JPH01503545A - 潤滑剤又は潤滑剤濃縮物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ｒａ潤滑剤は潤滑剤濃縮物 本発明は潤滑性が改善された、特に腐食防止性と同様に荷重支持性、滑走性が改 善された鉱油及び／又は合成油に塁づく新炭の潤滑剤叉は潤滑剤濃縮物に関する 。

去る１０年間の間に多数の過程及び潤滑システムが運転中の機械部品の摩擦及び 摩耗を減少し、エネルギー及び取替え部品の費用を低減し、更に潤滑剤及び材料 の耐用年数を伸ばすために開発されてきた。理想的なπ滑剤として″終住潤涜剤 ”は生態学的要求を考慮に入れることはますます制限的になることであるという ことを十分に熟慮させる。

長寿命で高機械効率の潤滑剤、ｎＷ！システム及び潤滑過程への途中で、第１段 階においていわゆる化学的摩耗潤滑剤が開発された。それを使用することによっ て、表面上に化学的に反応性のおおいの被覆を形成することにより又は潤滑剤基 礎主成分中に化学的に反応性の化合物を導入することにより運転中の部品の微小 な山（ｍ１ｃｒｏ−ｉｏｕｎｔａｉｎ）の表面上に塩を生成することによって金 属と金属の接触は大きく妨げられる。この方法で機械部品の過熱のための停止は 防ぐことができる。しかし同時にお互いに対して動く金属部品間の塩被覆のせん 断による摩耗は促進された。それゆえ材料の耐用年数は比較的短がいままである 。さらに進んだ段階において、潤滑するおおい被覆、懸濁物、ペースト又は脂肪 の形で導入される、黒鉛、ＭｏＳ２、ＴｉＯ２、Ｃａ３　（ＰＯ４）２、テフロ ンなどのような運転中の金属部品間に導入される固体潤滑剤が開発された。この 方法において摩擦された部品はお互いからよりよく分離され耐負荷性は増大した 。しかしながら、高い周速の心的な動きの影響のもとで、その相違する特定の密 度により高い温度で固体潤滑剤と基礎媒材は遅かれ早かれお互いに分離される。

長命の潤滑はそれによって限定される。ざらに進んだ段階において運転中に潤滑 剤中に溶解した化学的錯体から適切な金属カチオンの摩擦表面上への析出が達成 された。摩擦する部品の圧力と温度のもとでそれらは金属境界層と共に共晶を形 成し、それはでこぼこの谷間をなめらかになるように満たし、そしてでこぼこの ！＆高点を一部摩擦化学的に一部微小可塑的に平らにする。有機金属化合物のア ニオン部分は新しく再構築された共晶摩擦面上にもとの位置に潤滑剤として働き また粘着する反応層を形成する。

あまりにも長い出発段階、あまりにも高い＊ｉ係数及び摩耗のほかに、反応の進 行の抑制はこれらの潤滑システムに関する問題である。これらの場所で負担をか けすぎられた領域及び滑り面でその結果生じる後の金属破損が生じるように、狭 い調整の製造工程にある製品の調製による微小な平らでないことを取り除くため の薬剤としてこれ以上十分には機能を果さない金属に関係がない共晶及び反応層 が達成されるか、又は有機金属化合物の活動的な成分が強化され、そしてこのこ とはあまりにも高い除去速度及びあまりにも短かい耐用期間を導く化学的摩耗潤 滑の相を生じる。

たとえば、ＤＥ−ＰＳ９４１　６７８から三硫化リンの溶けやすい反応生成物又 は液体もしくは固体の脂肪族炭化水素もしくはテルペン炭化水素の中身を有する 潤滑油がわかる。ＤＥ−ＰＳ９２３　９８４からスルホン酸亜鉛と組み合って金 属含有アルキルフェノールスルフィドエステルを含有する潤滑油を知る。ＤＥ− ＡＳ１４４４８９２から芳香族亜鉛ジチオフォスフアートの塩及び亜鉛カルボン ｌｆｍを水の存在下に含有する潤滑油を知る。

先に述べた両方の製品は潤滑油洗浄剤であるが後の製品は銀のベアリング表面の 腐食を防止するといわれる。

ＤＥ−ＡＳＩ　２９６７３０から任意にアルキル化又はエステル化リン酸の塩と 一緒にｉｔｓコハク酸を含有する潤滑油を知る。この製品は洗浄剤として酸化防 止剤の機能がある。ＤＥ−ＡＳ１２７１８７８からジチオフォスフアートとジチ オフォスフイナート塩の組み合せを知る。

ＤＥ−Ｏ８１５９４５５５から遊離の硫黄、ジアルキルジチオフォスフアート及 び塩素化炭化水素を含有する切削油を知る。ＵＳ−ＰＳ３４６２３６７に亜鉛又 はアンチモンジチオカルバメートを含有する潤滑油が開示されている。ＵＳ−Ｐ Ｓ２７５８０８７から高温で三硫化リンとオレフィンを反応させて調製した硫黄 −リン−化合物、及びフタル酸亜鉛を含有する潤滑油がわかる。しかしながら、 これら既知のすべての潤滑油添加物は今日の要求を満たさなく、特にそれらは潤 滑箇所の領域に重質の酸化物の析出を引き起し、またあまりにも高い摩耗を引き 起す。

ＵＳ−ＰＳ２７３４８６５から硫化リン、獣脂油脂肪酸アルコールエステル、塩 化亜鉛及び水酸化バリウムの複合反応生成物と結合してアルカリ土類金属塩のジ チオフォスフアートの形成される潤滑油添加剤を使用することがわかる。それに よって達成される＃擦係数及び摩耗値は今日の要求に対しあまりにａ過ぎ、さら に面圧力の値はあまりに低すぎる。ＵＳ−ＰＳ２７３４８６４から硫化リン、羊 脂及びアルコールエステルの複合反応生成物と結合してアルカリ土類金属のジチ オフォスフアートの形成される潤滑油添加剤がわかる。限定されない生成物は十 分な農のバリウム及び亜鉛を含為する。そのような潤滑油添加剤は我慢のできな い臭いのために実際に使用できなく、またそれと接触して受【ブる作業員の健康 を危険にさらす。ＤＥ−Ｐｓｉ　９５４４５２から鉱油及び合成油に基礎を置く 潤滑剤は鉱油又は合成油のほかに添加剤として１０〜１８個の炭素原子を有する エポキシ化脂肪酸と１価または多価アルコールのエステル、亜鉛、鉛、スズ、タ ングステン、モリブデン、ニオビウム又はランタンのアルキル、アラルキル又は アリールジチオフォスフアート、及び任意に硫黄・リン・化合物を含有すること がわかる。ＤＥ−ＰＳ２１０８７８０から鉱油又は合成油に基礎を置く潤滑剤及 び潤滑剤濃縮物は、それぞれ、アルキル、アリール又はアラルキル基でエステル 化された鉛、タングステン、モリブデン及び／又はバナジウムジチオフォスフア ートのほかに少なくとも１種類の亜鉛ジアルキルジチオフォスフアート化合物及 び金属を含まない硫黄・リン・化合物を含有することがわかる。

またこれら後の広範囲に及ぶ用途を見出した潤滑剤は、瑣代の長寿命で高機械効 率の潤滑剤に関するすべての要求をもはや満たさない。それらの摩擦係数及び摩 耗はあまりにも高く、その貯蔵抵抗は不十分であり、その長期間使用は潤滑剤分 野あまりにも高い再生分担分を導く。

本発明の目的は□滑性が改善された、特に摩擦及び摩耗性が改善され、またエネ ルギー及び取り替え部品に関する必要性をはっきりと減少し、そしてｊｉｊｉｍ の要求を満たす鉱油又は合成油に基礎を置く新規の潤滑剤又は潤滑剤濃縮物を提 供することにある。

本発明によるこの目的は、驚くべきことに通常の添加剤のほかに鉱油及び／又は 合成油にその分子中に少なくとも１個の第４Ｗｋ炭素原子及び少なくとも１個の エーテル結合を含有し、そして少なくとも０．９００の密度ｄ２゜及び少なくと も３５０にｃａｔ／幻のエンタルピーを有する少なくとも１種類の４価〜８価の アルコール、少なくとも１種類の不斉有機金属化合物、少なくとも１種類のリン 含有物質及び少なくとも１種類の硫黄含有物質を添加することによって達成する ことができる。

本発明の主題は鉱油及び／又は合成油に基礎を置く新規な潤滑剤又は潤滑剤濃縮 物であって、ａ）　Ｎ油として１種又はそれ以上の鉱油及び／又は合成油、並び に ｂ）その分子中に少なくとも１個のエーテル結合だけでなく少なくとも１個の第 ４級炭素原子を有し、そして少なくとも０．９００の密度ｄ２゜及び少なくとも ３５０にＣａｌ／〜のエンタルピーＨを有する少なくとも１種類の４価〜８価の アルコール、 Ｃ）　少なくとも１種類の不斉有機金属化合物、ｄ）少なくとも１種類のリン含 有物質、ｅ）　少なくとも１種類の硫黄含有物質及びｆ）さらにまた通常の添加 剤 を含有することを特徴とする。

本発明の潤滑剤及び潤滑剤濃縮物は、特にそのｗｉ像及び摩耗性並びにエネルギ ー及び取り替え部品に関する必要性を実質的に減少することに関して既知の潤滑 剤及び潤滑剤濃縮物より優れている。これは摩擦及び滑走領域にそれを使用する ことによって、どのような金属の結晶格子構造も示さない無定形の固体化された 金ｊ！溶融物から金属のガラス表面が形成される事実によると思われる。

本発明の潤滑剤又はｍ滑剤濃縮物を使用することによって形成されると信じられ るガラス状の円滑な摩擦及び滑走表面は、摩擦係数及び摩耗、酸化及び腐食が実 質的に減少されるから全体の！ｉ滑過程を改善する。またいわゆる取付は−さび （ｆｉｔｔｉｎｇ　ｒｕｓｔ）は本発明の潤滑剤及び潤滑剤濃縮物によって防止 される。その上、本発明の潤滑剤及び潤滑剤濃縮物はどのような鉛も、硫黄含有 まつこう鯨油も、またほとんどリンを含有しないから非汚染性である。このこと は本発明の潤滑剤及び潤滑剤濃縮物について行なった魚の試験及びｍ菌培養試験 で証明された。その上、それらは通常の土壌中で３〜４ケ月以内に６０％程度ま で生物学的に分解される。

従って、それらは極端に非汚染性であるとみなすことができる。特にそれらはビ ヒクルに対するホモ動的継手、すなわち高速回転及び高ｉＡ荷を受ける小ざな継 手に使用するのに適しており、そしてそれらはほかのすべての既知の潤滑剤より 理想的な潤滑剤６終生潤滑剤“にいっそうよく似ている。その上、本発明に従っ て使用される第４級炭素原子を持つポリエーテル化合物は意味のある熱安定性を 有し、また３００℃までの高温運転へ利用することを可能にする。それらは高い 機械効率のエンジン、タービン、ローラーベアリング、同調継手及びその他の島 い機械効率の機械要素と終生潤滑としてそれらを使用するための可能性を提供す る。

本出願に使用された”鉱油及び／又は合成油に基礎を置く潤滑剤又は潤滑剤濃縮 物“は鉱油及び／又は合成油に基礎を置り潤滑脂肪だけでなくａｍ油を含むこと を意味する。

ここに使用された”第４級炭素原子含有化合物“は分子当り４価の少なくとも１ 個の炭素原子がおのおの４個の炭素原子によってＷ１換される化合物を含むこと を意味する。そのような化合物の実例は単量体の、二旦体の及び三量体のペンタ エリスリトールエーテル、別のポリオールエーテル、ペンタエリスリトールエト キシエーテルだけでなくテロメル酸ペンタエリスリトールエーテル及び相当する エトキシル化エーテルである。

以下の実施例かられかるように本発明のｒＩＪ滑剤及び潤滑剤濃縮物は、既知の 潤滑剤及び潤滑剤濃縮物に比べて実質的に改善された性質を有する。本発明の潤 滑剤によって形成されるガラス状の円滑な摩擦及び滑走面は駆動エネルギーを節 約し、また本質的に＊＊係数を低下し、そしてまた非常に良好な粘着性の境界潤 滑フィルムの形成によってそれはまた点状負荷と弾性的流体力学的潤滑を可能に する。このことは潤滑剤と潤滑された場所の摩Ｗ１温度の低下を生じ、両方の酸 化抵抗の延長を生じそして金属摩擦のパートナ−は明確な荷重変化及び温度応力 を少ししか受けない。

要約すると摩耗はこれらの効果によって極端に低下させられそして摩擦のパート ナ−及びｒａＷ剤の耐用年数ははっきりと延長される。本発明によってこれらの 改善は今まで高粘度又は中間の粘度を有する油の使用が絶対必要であると考えら れてきた、たとえば歯車、差動ｔ！ｊＪ車、又はタービンの１！１車の分野に今 や低粘度を有する油が使用することができるように非常に広い粘度範囲に成し遂 げられる。その上本発明の潤滑剤及び潤滑剤濃縮物の熱安定性は、ジーゼルエン ジン及び航空機のタービンのような思い運転温度にざらされる潤滑場所に使用す ることを可能にする。

本発明の好ましい実施態様に従って潤滑剤又は潤滑剤濃縮物は化合物（ｂ）とし て、その水Ｉ！基が６〜１８個の炭素原子、好ましくは６〜１２個の炭素原子、 特に８〜１２個の炭素原子を有する直鎖又は有枝アルキル、アラルキル又はアリ ール基によってエーテル化又はエトキシエーテル化されるモノ−、シー又はトリ ペンタエリスリトールを含有する。

本発明のさらに好ましい実施態様に従って成分（ｂ）としてペンタエリスリトー ルのモノ−、ジー又はテトラエーテルを含有する。

本発明の好ましい実施ＭｔｊＩＬに従って本発明の潤滑剤又は潤滑剤濃縮物はそ の上に少なくとも１個の遊離水酸基を有する化合物を含有する。

本発明の好ましい実７［様に従って１ｆ１８を剤又は潤滑剤濃縮物は鉱油及び／ 又は合成油の重量を基準にして０．１〜４０１１１％、好ましくは０．１〜２Ｏ ｆｆｉ量％、特に１〜１２重蓋％、特別に２〜６重量％の成分（ｂ）を含有する 。

本発明のさらにまた好ましい実施態様に従って、本発明の潤滑剤又は潤滑剤濃縮 物は成分（ｂ）としてモノ−１ジー又はトリペンタエリスリトールのエーテル誘 導体及び／又はエトキシル化エーテル誘導体及び／又はテロメル酸ペンタエリス リトールエーテル又はそのエトキシル誘導体を含有する。

本発明の潤滑剤又は潤滑剤濃縮物は２０℃で１．０ｉＰａ、ｓ　〜２０℃で２・ １０６１Ｐａ、Ｓの範囲の粘ｍヲ有ｙる好ましくはビート油、天然油及び／又は 合成油を基油として含有する。特に好ましくは天然油として２０℃で１、０＋ｓ Ｐａ、ｓ　〜５０”Ｃｒ５４０ｓＰａ、ｓ　（７）粘１１ｊＬ６ｍ油の使用、及 び芳香族又は脂肪族ジカルボン酸、特にポリ−α−オレフィン−ジカルボン酸エ ステル、特別に１０００〜３０００の範囲内の分子量を有するーブチルエステル の使用、好ましくはフタル酸ジイソデシルエステル、トリメチルアジピン酸ジデ シルエステル及びセバシン酸ジオクチルエステル、１０００〜１０００００の分 子量及び１００℃で２００〜４３０００ｒＡＰａ、ｓの粘度を有するポリイソブ チレン、１００℃で１０００ｍＰａ、ｓの粘度を有するポリメタクリレート、１ ００℃で５〜６０ｍＰａ、ｓの粘度を有する水に不溶性のポリグリコール、５０ ℃より高い引火点と２０℃で１．ＱａＰａ、ｓ〜２０℃で２００００００ｍＰａ 、ｓの範囲の粘度を有するイソパラフィン油及び／又はアルキルベンゼン、及び テロメル酸エステル、好ましくはネオペンチルグリコール及び／又はテロメル酸 のトリメチルロールプロパンエステルの使用である。

その上の添加剤として本発明の潤滑剤又は潤滑剤濃縮物は好ましくは硫黄含有物 質、特にチアゾール、少なくとも１個の金属ジアルキルジチオカルバメート及び ／又は金属ジアルキルジチオフォスフアート及び／又はリン含有物質、特に有機 ホスファイト、好ましくはジアルキルアリールホスファイト、特別にジデシルフ ェニルホスファイト又はジドデシルフェニルホスファイト及び／又は金属ジアル キルジチオフォスフアートを含有する。

硫黄含有物質は好ましくは本発明の潤滑剤又は潤滑剤濃縮物中に０．５〜１０重 量％、特に１〜３重量％の盪で含有され、その上リン含有物質を好ましくは０． １〜１０重量％、特に０．１〜５重量％、特別に０．５〜２重量％の量で含有す る。

本発明のさらに好ましい実施態様に従って潤滑剤又は潤滑剤濃縮物は通常の酸化 防止剤、金属失活剤、洗浄剤、分散剤、消泡剤及び／又は粘度指数改善剤を含有 することができる。

本発明の添加剤は単一化合物として又は基Ｗ媒質（基油又は！！礎脂肪）に対し て濃縮物として組成物の形で上述の量を添加することが可能である。

本発明のその上の特長及び利点は本発明の以下の記述かられかるであろう。

分子中に少なくとも１ｍの第４級炭素原子を有し本発明によって好ましく使用さ れるポリエーテル化合物は以下の群の化合物を含むことができる。

ａ）゛モノー、ジー及びトリペンタエリスリトールエーテル及びそれらのエトキ シル化エーテル誘導体。基本的モノ−及びジペンタエリスリトールは以下の構造 を有し、モノペンタエリスリトール ジペンタエリスリトール ただし水ｉ＊ｍは部分的に又は完全にエーテル化され、そしてそのエーテル基は ６〜１８個、好ましくは８〜１２個の炭素原子を有する直鎖又は分校アルキル、 アラルキル又はアリール基を含有することが好ましい。

これらの化合物は容易に調製できまたこれらの化合物のたくさんの代表者は商業 的に入手することができる。

適切なペンタエリスリトールエーテルの例はペンタエリスリトール　モノヘキシ ルエーテル、ペンタエリスリトール　モノオクチルエーテル、ペンタエリスリト ールモノノニルエーテル、ペンタエリスリトール　モノデシルエーテル、ペンタ エリスリトール　モノドデシルエーテル、ペンタエリスリトール　モノミリスチ ルエーテル、ペンタエリスリトール　モノヘキサデシルエーテル、ペンタエリス リトール　モノステアリルエーテル、ペンタエリスリトール　モノオレイルエー テル、ペンタエリスリトール　モノイソステアリル−及び−イソパルミチン酸エ ーテル；ペンタエリスリトールの相当するジヘキシルー、ジオクチル−、ジノニ ル−、ジデシル−、ジドデシル−、シミリスチル−、ジヘキサデシルー、ジステ アリル−、ジオレイル−、ジイソステアリル−及びジイソパルミチン酸エーテル ：ペンタエリスリトールの相当するトリへキシル−、トリオクチル−、トリノニ ル−、トリデシル−、トリドデシル−、トリミリスチル−、トリヘキサデシル− 、トリステアリル−、トリオレイル−、トリイソステアリル−及びトリイソパル ミチン酸エーテルだけでなくペンタエリスリトールの相当するテトラヘキシル− 、テトラオクチル−、テトラノニル−、テトラデシル−、テトラドデシル−、テ トラミリスチル−、テトラヘキサデシル−、テトラステアリル−、テトラオレイ ル−、テトライソステアリル−及びテトライソパルミチン酸エーテルである。

ｂ）次の骨格を持つペンタエリスリトールテＯメル酸誘導体： 式中Ｔはテロマーであり ＲはＴ又はアルキルである。

テＯメル酸は比較的高い分子量を有して長鎖星状分子構造を有する化合物であり 、それは通例の方法でエーテル化することができてそのエーテルは価値のある潤 滑剤である（アクゾ　ケミストリー社の市販製品ＫＯｒｔａＣｉｄ■）。

本発明によって使用することができる鉱油は、２０℃で１．　ＱｍＰａ、ｓの粘 度を有するイソパラフィン油から２０℃で１２ｓｐａ、ｓの粘度を有する薄いス ピンドル油を越えて高粘稠なブライトストック（ｂｒｉｇｈｔｓｔｏｃｋ　）及 び５０℃で５４０■Ｐａ、　ｓの粘度を有するシリンダー油に至るすべての通例 の鉱油である。

本発明によって使用できる合成油の多くは、たとえばＢＰ社から商号″Ｈｙｖｉ ｓ　１０”　（１００℃で２００ｍＰａ、　ｓの粘度を有するポリイソブチレン ）　、”　Ｈｙｖｉｓ　２００”　（１００℃で４３００１１Ｐａ、Ｓの粘度を 有１ル、！？’Ｊイソブチレン）及び′″Ｈｙｖｉｓ　２０００”（１００℃で ４３０００ｓＰａ、ｓの粘度を有するポリイソブチレン）のもとで商業的に入手 できる。１００℃で１０００　ｍＰａ、ｓの粘度を有するレーム（Ｒ６ｈａ）社 のＶｉｓｃｏｐｌｅｘ　４−９５（ポリメタクリレート）、ユニオンカーバイド 社の１００℃で５　、７　ｇａＰａ、ｓの粘度を有する１ｌｃｏｌｕｂ　Ｎ　９ ．１００℃ｒ５．７ｍＰａ、ｓの粘度を有するＵｃｏｌｕｂ　Ｎ　３６　Ａ　。

１００℃で５５ｍＰａ、ｓの粘度を有するＵｃｏｌｕｂ　Ｎ　３６　Ａ、１００ ℃で５５　ｓｐａ、ｓの粘度をＵｃｏｌｕｂ　Ｎ１２０Ａ　（コれらのすべては 水°に不溶性のポリグリコールである）だけでなく２０℃で１．□ｓｐａ、ｓの 粘度を有するエッソ社の’　ｌ５ｏｐａｒ　Ｊ”　（イソパラフィン油）も商業 的に入手可能である。

本発明に従って使用できるリン含有化合物は下式の有機リン化合物であり 式中Ｒはそれぞれ６〜１２個の炭素原子を有する直鎖又は有枝又は環式アルキル 基、又は１〜６個の炭素原子を有する低級アルキル基によって〇−又はＰ−位置 でＭ換されたフェニル基である。

上記の式を有する有機化合物の好ましい例はモノデシル−ジフェニルホスファイ ト、ジデシルフェニルホスファイト、トリフェニルホスファイト、ジオクチル− フェニルホスファイト、ジヘキシルーフェニルーホスファイト、ジイソデシル− フェニル−ボスファイト、ジイソオクチル−フェニル−ホスファイト、ジデシル −〇−メチルーフェニルホスファイト及びジデシル−Ｐ−メチルフェニルホスフ ァイトである。

硫黄含有物質として本発明に使用できる金属ジアルキルジチオカルバメートは５ 式の化合物であり式中Ｍｅは銅（ＣＬＩ）、銀（Ａにｌ）、亜鉛（Ｚｎ）、カド ミウム（Ｃｄ）、チタン（Ｔ　ｉ　）　、ホウ素（Ｂ）、ジルコン（Ｚｒ）、ス ズ（Ｓｎ）、鉛（Ｐｂ）、バナジウム（Ｖ）、タンタル（Ｔａ）、アンチモン（ ｓｂ）、クロム（Ｃｒ）、モリブデン（Ｍｏ）、タングステン（Ｗ）、マンガン （Ｍｎ）、コバルト（Ｇｏ）、及びニッケル（Ｎｉ）からなる群から選ばれた金 属であり、好ましくはホウ素（Ｂ）、ニッケル（Ｎｉ＞、コバルト（Ｃｏ）又は モリブデン（ＭＯ）である。

リン含有物質のみならず硫黄含有物質として本発明に使用できる金属ジアルキル ジチオホスファートは下式の化合物であり 式中Ｍｅは銅（ＣＵ）、銀（Ａｇ）、亜鉛（Ｚｎ＞、カドミウム（Ｃｄ）、チタ ン（Ｔ　ｉ　）　、ホウ素（Ｂ）、ジルコン（Ｚｒ）、スズ（Ｓｎ）、鉛（Ｐｂ ）、バナジウム（Ｖ）、タンタル（Ｔａ）、アンチモン（Ｓｂ）、クロム（Ｏｒ ）、モリブデン（ＭＯ）、タングステン（Ｗ）、マンガン（Ｍｎ）、コバルト（ Ｇｏ）、及びニッケル（Ｎｉ）からなる群から選ばれた金属であり、好ましｋは 亜鉛（Ｚｎ）、ニッケル（Ｎｉ＞、チタン（Ｔ　＋　＞　、バナジウム（Ｖ）、 モリブデン（ＭＯ）、タングステン（Ｗ）及びマンガン（Ｍｎ）である。

上述の金属ジアルキルジチオカルバメート及び金属ジアルキルジチオホスファー トは、指命した金属塩が市販の基油になお溶解するように、おのおのは好ましく は４〜８個の炭素原子を含有する。特に都合のよいアルキル基の例はｎ−１１− 及びｔｅｒｔ−ブチル基、ｎ−及びｉ−アミル基、ｎ−及び１−ヘキシル基、ｎ −及びｉ−ヘプチル基及び２−エチルヘキシル基である。特別に好ましいものは ｉ−ブチル基、ｎ−及びｉ−７ミル基及び２−エチルヘキシル基である。

本発明によって有利に使用することができる金属ジアルキルジチオカルバメート の例は以下のものである：ｔｉ４−ジアルキルジチオカルバメート及び銅−ビス −ジアルキルジチオカルバメート、銀−ジアルキルジチオカルバメート、亜鉛− 及びカドミウム−ごスージアルキルジチオ力ルバメート、ホウ素−トリスジアル キルジチオカルバメート、同様にスズ−及び鉛−ビス−ジアルキルジチオカルバ メート、アンチモン−、バナジウム−、タンタル−トリス−ジアルキルジチオカ ルバメートキス−、及び−ペンタキスジアルキルジチオカルバメート、同様にそ の中のこれらの金属が混合した酸化度で存在するジアルキルジチオカルバメート ：クロム−ビス−、クロム−トリス、クロム−テトラキス、及びクロム−ヘキサ キスジアルキルチオカルバメート、モリブデン−、及びタングステン−テトラキ ス−、−へキサキス−、及び−オキシビス−及びーオキシテトラキスジアルキル ジチオカルバメート、マンガン−ビス−、−トリス−、−テトラキス−及び−へ キサキスジアルキルジチオカルバメート、及びコバルト−及びニッケルービス− 及び−トリスジアルキルジチオカルバメート。

これらの化合物の中でホウ素−トリスジアルキルジチオカルバメート、ニッケル ートリスジアルキルジチオカルバメート、モリブデン−テトラキス−及びモリブ デン−オキシテトラキスジアルキルジチオカルバメート、マンガン−、バナジウ ム−１及びタングステン−テトラキスジアルキルジチオカルバメートが特に好ま しい。

本発明によって有利に使用することができる金属ジアルキルホスファートは金属 ジアルキルジチオカルバメートに対して上記に一覧表にしたように同じ酸化度の 同じ金属のジアルキルジチオホスファ−トである。

特に都合よいものは亜鉛−ビスジアルキルジチオホスファート、ニッケルービス −及び−トリスジアルキルジチオホスファート、チタン−及びバナジウムーテト ラキスジアルキルジチオホスファート、モリブデン−及びタングステンーテトラ キスアルキルジチオホスファート及びモリブデン−及びタングステンーオキシテ トラキスジアルキルジチオホスファートである。

本発明によって使用される金属ジアルキルジチオカルバメートの特に好ましい見 本は、ホウ素−トリスジイソブチルジチオカルバメート、ホウ素−トリスジー２ −エチルへキシルジチオカルバメート、ニッケルートリスジイソブチルジチオカ ルバメート、ニッケルートリスシアミルジチオカルバメート、ニッケルートリス ジー２−エチルヘキシルジチオカルバメート キスジー２−エチルへキシルジチオカルバメート、モリブデン−オキシテトラキ スジー２−エチルへキシルジチオカルバメート、マンガン−、バナジウム−及び タングステン−テトラキス−２−エチルヘキシルジチオカルバメート ルバメートである。

本発明によって使用される金属ジアルキルジチオホスフェートの特に好ましい見 本は亜鉛−ビス−ジー２−エチルへキシルジチオホスファート、ニッケルービス −及び−トリスジー２−エチルへキシルジチオホスフアート、マンガン−、チタ ン−及びバナジウム−テトラキスジー２−エチルへキシルジチオホスファート、 同様にモリブデン−及びタングステン−テトラキス−及びモリブデン−及びタン グステン−オキシテトラキスジー２−エチルへキシルジチオホスファ−トである 。

本発明は以下の実施例を使用してより詳細に説明されるが、これに限定されもの ではない。

以下の実施例において市販の潤滑油及び潤滑脂肪は、それぞれ以下の組成を持つ ものが使用され、そしてそれらは一方において本発明の潤滑剤濃縮物を含有する もの他方においてそれを含有しないものであるが、それらの潤滑性に関して比較 された。

各実施例において得た結果は図にグラフ状に描写する。

試験を実行するために直径２３ａｍ厚さ１０ａｗ＋の精製された鋼製の円板が使 用され、その表面に試験されるべき各潤滑剤又は潤滑剤濃縮物の一滴を塗布した 。潤滑剤又は潤滑剤濃縮物の滴が置かれた領域の上に、金属板の表面上にその荷 重が圧力を及ぼすために、直径１０履の同じＮ製された鋼製の球を置いた。金属 球は圧力下に６０〜１８０分間１履の振幅にわたって５ＱＨｚの頻度で金属板の 表面を動きそして逆もどりした。試験の間じゆう負荷領域内の荷重は５０〜３０ ＯＮに変動し、温度は５０〜１５０℃に変化した（Ｏｐｔｉｇａｏｌ　ＧｍｂＨ 商会によって世界的に販売されているＳＲＶ　（振動−Ｗｌ擦−摩耗）装置）。

球の発振方向に対角線の試験期間内の金属板の表面と負荷する球の間の摩擦のた めに生じた摩耗−プロフィールは適切な記録装置によって記録した。下記に示す 図が得られ、縦座標に、摩耗の高さは金属板の表面のプロフィールの最高点と最 低点との間の差として、さらにまた横座標上に金属板の表面の走査範囲を描く。

以下の図において縦座標のプロフィールの１０の深さは金属板の表面のプロフィ ールの１μｍの本当の深さに相当する。だが一方実施例２の図Ｂ′においては走 査装置は図のプロフィールの１ｃｘの深さが板の表面のプロフィールの２．５μ ｍの本当の深さに相当するように弱められた。

図は同一条件のもとに記録された（球のＭ重５０〜３０ＯＮ，ＩＩ頻度５０１（ ｚ，２度５０〜１５０℃、摩擦振幅１履、試験時１ｉｆｆｉ１〜３時間）。

以下の図に示した１１！擦係数（ＲＫＩｌａｘ−最大摩擦係数：ＲＫｄ−摩擦係 数曲線の９８％にわたる平均＊擦傷数）は上記のＳＲＶ装置を使用して測定した 。別のやり方で述べないかぎりすべての試験において、本発明のＩＩＩＷ４剤澹 縮物として以下の組成を有する製品を使用した２５０％　第４級炭素原子を有す るＣ１。〜Ｃ１８ペンタエリスリトールエーテル ２０％　αオレフインエステルの共重゛合体９、５％　トリメチルアジピン酸ジ デシルエステル２、５％　ジアルキルアリールホスファイト９％　金属ジアルキ ルジチオホスファ−トリスジアルキルジチオカルバメート ７％　チアゾール誘導体 ２％　酸化防止剤として立体障害フェノール実施例１ ５０℃で２　２　０　０　ｓＰａ．ｓの粘度を有し、下記（７）Ｉｌｆ成ヲ有す る高粘稠潤滑油を：Ｉ製し試験したニトリメチルアジピン酸ジデシルエステル　 ３４％ポリイソブチレン（４３０００ｍＰａ．ｓ　／１　００℃）３２％ Ｉ！潤滑剤伴物質　６％ 本発明の潤滑剤濃縮物　２８％ 比較製品においては本発明の潤滑剤濃縮物は除外した。

両製品は同一条件のもとて温度１５０℃、荷重２００Ｎで１時間試験した。＊ら れた結果を下記の図Ａ（本発明による）及びＡ’　（現在の技術水準による）に グラフ状に描く。

図Ａ Ｒ，ｒＡａｘ　−Ｑ、１２６ ＲＫｄ　−０，０４９ 図Ａ′ ＲＫｗａｘ　−０，１４５ ＲＫ（１−０，０８８ 本発明の潤滑剤濃縮物の添加は１．１３μｍ（２回の測定の平均）のプロフィー ルの深さを導く。本発明の潤滑剤濃縮物の添加なしで１．６８μｍ（２回の測定 の平均）のプロフィールの深さが得られた。

友亙旦ユ ５０℃で１９０〜２００■ｐａ、ｓの粘度を為し、下記の組成を有する中程度の 粘稠さの江清油を調製し試験した：重合体のα−オレフィンエステル　１・２％ トリメチルアジピン酸ジデシルエステル　３６％ポリイソブチレン（４３０００ ｉＰａ、ｓ／１００℃）１８％ 潤滑剤同伴物質　６％ 本発明の潤滑剤Ｓ細物　２８％ 比較製品においては本発明の潤滑剤濃縮物は除外した。

両製品は同一条件のもとて温度１５０℃、荷重２０ＯＮで１時間試験した。得ら れた結果は下記の図Ｂ（本発明による）及びＢ’　（現在の技術水準による）に グラフ状に描く。

図Ｂ ＲＫｗａｘ　−０，１３７ ＲＫｄ　−０，０５３ 図Ｂ′ Ｒ，１ａｘ−０，１２８ ＲＫｄ　−０，０９８ 本発明の潤滑剤濃縮物の添加は０．９０μｍ（２回の測定の平均）のプロフィー ルの深さを導いた。本発明のｍ８９剤濃縮物の添加なしで１３．９８μｍ（２回 の測定の平均）のプロフィールの深さが得られた。

哀ｌ璽ユ ５０℃で１２０〜１５０ｉＰａ、ｓの粘度を有し、下記ノ組成を有する中間の粘 稠ざのＨＷ！油を調製し′ｉＸ験した：高粘稠のα−オレフィンエステル共重合 体　４％中間の粘稠さのα−オレフィンエステル重合体　１２％トリメチルアジ ピン酸ジデシルエステル　３４％Ｍ’）イソ７チレン（２００＋＋Ｐａ、ｓ　／ １００’Ｃ）　１２％潤滑剤同伴物質　６％ 本発明の潤滑剤濃縮物　３２％ 比較製品においては本発明の潤滑剤濃縮物は除外した。

両製品は同一の条件のもとで温度１５０”Ｃ１荷ｆ１２０ＯＮで１時間試験した 。得られた結果は下記の図Ｃ（本発明による）及びＣ’　（現在の技術水準によ る）にグラフ状に描く。

因Ｃ ＲＫｄ　−０，０４８ 図Ｃ′ ＲＫｗａｘ　−０，１４８ ＲＫｄ　−０，１３５ 本発明の潤滑剤Ｓ編物の添加は１．０３μｍ（２回の測定の平均）のプロフィー ルの深さを引き起こした。本発明の潤滑剤濃縮物の添加なしで３．４８μｍ（２ 回の絹定の平均）のプロフィールの深さが得られた。

友ｉ亘Ａ ５０℃で１５０００ｉＰａ、ｓの粘度を有し、下記ノ組成を有する高粘稠粘着性 の高温潤滑油をＥｌ製して試験したニトリメチルアジピン酸ジデシルエステル　 ２９％ポリイソブチレン（４３０００ｍＰａ、ｓ　／１００℃）５２％ 本発明の潤滑剤濃縮物　１９％ 比較製品においては本発明の潤滑剤′ａ！物は除外した。

両製品は同一条件のもとて温度１５０℃、荷重２０ＯＮでｉｏ！１間試験した。

得られた結果は下記の図Ｄ（本発明による）及ＵＤ’　（現在のａ術水準による ）にグラフ状に描く。

図り 図Ｄ′ 本発明の潤滑剤２ｉＩｔＸＢ物の添加は０．８μｍ（３回の測定の平均）のプロ フィールの深さを引き起こした。本発明の潤滑剤濃縮物の添加なしで１．５７μ ｍ（２回の測定の平均）のプロフィールの深さが得られた。

高機械効率の歯車油５ＡＥ８５／９０は１０重量％のモノペンタエリスリトール テトラエステルからなる本発明の添加剤を含めて、及び添加剤なしで試験した。

両製品は同一条件のもとて温度９０’Ｃ１荷重２０ＯＮで１時間試験した。得ら れた結果は下記の図Ｅ（本発明による）及びＥ’　（現在の技術水準による）に グラフ状図Ｅ ＲＫ　ｗａｘ　−０−１１３ 図Ｅ′ ＲＫｌａＸ　ｍＱ、　’＋　１２ 本発明の潤滑剤濃縮物の添加は０．８５μｍ（２回の測定の平均）のプロフィー ルの深さを引き起こした。本発明の添加剤の添加なしで１．０２μｍ（２回の測 定の平均）のプロフィールの深さが得られた。

下記の組成を有する高機械効率の歯車及び同調継手用の多目的潤滑剤用潤ＷＩ脂 肪が調製されて試験された：鉱油　７０％ ステアリン酸リチウムに基礎を置くフンシスチンシー改良剤　９％ 本発明のコ滑剤′ｆａｌａ物　２１％。

比較製品に６いては本発明の潤滑剤濃縮物は３重量％の二硫化モリブデン／黒鉛 混合物でコ換された。

両製品は同一条件のもので温度５０℃、荷重３０ＯＮで３時間試験した。得られ た結果は下記の図（本発明による）及びＦ’　（１２在の技術水準による）にグ ラフ状に図Ｆ ＲＫｄ　−０，０９５ 図Ｆ′ ＲＫｗａｘ　−０，１７７ ＲＫｄ　−０，１５０ 本発明の潤滑剤ｓｗＡ物の添加は０．９５μｍ（３回の測定の平均）のプロフィ ールの深さを引き起こすが、一方比較添加剤混合物の添加は１．６３μｍ（３回 の測定の平均）のプロフィールの深さを引き起こす。

本発明は好ましい実！ｉ！態様を参照して詳細に説明され　゛たが、しかしなが らそれに限定されるものでなくて、本発明の範囲を越えることなく、専門家にと って明白な方法で多くの点で改変し修整できることは明らかである。

手続補正書（自発） 平底 −１１年　３月１５日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．鉱油及び／又は合成油に基礎を置く潤滑剤又は潤滑剤濃縮物であつて ａ）基油として１種又はそれ以上の鉱油及び／又は合成油、並びに ｂ）その分子中に少なくとも１個のエーテル結合だけでなく少なくとも１個の第 ４級炭素原子を有し、そして少なくとも０．９００の密度ｄ２０及び少なくとも ３５０Ｋｃａｌ／ｋｇのエンタルピーＨを有する少なくとも１種類の４価〜８価 のアルコール、ｃ）少なくとも１種類の不斉有機金属化合物、ｄ）少なくとも１ 種類のリン含有物質、ｅ）少なくとも１種類の硫黄含有物質及びｆ）さらにまた 通常の添加剤 を含有することを特徴とする潤滑剤又は潤滑剤濃縮物。 ２．成分（ｂ）としてそのアルコール性水酸基が６〜１８、好ましくは６〜１２ 、特に８〜１２個の炭素原子を有する直鎖又は有枝アルキル、アラルキル又はア リール基でエーテル化又はエトキシエーテル化されるモノ−、ジ−又はトリペン タエリスリトールを含有することを特徴とする請求の範囲第１項記載の潤滑剤又 は潤滑剤濃縮物。 ３．成分（ｂ）としてペンタエリスリトールのモノ−、ジ−、トリ−又はテトラ エーテルを含有することを特徴とする請求の範囲第１項又は第２項記載の潤滑剤 又は潤滑剤濃縮物。 ４．その上に少なくとも１個の遊離水酸基を有する成分を含有することを特徴と する請求の範囲第１項〜第３項のいずれかに記載の潤滑剤又は潤滑剤濃縮物。 ５．鉱油及び／又は合成油の重量を基準にして０．１〜４０重量％、好ましくは ０．１〜２０重量％、特に１〜１２重量％、特別に２〜６重量％の成分（ｂ）を 含有することを特徴とする請求の範囲第１項〜第４項のいずれかに記載の潤滑剤 又は潤滑剤濃縮物。 ６．成分（ｃ）として少なくとも１種類の金属ジアルキルジチオカルバメート及 び／又は少なくとも１種類の金属ジアルキルジチオホスフアートを含有すること を特徴とする請求の範囲第１項〜第５項のいずれかに記載の潤滑剤又は潤滑剤濃 縮物。 ７．成分（ｃ）として金属ホウ素、ニツケル、コバルト及びモリブデンの少なく とも１種類のジアルキルジチオカルバメート及び／又はアルキル基中に４〜８個 の炭素原子を有する金属亜鉛、ニツケル、モリブデン、タングステン、チタン、 バナジウム及びマンガンの少なくとも１種類のジアルキルジチオホスフアートを 含有することを特徴とする請求の範囲第６項記載の潤滑剤又は潤滑剤濃縮物。 ８．金属ジアルキルジチオカルバメートとしてニツケルトリスジイソブチルジチ オカルバメート、ニツケルトリスジアミルジチオカルバメート及び／又はニツケ ルトリスジ−２−エチルヘキシルジチオカルバメートと組み有つてホウ素トリス ジイソブチルジチオカルバメート及び／又はホウ素トリスジ−２−エチルヘキシ ルジチオカルバメート及び／又は金属ジアルキルジチオホスフアートとして亜鉛 ビスジ−２−エチルヘキシルジチオホスフアート、ニツケルトリスジ−２−エチ ルヘキシルジチオホスフアート、チタンテトラキスシ−２−エチルヘキシルジチ オホスフアート、バナジウムテトラキスジ−２−エチルヘキシルジチオホスフア ート、モリブデンテトラキスー又はモリブデンオキシテトラキスジ−２−エチル ヘキシルジチオホスフアート、タングステンテトラキスー又はタングステンオキ シテトラキスジ−２−エチルヘキシルジチオホスフアートを含有することを特徴 とする請求の範囲第７項記載の潤滑剤又は潤滑剤濃縮物。 ９．０．１〜１０重量％、好ましくは０．１〜５重量％、特に０．１〜３重量％ の成分（ｃ）を含有することを特徴とする請求の範囲第１項〜第８項のいずれか に記載の潤滑剤又は潤滑剤濃縮物。 １０．成分（ｄ）として有機リン化合物、好ましくはジアルキルアリールホスフ アイト、モノアルキルジアリールホスフアイト、トリアリール−又はトリアルキ ルホスフアイト（但しアルキル基は直鎖、有枝又は環式でありそして好ましくは ８〜１２個の炭素原子を含有し、そしてアリール基は好ましくは１〜６個の炭素 原子を有するアルキル基によつてＯ−又はＰ−位置で置換されたフエニル基であ り、特にジデシルフエニルホスフアイト又はジドデシルフエニルホスフアイトで ある）を含有することを特徴とする請求の範囲第１項〜第９項のいずれかに記載 の潤滑剤又は潤滑剤濃縮物。 １１．０．１〜５重量％、好ましくは０．５〜２重量％の成分（ｄ）を含有する ことを特徴とする請求の範囲第１項〜第１０項のいずれかに記載の潤滑剤又は潤 滑剤濃縮物。 １２．成分（ｅ）としてチアゾールを含有することを特徴とする請求の範囲第１ 項〜第１１項のいずれかに記載の潤滑剤又は潤滑剤濃縮物。 １３．０．５〜１０重量％、好ましくは０．１〜３重量％の成分（ｅ）を含有す ることを特徴とする請求の範囲第１項〜第１２項のいずれかに記載の潤滑剤又は 潤滑剤濃縮物。 １４．２０℃で１．０ｍｐａ．ｓ〜２０℃で２・１０６ｍｐａ．ｓの範囲内の粘 度を有するビート油、天然油及び／又は合成油を成分（ａ）として含有すること を特徴とする請求の範囲第１項〜第１３項のいずれかに記載の潤滑剤又は潤滑剤 濃縮物。 １５．天然油として２０℃で１．０ｍｐａ．ｓ〜５０℃で５４０ｍｐａ．ｓの粘 度を有する鉱油及び／又は合成油として１０００〜３０００の範囲内の分子量を 有する芳香族又は脂肪族ジカルボン酸エステル、特にポリ−α−オレフイン−ジ カルボン酸エステル、特別に−ブチルエステル、好ましくはフタル酸ジイソデシ ルエステル、トリメチルアジピン酸ジデシルエステル及びセバシン酸ジオクチル エステル、１０００〜１０００００の分子量及び１００℃で２００〜４３０００ ｍｐａ．ｓの粘度を有するポリイソブチレン、１００℃で１０００ｍｐａ．ｓの 粘度を有するポリメタクリレート、１００℃で５〜６０ｍｐａ．ｓの粘度を有す る非水溶性のポリグリコール、５０℃より高い引火点及び２０℃で１．０ｍｐａ ．ｓ〜２０℃で２００００００ｍｐａ．ｓの範囲内の粘度を有するイソパラフィ ン油及び／又はアルキルベンゼン、好ましくはテロメル酸のネオベンチルグリコ ールエステル又はトリメチロールプロパンエステルを含有することを特徴とする 請求の範囲第１４項記載の潤滑剤又は潤滑剤濃縮物。 １６．成分（ｆ）として１種類又はそれ以上の酸化防止剤、金属不活性剤、洗浄 剤、分数剤、消泡剤及び／又は粘度指数向上剤を含有することを特徴とする請求 の範囲第１項〜第１５項のいずれかに記載の潤滑剤又は潤滑剤濃縮物。