JPH018417Y2 - - Google Patents

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JPH018417Y2
JPH018417Y2 JP1981154287U JP15428781U JPH018417Y2 JP H018417 Y2 JPH018417 Y2 JP H018417Y2 JP 1981154287 U JP1981154287 U JP 1981154287U JP 15428781 U JP15428781 U JP 15428781U JP H018417 Y2 JPH018417 Y2 JP H018417Y2
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JP
Japan
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clutch
clutch housing
rear end
control handle
handle device
Prior art date
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JP1981154287U
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English (en)
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JPS5858931U (ja
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Steering Controls (AREA)
  • Arrangement Of Transmissions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はトラクタに関し、クラツチハウジング
内のクラツチ装置の点検整備等を容易に行ない得
るようにしたものである。
(従来の技術) 農用、土木建築用のトラクタは、エンジンの後
方に、クラツチ装置を内蔵するクラツチハウジン
グ、ミツシヨンを内蔵するミツシヨンケースを順
次連設して車体を構成し、クラツチハウジング上
に操縦ハンドル装置を立設する形式が一般的であ
る。
この種のトラクタでは、クラツチハウジング内
のクラツチ装置を点検整備、又は交換する際に車
体全体を分解する必要がある。
そこで、前後両端が開口状のクラツチハウジン
グをエンジン及びミツシヨンケースに対して連設
部を介して着脱自在に連設すると共に、クラツチ
ハウジングを左右一対の半割体により左右に分割
可能に構成し、クラツチ装置の点検整備等の際に
クラツチハウジングを完全に分解するようにした
ものが実公昭56−21617号公報により提案されて
いる。
(考案が解決しようとする問題点) 上記公報に記載のトラクタでは、クラツチハウ
ジング自体が前後方向に非常に長く、しかもクラ
ツチ内蔵部分から後方側が幅狭に構成されている
ため、クラツチハウジングとミツシヨンケースと
を分解しても、クラツチハウジング後端の開口部
側からクラツチ装置の点検整備を行なうことはで
きない。従つて、点検整備に際しては、クラツチ
ハウジングをエンジン、ミツシヨンケースから分
離した後、その左右の分割体をも分離しなければ
ならず、点検整備の前後の作業工数が非常に増え
ると云う欠点がある。
またクラツチハウジング自体を左右の分割体で
構成しているので、左右の分割体を連結する補強
部材を内部側に設ける必要があつて、構造的にも
複雑になる欠点がある。
更にクラツチハウジング上には操縦ハンドル装
置があるので、クラツチハウジングを左右の分割
体により構成すれば、そのフランジ部が操縦ハン
ドル装置を取付ける上で障害となり、しかも左右
の分割体を分離するためには操縦ハンドル装置ま
でも取外さなければならないと云う欠点がある。
本考案は、このような従来の問題点に鑑み、ク
ラツチハウジングとミツシヨンケースとの連設部
を分離することにより、極く容易にクラツチ装置
の点検整備等を行ない得るようにすることを目的
とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、そのための手段として、エンジン1
の後側に、前部にクラツチ装置5を内蔵するクラ
ツチハウジング2を設け、このクラツチハウジン
グ2の後端とミツシヨン6を内蔵するミツシヨン
ケース3の前端とを連設部12を介して着脱自在
に連設して車体4を構成し、クラツチハウジング
2上に操縦ハンドル装置13を立設したトラクタ
において、操縦ハンドル装置13の前部側がクラ
ツチ装置5の上方に重なるようにクラツチハウジ
ング2上に操縦ハンドル装置13を設け、この操
縦ハンドル装置13の直後に連設部12を設け、
クラツチハウジング2の後端に、クラツチ装置5
の点検整備等を後方から行なうための開口部30
を設け、クラツチハウジング2の前端からクラツ
チ装置5の後端までの寸法aよりもクラツチ装置
5の後端から開口部30後端までの寸法bを小さ
くしたものである。
(実施例) 以下、図示の実施例について本考案を詳述する
と、第1図はトラクタTの前半部を示しており、
1はエンジン、2はクラツチハウジング、3はミ
ツシヨンケースであり、エンジン1の後端にクラ
ツチハウジング2が、該ハウジング2の後端にミ
ツシヨンケース3が夫々連設され、これらによつ
て車体4が構成されている。
クラツチハウジング2内の前部には、エンジン
1のフライホイールを利用してクラツチ装置5が
装着されており、このクラツチ装置5を介してミ
ツシヨンケース3内の適宜ミツシヨン6にエンジ
ン1からの動力が伝達可能である。
クラツチハウジング2の後端にはミツシヨンケ
ース3の前端が連設部12を介して着脱自在に連
設されている。即ち、クラツチハウジング2の後
端には取付面8を有するフランジ部7が設けら
れ、一方、ミツシヨンケース3の前端には取付面
8と合致する形状の取付面9を有するフランジ部
10が形成されており、これらフランジ部7,1
0は取付面8,9間にシール材を介在した状態で
複数本のボルト11により着脱自在に締結されて
いる。クラツチハウジング2の後端には内部のク
ラツチ装置5の点検整備等を後方から行なうため
の広大な開口部30が形成されており、ミツシヨ
ンケース3からクラツチハウジング2を分解すれ
ば、開口部30よりクラツチ装置5を点検整備可
能である。なお、クラツチハウジング2の前端は
エンジン1に一体でも良いし、ボルト止めでも良
い。
13はクラツチハウジング2上に立設された機
械式の操縦ハンドル装置であり、前車輪14を操
向すべく、ギヤボツクス15、ハンドル支柱組立
体16、ホイール17、ピツトマンアーム18、
ドラグリンク19等からなり、ギヤボツクス15
が連設部12よりもエンジン1側のクラツチハウ
ジング2上に、その前部がクラツチ装置5と重な
るようにして装着固定されている。
連設部12はギヤボツクス15の直後に位置し
ており、またギヤボツクス15の前部側がクラツ
チ装置5と重なるようになつているので、クラツ
チハウジング2の前後方向の長さは小さくなつて
いる。そして、クラツチハウジング2の前端から
クラツチ装置5の後端までの寸法aよりも、クラ
ツチ装置5の後端から開口部30後端までの寸法
bが小さくなつている。
なお、操縦ハンドル装置13が油圧式の場合で
も前述同様に装着される。
20はラジエータ、21はクリーナ、22は燃
料タンクを夫々示しており、これらはエンジン1
とともにボンネツト23で覆われている。
ボンネツト23は第2図で示す如く側部ボンネ
ツト23A、上部ボンネツト23Bからなり、上
部ボンネツト23Bは側方に開閉自在である。
即ち、クラツチハウジング2の両側壁に支持さ
れた左右一対のフレーム24、又は遮熱(風)板
25等のようにエンジン1側の固定フレームにボ
ンネツト23は支持されていると共に、タンク2
2もステー26を介して前記連設部12よりも前
方(エンジン側))に支持されている。
なお、図中、27はスポンジ、ゴム等からなる
弾性詰物で、ボンネツト内面と遮熱板外周との間
に装着されており、ドラグリンク19は遮熱板2
5を貫挿している。
28は変速レバー、29は前輪駆動用推進軸装
置で、前後に挿抜自在に組立てられている。
以上の実施例において、クラツチ装置5の点検
整備は次のように実施される。
連設部12のフランジ部7,10を締結するボ
ルト11を外し、クラツチハウジング2とミツシ
ヨンケース3を前後に分解する。
このとき、操縦ハンドル装置13、ボンネツト
23、タンク22は連設部12よりもエンジン1
側に装着されていることから、これらを分解しな
くとも車体4を前後に分解でき、クラツチハウジ
ング2後端の開口部30を開放することができ
る。
従つて、該開口部30側からクラツチハウジン
グ2内のクラツチ装置5を点検整備でき、その開
口部30は広大であるから、点検整備を極めて容
易にできる。
点検整備後にあつては、取付面8,9を合致せ
しめてフランジ部7,10をボルト11で締め上
げればよい。
(考案の効果) 本考案によれば、クラツチハウジング2上に立
設した操縦ハンドル装置13の直後に、該クラツ
チハウジング2とミツシヨンケース3とを着脱自
在に連接する連設部12を設け、クラツチハウジ
ング2の後端に、クラツチ装置5の点検整備等を
後方から行なうための開口部30を設けているの
で、連設部12でクラツチハウジング2とミツシ
ヨンケース3とを分解することにより、後方の開
口部30側からクラツチ装置5の点検整備等を行
なうことができ、従つて、点検整備等に際しての
作業が極めて容易である。またクラツチハウジン
グ2自体を左右に分割する必要もないので、クラ
ツチハウジング2上の操縦ハンドル装置13の取
付けも容易であり、しかも点検整備等の際に操縦
ハンドル装置13を着脱する必要もない。更に、
操縦ハンドル装置13の前部側がクラツチハウジ
ング2内前部のクラツチ装置5の上方に重なるよ
うに、該クラツチハウジング2上に操縦ハンドル
装置13を設ける一方、この操縦ハンドル装置1
3の直後に連設部12を設けているので、クラツ
チハウジング2自体の前後方向の長さを短かくす
ることができる。しかも、クラツチ装置5の後端
から開口部30後端までの寸法bを、クラツチハ
ウジング2の前端からクラツチ装置5の後端まで
の寸法aよりも小さくしているので、クラツチハ
ウジング2の前後方向の長さを短かくできること
と相俟つて、開口部30側からのクラツチ装置5
の点検整備等の作業を容易に行なえる。また構造
的にも非常に簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側断面図、第
2図は第1図A−A矢示図である。 1……エンジン、2……クラツチハウジング、
3……ミツシヨンケース、4……車体、5……ク
ラツチ装置、12……連設部、13……操縦ハン
ドル装置、30……開口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン1の後側に、前部にクラツチ装置5を
    内蔵するクラツチハウジング2を設け、このクラ
    ツチハウジング2の後端とミツシヨン6を内蔵す
    るミツシヨンケース3の前端とを連設部12を介
    して着脱自在に連設して車体4を構成し、クラツ
    チハウジング2上に操縦ハンドル装置13を立設
    したトラクタにおいて、操縦ハンドル装置13の
    前部側がクラツチ装置5の上方に重なるようにク
    ラツチハウジング2上に操縦ハンドル装置13を
    設け、この操縦ハンドル装置13の直後に連設部
    12を設け、クラツチハウジング2の後端に、ク
    ラツチ装置5の点検整備等を後方から行なうため
    の開口部30を設け、クラツチハウジング2の前
    端からクラツチ装置5の後端までの寸法aよりも
    クラツチ装置5の後端から開口部30後端までの
    寸法bを小さくしたことを特徴とするトラクタ。
JP15428781U 1981-10-16 1981-10-16 トラクタ Granted JPS5858931U (ja)

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JP15428781U JPS5858931U (ja) 1981-10-16 1981-10-16 トラクタ

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JP15428781U JPS5858931U (ja) 1981-10-16 1981-10-16 トラクタ

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Publication Number Publication Date
JPS5858931U JPS5858931U (ja) 1983-04-21
JPH018417Y2 true JPH018417Y2 (ja) 1989-03-07

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ID=29946886

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JP15428781U Granted JPS5858931U (ja) 1981-10-16 1981-10-16 トラクタ

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5544670U (ja) * 1978-09-19 1980-03-24
JPS5621617U (ja) * 1979-07-26 1981-02-26

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5544670U (ja) * 1978-09-19 1980-03-24
JPS5621617U (ja) * 1979-07-26 1981-02-26

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JPS5858931U (ja) 1983-04-21

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