JPH01834A

JPH01834A - 全二重通信方式

Info

Publication number: JPH01834A
Application number: JP62-154330A
Authority: JP
Inventors: 修野口; 庄司　保夫; 松菱　則嗣
Original assignee: 沖電気工業株式会社
Filing date: 1987-06-23
Publication date: 1989-01-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は全二重回線を介して通信装置で情報の授受を行
う全二重通信方式に関し、特に、情報の伝達の確認に関
するものである。

〈従来の技術）従来、この種の全二重通信方式の通信手順を第３図に示
す。同図に示すように、データの送受を行う１符に、送
信側の通信装置と受信側の通信装置との間で所定の手順
で通信開始の確認を行う。この結果、通信可能状態にな
ると、送信側の通信装置はＣＲＣ，ＬＲＣ等の冗長符号
を付与した送信データ（１）を受信側の通信装置へ送信
する。受信側の通信装置は送信データ（１）を受信する
と、冗長符号により伝送誤りの有無をチエツクするエラ
ーチエツクを行い、そのチエツク結果を送信側の通信装
置へ返送する。送信側の通イ８装置は返送されたチエツ
ク結果が肯定応答であれば、同様にして、次の送信デー
タ（２）を受信側の通信装置へ送信し、返送ざわたチエ
ツク結果が否定応答であれば、送信データ（２）を受信
側の通信装置へ再送する。このようにして、情報の伝達
の確認を行いながら、送信データ（ｎ）までの情報の通
信を行った後、所定の手順で通信終了手順を行い、切断
確認を行う。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、上記の全二重通信方式では、エラーチエ
ツク用の冗長符号を送信しなければならないという問題
点かあった。また、転送の信頼性を上げるためにはこの
エラーチエツク用の符号の割合が実際に転送する情報に
比べ大きくなるという欠点があり、通信に時間がかかる
と同時に多量の情報を送信する必要があった。更に、エ
ラーチエツク用の符号の発生及び受信側での検査用に送
信側受信側両方で手順の全く同じハードを必要とした。

本発明は以上述べた問題点を解決し、必要な通信時間の
短縮及び受信側のハニド量の゛削減を可能とすると共に
、通信手順の規定の暖和を可能とする全二重通信方式を
提供するものである。

（問題点を解決するための手段）本発明は前記問題点を解決するために、全二重回線を介
して通信装置間で情報の授受を行う全二重通信方式にお
いて、送信側の通信装置は送信すべき情報を受信側の通
信装置へ送信すると共に保持しておき、受信側の通信装
置では、送信側の通信装置から送イ３された情報を受信
すると共に、当該情報を送信側の通信装置へ返送し、送
信側の通信装置では保持しておいた当該情報と返送され
た当該情報との照合を行い、不一致の場合には当該情報
を再送するものである。

（作用）本発明は次のように作用する。送信側の通信装置は情報
を送°信すると共に保持しておいた該情報と５受信側の
通信装置よりそのまま返送された情報とを照合して一致
の有無を判定することにより、伝送誤りの有無を判定す
る。この結果、送信側の通信装置は、一致して伝送誤り
のない場合には次の情報を送信し、逆に不一致で伝送誤
りのある場合には当該情報を再送し、同様の判定を行い
、一致するまで再送を繰り返す。このように、ＣＲＣ等
の冗長符号を用いることなく伝送誤りをチエツクできる
ので、そのためのハードが不要となり、通信時間を短縮
して信頼度の高い通信を行うことができると共に、通信
手順の規定を暖和させることかできる。また、簡単な冗
長符号（例えばパリティコード）を使用することにより
更に信頼度を向上させることができる。

（実施例）第１図は本発明の一実施例の通信手順を示す図である。

従来と同様に、通信の開始確認を行った後、同図に示す
ように、送信側の通信装置は、送信データ（１）を受信
側の通信装置へ送信すると共に保持する。受信側の通信
装置では送信データ（１）を受信すると共に、これをそ
のまま返送データ（１）として送信側の通信装置へ返送
する。送信側の通信装置では保持しておいたデータ（１
）と返送データ（１）とを照合する。この結果、一致し
ているならば、次の送信データ（２）を受信側の通信装
置へ送信すると共に保持し、更に受信側から返送された
返送データ（２）と保持しておいたデータ（２）との照
合を行う。この結果、一致している場合には、同様に次
の送信データ（３）の送信及び保・　持を行い、返送デ
ータ（３）　との照合を行う。この結果、一致していな
ければエラーを検出したこととなり、送信データ（３）
の再送を行う。このようにして送信データ（ｎ）までの
送信及び照合が終了すると、従来と同様、通信終了手順
を実行し、切断の確認を行う。

第２図は第１図で述べた通信手順を実施するための通信
システムの構成を示すブロック図である。送信側の通信
装置１と受信側の通信装置２は全二重通信路（全二重回
線）３で接続される。

送信側の通信装置１は送信情報源４、セレクタ５．１１
、ブロックＮＯ，生成部６、送信データバッファ７、メ
モリバッファ８、送信器９、受信器ｌＯ１返送データシ
リアルバッファ１１、返送データバッファ１２、照合器
１３及び再送データバッファ１５を備える。メモリバッ
ファ８はメモリバッファ（＋）８１からメモリバッファ
（に）８にで構成される。

受信側の通信装置２は受信器２！、受信データシリアル
バッファ２２、受信データバッファ２３及び送信器２４
を備える。受信データバッファ２３は受信データバッフ
ァ（１）２：ｌ、から受信データバッファ（，１）２３
．で構成される。

次に動作を説明する。

送信情報源４は、照合器！３からエラー発生＋Ｉ′ｔｆ
ｔか人力されないとき、所定のタイミンつて送イ１）す
べきブロック毎のデータをセレクタ５へ転送する。セレ
クタ５は再送データバッファ１５及び送信情報源４の出
力データのうち、通信開始時又は照合器１３からエラー
発生情報が入力されない場合には送信情報源４の出力デ
ータ、即ち送信データを選択して送信データバッファ７
へ転送する。送信データバッファ７では転送された送信
データにブロックＮＯ，生成部６からのブロックＮＯ，
を付与し、ブロックＮＯ，を付与した送信データを送信
器９及び全二重通信路を介して通信装置２へ送信すると
共に、メモリバッファ８に保持する。

受信側の通信装置２では、全二重通信路３からの送信デ
ータを受信器２１で受信すると共に、受信データを受信
データシリアルバッファ２２を介して受信データバッフ
ァ２３、〜２３ＪにブロックＮＯ１に従って転送する。

これと同時に、受信データシリアルバッファ２２の内容
は返送データとして送信器２４及び全二１゛［通信路３
を介して送信側の通イ１１装置１へ返送される。

送イ１゛１側の通信装置１では全二重通信路３から受信
器ｌＯで受信した返送データを返送データシリアルバッ
ファ１１を介して返送データバッファ１２に転送する。

返送データバッファ１２は、返送データを照合器１３へ
転送すると共に、返送データに付与されたブロック゛Ｎ
Ｏ，をセレクタＩ４に通知し、ブロックＮＯ１に対応す
るメモリバッファ８１〜８Ｋに保持された保持データを
セレクタ１４に選択させて照合器１３へ転送させる。照
合器１３では返送データと保持データと照合し、一致す
るか否かでエラーの有無を検出する。この結果、エラー
発生時にはエラー発生を示すエラー発生情報を送信情報
源４、セレクタ５及びブロックＮＯ，生成部６へ送ると
共に、保持データを再送データとして再送データバッフ
ァ１５へ転送する。この結果、エラー発生情報を受は取
った送信情報源４は、再送の発生を知り、新たな送信デ
ータの転送を１ブロック分遅らせる。これと同時にエラ
ー発生情報を受は取ったブロック生成部６はブロックＮ
Ｏ，の加算を停止する。また、同様に、エラー発生情報
が入力されたセレクタ５は次の転送ブロックを再送デー
タとし、再送データバッファ１５のブロックＮＯ，付き
出力データを選択して送信データバッファ７ＥＬび送信
器９を介して再送を行う。

このＩｆ送データに対しても再送データの保持データと
返送データとの照合によるエラーチエツクが同様にして
行われ、送信側の通信装置１ではブロックＮＯ，の識別
か可能な限り、又は受信側の通信装置２では受信データ
バッファ２３のある限り、繰り返しの再送が可能である
。ここで、メモリバッファ８．〜８にの数には伝送の遅
延及び再送回数、転送のブロックの情報量によって選ば
れる。

また、ブロックＮＯ１送信のオーバーヘッドをへらすた
めブロックＮＯ，の数を限定し、再送回数かこの数を越
える而に新たな情報の転送を中止し、このデータブロッ
クの転送を完了してから新しい情報（ブロックＮ０１）
を送信する様にすることも可能である。

また、送信系でデータブロックに対し、エラー検出用の
簡？ドな冗長符号たとえばパリティ符号を付ｊｚ−１，
、返送データをこの冗長符号を含めチエツクすることに
より高信頼度のデータ伝送を効率的に実行することも可
能である。

以上の実施例では通信装置１から通信装置２へ送信する
場合について説明したか、逆に通信装置２から通信装置
１へ送イ３する場合には、通信装置１の送信器９及び受
信器ＩＯに接続される各構成要素を通信装置２の送信器
２４及び受信器２１に接続すると共に、通信装置２の受
信器２１及び送信器２４に接続される各構成要素を通信
装置１の受信器ｌＯ及び送信器９に接続し、これらを切
替えることで送受信を反転させることが可能となる。

（発明の効果）以上詳細に説明したように本発明によれば、全二１［回
線に接続される受信側の通信装置から送信側の通信装置
へ受信情報を返送し、送信情報と返送情報とを照合する
ことにより伝送の誤りをチェツクしているので、送信情
報の冗長符号をなくし又は少なくし効率的に信頼度の高
い通信を行うことが出乗る。また、衛星通信等遅延の大
きな通信に当っては通信時間を大幅に減することができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の通信手順を示す図、第２図
は本発明の方式が適用されるシステム構成図、第３図は
従来の全二重通信方式の通信手順を示す図である。１．２・・−通信装置、３・・・全二重通信路、４・・・送信情報源、５．１４−・・セレクタ６−・ブロックＮＯ，生成部、７・・・送信データバッファ、８（８，〜８Ｋ）””メモリバッファ、９．２４・−送
信器、１Ｏ１２１−・・受イ言器、１１−一返送データシリアルバッファ、１２・・・返送
データバッファ、１３・・・照合器、１５−ｐｉ送データバッファ、２２、−４信データシリアルバツフア、２３（２：ｌ＋
〜２３Ｊ）・・・受信データバッファ。

Claims

【特許請求の範囲】全二重回線を介して通信装置間で情報の授受を行う全二
重通信方式において、送信側の通信装置は送信すべき情報を受信側の通信装置
へ送信すると共に保持しておき、受信側の通信装置では、送信側の通信装置から送信され
た情報を受信すると共に、当該情報を送信側の通信装置
へ返送し、送信側の通信装置では保持しておいた当該情報と返送さ
れた当該情報との照合を行い、不一致の場合には当該情
報を再送することを特徴とする全二重通信方式。