JPH01503789A - 潤滑剤又は潤滑剤濃縮物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 潤滑剤又は潤滑剤濃縮物 本発明は潤滑性が改善された、特に腐食防止性と同様に荷重支持性、滑走性が改 善された鉱油及び／又は合成油に基づく新規の潤滑剤又は潤滑剤濃縮物に関する 。

去る１０年間の間に多数の過程及び潤滑システムが運転中の機械部品の摩擦及び 摩耗を減少し、エネルギー及び取替え部品の費用を低減し、更に潤滑剤及び材料 の耐用年数を伸ばすために開発されてきた。理想的な潤滑剤として“終生潤滑剤 ”は生態学的要求を考慮に入れることはますます制限的になることであるという ことを十分に熟慮させる。

長寿明で高機械的効率の潤滑剤、潤滑システム及び潤滑過程への途中で、第１段 階においていわゆる化学摩耗潤滑が開発された。それを使用することによって、 表面上に化学的に反応性のおおい被覆を形成することにより又は潤滑剤基礎主成 分中に化学的に反応性の化合物を導入することにより運転中の部品の微小な山（ ５ｉｃｒｏ−ｓｏｕｎｔａｉｎ）の表面上に塩を生成することによって金属と金 属の接触は大きく妨げられる。この方法で機械部品の過熱のための停止は防ぐこ とができる。しかし同時にお互いに対して動く金属部品間の塩被覆のせん断によ る摩耗は促進された。それゆえ材料の耐用年数は比較的短がいままである。さら に進んだ段階において、潤滑するおおい被覆、懸濁物、ペースト又は脂肪の形で 導入される、黒鉛、ＭｏＳ　、ＴｉＯ、Ｃａ　（ＰＯ）　、テフ０ンなどのよう な運転中の金属部品間に導入される固体潤滑剤が開発された。この方法において 摩擦された部品はお互いからよりよく分離された耐負荷性は増大した。

しかしながら、高い周速の心的な動きの影響のもとで、その相違する特定の密度 により高い温度で固体潤滑剤と基礎媒材は遅かれ早かれお互いに分離される。長 名の潤滑それによって限定される。さらに進んだ段階において運転中に循環剤中 に溶解した化学的錯体から適切な金属カチオンの摩擦表面上への析出が達成され た。摩擦する部品の圧力と温度のもとてそれらは金属境界層と共に共晶を形成し 、それはでこぼこの谷間をなめらかになるように渦たし、そしてでこぼこの最高 点を一部摩擦化学的に一部微小可塑的に平らにする。４：ｉ機金属化合物のアニ オン部分は新しい再構築された共晶摩擦面上にもとの位置に潤滑剤として働きま たは粘着する反応層を形成する。

あまりにも長い出発段階、あまりにも高い摩擦係数及び摩耗のほかに、反応の進 行の抑制はこれらの潤滑システムに関する問題である。これらの場所で負担をか けすぎられた領域及び滑り面でその結果生じる後の金属破損が生じるように、狭 い調整の製造工程にある製品の調製による微小な平らでないことを取り除くため の薬剤としてこれ以上十分には機能を果さない金属に関係がない共晶及び反応層 が達成されるか、又は有機金属化合物の活動的な成分が強化され、そしてこのこ とはあまりにも高い除去速度及びあまりにも短かい耐用期間を導く化学的摩耗潤 滑の相を生じる。

たとえば、ＤＥ−ＰＳ９４１６７８から五硫化リンの溶けやすい反応生成物又は 液体もしくは固体の脂肪族炭化水素もしくはテルペン炭化水素の中身を有する潤 滑油がわかる。ＤＥ−ＰＳ９２３９８４からスルホン酸亜鉛と組み合って金属含 有アルキルフェノールスルフィドエステルを含有する潤滑油を知る。ＤＥ−ＡＳ １４４４８９２から芳香族亜鉛ジチオフォスフアートの塩及び亜鉛カルボン酸塩 を水の存在下に含有する潤滑油を知る。先に述べた両方の製品は潤滑油洗浄剤で ある後の製品は銀のベアリング表面の腐食を防止するといわれる。ＤＥ−ＡＳｌ 　２９６７３０から任意にアルキル化又はエステル化リン酸の塩と一緒に貨換コ ハク酸を含有する潤滑油を知る。この製品は洗浄剤として酸化防止剤の機能があ る。

ＤＥ−ＡＳｌ　２７１８７８からジチオフォスフアートとジチオフォスフア−ト 塩の組み合せを知る。ＤＥ−Ｏ８１５９４５５５から遊離の硫黄、ジアルキルジ チオフォスフアート及び塩素化炭化水素を含有する切削油を知る。ＵＳ−ＰＳ３ ４６２３６７に亜鉛又はアンチモンジチオカルバメートを含有する潤滑油が開示 されている。

ＵＳ−ＰＳ２７５８０８７から高温で五硫化リンとオレフィンを反応させて調製 した硫黄−リン−化合物、及びフタル酸亜鉛を含有する潤滑油がわかる。しかし ながら、これら既知のすべてのｎ滑油添加物は今日の要求を満たさなく、特にそ れらは潤滑箇所の領域に重質の酸化物の析出を引き起し、またあまりにも高い摩 耗を引き起す。

ＵＳ−ＰＳ２７３４８６５から硫化リン、獣脂、油脂肪酸アルコールエステル、 塩化亜鉛及び水酸化バリウムの複合反応生成物と結合してアルカリ土類金属塩の ジチオフォスフアートの形成される潤滑油添加剤を使用することがわかる。それ によって達成される摩擦係数及び摩耗値は今日の要求に対しあまりに高過ぎ、ざ らに面圧力の値はあまりに低すぎる。ＵＳ−ＰＳ２７３４８６４から硫化リン、 羊脂及びアルコールエステルの複合反応生成物と結合してアルカリ土類金属のジ チオフォスフアートの形成される乙滑油添加剤がわかる。限定されない生成物は 十分な量のバリウム及び亜鉛を含有する。そのような潤滑油添加剤は我慢のでき ない臭いのために実際に使用できなく、またそれと接触して受ける作業員の健庫 を危険にさらす。ＤＥ−ＰＳ１９５４４５２から鉱油及び合成油に基礎を置く潤 滑剤は鉱油又は合成油のほかに添加剤として１０〜１８個の炭素原子を有するエ ポキシ化脂肪族と１価または多価アルコールのエステル、亜鉛、鉛、スズ、タン グステン、モリブデン、ニオビウム又はランタンのアルキル、アラルキル又はア リールジチオフォスフアート、及び任意に硫黄・リン・化合物を含有することが わかる。ＤＥ−ＰＳ２１０８７８０から鉱油又は合成油に基礎を置く潤滑剤及び 罰滑剤濃縮物は、それぞれ、アルキル、アリール又はアラルキル基でエステル化 された鉛、タングステン、モリブデン及び／又はバナジウムジチオフォスフアー トのほかに少なくとも１種類の亜鉛ジアルキルジチオフォスフアート化合物及び 金属を含まない硫黄・リン・化合物を含有することがわかる。

またこれら後の広範囲に及ぶ用途を見出した潤滑剤は、現代の長寿命で高機械効 率の潤滑剤に関するすべての要求をもはや満たさない。それらの摩擦係数及び摩 耗はあまりにも高く、その貯蔵抵抗は不十分であり、その長期間使用は０滑剤分 野にあまりにも高い再生分担分を導く。

本発明の目的は潤滑油が改善された、特に摩擦及び摩耗性が改善され、またエネ ルギー及び取り替え部品に関する必要性をはっきりと減少し、そして最高の要求 を満たす鉱油又は合成油に基礎を置く新規の潤滑剤又は潤滑剤濃縮物を提供する ことにある。

本発明によるこの目的は、通例の添加剤のほかに鉱油及び／又は合成油にその分 子中に少なくとも１種類の第４級炭素原子及び少なくとも１種類のエステル結合 及び／又はエーテル結合を含有する少なくとも１Ｆ４類の化合物を添加すること によって驚くべきことに達成することができる。

本発明の主題は鉱油及び／又は合成油に基礎を置く新規な潤滑剤又は０８１剤濃 縮物であって、ａ）　基油として１種又はそれ以上の鉱油及び／又は合成油、並 びに ｂ）　その分子中に少なくとも１種類の第４級炭素原子及び少なくとも１種類の エステル結合及び／又はエーテル結合を含有する少なくとも１個の化合物Ａ１だ けでなくＣ）さらに通例の添加剤 を含有することを特徴とする。

本発明のべ滑剤及び潤滑剤濃縮物は、特にそのＩ！ｉ！擦及び摩耗性並びにエネ ルギー及び取り替え部品に関する必要性を実質的に減少することに関して既知の 潤滑剤及び潤滑剤濃縮物より優れている。これは摩擦及び滑走領域にそれを使用 することによって、どのような金属の結晶格子構造も示さない無定形の固体化さ れた金属溶融物から金属のガラス表面が形成される事実によると思われる。

本発明の潤滑剤又はｒ：Ｊ滑剤濃縮物を使用することによって形成されると信じ られるガラス状の円滑なＩ！Ｊｍ及び滑走表面は、摩擦係数及び摩耗、酸化及び 腐食が実質的に減少されるから全体の潤滑過程を改善する。またいわゆる取付け −さび（ｆｉｔｔｉｎｇ　ｒｕｓｔ）は本発明の潤滑剤及び潤滑剤濃縮物によっ て防止される。その上、本発明の潤滑剤及び潤滑剤濃縮物はどのような鉛も、硫 黄含有まつこう鯨油も、またほとんどリンを含有しないから非汚染性である。こ のことは本発明の潤滑剤及び潤滑剤濃縮物について行なった魚の試験及び細菌培 養試験で証明された。その上、それらは通常の土壌中で３〜４ケ月以内に６０％ 程度まで生物学的に分解される。

従って、それらは極端に非汚染性であるとみなすことができる。特にそれらはビ ヒクルに対するホモ動的継手、すなわち高速回転及び高負荷を受ける小さな継手 に使用するのに適しており、そしてそれらはほかのすべての既知の潤滑剤より理 想的な潤滑剤”終生側滑剤“にいっそうよく似ている。その上、本発明に従って 使用される第４級炭素原子を持つ化合物は意味のある熱安定性を為し、また３０ ０℃までの高温運転へ利用することを可能にする。それらは高い機械効率のエン ジン、タービン、ローラーベアリング、同調継手及びその他の高い機械効率の機 械要素と純生潤滑としてそれらを使用するための可能性を提供する。

本出願に使用された″鉱油及び／又は合成油に基礎を置く潤滑剤又は潤滑剤濃縮 物″は鉱油及び／又は合成油に基礎を置く潤滑脂肪だけでなく潤滑油を含むこと を意味する。

ここに使用された″第４級炭素原子含有化合物“は分子当り４価の少なくとも１ 個の炭素原子がおのおの４個の炭素原子によって置換される化合物を含むことを 意味する。そのような化合物の実例は単量体の、二層体の及び三量体のペンタエ リスリトールエステル、別のポリオールエステル、ペンタエリスリトールエトキ シエステル、ペンタエリスリトールエーテル及びアダマンタンエステルと同様に ペンタエリスリトールエトキシエステル及び−エーテル誘導体又はテロメル酸ジ オール又はネオペンチルポリオールエステル及び相当するジオキシル化エステル 及びエーテルである。

以下の実施例かられかるように本発明の潤滑剤及び潤滑剤濃縮物は、既知の潤滑 剤及び潤滑剤濃縮物に比べて実質的に改善された性質を有する。本発明の潤滑剤 によって形成されるガラス状の円滑な摩擦及び滑走面は駆動エネルギーを節約し 、また本質的に摩擦係数を低下し、そしてまた非常に良好な粘着性の境界潤滑フ ィルムの形を可能にする。このことは潤滑剤と潤滑された場所の摩擦温度の低下 を生じ、両方の酸化抵抗の延長を生じそして金属ｍ擦のパートナ−は明確な荷重 変化および温度応力を少ししか受けない。

要約すると摩耗はこれらの効果によって極端に低下させられそして摩擦のパート ナ−及び潤滑剤の耐用年数ははっきりと延長される。本発明によってこれらの改 善は今まで高粘度又は中門の粘度を有する油の使用が絶対部。

要であると考えられてきた、たとえば歯車、差動歯車、又はタービンの歯車の分 野に今や低粘度を有する油が使用することができるように非常に広い粘度範囲に 成し遂げられる。その上本発明の潤滑剤及σ潤澗剤濃縮物の熱安定性は、ジーゼ ルエンジン及び航空機のタービンのような高い運転温度にさらされる潤滑場所に 使用することを可能にする。

本発明の好ましい実施態様に従って潤滑剤又は潤滑剤濃縮物は化合物Ａとして１ 〜３個の第４級炭素原子だけでなくその上に少なくとも１個のｉｓ水酸基を含み 、化合物は好ましくは少なくとも０．９００の密度ｄ２０及び少なくとも３５０ 　ｋｃａｌ／幻のエンタルピーＨを有する。

本発明の好ましい実施態様に従って本発明の潤滑剤又は潤滑剤濃縮物はその上に 少なくとも１個の遊離水酸基を有する化合物を含有する。

成分Ａとして好ましくはその分子中に少なくとも１個の第４級炭素原子及び少な くとも１個のエステル結合及び／又はエーテル結合を有して、少なくとも０．９ ００の密度ｄ２０及び少なくとも３５０　ｋｃａｌ／　ＫｌのエンタルピーＨを 有する４価〜８価のアルコールが本発明によって使用される。

本発明によって使用された化合物Ａは好ましくはモノ−、シーおよびトリペンタ エリスリトール１ステル及び／又はエーテル誘導体、アダマンタンエステル及び ／又はエーテル誘導体、テＯメル酸ジオールエステル及び／又はネオペンチルポ リオールエステル、特にテロメル酸ネオペンチルグリコール、トリメチロールプ ロパン及び／又はペンタエリスリトールエステル及びそれらのエトキシル化誘導 体から選ばれる。

本発明の好ましい実ＩＩ！態様に従って潤滑剤又は潤滑剤濃縮物は鉱油及び／又 は合成油の重量に基づいて、０．１〜４０重量％、好ましくは０．１〜２０重量 ％、特に１〜１２重量％、特別に１．５〜８Ｍ旦％の」の化合物Ａを含有する。

本発明の潤滑剤又は■滑剤泊縮物は２０℃で１．０ｍＰａ、ｓ　〜２０℃で２　 ・１０６ｍＰａ、ｓ　（７）範囲の粘度ヲｆｊする好ましくはご一ト油、天然油 及び／又は合成油を基油として含有する。特に好ましくは天然油として２０℃で １　、０ｍＰａ、ｓ　〜５０℃で５４　Ｑ　ｌｌＰａ、ｓの粘度を有する鉱油の 使用、及び芳香族又は脂肪族ジカルボン酸、特にポリ−α−オレフィン−ジカル ボン酸エステル、特別に１０００〜３０００の範囲内の分子量を有する一ブチル エステルの使用、好ましくはフタル酸ジイソデシルエステル、トリメチルアジピ ン酸ジデシルエステルおよびセバシン酸ジオクチルエステル、１０００〜ｉ　ｏ ｏｏｏｏの分子量及び１００℃で２００〜４３０００ｍＰａ、ｓの粘度を有する ポリイソブチレン、１００℃で１０００　ｉＰａ、ｓの粘度を有するポリメタク リレート、１００℃で５〜６Ｑ　ｍＰａ、　Ｓの粘度を有する水に不溶性のポリ グリコール、５０℃より高い引火点と２０℃で１．０１Ｐａ、Ｓ　〜２０”Ｃで ２００００００ｍｐａ、ｓの範囲の粘度を有するイソパラフィン油及び／又はア ルキルベンゼン、及びテロメル醒エステル、好ましくはネオペンチルグリコール 及び／又はテロメル酸のトリメチロールプロパンエステルの使用である。

その上の添加剤として本発明の潤滑剤又は潤滑剤濃縮物は好ましくは硫黄含有物 質、特にチアゾール、少なくとも１個の金属ジアルキルジチオカルバメート及び ／又は金属ジアルキルジチオフォスフアート及び／又はリン含有物質、特に有機 ホスファイト、好ましくはジアルキルアリールホスファイト、特別にジデシルフ ェニルホスファイ１−又はジドデシルフェニルホスファイト及び／又は金属ジア ルキルジチオフォスフアートを含有する。

硫黄含有物質は好ましくは本発明の潤滑剤又は潤滑剤濃縮物中に０．５〜１０１ ａ％、特に１〜３重量％の量で含有され、その上リン含有物質を好ましくは０． １〜５重φ％、特に０．５〜２重量％の量で含有する。

本発明のさらに好ましい実施態様に従って潤滑剤又は潤滑剤濃縮物は通常の酸化 防止剤、金属失活剤、洗浄剤、分散剤、消泡剤及び／又は粘度指数改善剤を含有 することができる。

本発明の添加剤は単一化合物として又は基礎婬質（基油又は基礎脂肪）に対して 濃縮物として組成物の形で上述の量を添加することが可能である。

本発明のその上の特長及び利点は本発明の以下の記述かられかるであろう。

分子中に少なくとも１個の第４級炭素原子を有し本発明によって好ましく使用さ れる化合物Ａは以下の三つの群の化合物を含むことができる。

ａ）モノ−、ジー及びトリペンタエリスリトール１ステル及び／又はエーテル及 びそれらのエトキシル化エステル誘導体及びエトキシル化エーテル誘導体。基本 的モノ−及びジペンタエリスリトールは以下の構造を有し、ただし水′Ｆｉ基は 部分的に又は完全にエステル化又はエーテル化され、そしてそのエステル基又は エーテル基は６〜１８個、好ましくは８〜１２個の炭素原子を有する直鎖又は分 校アルキル、アラルキル又はアリール基を含有することが好ましい。

これらの化合物は容易に調製できまたこれらの化合物のたくさんの代表者は商業 的に、たとえばチバ・ガイギー社から商号Ｒｅｏｌｕｂｅ　ＬＰ３６００　（ペ ンタエリスリトー／Ｌ／７トラペラルゴネーｔ−）　、Ｒｅｏｌｕｂｅ　ＬＰＥ 　５０４　（ペンタエリスリトール　テトラオクチルエステル）、Ｒｅｏｌｕｂ ｅ　ＬＰＥ６０２　（ペンタエリスリトール　テトラへブチルエステル）のもと で、アクゾ社から商号Ｋｅｔｊｅｎｌｕｂｅｌ　２　（統計的なＣ１ｏ／Ｃ１２ 分布を有するペンタエリスリトール　テトラデシル／ドデシルエステル）のもと で、そしてヘンケルＡＧ社から商号Ｅｄｅｎｏｒ　Ｋｅ　２３０（ペンタエリス リトール　テトライソパルミチン酸エステル）及びペンタエリスリトール　テト ライソステアリン酸エステルのもとて入手できる。

適切なペンタエリスリトールエステルの例はペンタエリスリトール　モノヘキシ ルエステル、ペンタエリスリトール　モノオクチルエステル、ペンタエリスリト ールモノノニルエステル、ペンタエリスリトール　モノデシルエステル、ペンタ エリスリトール　モノドデシルエステル、ペンタエリスリトール　モノミリスチ ルエステル、ペンタエリスリトール　モノヘキサデシルエステル、ペンタエリス リトール　モノステアリルエステル、ペンタエリスリトール　モノオレイルエス テル、ペンタエリスリトール　モノイソステアリル−及び−イソバルミチン酸エ ステル：ペンタエリスリトールの相当するジヘキシル、ジオクチル−、ジノニル −、ジデシル−、ジドデシル−、シミリスチル−、ジヘキサデシルー、ジステア リル−、ジオレイル−、ジイソステアリル−及びジイソバルミチン酸エステル： ペンタエリスリトールの相当するトリへキシル−、トリオクチル−、トリノニル −、トリデシル−、トリドデシル−、トリミリスチル、トリヘキサデシル−、ト リステアリル−、トリオレイル−、トリイソステアリル−及びトリイソパルミチ ン酸エステルだけでなくペンタエリスリトールの相当するテトラヘキシル−、テ トラオクチル−、テトラノニル−、テトラデシル−、テトラドデシル−、テトラ ミリスチル−、テトラヘキサデシル−、テトラステアリル−、テトラオレイル− 、テトライソステアリル−及びテトライソパルミチン酸エステルである。

適切なペンタ１リスリトールエーテルの例はペンタエリスリトール　モノヘキシ ルエーテル、ペンタエリスリトール　モノオクチルエーテル、ペンタエリスリト ールモノノニルエーテル、ペンタエリスリトール　モノデシルエーテル、ペンタ エリスリトール　モノドデシルエーテル、ペンタエリスリトール　モノミリスチ ルエーテル、ペンタエリスリトール　モノヘキサデシルエーテル、ペンタエリス リトール　モノステアリルエーテル、ペンタエリスリトール　モノオレイルエー テル、ペンタエリスリトール　モノイソステアリル−及び−イソパルミチン酸エ ーテル：ペンタエリスリトールの相当するジヘキシルー、ジオクチル−、ジノニ ル−、ジデシル−、ジドデシル−、シミリスチル−、ジヘキサデシルー、ジステ アリル−、ジオレイル−、ジイソステアリル−及びジイソバルミチン酸エーテル ；ペンタエリスリトールの相当するトリへキシル−、トリオクチル−、トリノニ ル−、トリデシル−、トリドデシル−、トリミリスチル−、トリヘキサデシル− 、トリステアリル−、トリオレイル−、トリイソステアリル−及びトリイソパル ミチン酸エーテルだけでなくペンタエリスリトールの相当するテトラヘキシル− 、テトラオクチル−、テトラノニル−、テトラデシル−、テトラドデシル−、テ トラミリスチル−、テトラヘキサデシル−、テトラステアリル−、テトラオレイ ル−、テトライソステアリル−及びテトライソパルミチン酸エーテルである。

ｂ）　アダマンタン骨格を持つアダマンタン誘導体：これは１−又は２−の位置 においてＣＯＯＨ。

ＣＨ２０Ｈ又はＣ２Ｈ５０Ｈによって置換されていて、式中Ｍ換基のＯＨ基は、 任意にその間で一つ又はそれ以上のエトキシ基でエステル化又はエーテル化可能 である。

エステル基及びエーテル基は好ましくは、１〜１０個の、好ましくは２〜６個の 炭素原子を有する直鎖又は分校アルキル基または６〜１８個の、好ましくは８〜 １２個の炭素原子を有するアラルキル又はアリール基である。

Ｃ）次の骨格を持つペンタエリスリトールテロメルｌ！誘導体 ＲはＴ又はアルキルである。

テロメル酸は比較的高い分子量を有して長鎖星状分子構造を有する化合物であり 、それは通例の方法でエステル化することができてそのエステルは価値のある江 滑剤である（アクゾ　ケミストリー社の市販製品にｏｒｔａｃｉｄ　Ｔ）。

本発明によって使用することができる鉱油は、２０”Ｃで１．０ｍＰａ、ｓの粘 度を有するイソパラフィン油から２０℃で１２ｉＰａ、ｓの粘度を有する薄いス ピンドル油を越えて高粘稠なブライトストック（ｂｒｉｇｈｔｓｔｏｃｋ）及び ５０℃で５４０ｉＰａ、ｓの粘度を為するシリンダー油に至るすべての通例の鉱 油である。

本発明によって使用できる合成油の多くは、たとえばＢＰ社カラ商号＃Ｈｙｖｉ ｓ　１０″（１００’ＣＦ２００ｇ＋Ｐａ、ｓの粘度を有するポリイソブチレン ）　、”　Ｈｙｖｉｓ　２００”　（１００℃で４３００ｓＰａ、ｓの粘度を有 ｔ　ル、ｌ？　’Ｊイソフチレン）及び’）Ｉｙｖｉｓ　２０００”　（１００ ”Ｃで４３０　Ｃｏｏ　ｍＰａ、ｓの粘度を有するポリイソ１チレン）のもとて 商業的に入手できる。ｉｏｏ’ｃで１０００　ｍＰａ、ｓの粘度を有するレーム （Ｒ５ｈａ）社のＶｉｓｃｏｐｌｅｘ　４−９５（ポリメタクリレート）、ユニ オンカーバイド社の１゜Ｏ℃Ｆ５，７ｉＰａ、ｓの粘度を有するＬｌｃｏｌｕｂ 　Ｎ　９．１゜Ｏ℃テ５．７ｓＰａ、ｓの粘度を有するＵｃｏｌ　ｌｂ　Ｎ３６ Ａ。

１００℃で１８ａＰａ、ｓの粘度を有するＵｃｏｌｕｂ　Ｎ　３６　Ａ　。

１００℃で５５　＠Ｐａ、ｓの粘度を有す６Ｕｃｏｌｕｂ　Ｎ　１２０Ａ（これ らのすべては水に不溶性のポリグリコールである）だけでなく２０℃で１．ＱＩ Ｐａ、Ｓの粘度を有するエッソ社の“ｌ５Ｏｐａｒ　Ｊ“（イソパラフィン油） も商業的に入手可能である。

本発明に従って使用できる有機リンは下式の化合物であり 式中Ｒはそれぞれ６〜１２個の炭素原子を有する直鎖又は有枝又は環式アルキル 基、又は１〜６個の炭素原子を有する低級アルキル基によって〇−又はＰ−位置 で置換されたフェニル基である。

上記の式を有する有機化合物の好ましい例はモノデシル−ジフェニルホスファイ ト、ジデシルフェニルホスファイト、トリフェニルホスファイト、ジオクチル− フェニルホスファイト、ジヘキシル〜フェニルーホスファイト、ジイソデシル− フェニル−ホスファイト、ジイソオクチル−フェニル−ホスファイト、ジデシル −〇−メチルーフェニルホスファイト及びジデシル−Ｐ−メチルフェニルホスフ ァイトである。

硫黄含有物質として本発明に使用できる金属ジアルキルジチオカルバメートは下 式の化合物であり式中ＭｅはｔＡ　（Ｃｕ）　、銀（Ａｉ、亜鉛（Ｚｎ）、カド ミウム（Ｃｄ）、チタン（Ｔ　ｉ　）　、ホウ素（Ｂ）、ジルコン（ｚｒ）、ス ズ（Ｓｎ）、鉛（Ｐｂ）　、バナジウム（Ｖ）、タンタル（Ｔａ）、アンチモン （Ｓｂ）、クロム（Ｃｒ）、モリブデン（ＭＯ）、タングステン（Ｗ）、マンガ ン（Ｍｎ）、コバルト（Ｇｏ）、及びニッケル（Ｎ　ｉ　）からなる群から選ば れた金属であり、好ましくはホウ素（Ｂ）、ニッケル（Ｎ＋）、コバルト（ＣＯ ）又はモリブデン（Ｍｏ）である。

リン含有物質のみならず硫黄含有物質として本発明に使用できる金属ジアルキル ジチオホスファートは下式の化合物であり 式中Ｍｅは銅（Ｃｕ）、銀（Ａ！；ｌ）、亜鉛（Ｚｎ）、カドミウム（Ｃｄ）、 チタン（Ｔｉ）、ホウ素（Ｂ）、ジルコン（ｚｒ）、スズ（Ｓｎ）、鉛（Ｐｂ） 、バナジウム（Ｖ）、タンタル（Ｔａ）、アンチモン（Ｓｂ）、クロム（Ｃｒ） 、モリブデン（ＭＯ）、タングステン（Ｗ）、マンガン（Ｍｎ）、コバルト（Ｃ ｏ）、及びニッケル（Ｎｉ）の群から選ばれた金属であり、好ましくは亜鉛（Ｚ ｎ）、ニッケル（Ｎｉ）、チタン（Ｔ　ｉ　）、バナジウム（Ｖ）、モリブデン （ＭＯ）、タングステン（Ｗ＞及びマンガン（Ｍｎ）である。

上述の金属ジアルキルジチオカルバメート及び金属ジアルキルジチオホスファー トは、指命した金Ｒｍが市販の基油になお溶解するように、おのおのは好ましく は４〜８個の炭素原子を含有する。特に都合のよいアルキル基の例はｎ−１ｉ− およびｔｅｒｔ−ブチル基、ｎ−及びｉ−７ミル基、ｎ−及びｉ−ヘキシル基、 ｎ−及び１−ヘプチル基及び２−エチルヘキシル基である。特別に好ましいもの はｉ−ブチル基、ｎ−及びｉ−７ミノ基及び２−エチルヘキシル基である。

本発明は以下の実施例を使用してより詳細に説明されるが、これに限定されるも のではない。

以下の実施例において市販の潤滑油及び潤滑脂肪は。

それぞれ以下の組成を持つものが使用され、そしてそれらは一方において本発明 の潤滑剤濃縮物を含有するもの他方においてそれを含有しないものであるが、そ れらのｒ：Ｊ滑性に関して比較された。

各実流例において得た結果は図にグラフ状に描写する。

試験を実行するために直径２３Ｍ厚さ１０−の精製された鋼製の円板が使用され 、その表面に試験されるべき各潤滑剤又は潤滑剤濃縮物の一滴を塗布した。潤滑 剤又は潤滑剤濃縮物の滴が置かれた領域の上に、金属板の表面上にその荷重が圧 力を及ぼすために、直径１０１１１の同じ精製された鋼製の球を置いた。金属球 は圧力下に６０〜１８０分間１犀の振幅にわたって５０）１２の頻度で金属板の 表面を動きそして逆もどりした。試験の間じゆう負荷領域内の荷重は５０〜３０ ＯＮに変動し、温度は５０〜１５０℃に変化した（Ｏｐｔｉｉｏｌ　ＧａｂＨ商 会によって世界的に販売されているＳＲＶ　（振動−Ｉｌ！擦−摩耗）装置）。

球の発振方向に対角線の試験期間内の金属板の表面と負荷する球の間の摩擦のた めに生じた摩耗−プロフィールは適切な記録装置によって記録した。下記に示す 図が得られ、縦座標に、摩耗の高さは金属板の表面のプロフィールの最高点と最 低点との間の差として、さらにまた横座標上に金属板の表面の走査範囲を描く。

以下の図において縦座標のプロフィールの１αの深さは金属板の表面のプロフィ ールの１μｍの本当の深さに相当する。だが一方実施ｆｒＡ２の図Ｂ′において は走査装置は図のプロフィールの１αの深さが板の表面のプロフィールの２．５ μｍの本当の深さに相当するように弱められた。

図は同一条件のもとに記録された（球の荷重５０〜３０ＯＮ、摩擦類１１５０） １ｚ、　温ｌｍ５０〜１５０℃、ａｇ擦振幅１駿、試験時間１〜３時間）。

以下の図に示した摩擦係数（Ｒｋｍａｘ＝最大摩擦係数：Ｒ，ｄ−摩擦係数曲線 の９８％にわたる平均ｆ？Ｉｆｆ係数）は上記のＳＲＶ装置を使用して測定した 。別のやり方で述べないかぎりすべての試験において、本発明の潤滑剤濃縮物と して以下の組成を有する製品を使用した：５０％　第４級炭素原子を有するＣ１ ｏ−０１８化合物２０χ　α−オレフィンエステルの共重合体９．５χ　トリメ チルアジピン酸ジデシルエステル２．５ｘ　ジアルキルアリールホスファイト９ ％　金属ジアルキルジチオホスファ−ト／金属ジアルキルジチオカルバメート ７ｘ　チアゾール誘導体 ２ｘ　酸化防止剤として立体障害フェノール友凰亘−ユ ５０℃で２２００ｍＰａ、ｓの粘度を有し、下記の組成を有する高粘稠潤滑油を 調製し試験したニトリメチルアジピン酸ジデシルエステル　３４％ポリイソブチ レン（４３０００ｍＰａ、／　１００℃）３２χ潤滑剤同伴物質　６％ 本発明の潤滑剤濃縮物　２８％ 比較製品においては本発明の潤滑剤濃縮物は除外した。

両製品は同一条件のもとて温度１５０℃、荷重２０ＯＮで１時間試験した。得ら れた結果を下記の図Ａ（本発明による）及びＡ’　（現在の技術水準による）に グラフ状に描く。

図Ａ 図Ａ′ 本発明の潤滑剤濃縮物の添加は０．８０μＴｒＬ（２回の測定の平均）のプロフ ィールの深さを導（。本発明の潤滑剤濃縮物の添加なしで１．６８μｍ（２回の 測定の平均）のプロフィールの深さが得られた。

実施例　２ ５０℃で１９０〜２００ｉＰａ、ｓの粘度を有し、下記の組成を有する中程度の 粘稠さの潤滑油を：Ａ製し試験した二重合体のα−オレフィンエステル　１２％ トリメチルアジピン酸ジデシルエステル　３６％ポリイソブチレン（４３０００ ｍＰａ、　ｓ／　１００℃）１８ｚ詞滑剤同伴物貿　６ｚ 本発明の潤滑剤濃縮物　２８％ 比較製品においては本発明の０滑剤濃縮物は除外した。

両製品は同一条件のもとで温度１５０℃、荷重２０ＯＮで１詩間試験したｅ得ら れた結果は下記の図Ｂ（本発明による）及びＢ’　（現在の技術水準による）に グラフ状に描く。

図Ｂ 図Ｂ′ 本発明の潤滑剤濃縮物の添加は０．８７５μｍ（２０の測定の平均）のプロフィ ールの深さを導いた。本発明の潤滑剤濃縮物の添加なしで１３．９８μｍ（２回 の測定の平均）のプロフィールの深さが得られた。

実施例　３ ５０℃で１２０〜１５０　ｍＰａ、ｓの粘度を有し、下記の組成を有する中間の 粘稠さの潤滑油を調製し試験した：高粘稠のα−オレフィンエステル共重合体　 ４％中間の粘稠さのα−オレフィンエステル重合体　１２％トリメチルアジピン 酸ジデシルエステル　３４％ポリインブチレン（２００ＩＩＰａ、ｓ　／　１０ ０℃）１２％洞湧剤同伴物質　６ｚ 本発明の潤滑剤濃縮物　３２％ 比較製品においては本発明の沢滑剤澗縮物は除外した。

両製品は同一の条件のもとて温度１５０℃、荷重２０ＯＮで１時間試験した。得 られた結果は下記の図Ｃ（本発明による）及びＣ’　（現在の技術水準による） にグラフ状に描く。

図Ｃ 図Ｃ′ 本発明の潤滑剤濃縮物の添加は１．１２μｍ（２回の測定の平均）のプロフィー ルの深さを引き起こした。本発明の潤滑剤濃縮物の添加なしで３．４８μｍ（２ 回の測定の平均）のプロフィールの深さが得られた。

実施例　４ ５０℃で１５０００ｍＰａ、ｓの粘度ヲ有ｔ、、下記の１成を有する高粘稠粘着 性の高温ｒ！Ｉ滑油を調製して試験したニトリメチルアジピン酸ジデシルエステ ル　２９χポリイソブチレン（４３０００ｍＰａ、ｓ／　１００℃）５２ｘ本発 明の潤滑剤濃縮物　１９％ 比較製品においては本発明の潤滑剤濃縮物は除外した。

両製品は同一条件のもとて温度１５０℃、荷重２０ＯＮで１時間試験した。得ら れた結果は下記の図Ｄ（本発明による）及びＤ’　（現在の技術水準による）に グラフ状に描く。

図り 図Ｄ′ 本発明の潤滑剤濃縮物の添加は０．８０μｍ（３回の測定の平均）のプロフィー ルの深さを引き起こした。本発明の潤滑剤濃縮物の添加なしで１．５７μｍ（２ 回の測定の平均）のプロフィールの深さが得られた。

実施例　５ 高機械効率の歯車波５ＡＥ８５／９０は１０重四％のモノペンタエリスリトール テトラエステルからなる本発明の添加剤を含めて、及び添加剤なしで試験した。

両製品は同一条件のもとで温度９０℃、荷重２０ＯＮで１時間試験した。得られ た結果は下記の図Ｅ（本発明による）及びＥ’　（現在の技術水準による）にグ ラフ状に描く。

ｆｆ１Ｅ 図Ｅ′ 本発明の添加剤の添加は０．８５μｍ（２回の測定の平均）のプロフィールの深 さを引き起こした。本発明の添加剤の添加なしで１．０２μｍ（２回の測定の平 均）のプロフィールの深さが得られた。

友乳璽−ヱ 下記の組成を有する高機械効率の歯車及び同調継子用の多目的側滑剤用■滑脂肪 がＦＡ製されて試験された：鉱油　７０％ ステアリン酸リチウムに基礎を置くコンシスチンシー改良剤　９％ 本光明のＦＡ８１剤濃縮物　２１％ 比較製品においては本発明のｎ滑剤濃縮物は３重量％の二硫化モリブデン／黒鉛 混合物で置換された。

両製品は同一条件のもので温度５０℃、荷１３０ＯＮで３時間試験した。得られ た結果は下記の図（本発明による）及びＦ’　（現在の技術水準による）にグラ フ状に描く。

図Ｆ 図Ｆ′ 本発明の潤滑剤沿線物の添加は０．９５μｍ（３回の測定の平均）のプロフィー ルの深さを引き起こすが、一方比較添加剤混合物の添加は１．６３μＴｒＬ（３ 回の測定の平均）のプロフィールの深さを引き起こす。

本発明は好ましい実施態様を参照して詳細に説明されたが、しかしながらそれに 限定されるものでなくて、本発明の範囲を越えることなく、専門家にとって明白 な方法で多くの点で改変し修整できることは明らかである。

Claims (14)

【特許請求の範囲】
1. １．鉱油及び／又は合成油に基礎を置く潤滑剤又は潤滑剤濃縮物であつて、 ａ）基油として１種又はそれ以上の鉱油及び／又は合成油、並びに ｂ）その分子中に少なくとも１個の第４級炭素原子並びに少なくとも１個のエス テル結合及び／又はエーテル結合を含有する少なくとも１個の化合物Ａ、だけで なくｃ）さらに通常の添加剤 を含有することを特徴とする潤滑剤又は潤滑剤組成物。
2. ２．化合物Ａとして１〜３個の第４級炭素原子を有する化合物及び任意にその上 少なくとも１個の遊離の水酸基をその分子中に含有することを特徴とする請求の 範囲第１項記載の潤滑剤又は面滑剤濃縮物。
3. ３．化合物Ａとして少なくとも０．９００の密度ｄ２０及び少なくとも３５０Ｋ ｃａｌ／ｋｇのエンタルピーＨを有する化合物を含有することを特徴とする請求 の範囲第１項又は第２項記載の潤滑剤又は潤滑剤濃縮物。
4. ４．少なくとも１個の遊離水酸基を有する化合物をその上に含有することを特徴 とする請求の範囲第１項〜第３項のいずれか１項記載の潤滑剤又は潤滑剤濃縮物 。
5. ５．化合物Ａとして、その分子中に少なくとも１個の第４級炭素原子並びに少な くとも１個のエステル結合及び／又はエーテル結合を有し、かつ少なくとも０． ９００の密度ｄ２０及び少なくとも３５０Ｋｃａｌ／ｋｇのエンタルピーＨを有 する４価〜８価のアルコールを含有することを特徴とする請求の範囲第１項〜第 ４項のいずれか１項記載の潤滑剤又は潤滑剤濃縮物。
6. ６．化合物Ａとして少なくとも１個のモノ−、ジ−又はトリ−ペンタエリスリト ールエステル誘導体及び／又はエーテル誘導体及び／又はアダマンタンエステル 誘導体及び／又はエーテル誘導体及び／又はテロメル酸ジオールエステル及び／ 又はネオペンチルポリオールエステル、好ましくはネオペンチルグリコールエス テル、トリメチロールプロバンエステル及び／又はペンタエリスリトールエステ ルを含有することを特徴とする請求の範囲第１項〜第４項のいずれか１項に記載 の潤滑剤又は潤滑剤濃縮物。
7. ７．鉱油及び／又は合成油の重量を基準にして、０．１〜４０重量％、好ましく は０．１〜２０重量％、特に１〜１２重量％、特別に１，５〜８重量％の化合物 Ａを含有することを特徴とする請求の範囲第１項〜第６項のいずれか１項に記載 の潤滑剤又は潤滑剤濃縮物。
8. ８．基油として２０℃で１．０ｍＰａ．ｓ〜２０℃で２．１０６ｍＰａ．ｓの範 囲内の粘度を有するビート油、天然油及び／又は合成油を含有することを特徴と する請求の範囲第１項〜第７項のいずれか１項に記載の潤滑剤又は潤滑剤濃縮物 。
9. ９．天然油として２０℃で１．０ｍＰａ．ｓ〜５０℃で５４０ＭＰａ．ｓの粘度 を有する鉱油を含有することを特徴とする請求の範囲第８項記載の潤滑剤又は潤 滑剤濃縮物。
10. １０．合成油として芳香族又は脂肪族ジカルボン酸エステル、特にポリ−α−オ レフイン−ジカルボン酸エステル、特別に１０００〜３０００の範囲内の分子量 を有する−ブテルエスチル、好ましくはフタル酸ジイソデシルエステル、トリメ チルアジビン酸ジデシルエステル及びセバシン酸ジオクチルエステル、１０００ 〜１０００００の分子量及び１００℃で２００〜４３０００ｍＰａ．ｓの粘度を 有するポリイソブチレン、１００℃で１０００ｍＰａ．ｓの粘度を有するポリメ タクリレート、１００℃で５〜６０ｍＰａ．ｓの粘度を有する非水溶性ポリグリ コール５０℃より高い引火点及び２０℃で１．０ｍＰａ．ｓ〜２０℃で２０００ ０００ｍＰａ．ｓの範囲内の粘度を有するイソパラフィン油及び／又はアルキル ベンゼン及び／又はテロメル酸エステル、好ましくはテロメル酸のネオペンチル グリコールエステル又はトリメチロールプロバンエステルを含有することを特徴 とする請求の範囲第８項記載の潤滑剤又は潤滑剤濃縮物。
11. １１．さらにまた添加剤として硫黄含有物質、好ましくはチアゾール、金属ジア ルキルジチオカルバメート及び／又は金属ジアルキルジチオホスフアート及び／ 又はリン含有物質、好ましくは有機亜リン酸塩、特にジアルキル−アリールホス フアイト、特別にジデシルフエニルホスフアイト又はジドデシルフエニルホスフ アイト及び／又は金属ジアルキルチオホスフアートを含有することを特徴とする 請求の範囲第１項〜第１０項のいずれか１項に記載の潤滑剤又は潤滑剤濃縮物。
12. １２．０．５〜１０重量％、好ましくは１〜３重量％の硫黄含有物質を含有する ことを特徴とする請求の範囲第１１項記載の潤滑剤又は潤滑剤濃縮物。
13. １３．０．１〜１０重量％、好ましくは０．１〜５重量％、特別に０．５〜２重 量％のリン含有物質を含有することを特徴とする請求の範囲第１１項記載の潤滑 剤又は潤滑剤濃縮物。
14. １４．さらにまた通常の添加剤として酸化防止剤、金属不活性剤、洗浄剤、分散 剤、消泡剤及び／又は粘度指数向上剤を含有することを特徴とする請求の範囲第 １項〜第１３項記載の潤滑剤又は潤滑剤組成物。