25は、水平な状態にあ り、その下方にはルーフ2の内側から外側方向へ向かって下り勾配の斜面30と 、斜面30に直角な一対の透孔31とがあって、支脚7の内側から透孔31へ挿 通したボルト20が支杆4に螺着し、これを頂面25に固定している。第2側壁 27は、斜面30と直角に交わる第1部分27Aと、頂面25と直角をなす第2 部分27Bと、第1、2部分27A,27Bをつなぎ斜面30に平行な第3部分 27Cとを有し、第1部分27Aには第2透孔35、第2部分27Bには支脚7 の外側から頂面25に平行に摘み付き操作ボルト36を螺着するためのネジ孔3 7を有する。なお、第1側壁26は、その内側へ張り出した斜面30に平行なス ライド用リブ40を有するが、これについては後記図3において説明する。
【0013】 フック部材3は、車種に応じた固有の寸法を有するほぼコの字型の部材であっ て、支脚の第3部分27Cを摺動面として、ここに摺動可能に係合する第1係合 端3Aと、これに対向しルーフエッジに掛止する第2係合端3Bと、これら両端 3A,3B間にあって支脚の第2部分27Bにほぼ平行に位置することが可能な 受圧部分3Cとを有する。受圧部分3Cには、その挿通孔38から支脚のネジ孔 37へ螺着した操作ボルト36が側方から圧接可能であり、それを締め込むこと で第1係合端3Aが図において右上りの第3部分27Cを右方向へ移動する。そ の結果第1係合端3Aが支脚7をルーフ2へ押圧し、ルーフキャリヤ1をルーフ 2に固定することができる。
【0014】 図3の(A)と(B)は、図2と異なる使用態様の支脚7と、そのY−Y線矢 視による後記スライド駒41の形状を示す。図において、フック部材3は、スラ イド駒41と帯状係止部材43とにより構成され、一対の第1側壁26間にはス ライド駒41がある。スライド駒41は、左右に一対の切り欠き溝42を設けた 上端が第1係合端3Aとして第1側壁のスライド用リブ40に摺動可能に係合し 、下端に設けた鉤状部44には、掛止部材43の一端がそこに設けた孔45を介 して連結している。掛止部材43の他端は第2係合端3Bであって、ルーフエッ ジに掛止している。スライド駒41には、ネジ孔37に螺着した操作ボルト36 の先端が側方から当接し、ボルト36を締め込むと駒41が図において右上りの スライド用リブ40を右方向へ摺動する。それにより、掛止部材43を緊張状態 にして支脚7をルーフ2へ押圧し、ルーフキャリヤ1を固定することができる。 この態様においては、掛止部材43を比較的長目につくるとともに、スライド用 リブ40も長目にしておくことで、車種による支脚7とルーフエッジ間の距離の 長短にかかわらずルーフキャリヤ1を固定することが可能になる。掛止部材43 には、金属製の帯状材や布製ベルトを使用することができる。
【0015】 かかるルーフキャリヤ1において、支脚7は、支杆4と一体につくることも、 別体につくることもできる。また、支脚7は、鉄板の溶接構造とする他に、アル ミダイキャスト構造にすることもできる。その他の部材は、周知技術を利用すれ ばよく、金属やプラスチックなどで作ることができる。
【0016】
【考案の効果】
この考案に係るルーフキャリヤにおいては、支脚を二通りの態様で使用可能に してあるから、支脚の製作に要する設備コストや在庫コストの削減が可能となり 、安価なものを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ルーフに搭載したルーフキャリヤの斜視図。
【図2】図1のX−X線矢視図。
【図3】支脚の使用態様の一つを示す図2と同様の図面
(A)、とそのY−Y線矢視図(B)。
【符号の説明】
1 ルーフキャリヤ 2 ルーフ 3 フック部材 3A 第1係合端 3B 第2係合端 4 支杆 7 支脚 26 第1側壁 27 第2側壁 27C 摺動部(第3部分) 36 操作ボルト 40 摺動部(スライド用リブ)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車のルーフ上に水平に配置する支杆
    と、該支杆に連結する支脚部と、該支脚部とルーフエッ
    ジとに係合してこれらを連結するフック部材と、前記支
    脚部とフック部材とに係合しそのフック部材を緊締状態
    に保つことが可能な操作ボルトとからなるルーフキャリ
    ヤにおいて、 前記フック部材が前記支脚部に対する第1係合端と、該
    第1係合端に対向する前記ルーフエッジへの第2係合端
    とを有し、 前記支脚部が前記支杆の両側においてその長手方向に沿
    って並行する一対の第1側壁と、前記支杆の幅方向にあ
    りそれら第1側壁と交叉する第2側壁とを有し、前記一
    対の第1側壁の内面と前記第2側壁の外面とには、各々
    前記第1係合端の支杆長手方向への摺動を可能にする摺
    動部を設け、前記第2側壁には外面から支杆長手方向へ
    前記操作ボルトを螺着して前記フック部材に係合し、前
    記操作ボルトを回動すると前記第1、2側壁のいずれか
    一方へ係合した前記フック部材が摺動して前記緊締状態
    を保つことが可能にしてあることを特徴とする前記ルー
    フキャリヤ。
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