JPH0153085B2 - - Google Patents

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JPH0153085B2
JPH0153085B2 JP56059083A JP5908381A JPH0153085B2 JP H0153085 B2 JPH0153085 B2 JP H0153085B2 JP 56059083 A JP56059083 A JP 56059083A JP 5908381 A JP5908381 A JP 5908381A JP H0153085 B2 JPH0153085 B2 JP H0153085B2
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oxides
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Bergwerksverband GmbH
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
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    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/34Chemical or biological purification of waste gases
    • B01D53/74General processes for purification of waste gases; Apparatus or devices specially adapted therefor
    • B01D53/86Catalytic processes
    • B01D53/8637Simultaneously removing sulfur oxides and nitrogen oxides
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B01DSEPARATION
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    • B01D53/46Removing components of defined structure
    • B01D53/60Simultaneously removing sulfur oxides and nitrogen oxides
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は廃ガス中の硫黄酸化物および窒素酸化
物を除去する方法に関し、より詳しくは同一出願
人が昭和55年特許願第14235号(既に特許第
1433254号として設定登録されている)に開示し
た廃ガス中の硫黄酸化物および窒素酸化物を除去
する方法(以下、原発明乃至原発明方法という)
をより効果的に実施できるよう改良した方法に関
する。
上記原発明は、要約すると、上方から下方に流
れる粉粒状の炭素含有吸着剤からなる第一移動層
及び第一移動層を有する反応器内において、硫黄
酸化物、窒素酸化物、酸素及び水蒸気を含む廃ガ
スを、温度約110℃乃至180℃にて、アンモニアガ
スの添加及び前記吸着剤との接触により処理する
に際し、前記廃ガスをまずアンモニアガス不添加
の状態で前記第一移動層に供給して前記硫黄酸化
物を部分的に前記吸着剤に吸着除去させ、次いで
この廃ガスにアンモニアガスを添加した後前記第
二移動層に供給して触媒反応により窒素酸化物を
窒素に還元すると共に残る硫黄酸化物を除去する
ことを特徴とするものであつた。
ところで、硫黄酸化物および窒素酸化物を除去
するために廃ガス中にアンモニアを吹き込みなが
ら180℃乃至230℃の加温状態で窒素酸化物を活性
炭又は活性コークスにより触媒還元して窒素と水
蒸気に分解すると共に硫黄酸化物を硫酸アンモニ
ウム塩または亜硫酸アンモニウム塩として除去す
る方法は既に知られている(西ドイツ公開特許公
報第2433076号参照)。この方法は、150℃程度の
低温で系から排出される廃ガスに適用するには、
廃ガスを予備加熱しなければならないため、エネ
ルギー的な不利を伴う。
しかしながら、廃ガスに混合するアンモニア量
をできるだけ少なくしてより低温域で硫黄酸化物
と窒素酸化物を除去するには、まず廃ガス中から
硫黄酸化物を部分的に除去した上で、しかる後に
窒素酸化物を除去するべくアンモニアを混入する
ことが必要である。何故なら、110℃乃至180℃の
低温域では、アンモニアと硫黄酸化物との反応が
アンモニアと窒素酸化物との反応に優先して起こ
るため、窒素酸化物の除去が阻害されるからであ
る。従つて、予め硫黄酸化物の分圧を下げて窒素
酸化物よりも低くすることにより、アンモニアと
窒素酸化物との反応を優先的に進行させることが
重要である。
以上の理由から、前記原発明方法は、まず第一
段階では廃ガスにアンモニアガスを添加すること
なく炭素含有吸着剤による吸着のみにより硫黄酸
化物を部分的に除去し、次いで第二段階で廃ガス
にアンモニアガスを混合することにより窒素酸化
物を触媒還元して窒素にすると同時に硫黄酸化物
を分離することにより廃ガスを所望の程度まで脱
硫するものである。
本発明は、上記原発明方法をより効果的に実施
するべく改良された廃ガス中に硫黄酸化物および
窒素酸化物の除去方法を提供することを目的とす
る。この目的は、本発明に基づき、第一移動層か
ら流出し、該第一移動層と第二移動層との間を流
れる廃ガスに所定量のアンモニアガスを強制的に
混入することによつて達成される。
本発明は、上記原発明方法による廃ガス中の硫
黄酸化物および窒素酸化物の除去効果が、第一移
動層と第二移動層との間を流れる廃ガス中へのア
ンモニアの配合の良否にきわめて強く依存すると
いう驚くべき事実を発見したことに基づく。
本発明においては、上記アンモニアの配合を良
好にするために、第一移動層と第二移動層との間
のガス流通空間を隔壁により第一移動層側の第一
ガス流通空間と第二移動層側の第二ガス流通空間
とに分割することにより廃ガスの流通路を原発明
方法のそれより長くするとともに、前記隔壁の少
なくとも下部に連通口を設け、この連通口の位置
又は第一ガス流通空間内でアンモニアガスを添加
することにより、第二移動層に入るまでにアンモ
ニアガスを廃ガス中に強制的に混入するものであ
る。尚、このアンモニアガスの添加は、反応器の
上下方向複数個所で行い、上部側では少量のアン
モニアを、下部側では多量のアンモニアを添加す
ると効果的である。
更に、本発明方法においては、反応器内に約
2000m3程度の活性コークスを充填させる。又、ア
ンモニアガスの添加を複数個所で行うかどうか
は、各移動層の表面積や反応器の高さに応じて決
定する。
本発明方法において必要とされる活性コークス
量は、前述の如く2000m3程度であるので、その所
要内部空間寸法は前記原発明方法で使用する2段
反応器のそれより小さくてよく、従つて使用する
反応器の外形寸法も小さくすることができる。
以下、本発明を添付図面を参照しつつ実施例に
基づいて具体的に説明する。
図面は、本発明方法を実施するのに使用する、
2個の移動層を内装し、これらの移動層間に連通
口を有する隔壁を設け、且つ適部にアンモニア供
給装置を配設して成る反応器のいくつかの実施例
を示す。
第1図は、上記反応器の第一実施例を示す略示
断面図であり、前記隔壁の下端に連通口を設ける
と共に、該連通口内にアンモニア供給装置を配設
した場合を示す。即ち、1は反応器内に配設した
第一移動層及び第二移動層に活性コークスを
投与する供給ホツパーで、2は各移動層,内
への活性炭の時間当たりの投与量並びにその滞留
時間を調節するための例えば振動式仕切装置等の
排出量調節手段である。投与された活性コークス
は、この排出量調節手段2から排出ホツパー3を
経て反応器外に排出され、図外の再生装置に送ら
れる。
4は廃ガスを反応器内へ導入するガス供給口
で、廃ガスは該供給口4からまず第一移動層に
送り込まれる。5は第一移動層と第二移動層
間に形成されるガス流通空間を区分する隔壁で、
該隔壁5により前記ガス流通空間は、第一移動層
側に形成される第一ガス流通空間6と第二移動
層側に形成される第二ガス流通空間7とに分割
される。
上記隔壁5の下端部には、上記第一ガス流通空
間6と第二ガス流通空間7とを連通するための連
通口を設けると共に、廃ガス流にアンモニアを強
制的に混入させるためのアンモニア供給装置9を
配設する。このアンモニア供給装置9によつて前
記連通口を通過する廃ガスの全体にアンモニアを
確実に配合した後、これを前記第二ガス流通空間
7から第二移動層に送り込む。
8はガス排出口で、第二移動層を通過した廃
ガスを反応器外は排出するためのものである。
尚、該廃ガスの流れる方向は図中矢印で示すとお
りである。
第2図は、本発明の方法を実施するのに使用す
る反応器の第二実施例の略示断面図で、第一移動
層と第二移動層間に設けた隔壁の下端部に連通口
を設ける一方、前記アンモニア供給装置を反応器
の内部空間上方に設けた場合を示す。即ち、隔壁
5によつて第一ガス流通空間6と第二ガス流通空
間7とを区画形成すると共に、隔壁5の下端部に
連通口を設けた点は第1図に示した実施例と同一
であるが、アンモニアを強制的に混入させるため
のアンモニア供給装置9を第一ガス流通空間6内
の上部に配設し、第一移動層から流出した直後
の廃ガスにその流れ方向にアンモニアを供給でき
るようにした点が異なる。かくの如き構成は、特
に反応器が小さい場合に好適である。アンモニア
と廃ガスの混合空間が長くなり、アンモニアに充
分な滞留時間を与えて廃ガスとよく混合させ得る
からである。
第3図は、本発明方法を実施するのに使用する
反応器の第三実施例を示す略示断面図であつて、
隔壁5に複数個の連通口を設けると共に、これら
の連通口の各々のアンモニア供給装置9を設けた
場合を示す。かかる構成は、特に反応器が高い
(上下に長い)場合に好適である。反応器が高い
と、廃ガス流がいくつかの分流に分けれるため、
各分流にアンモニアを混合するのに好都合だから
である。
次ぎに本発明に係る方法の実施例を具体的数値
を掲げて説明する。
出力232MWの火力発電所において、硫黄分1.5
%を含むれき青炭を燃焼したところ、1000ppm
(体積)の二酸化硫黄を含有する総量約750000
m3/h(標準状態で)の廃ガスが系外に放散され
た。この廃ガス中の窒素酸化物含有量は約
500ppm(体積)に達した。この廃ガスを、前述し
た2個の移動層を有する2段階吸着式反応器を用
いて浄化した。
2個の移動層には共に活性コークスを充填し
た。因に、第一移動層は深さ1000mmで内填活性
炭量は1071m3、第二移動層は深さ750mmで内填
活性炭量は803m3であつた。
第一移動層に廃ガスを毎時750000m3(標準状
態で)、活性炭を毎時19m3、それぞれ定常供給し
たところ、第一移動層通過後の廃ガス中の二酸
化硫黄含有量は300ppm(体積)、硫黄酸化物含有
量は500ppm(体積)であつた。
この廃ガス流に毎時438Kgのアンモニアガスを
強制混入した後、第二移動層に廃ガスを毎時
750000m3(標準状態で)、活性コークスを毎時11
m3、それぞれ定常供給した。第二移動層から出
た廃ガス中の二酸化硫黄含有量は40ppm(体積)
で、硫黄酸化物含有量は125ppm(体積)であつ
た。また、毎時1010Kgの硫酸アンモニウムが副生
した。その結果、系外放散用の煙突から出る廃ガ
スは、96%の割合で脱硫され、且つ75%の割合で
脱硝されていた。
即ち、窒素酸化物は反応器内で窒素と水蒸気に
分解されて廃ガスと共に煙突から系外に排出され
た。また、第二移動層内の硫酸アンモニウム塩
は活性コークスと共に反応器外へ除去し、次いで
両者をフイルターで分離した。なお、活性コーク
スの孔内に残つた硫酸アンモニウム塩は加熱再生
して取り出し、二酸化硫黄リツチガスと共に除去
した。
なお、本発明に係る方法は、上述の構成要件の
各々を適宜組み合わせることにより、上述の反応
器とは異なる型式の反応器についても応用しうる
ことは勿論である。
また、上記の説明並びに添付図面において本発
明に係る廃ガス中の硫黄酸化物および窒素酸化物
を除去する方法をその実施例に基づいて具体的に
説明したが、本発明の技術的範囲はかかる実施例
の細部に限定されるものではなく、本発明の技術
的思想を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であ
り、且つ本発明方法で使用する反応器もその構成
を種々に変更することができる。
追加の関係 原特許の昭和55年特許願第14235号(特許第
1433254号)に係る発明の構成上の主要部は「硫
黄酸化物、窒素酸化物、酸素及び水蒸気を含む廃
ガスをまずアンモニアガス不添加の状態で炭素含
有吸着剤からなる第一移動層に供給して前記硫黄
酸化物を部分的に前記吸着剤に吸着除去させ、次
いでこの廃ガスにアンモニアガスを添加した後炭
素含有吸着剤からなる第二移動層に供給して触媒
反応により窒素酸化物を窒素に還元すると共に残
る硫黄酸化物を除去する」ことにあり、その目的
は「110℃乃至180℃の低温域でアンモニアの消費
量を少なくしながらも硫黄酸化物と窒素酸化物を
効率的に除去する」ことにある。一方、本発明も
「硫黄酸化物、窒素酸化物、酸素及び水蒸気を含
む廃ガスをまずアンモニアガス不添加の状態で炭
素含有吸着剤からなる第一移動層に供給して前記
硫黄酸化物を部分的に前記吸着剤に吸着除去さ
せ、次いでこの廃ガスにアンモニアガスを添加し
た後炭素含有吸着剤からなる第二移動層に供給し
て触媒反応により窒素酸化物を窒素に還元すると
共に残る硫黄酸化物を除去する」構成を主要部と
し、その目的は「110℃乃至180℃の低温域でアン
モニアの消費量を少なくしながらも硫黄酸化物と
窒素酸化物を効率的の除去する」ことにある。従
つて、本発明は、原特許の発明に対し、主要部及
び目的同一の関係にあり、特許法第31条第1項第
1号に該当するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明方法を実施するのに使用する反応
器の実施例を示すもので、第1図は第一実施例た
る反応器の略示縦断面図、第2図は第二実施例た
る反応器の略示縦断面図、第3図は第三実施例た
る反応器の略示縦断面図である。 ……第一移動層、……第二移動層、1……
供給ホツパー、2……排出量調節手段、3……排
出ホツパー、4……廃ガス供給口、5……隔壁、
6……第一ガス流通空間、7……第二ガス流通空
間、8……廃ガス排出口、9……アンモニア供給
装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 上方から下方に流れる粉粒状の炭素含有吸着
    剤からなる第一移動層及び第二移動層を有する反
    応器内において、硫黄酸化物、窒素酸化物、酸素
    及び水蒸気を含む廃ガスを、温度約110℃乃至180
    ℃にて、アンモニアガスの添加及び前記吸着剤と
    の接触により処理するに際し、前記廃ガスをまず
    アンモニアガス不添加の状態で前記第一移動層に
    供給して前記硫黄酸化物を部分的に前記吸着剤に
    吸着除去させ、次いでこの廃ガスにアンモニアガ
    スを添加した後前記第二移動層に供給して触媒反
    応により窒素酸化物を窒素に還元すると共に残る
    硫黄酸化物を除去することよりなる廃ガス中の硫
    黄酸化物及び窒素酸化物を除去する方法におい
    て、前記第一移動層と第二移動層との間のガス流
    通空間を隔壁により第一移動層側の第一ガス流通
    空間と第二移動層側の第二ガス流通空間とに分割
    し、前記隔壁の少なくとも下部に第一ガス流通空
    間から第二ガス流通空間への廃ガス移動を許容す
    る連通口を設けると共に、前記アンモニアガスの
    添加を前記連通口の位置又は前記第一ガス流通空
    間内で行い、前記第二移動層に供給されるまでの
    廃ガス中へのアンモニアガスの混入を促進させる
    ことを特徴とする廃ガス中の硫黄酸化物および窒
    素酸化物を除去する方法。 2 前記隔壁に複数の連通口を形成し、それぞれ
    の連通口にて前記アンモニアガスの添加を行うよ
    うにしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の方法。 3 前記隔壁又は第一ガス流通空間における上部
    においては少量のアンモニアガスを、下部におい
    ては多量のアンモニアガスを、それぞれ添加させ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第
    2項に記載の方法。
JP5908381A 1980-04-18 1981-04-18 Method of removing sulfur oxide and nitrogen oxide in waste gas Granted JPS56163739A (en)

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